ecサイトやネットショップを作成したいものの、どのようなサービスを利用しようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。ecサイトサービスにはいくつか種類があり、費用や使い勝手、サポートなどは様々です。この記事では、ecサイト構築サービスをタイプ別に比較しています。サービスの選び方にも触れているので、ぜひ参考にしてみてください。
メルカリShopsならかんたんでお得にネットショップを開設できる!


ecサイトを作成できるサービスが増えていますが、はじめての方にとっては本当に作成できるのか不安な方も多いのではないでしょうか。そのような方におすすめしたいのがメルカリShopsです。
メルカリShopsは、メルカリが展開するネットショップ構築サービスで、フリマアプリ「メルカリ」のアカウントさえあれば誰でもかんたんに自分のお店をネットに開設できます。具体的な方法は後述しますが、フリマアプリ「メルカリ」を使っている方もそうでない方もすぐに開設できるので、初心者の方もあんしんです。かんたんにネットショップを開きたい、使いやすいサービスを利用したいという方は、ぜひメルカリShopsの利用を検討してみてください。
ecサイトを作る前に知っておきたい5つの方法


ecサイトを作る前に知っておきたいのは、いくつかあるecサイトのタイプです。タイプによって特徴があるので、自分に合ったタイプを知る必要があります。ここでは、以下の5つのタイプについての特徴を見ていきましょう。
- モール型
- ASP型
- オープンソース型
- パッケージ型
- フルスクラッチ型
モール型
モール型とは、様々なショップが集まっているサービスのことを言います。メルカリShopsのように、モール内に商品を出品したり、店舗ページを作成したりすることが可能です。すでにサイトができあがっているので、自分でサイトを立ち上げなくてもすぐにショップ運営を始められます。モールの認知度が高ければ集客の手間が少なく、決済サービスも別途用意する必要がありません。
ASP型
ASPとは、Application Service Providerの略称です。ASPカートと呼ばれることもあり、URLを取得して自分のecサイトを作成できます。一から作成しないといけないわけではなく、ページデザインや機能などはすでに完成されたものの中から選ぶことが可能です。
そのため、完全にオリジナルにはできないものの、用意されたデザインや機能を組み合わせることで、外観や機能にこだわったecサイトを作成できます。ASP型のecサイト構築サービスには無料で提供されているものもあり、初期費用や維持費用を抑えやすいのも魅力です。
ただし、オプション機能を追加すると料金が高くなったり、決済手数料が高めに設定されていたりする場合もあるため、注意が必要です。
オープンソース型
オープンソース型とは、自由に利用できるソースコードを活用して、ecサイトを作成する方法です。ソースコードとは、ecサイトのデザインや機能を組み込むためのコードのことで、インストールすることでecサイトに反映できます。
外部に公開されているソースコードは無料で利用できるので、ecサイトの作成・運営費用を抑えられるのが嬉しいポイントです。ソースコード次第でカスタマイズも自在なので、オリジナリティのあるサイト作成を実現できます。
ただし、ソースコードを適切に扱うためには、ある程度のWeb制作のスキルが必要です。質の高いecサイトをつくることは初心者には難しいでしょう。オープンソースはセキュリティ面に不安があるので、予期せぬトラブルにも注意が必要です。
パッケージ型
パッケージ型は、CMSとも呼ばれ、あらかじめ用意された機能を活用してecサイトを構築する方法です。ecサイトの土台ははじめからあり、必要な機能やデザインなどを追加することで、独自のecサイトを作成できます。デザインの選択肢が幅広いため、商品に合わせたり、自分の好きなテイストにすることが可能な点がメリットです。
ecサイトの作成はかんたんですが、レンタルサーバーの契約やパッケージのインストールなどの準備に手間がかかります。バージョンアップやカスタマイズなども自分で行う必要があるので、運用にも注意が必要です。
フルスクラッチ型
フルスクラッチ型は、プログラミングから自分で行う方法です。プログラミングの知識やスキルがあれば、自分好みのecサイトを一から作り上げることができます。
自力でできない場合はプロに依頼することもできますが、費用は他の方法に比べて高価になりがちです。初心者がecサイトを開設する方法として、フルスクラッチは技術面やコスト面で難易度が高いでしょう。
ecサイト構築サービスは有料と無料で何が違う?


