ネット通販を開業できるサービスは数多くありますが、それぞれ費用や機能などが異なります。これからネット通販サイトを作りたい方に向けて、ネット通販開業・出店サービスで人気の高いサービスや、ランキングサイト上位でよく目にするサービスの中からおすすめのサービスをピックアップ・比較してご紹介します。
メルカリShopsは集客力・サービスが揃った通販サイト
メルカリShopsは、月間2,300万人以上のお客さまにお買い物を楽しんでいただいているフリマアプリ「メルカリ」上にショップが持てるサービスです。
商品の販売を始めることで、フリマアプリ「メルカリ」の画面に表示されます。フリマアプリ「メルカリ」を利用する、月間2,300万人以上のお客さまに商品をアピールできるため、優れた集客力を持っています。特別な集客をしなくても、売れる確率が高い点が魅力です。
【無料】おすすめのネット通販開業・出店サービス10選
無料でネット通販ができる開業・出店サービスの中から、ランキング記事などでよく紹介されている人気のサービスを10個ピックアップしました。
- メルカリShops
- Yahoo!ショッピング
- BASE
- STORES
- Qoo10
- shop by
- カラーミーショップ
- FC2ショッピングカート
- おちゃのこネット
- minne
それぞれのサービスの特徴や2023年12月時点での費用を詳しくご紹介するので、参考にしてみてください。
メルカリShops
メルカリShopsは、個人・法人問わず誰でも開業・出品できるネット通販開業・出店サービスです。
月間2,300万人以上のお客さまが買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」に商品が表示されるため、優れた集客力が期待できます。
特長
メルカリShopsでは、フリマアプリ「メルカリ」内でご自身の商品を販売でき、多くのお客さまへ商品アピールの機会につながります。また、個人・法人どちらのネットショップ運営にも役立つ機能が充実しています。
メルカリShopsには独自の配送サービス「クールメルカリ便」が使用できることも特長。冷蔵・冷凍の食品の販売も可能なため、販売機会が広がります。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
手数料 | 10% |
メルカリShopsメリット:費用面
メルカリShopsの運営にかかる費用は、販売手数料と振込手数料のみで、初期費用も含めその他の費用は一切かからないので、商品を売りたいと思ったタイミングで、低コストでネット通販を始められます。
Yahoo!ショッピング
Yahoo!ショッピングは、国内でも最大級規模のネット通販開業・出店サービスです。
特長
Yahoo!ショッピングは、Yahoo! JAPANやLINE、PayPayなどの関連サービスとの連携による顧客基盤があることが、多くの方に選ばれている理由だと考えられます。大型のネットショップであることから、基本的なマニュアル以外にもメールや電話で問い合わせも受けてもらえるなどのサポートも充実しています。また、Yahoo!ショッピング以外での外部サイトに誘導する外部リンクの設定が可能なことも特長のひとつです。
一方で、参入ハードルが低く、競合が多いことから広告コストをかけないと売上につながりにくかったり、販売する商品によってはYahoo!ショッピング側へ免許や情報申請をする必要があったりするなどの点には注意が必要です。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
手数料 | ・ストアポイント原資負担:1%から1.5% ・キャンペーン原資負担:1.5% ・アフィリエイトパートナー報酬原資:1%から50% ・アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30% ・ストア決済サービス手数料:3.0%から4.48%または150円から300円 ※決済方法により異なる |
Yahoo!ショッピングのメリット:費用面
Yahoo!ショッピングでは、商品が売れたら各種手数料が発生するものの、固定費や売上ロイヤルティはかからないので、無料でネット通販を始められます。
Yahoo!ショッピングの注意点:費用面
ネットショップにYahoo!ショッピングを利用する場合、初期費用や月額費用などの固定費を抑えられるのはメリットですが、競合の多いネットショップのため、集客を増やすためツールとして有料広告を出す必要があるかもしれません。また、固定費が無料でも手数料が別途かかり、その手数料も複雑なところも注意です。Yahoo!ショッピングでは有料広告のオプションも行っています。固定費がかからなくても、広告利用を考えるならば負担が増すようになるでしょう。
BASE
BASEは、5年連続でネットショップ開設実績No.1を獲得している、低リスクでネット通販を始められるサービスです。
特長
BASEはショップテーマ・デザインパーツともに、ラインナップが豊富で、簡単な操作で自由にカスタマイズでき、本格的なショップが作れるのが特長です。また、Instagramの投稿に商品をタグ付けして、BASE内の販売ページに直接リンク付けすることもできます。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用 | ・スタンダードプラン:無料 ・グロースプラン:5,980円(税込) |
手数料 | ・スタンダードプラン:サービス利用料3.0%、決済手数料3.6%+40円 ※Amazon payとPaypalを選択する場合は、決済手数料は4.6%+40円 ・グロースプラン:決済手数料2.9% ※Amazon payとPaypalを選択する場合は、決済手数料は3.9% ※2024年1月16日よりグロースプランの料金が16,580円へ改定予定 |
BASEのメリット:費用面
BASEには有料プランもありますが、スタンダードプランなら、初期費用と月額費用がかかりません。ネットショップをはじめてスタートする方は、無料プランから選ぶと良いでしょう。
BASEの注意点:費用面
BASEは、他の無料サービスに比べて決済手数料にサービス手数料が追加されるのが注意点です。また、売上に応じて手数料も大きくなるため、その点を理解した上でサービスを利用するようにしましょう
STORES
STORESは、無料ながらデザイン性の高さが人気のネット通販開業・出店サービスです。
特長
STORESは、専門知識がなくても、48種類あるデザインテンプレートの中からスマホやパソコンから直感的にデザインをカスタマイズできるので、自分好みのショップが作れます。SNSアカウントを作るように、必要最小限の情報を入れるだけで気軽にネットショップを開けるところも特長です。毎月1万店以上が誕生しているサービスなので、実績でも心配ありません。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用(税込) | ・フリープラン:無料 ・スタンダードプラン:2,980円 |
手数料 | ・フリープラン:決済手数料5% ・スタンダードプラン:決済手数料3.6% |
STORESのメリット:費用面
STORESは初期費用が無料で、無料プランを選べばリスクを抑えたネットショップの開業が可能です。決算手段も多く、お客さまのニーズに合わせた支払いができます。
STORESの注意点:費用面
フリープラン(無料プラン)を選んだ場合ではAmazon payと代金引換の決済が利用できないため注意が必要です。また、フリープランを選んだ場合は、アクセス解析ができなかったり、デザインテンプレートのアレンジに制限があったりなど、できることが限られます。
Qoo10
Qoo10は、流行りのファッションアイテムやコスメ、日用品などを取り扱っているサービスです。
特長
Qoo10の利用者の約8割が女性で、特に10代から30代のお客さまから高い支持を集めています。他のECショップよりも価格設定が低いことと、Qoo10側から発行されるクーポンを利用することでさらにお得にお買い物ができることが支持につながっていると考えられます。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
手数料 | 6%から10% ※商品カテゴリーによって異なる |
Qoo10のメリット:費用面
Qoo10では、商品が売れるまでは費用が発生しないので、低コストでネット通販が始められます。前述したように、Qoo10負担の割引クーポンが定期的に発行されるので、販売促進にも優れているのが特徴です。
Qoo10の注意点:費用面
前述したように、Qoo10のユーザーは女性が多く、年齢層も10代から30代といわれています。ターゲット層に合致した商品と、ターゲット層から外れている商品では売れ行きに大きく差が出る可能性が高いのと、商品を安く買いたいと考えるお客さまが多いため、高単価の商品を売るのは難しいと考えられます。固定費用がかからなくても、商品をアピールして顧客増加につなげたいとなれば、費用をかけて広告を活用する必要が出てくるかもしれません。
shop by
shop byは、ショップURLを決めるだけで、無料でネット通販が始められるサービスです。
特長
shop byではテンプレートとデザインパーツを自由に組み合わせるため、理想のページが作れます。作り方は簡単なので、専門的な知識は必要ありません。デザインにこだわったショップを作りたい方にはおすすめです。また、ショップページを自由に追加できるため、商品紹介以外のお知らせを別ページでまとめたい場合に便利です。無料で独自ドメインも作成できます。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
手数料 | 決済手数料3.6%+サービス利用料2.4% |
shop byのメリット:費用面
shop byの場合、オプション機能を利用しない場合、初期費用も、開業後の月額費用も発生しません。決済方法も複数あり、お客さまのニーズに合わせた対応が可能です。
shop byの注意点:費用面