ecサイト構築サービスには、大きく分けて有料サービスと無料サービスの2種類があります。費用はもちろんですが、デザインや機能などに違いがあるので、特徴を理解して選ばなくてはいけません。
ここでは、5つのポイントで有料サービスと無料サービスを比較していきます。
- コスト
- デザイン
- 容量
- 集客力
- サポート
コスト面
有料と無料の大きな違いは、コストです。有料のネットショップ作成サービスでは、初期費用や月額費用などの固定費に加えて、各種手数料が発生します。
一方、無料のネットショップ作成サービスは、初期費用や月額費用が発生しない場合が多いです。ただし、完全無料のサービスは少なく、販売手数料や振込手数料などのコストは発生します。
デザインの自由度
有料のネットショップ作成サービスは、デザインの自由度が高いです。多種多様なテンプレートを用意しつつ、自分好みにカスタマイズできます。
無料のネットショップ作成サービスは、無料で用意されているテンプレートから選ぶ場合がほとんどです。バリエーションは最低限で、アレンジの幅も狭くなります。
容量
容量は、商品画像や情報ファイルなどを登録するために必要になります。有料のネットショップ作成サービスの場合は、容量が大きかったり、無制限だったりするため、より多くの商品を登録できます。
一方、無料のネットショップ作成サービスは、有料よりも容量が少ない場合が多いです。取り扱う商品数に合わせて、必要な容量を見極める必要があります。
集客力
有料のネットショップ作成サービスの中には、SEOや広告など集客対策をサポートしているものがあります。既に集客力を持ったサービスもあり、スムーズにお客さまを獲得できるのが特徴です。
無料のネットショップ作成サービスは、集客サポートはあまり充実していません。基本的に自力で集客する必要があるので、初心者にとっては不安な点でしょう。
サポート
サポート面でも、無料よりも有料のネットショップ作成サービスの方が手厚い場合が多いです。ショップに担当者がついたり、セミナー動画を視聴できたりするなど、幅広いサポートを受けながら運営が可能です。
無料の場合は、最低限のサポートに留まる傾向があります。中には、コラムや動画などでサポートしていることもあるので、あらかじめサポート内容を確認しましょう。
ecサイト構築サービス比較25選【特徴・機能・料金】


ここでは、25のecサイト構築サービスをタイプ別に比較しています。サービスの特徴や機能、料金などを比べて、自分に合ったサービスを見つけてみてください。
モール型ecサイトサービス比較
ご紹介するモール型ecサイトサービスは、以下の4つです。※掲載している情報は、2023年2月現在のものです。
メルカリShops
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」アカウントを使用してネットショップを開設できるサービスです。出品した商品はメルカリアプリで表示されるため、月間2,000万人以上のお客さまが利用している「メルカリ」の高い集客力を期待できます。
お客さまとのコミュニケーションは「いいね」やショップフォロー、レビューなどで行われ、リピーターを獲得しやすい機能が揃っています。出店者サポートとして、無料で参加できるセミナーなども実施しています。
- 機能:在庫登録、種類登録、配送サービス など
- 料金:初期費用・月額費用0円、販売手数料 商品価格の10%
Amazon
Amazonは、世界的に有名なモール型ecサイトの代表格です。大手企業から中小企業、スタートアップ企業、個人事業主まで様々な方が商品を出店するプラットフォームで、世界中のお客さまをターゲットにできます。
商品をAmazonプライムの対象にすることで、配送業務の負担を軽減したり、保管・カスタマーサービス・返品を外注したり、お急ぎ便で届けたりすることが可能です。
一方で、利用コストは少々高めに設定されています。大口出品の場合は月間登録料4,900円、販売手数料8から15%です。小口出品の場合は、月間登録料は無料ですが、成約料100円/回、販売手数料8から15%が発生します。
- 機能:商品の保管・配送代行、お急ぎ便、カスタマーサービス など
- 料金:月間登録料4,900円(大口出品)、成約料100円/回(小口出品)、販売手数料8から15%
楽天市場
楽天市場は、Amazonに次いで国内トップクラスのシェアを誇るecモールです。楽天会員IDは1億2,700万を誇り、多くのユーザーが楽天市場を利用しています。
サポート体制を整えており、パートナーとしてショップ運営を助けてくれるECコンサルタント、販売ノウハウを学べる無料eラーニング講座「楽天大学」などを利用可能です。
出店プランは、「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」の3つです。最も安価な「がんばれ!プラン」でも月額出店料は19,500円と決して安くはありません。プラン共通で月額売上高の数%にあたるシステム利用料、決済サービス利用料金などが発生します。
- 機能:ECコンサルタント、楽天大学、各種運営ツール、レスポンシブデザイン など
- 料金:
がんばれ!プラン 月間出店料19,500円、システム利用料 月間売上高の3.5から7.0%
スタンダードプラン 月間出店料50,000円、システム利用料 月間売上高の2.0から4.5%
メガショッププラン 月間出店料100,000円、システム利用料 月間売上高の2.0から4.5%
プラン共通 システムサービス利用料金、決済サービス利用料金
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、Yahoo!Japanの各種サービスやソフトバンク、LINEなどグループの強みを活かした集客力が特徴のecモールです。
初期費用・月額システム利用料・売上ロイヤリティは無料となっています。ストアポイント原資やキャンペーン原資などに対しては数%の手数料が発生する仕組みです。
- 機能:分析ツール、無料電話サポート など
- 料金:初期費用・月額システム利用料・売上ロイヤリティ無料、ストアポイント原資負担1%から15%、キャンペーン原資負担1.5%、アフィリエイトパートナー報酬原資1%から50%、アフィリエイト手数料 アフィリエイトパートナー報酬原資の30%
Qoo10
Qoo10は、10代から30代の女性が多く利用しているプラットフォームです。トレンドに敏感なお客さまが多いので、流行りに合った商品を展開するショップに向いています。
サポートが手厚く、割引クーポンの発行、物流代行サービスによる配送作業の負担軽減、複数ネットショップの在庫管理など様々です。
初期費用や月額費用は0円で、販売額に応じた手数料のみが発生します。
- 機能:在庫・受注管理ツール、物流代行サービス、割引クーポン など
- 料金:カテゴリ別販売手数料6%から10%
au PAY マーケット
au PAY マーケットは、業界で初めて決済手数料込みの料金プランを提供しました。料金に決済手数料が含まれるため、費用がわかりやすくなっています。
2,500万人のauユーザーをショップに誘導しているため、高い集客力を期待できるでしょう。商品登録ツールによって他のモールで出品した商品をau PAYマーケットに一括登録できるので、乗り換えもしやすいです。
- 機能:商品登録ツール、初期設定サポート、分析、広告 など
- 料金:カテゴリ・売上に応じた手数料
ASP型ecサイトサービス比較
ここでは、4つのASP型ecサイトサービスを比較していきましょう。※掲載している情報は、2023年2月現在のものです。
カラーミーショップ
カラーミーショップは、GMOペパボが提供しているネットショップ作成サービスです。80種類以上のテンプレートを用意し、テンプレートを選ぶだけでかんたんにネットショップを作成できます。クレジットカードやコンビニ払いなど決済手段の設定は、最短翌日に審査が完了するのも特徴です。
料金プランは、フリー、レギュラー、ラージ、プレミアムに分かれています。フリーであれば、容量や登録画像数に制限がありますが、月額費用無料で利用可能です。
- 機能:ショップ作成機能、商品準備機能・サポート、配送サポート、集客、分析、販促 など
- 料金:
フリー月額費用0円
レギュラー月額費用4,950円
ラージ月額費用9,595円
プレミアム月額費用39,600円
BASE
BASEは、約170万ものショップが利用しているネットショップ作成サービスです。ファッションや食品などジャンルに対応したテンプレートを備え、自分好みにカスタマイズすることもできます。
一部有料の機能もありますが、やりたいことに合わせて後から機能を追加可能です。ノウハウサポート、ブランディングサポート、チャットサポートなど、各種サポートも提供しています。
- 機能:各種アプリ連携、BASEかんたん決済、各種サポート
- 料金:無料
STORES
STORESでは、ネットショップ開設サービスに加えて、ネット予約システムやキャッシュレス決済、POSレジなど幅広いサービスを展開しています。
ネットショップ開設サービスでは、パソコンとスマホからショップをデザインできます。機能面はシンプルさにこだわり、必要な機能をかんたんに使いこなせる仕組みが特徴です。