クレジットカード払いの場合には決済手数料に加え1件当たりのトランザクション費用が加算されます。また、オンライン決済サービスの導入が必要とされるため、決済にクレジットカードを選ぶ方は費用について注意しておきましょう。
カラーミーショップ
カラーミーショップは、利用者満足度や売上向上が期待できるサービスなどで、3つの部門でNo.1を獲得しているネット通販開業・出店サービスです。
特長
カラーミーショップは、80種類以上のデザインテンプレートから、選ぶだけで簡単に理想のページが作れます。ECサイトの開発と運営に関して長い経験と実績があり、店舗開設や運営へのノウハウが充実しています。そのため、ECサイトの運用が初めての方でも始めやすく使いやすいのが特長です。ITの専門知識や技術をお持ちの方で、ショップのデザインにテンプレート以上のものを搭載させたいと考えている方も満足できるショップが作れるでしょう。
費用
初期費用(税込) | ・フリー:無料 ・レギュラー:3,300円 ・ラージ:3,300円 ・プレミアム:22,000円 |
月額費用(税込) | ・フリー:無料 ・レギュラー:4,950円 ・ラージ:9,595円 ・プレミアム:39,600円 |
手数料(税込) | ・フリー:決済手数料6.6%+33円 ・レギュラー・ラージ・プレミアム: 決済手数料 クレジットカード 4.0%から(プレミアムは3.14%から) 後払い 4.0%から コンビニ払い 143円から 代引き決済 308円から Amazon Pay 3.9% 楽天ペイ 月額2,200円 + 4% Pay Pay 月額2,200円 + 3.45% LINE Pay 月額2,200円 + 3.45% |
カラーミーショップのメリット:費用面
カラーミーショップのフリープランなら、初期費用・月額費用は不要で、商品が売れるまでは費用が発生しません。はじめてネットショップに挑戦する方はフリープランがおすすめです。しっかり稼ぎたい方向けに、初期費用や月額費用がかかるプランもあります。
カラーミーショップの注意点:費用面
カラーミーショップの契約プランに、オンライン決済が含まれていないため、決済方法を追加するためには、別途ご自身で決済代行会社と契約する必要があります。決済代行会社と契約するには費用がかかるため、費用のかかるプランを選んだとしても月額料金以外の費用も生じることになるでしょう。
FC2ショッピングカート
FC2ショッピングカートは、初期費用・月額費用・売上手数料をかけずに、ネット通販が始められるサービスです。店舗開設数は23万ショップ以上で、個人の副業から法人まで誰でも利用できます。
特長
FC2ショッピングカートは、クーポン発行や、注文・売上管理、アクセス解析、アンケート機能、お知らせ作成、外部リンク設置など、機能も充実しています。プログラミング知識も不要で、売りたい商品とパソコンやタブレットなどの端末があればいつでもどこでもネットショップを始められます。
費用
初期費用 | ・無料プラン:無料 ・プロプラン1:2,500円 ・プロプラン2:10,000円 |
月額費用 | ・無料プラン:無料 ・プロプラン1:750円 ・プロプラン2:6,600円 |
手数料 | ・決済手数料(一括決済サービス オールインウォレットの場合) クレジットカード 5.0% コンビニ決済 2.0% 電子マネー 6.5%から ・売上処理料(一括決済サービス オールインウォレットの場合) クレジットカード 50円 コンビニ決済 250円 電子マネー 無料 |
FC2ショッピングカートのメリット:費用面
FC2ショッピングカートは、有料プランを選ばない限りは初期費用や月額費用は無料で追加料金も発生しません。
FC2ショッピングカートの注意点:費用面
無料プランを使う場合は独自ドメインを利用することができないため、独自ドメインの設定をしたい方は有料プランへの切り替えを検討しても良いでしょう。また、HTMLやCSS編集がパソコン版のみでしか使用できません。また、オンラインやクレジットカード決済を導入する場合は、ランニングコストがかかる点にも注意が必要です。
おちゃのこネット
おちゃのこネットは、これまで90,000人以上の人に選ばれた実績のあるネット通販開業・出店サービスです。スタートアッププランでは、月額費用・初期費用・販売手数料がかかりません。
特長
おちゃのこネットのサイトデザインは、シンプルなものから可愛らしいものまで、豊富なテンプレートから選べます。おちゃのこネットでは、ファッションやハンドメイド雑貨、食品などさまざまな業種が販売されています。ネットショップの開業や運営に必要な機能が一通りあるため、初心者でもネットショップを始めやすいのが特長です。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用(税込) | ・スタートアッププラン:無料 ・ベーシックプラン:3,300円(1ヶ月契約の場合:3,630円) ・アドバンスドプラン:11,000円(1ヶ月契約の場合:11,550円) |
手数料(税込) | ・スタートアッププラン:6.6% ・ベーシックプラン:3.5%から(クレジットの場合) ・アドバンスドプラン:3.5%から(クレジットの場合) |