- 機能:SNS連携、予約販売、顧客管理、定期販売、アクセス解析、電子チケット など
- 料金:
フリープラン 月額料金0円 決済手数料5%、
スタンダードプラン 月額料金2,178円(初月0円)決済手数料3.6%
Shopify
Shopifyは、世界175ヵ国で利用されているネットショップ構築サービスです。世界にお客さま候補がいるため、国内に限らず、世界に向けて商品を届けたい方に向いています。
開設したショップ以外にも、SNSやオンラインマーケットプレイスといった販売チャネルも利用可能です。マーケティング機能や売上管理機能なども搭載し、スマホからも確認・操作できます。
- 機能:ショッピングカート、ストアマネジメント、マーケティング、SEO、商品管理、ストア分析、24時間体制サポート など
- 料金:
ベーシック25ドル/月、クレジットカード手数料3.4%
スタンダード69ドル/月、クレジットカード手数料3.3%
プレミアム299ドル/月、クレジットカード手数料3.25%
侍カート
侍カートは、定期通販に特化したサービスです。設定した期間で定期的に商品の受注や決済を自動に行える機能を搭載し、リピート販売がしやすくなっています。
また、システムがほぼ毎月アップデートされ、常に最新の状態で利用可能です。各種ツールとの連携もしやすく、拡張性に優れています。
- 機能:フォーム一体型LP、アップセル、定期購入 など
- 料金:ASPプラン月額費用70,000円(税別)初期費用100,000円(税別)、カスタマイズプラン月額費用120,000円から(税別)初期費用150,000円から(税別)、フルスクラッチプラン月額費用300,000円から(税別)初期費用1,000,000円から(税別)
ショップサーブ
ショップサーブは、安定性とセキュリティに力を入れているecサイト構築サービスです。通信を高速で安定させることで、ショップからの離脱や失注を防ぐことができます。
セキュリティ面では、24時間365日有人監視を行いつつ、不正受給アラートや3Dセキュア2.0に対応しているのが特徴です。
業界でもトップクラスのAPI数を誇り、各種APIとの連携によるカスタマイズも柔軟に行うことができます。
- 機能:商品一括登録・更新、API連携、タグの任意記述、CRM機能 など
- 料金:要問い合わせ
makeshop
makeshopは、コストパフォーマンスに優れたecサイト構築サービスです。売上手数料は0円で、クレジットカード決済手数料は3.14%からとなっています。
サポートが充実しているため、ショップ運営やデザインなどについて相談可能です。
- 機能:BtoB販売、定期購入、SNS連携・集客、越境EC、マーケティングツール、外部サービス連携、セキュリティ対策 など
- 料金:プレミアムプラン月額費用11,000円、初期費用11,000円、クレジットカード決済月額1,100円、MakeShopエンタープライズ月額費用55,000円から、初期費用110,000円
futureshop
futureshopは、サービス開始から20年以上の実績があるecサイト構築サービスです。デザインの自由度が高く、テンプレートよりも独自性の高いショップを構築できます。
売上向上を実現するためのコンサルティングやマーケティング機能、レポート・分析機能など、サポートの質・バリエーションも魅力です。
- 機能:セキュリティ対策、レポート・分析機能、マーケティング機能、コンサルティング・サポート など
- 料金:スタンダードプラン月額22,000円から(税抜)、ゴールドプラン月額81,000円から(税抜)
イージーマイショップ
イージーマイショップは、専門知識がなくてもネットショップを作成・運用できることが評判です。定期販売やモールとの連携など機能が豊富で、活用次第でショップを充実させられるでしょう。
決済サービスは、無料で利用可能です。チャージバック対策や3Dセキュア2.0などに対応し、セキュリティ対策にも力を入れています。
- 機能:セット販売、オーダーメイド商品、定期購入、期間限定販売、予約、再販売リクエスト、セール、人気ランキング、かんたんレイアウト、販促プロモーション など
- 料金:無料版初期費用0円、月額利用料0円、スタンダード初期費用3,300円、月額利用料2,970円、プロフェッショナル初期費用3,300円、月額利用料5,940円
Squareオンラインビジネス
Squareオンラインビジネスは、アプリでも使いやすいネットショップを作成できるサービスです。画面のスクロールや商品の閲覧などをしやすく、スマホユーザーにアプローチできます。
特定の商品を新商品や人気商品などのセクションに表示する機能、セール機能などを搭載し、売りたい商品を効果的にアピールできるのが特徴です。
- 機能:ストアデザインのカスタマイズ、フォトスタジオアプリ、送り状の作成・印刷、デリバリー など
- 料金:無料プラン0円、有料プラン1,200円から、決済手数料3.6%
おちゃのこネット
おちゃのこネットは、多彩なテンプレートを用意し、自分好みのショップをつくりやすいサービスです。テンプレートに加えて、独自デザインの作成もできます。
ネットショップに必要な機能を多数備え、レスポンシブ対応やカート離脱フォロー、SNS連携など、役立つ機能ばかりです。
- 機能:レスポンシブ対応、セキュリティ、カート離脱フォロー、会員グループ管理、高機能カート、SNS連携、お気に入り機能、HTMLメルマガステップメール、オーダーメイドギフト対応、ポイントクーポン機能、レビュー機能 など
- 料金:スタートアッププラン0円、ベーシックプラン月額3,300円、アドバンスドプラン月額11,000円
オープンソース型ecサイトサービス比較
ここでご紹介するのは、オープンソース型ecサイトサービスです。※掲載している情報は、2023年2月現在のものです。
EC-CUBE
EC-CUBEは、クラウド版とダウンロード版に対応したオープンソース型のecサイト構築サービスです。クラウド版はすぐにショップを始められ、ダウンロード版はサーバーに無料でインストールして利用できます。
基本無料で利用できるだけではなく、全国150社以上のec構築パートナーに作成を依頼することも可能です。
- 機能:ポイント機能、SNS連携、デザイン・テンプレート、管理機能、定期購入、レスポンシブデザイン、B2B専用機能 など
- 料金:無料
WelCart
WelCartは、Wordpress専用のショッピングカートサービスです。Wordpressにプラグインを入れるだけで導入でき、拡張プラグインでのカスタマイズにも対応しています。
標準機能としてクレジット決済サービスを搭載し、決済機能を充実させられるのが魅力です。
- 機能:商品管理、在庫管理、会員管理、受注管理、受注CSV、クレジット決済対応、クーポン、ダウンロード販売、サービス販売、複数配送ギフト機能、定期購入、自動継続課金 など
- 料金:-
パッケージ型ecサイトサービス比較
パッケージ型ecサイトサービスでは、5つのサービスを比較します。※掲載している情報は、2023年2月現在のものです。
EC-ORANGE
EC-ORANGEは、拡張性に優れたecサイト構築パッケージです。開示されたソースコードで自由にカスタマイズでき、API連携で必要な機能を追加することもできます。
大量アクセスや大量受注に対応できる安定性も強みです。ページビューやカートインが秒単位で膨大になっても耐えられるため、大規模なショップに向いています。
- 機能:商品機能、会員機能、購入機能、コンテンツ機能、管理機能
- 料金:要見積もり
ecbeing
ecbeingは、業界歴21年を誇り、1,400サイト以上の構築実績があります。ショップの形態に合わせたecサイトのタイプに対応し、BtoB型やモール型などにも対応可能です。
標準機能として、顧客のセグメントや広告配信、分析などのマーケティング機能を使用できます。時代の変化に合わせて自動でアップデートされるトレンド機能も利用可能です。サポートは、システム開発エンジニアとマーケティング支援専任スタッフが行っています。
- 機能:Eコマース標準機能、最新トレンド機能、セキュリティ機能、マーケティング機能 など
- 料金:要見積もり
コマース21
コマース21は、EC売上高3,200億円を超えるec構築パッケージです。経験豊富な人材やノウハウを活かした開発保守体制を整え、初心者でも充実したショップの開設、運営を実現できます。
カスタマイズ性にも優れ、オープンソースによる拡張や各種システムとの連携などが可能です。
- 機能:ソースコードによるカスタマイズ、各種システム連携 など
- 料金:要見積もり
ecforce
ecforceでは、法人向けにecプラットフォームを提供しています。コードなしで利用できるテンプレートを完備し、幅広い管理機能やAPI連携などによって快適なショップ運営が可能です。
また、ショップ立ち上げから運営までをトータルサポートする体制も整えています。料金はすべてのプランで見積もりが必要なので、費用の目安を把握できないのは注意したい点でしょう。
- 機能:パーソナライズ機能、アクションオファー機能、セット販売機能、離脱防止ポップアップ機能、オペレーション自動化機能、広告管理機能 など