おちゃのこネットのメリット:費用面
おちゃのこネットのプランは全部で3つ。ネットショップ初心者や、費用を抑えたい方は、初期費用・月額費用がかからない無料プランから始めてみるのも良いでしょう。
おちゃのこネットの注意点:費用面
無料プランでは掲載商品数に上限があることや、独自ドメインが持てないことなどがあるので注意が必要です。また、有料オプションでなければ使えない機能も多いため、ネットショップ運営をスムーズに行いたい方は有料プランを検討する方が良いかもしれません。
minne
minneは、ハンドメイドマーケットの中で特に人気を集めているジャンル特化型のサービスです。
特長
minneではアクセサリーやファッション、食品、家具など、作家が作ったハンドメイド品を幅広く取り扱っています。ハンドメイドに特化したサービスのため、ものづくりに興味があるユーザーが集まりやすいのが特長です。一方で、販売のためのサービスであることから、販売ページをカスタマイズすることや機能追加することなどは難しいでしょう。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
手数料(税込) | 販売手数料10.56% |
minneのメリット:費用面
minneは、送料を含む販売手数料以外には、費用は発生しません。
minneの注意点:費用面
販売手数料は他のネットショップより若干高めであるため、ハンドメイド商品を売る際には他のネットショップと手数料を比較することも良いでしょう。また、最低振込金額が設定されていて、売上金が1,000円以上にならないと振り込みが翌月・翌々月へと繰り越されます。
【有料】おすすめのネット通販開業・出店サービス9選
続いて、有料のネット通販開業・出店サービスからおすすめ10選をご紹介します。
- Amazon
- 楽天市場
- らくうるカート
- makeshop
- ショップサーブ
- Shopify
- futureshop
- ecforce
- クラフトカート
それぞれのサービスの特徴や2023年12月時点での費用を見ていきましょう。
Amazon
Amazonは、国内・海外のお客さまに向けて、商品を販売できる有名なネット通販開業・出店サービスです。
特長
Amazonは、店舗ページがなく、商品ベースで出品するため、出品ハードルも高くありません。販売価格の安さが商品の売れ行きに関わるため、価格競争が起こりやすい中で利益が出せるよう、相場に注意しながら価格設定をすると良いでしょう。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用 | ・小口出品:100円/1商品 ・大口出品:4,900円 |
手数料 | 8%から45% |
Amazonのメリット:費用面
個人の副業から個人事業主、法人問わず出品できます。Amazonは、商品1点ごとに100円がかかる小口出品と、月額料金が発生する大口出品の2種類のプランがあります。副業でネット通販を始めたい方は、まずは小口出品プランから始めるのがおすすめです。
Amazonの注意点:費用面
Amazonの販売手数料は、カテゴリーによって細かく分かれて決められています。販売手数料の最低は8%ですが、最大だと45%かかることになり、商品によって手数料に差がある点は注意点と考える方もいるかもしれません。また、商品を自社で発送するのか、それともAmazonに発送を任せるかによって配送料が変わります。
楽天市場
楽天市場は、会員数が1憶3,000万人超を誇る圧倒的な集客力を誇る、国内最大級規模のサービスです。
特長
個人では出店できないプロ仕様なサービスのため、利用料は高めですが、豊富な販促ツールを持っている点が強みです。販促ツールとしては、メルマガ配信機能やクーポン作成機能、SNSでの販促機能、商品の定期お届けなどの、ファンになってもらうための機能が利用できます。
費用
初期費用 | 60,000円 |
月額費用(税込) | ・がんばれ!プラン:19,500円 ※年間一括払 ・スタンダードプラン:50,000円 ・メガショッププラン:100,000円 ※半年ごとの2回分割払 |
手数料(税込) | システム利用料 ・がんばれ!プラン:3.5%から7.0% ・スタンダードプラン:2.0%から4.5% ・メガショッププラン:2.0%から4.5% システムサービス利用料金【全プラン共通】 ・楽天ポイント:1% ・モールにおける取引の安全性・利便性高揚のためのシステム利用料:月間売上高の0.1% ・楽天スーパーアフィリエイト利用料:アフィリエイトを経由した売上の2.6~5.2% ・R-Messe:月額固定費 3,000円~ ・楽天ペイ(楽天市場決済)利用料:月間決済高の2.5%~3.5% |
楽天市場のメリット:費用面
楽天市場の出店プランは3つから選べます。どのプランも初期登録費用は60,000円です。それぞれのプランで、システム手数料や登録可能販売数、画像容量が異なるため、どれだけの規模の出店を検討しているかによってプランを決めると良いでしょう。
楽天市場の注意点:費用面