- 料金:要見積もり
W2 Repeat
W2 Repeatは、定期購入やサブスクリプションに特化したecサイト構築サービスです。定期通販に便利な機能を豊富に備え、セット販売やアップセル・クロスセルなどを可能にします。
定期通販に特化した1,000を越える標準機能や業務効率化機能、デザインのカスタマイズ機能なども備えているのが特徴です。プランは規模別に分かれており、初期費用と月額費用が発生する点に注意しましょう。
- 機能:定期通販機能、顧客管理、業務効率化機能、レスポンシブデザイン など
- 料金:スタンダードプラン 初期費用・月額費用49,800円、プロフェッショナルプラン 初期費用・月額費用79,800円、エンタープライズプラン 要問い合わせ
w2Commerce Value5
w2Commerce Value5は、オリジナルECサイト構築をパッケージ化した商品です。800以上の機能を搭載し、業務の効率化やマーケティングなど、様々な取り組みができます。
様々な業界のECサイトで導入されている実績も確かで、セキュリティ面でも安心のパッケージです。
- 機能:集客、商品管理、運用効率化、会員サービス など
- 料金:-
ecサイト構築サービスを選ぶポイント


ecサイト構築サービスを選ぶ際は、5つのポイントを押さえましょう。
- 商品との相性が良いか
- 初期費用とランニングコストは妥当か
- 管理画面は使いやすいか
- スマホにも対応したレスポンシブデザインか
- サポートは充実しているか
一つひとつポイントをチェックして、予算や必要な機能などに合ったサービスを選びましょう。
商品との相性が良いか
ecサイト構築サービスは、商品との相性で選ぶことが大切です。例えば、定期的に購入してもらいたい美容アイテムや食品などを売るなら、定期購入機能のあるサービスを利用すると、継続した購入を期待できます。
商品のコンセプトやターゲットが明確に決まっているなら、世界観を表現できるように幅広いデザインを利用できるサービスが良いでしょう。
ターゲットの決まっている商品であれば、そのターゲットが多く利用しているモール型に出品するのも方法のひとつです。
初期費用とランニングコストは妥当か
ecサイトの作成・運営にどのくらいの費用を使えるかを考慮して、無理のなく利用できるサービスを選びましょう。モール型やASP型を利用する際は初期費用や月額料金、決済手数料、販売手数料などの確認が必要です。オープンソース型やフルスクラッチ型で自力の作成が難しい場合は、外注費用を考えなくてはいけません。
期待できる利益や発生する経費、事業用の資金などをトータルで把握し、利益が出ながらも経営を圧迫しないサービスを選ぶことが大切です。
管理画面は使いやすいか
ecサイトは商品を販売するだけではなく、商品の受発注や在庫管理なども行うため、管理画面の使い勝手や見やすさが大切です。メニューが見づらかったり、機能が使いにくかったりすると、受発注や在庫の把握、データ確認がしにくくなり、ショップ運営に影響が出てしまいます。
一番良いのは、一度使ってみて自分やスタッフが使いやすいかを確認することです。サービスの中には無料でお試しできるものもあります。管理画面のレイアウトや操作性をチェックして、使いやすいサービスを選びましょう。
スマホにも対応したレスポンシブデザインか
レスポンシブデザインとは、お客さまが利用するデバイスに合わせて、最適に表示される機能です。対応していないサービスの場合、パソコン、タブレット、スマホそれぞれでページを作成しなくてはいけません。
作成の手間を減らしつつ、お客さまの利便性を確保するためにはレスポンシブデザインに対応したサービスがおすすめです。
サポートは充実しているか
ecサイトをはじめて作成する方には、サポートが充実している構築サービスがおすすめです。トラブルや疑問があったときに、対応をサポートしてくれたり、疑問を解決してくれたりするサービスだと、あんしんしてショップを運営できます。
例えば、メルカリShopsでは、メルカリShopsの疑問を解決できる「メルカリShops 学び場」などで、出店者をサポートしています。各サービスのサポート内容をチェックして、求めるサポートを提供しているサービスを選びましょう。
ecサイト構築サービスの注意点


ecサイト構築サービスを選ぶ上での注意点は、以下の3つです。
- 費用だけで決めない
- 無料サービスには制限が多い
- セキュリティ面は妥協しない
注意点を抑えて、あなたに合ったecサイト構築サービスを選びましょう。
費用だけで決めない
ecサイト構築サービスを費用だけで選ぶのはNGです。有料だから優れている、無料だから物足りないと決まっているわけではないので、料金に加えて、機能やサポートなどトータルで比較・検討する必要があります。
予算に合った費用のecサイト構築サービスをいくつかピックアップし、機能やサポートなどを比較していくのがおすすめです。
無料サービスには制限が多い
無料のecサイト構築サービスは、コスト面に大きな魅力があります。ただし、有料との違いを解説したように、無料の場合、有料に比べて制限が多いです。
自分好みのショップをつくりにくい、容量が足りなくなる可能性があるなど、利用してみて困る場面もあるでしょう。
無料サービスを利用する場合は、デザインや容量、機能などを慎重にチェックしてください。
セキュリティ面は妥協しない
ネットショップを始めるにあたって、セキュリティ対策は徹底すべきポイントです。お客さまの個人情報を取り扱うため、正しく管理しなくてはいけません。
ecサイト構築サービスを選ぶ際も、セキュリティ面は必ず確認しましょう。お客さまに迷惑をかけたり、ショップの信用を下げたりすることがないように、セキュリティ面は妥協しないことが重要です。
ecサイトをつくるならメルカリShopsがおすすめ


代表的なecサイト構築サービスをご紹介しましたが、かんたんでお得にネットショップを開設するならメルカリShopsがおすすめ。メルカリShopsならではの特徴は、以下の通りです。
- 最短3分で開設できる
- 月間2,000万人のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」に出店できる
- 固定費ゼロで運営できる
- お客さまとのコミュニケーションでショップが成長する
- 「らくらくメルカリ便」で配送がお得でラクラク
- かんたん操作でショップページのデザインをアレンジ
- CSVファイルがあれば一括で商品登録できる
- タイムセール機能で注目を集められる
- スタッフアカウントでチーム運営を実現
- サポートコンテンツでショップをフォロー
おすすめポイントを一つひとつチェックして、メルカリShopsの魅力を見ていきましょう。
最短3分で開設できる
メルカリShopsは、最短3分でネットショップを開設いただけます。フリマアプリ「メルカリ」のアカウントを持っている方であれば、さらに早く自分のお店をオープンできるのが魅力です。
メルカリShopsでのネットショップの開設は、以下の手順で進めます。
- メルカリアカウントの登録、ログイン
- ショップ開設に必要な情報の入力・申し込み
- 即日~2営業日に審査結果をお知らせ
- ショップ画面から商品を登録・出品
ショップ開設に必要な情報を入力し申し込みするステップでは、各種書類の用意や項目の選択が必要です。詳しい流れは、以下を参考にしてみてください。
- 「個人」「個人事業主」「法人」から当てはまる事業種別を選択する
- 販売する商品のカテゴリ・許認可の有無を選択する
- 各規約に同意する
- 事業者の情報を入力する(資本金、年商、法人番号、事業者名など)
- ショップの情報を入力する(ショップ名、ショップ説明)
- 銀行口座情報を入力する
※個人事業主の場合、4のステップで本人確認書類をアップロードする
月間2,000万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」に出店できる
メルカリShopsで出品した商品は、フリマアプリ「メルカリ」のお客様に表示されます。メルカリは月間2000万人以上のお客さまが利用しているため、日本最大のフリマアプリです。
通常、ネットショップを運営するためには集客に力を入れる必要がありますが、お客さまの数が多いメルカリならではの強みを活かして、最小限の集客で運営することができます。
固定費ゼロで運営できる
メルカリShopsを利用する上で、初期費用や固定の利用料は一切かかりません。固定費がかからないので、費用を抑えてネットショップを運営できます。
費用が不安で始められないという方も、初期費用や維持費用がほとんどかからないので、始めたいときに挑戦しやすいのも魅力です。
お客さまとのコミュニケーションでショップが成長する
メルカリShopsでは、お客さまの機能として、商品への「いいね」やショップのフォローができます。気になる商品やショップに「いいね」やフォローすることで、新商品やセールを見逃しにくくなる機能です。
ショップ目線では、「いいね」やフォローはお客さまとのコミュニケーションであり、多くなるほどショップの力になります。「いいね」が増えれば、他のお客さまからも信頼を得られ、より商品は広がっていくでしょう。
お客さまからのコミュニケーションを活性化させるためには、良い商品やサービスが欠かせません。質の高い商品とサービスを提供し、お客さまの声を力にしながら、ショップを運営していきましょう。
「らくらくメルカリ便」で配送がお得でラクラク
「らくらくメルカリ便」は、通常の宅急便利用料金と比べ最大67%オフの送料で利用できる配送サービスです。サイズ別に料金が設定されているので、配送料を一目で把握できます。
また、「らくらくメルカリ便」は匿名配送に対応しているのも特徴です。住所や電話番号を伏せて配送できるので、プライバシーに配慮したい方も利用しやすくなっています。
📔:【らくらくメルカリ便も使える】メルカリShopsでの商品発送のやり方」
かんたん操作でショップページのデザインをアレンジ
管理画面で商品を長押しすると、ドラッグ&ドロップで商品の位置を変更できます。ジャンルで分けたり、新商品を目立たせたりするなど、見やすく売れやすいショップページをかんたんに作れます。
また、商品をカテゴリにまとめることもできます。セールや限定商品などをまとめることで、イチオシ商品をアピールしやすいです。
CSVファイルがあれば一括で商品登録できる
商品画像や商品情報は、画像、情報を記載したCSVファイルがあれば一括で登録できます。web版メルカリShopsのみの対応ですが、一つひとつ登録するよりもスピーディーに作業できる機能です。
データに関わる機能として、注文一覧と売上明細をダウンロードできます。どちらも店舗管理に欠かせないので、定期的にダウンロードしてチェックしましょう。
📔:最大1,000商品まで!CSVファイルによる商品一括登録ができるようになりました
タイムセール機能で注目を集められる
メルカリShopsでは、かんたんな設定でタイムセールを開催できます。タイムセールを行いたい商品を選び、割引価格や期間を設定するだけで、お得なセールを開催可能です。
タイムセール設定を行うと、「タイムセール商品一覧ページ」に商品が表示されます。割引率や値引き後の価格もわかりやすく、魅力的なセールを開催できるはずです。
📔:タイムセール機能が充実!元の価格や割引率表示でお得感が伝わりやすくなりました
スタッフアカウントでチーム運営を実現
ショップを複数のメンバーで運営する際は、スタッフアカウントが便利です。
オーナーからの招待でスタッフアカウントを作成でき、任意の担当者権限を付与することによって、それぞれのアカウントから業務を行うことができます。
📔:1つのショップを複数スタッフアカウントで 運営できるようになりました
サポートコンテンツでショップをフォロー
メルカリShopsには、豊富なサポートコンテンツが用意されています。
テキストで学びたい方には、メルカリShopsマガジンや「ショップ運営まるわかりガイド」が便利です。最新情報やショップ運営のノウハウ、メルカリShopsの使い方などを学ぶことができます。
視覚的に学びたい方は、動画で学べるメルカリShopsを参考にしてみましょう。以下の6つの動画でメルカリShopsやショップ運営のコツを解説しているので、ぜひ視聴してみてください。
- メルカリShopsのご紹介 再生時間 : 9:34
- 開設申し込み方法 再生時間 : 10:45
- 販売(商品登録)方法 再生時間 : 19:10
- 売上アップのコツ(基礎編)再生時間 : 31:17
- 売上アップのコツ(応用編)再生時間 : 14:09
- 梱包・配送方法 再生時間 : 26:20
困った時には「メルカリShops 学び場」でお悩みを解決できます
メルカリShopsを運営する中で何か困ったことがあれば、メルカリShops 学び場をぜひご活用ください。
ネットショップを運営する上で不安や疑問に感じるポイントの解決策や、よりショップの売上を伸ばすためのコツなどを初心者の方でもわかりやすく学べる記事が充実しています。記事をチェックしてショップの運営にお役立てください。
メルカリShopsで自分だけのecサイトを作ろう


ecサイト構築サービスはモール型やASP型などいくつかの種類に分かれ、それぞれに数多くのサービスがあります。利用するサービスを選ぶときは、商品との相性、コスト、管理画面の使いやすさなどを比較することが大切です。
様々なサービスの中でも、メルカリShopsはお得で機能が充実しています。月額・年額無料で、在庫管理などの機能を利用でき、日本最大のフリマアプリ「メルカリ」に出店できることが大きなメリットです。ぜひメルカリShopsを利用して、自分だけのecショップをつくってみましょう。