楽天市場で出店するには、各プラン共通でシステムサービス利用料金がかかります。また、3つのプランの料金も安くて約2万円と、他のECショップサービスよりも出店コストが高いことは注意点と言えます。
らくうるカート
らくうるカートは、ヤマト運輸が提供するネット通販開業・出店サービスです。
特長
らくうるカートの強みは、ヤマトグループの決済や配送などが揃ったサービスが利用でき、ショップ運営が楽にできるところです。
また商品登録をしてテンプレートやカラーを選択するだけなので、Webの知識がなくてもページが簡単に作成できます。
らくうるカートは、業種に合わせていろいろな販売機能が揃えられています。しかし、レビュー機能やフォローメール、メルマガなど、お客さまとのコミュニケーションおよび販促につながる機能があまり充実していないため、販促への努力が必要になるかもしれません。
費用
初期費用(税込) | ・ライトプラン:3,300円 ・レギュラープラン:5,500円 ・アドバンスプラン:11,000円 |
登録料(税込) | ・ライトプラン:3,960円(月あたり330円) ・レギュラープラン:39,600円(月あたり3,300円) ・アドバンスプラン:171,600円(月あたり14,300円) |
手数料(税込) | ・ライトプラン:1.1% ・レギュラープラン:無料 ・アドバンスプラン:無料 |
らくうるカートのメリット:費用面
らくうるカートには3つの料金プランが用意されていて、ネットショップの運営スタイルや規模に合わせた選び方が可能です。
らくうるカートの注意点:費用面
フリープランや無料プランなどはなく、どのプランでも初期費用と登録料はかかるため、費用を抑えたい方は他のネットショップサービスと比較検討するのも良いかもしれません。また、プランによっては独自のサブドメインを使用できないため、ショップのブランディング効果を高めることが難しいでしょう。
makeshop
makeshopは、11年連続で流通額がNo.1を誇るネット通販開業・出店サービスです。
特長
makeshopは、100種類以上のデザインテンプレートから選べ、文字サイズやリンクなどの細部までカスタマイズできます。また、定期購入やSNS連携、越境EC、豊富な決済方法、マーケティングツール、セキュリティ対策など、ショップ運営に役立つサービス・機能が充実しています。
費用
初期費用(税込) | ・プレミアムプラン:11,000円 ・エンタープライズ:110,000円から |
月額費用(税込) | ・プレミアムプラン:12,100円 ・エンタープライズ:60,500円~ |
手数料(税込) | 決済手数料・プレミアムプラン:3.19%から ・エンタープライズ:3.14% ※クレジット会社によって手数料が異なります |
makeshopのメリット:費用面
高機能が充実のmakeshopのプランは2つです。機能が豊富なため、他のサービスと比べると固定費が高めなことが分かります。ただし、どれだけの売上になっても手数料がかからないため、収益を確保できることや、システム利用料も0円なのは魅力でしょう。
makeshopの注意点:費用面
makeshopの料金プランは、ベーシックなプランでも初期費用11,000円、月額で12,100円かかるため、はじめてネットショップを開設する方にとっては費用の高さが気になるかもしれません。また、有料オプションもいくつかあり、申し込むことでさらに費用がかさみます。
ショップサーブ
ショップサーブは、最高水準の安定性とセキュリティを持ち合わせたサービスです。
特長
高速安定通信によって、受注数が増えてもショップページからの離脱と失注を防ぐことができます。
セキュリティ面では、24時間365日の2段階有人監視と、不正受給アラートや3Dセキュア2.0に対応しているため、クレジットカードの不正受注を防止することも可能です。
また業界トップの100を超えるAPIにより、各種サービスやツールと連携できるので、ネットショップを柔軟にカスタマイズできます。
費用
初期費用(税込) | 33,000円 |
月額費用(税込) | ・プラン4S:25,300円 ・プラン4G:69,300円 ・プラン4P:157,300円 |
手数料 | 決済手数料 ・VISA/MASTER:3.5%から3.7% ・JCB/AMEX/DINERS:4.3% ・その他:要相談 |
ショップサーブのメリット:費用面
ショップサーブのプランは3つあり、登録手数料を支払えばプラン間での移行が可能です。登録できる顧客数が、料金が一番高いプラン4Pの場合メール会員も含んで最大1,000,000人までと、多くのお客さまを登録したいショップにはメリットがあります。
ショップサーブの注意点:費用面
固定費が他のネットショップに比べて高めなことや、最大登録顧客数の追加が不可なこと、商品登録数を超過した場合は別途料金がかかることなど、契約前に注意しておきたいことがあります。
Shopify
Shopifyは、全世界170ヵ国以上の方に向けて商品を販売できる越境ECプラットフォームです。
特長
日本国内からオンラインで海外に商品を販売できる越境ECでは、知名度の高いサービスで、ランキング記事でもよく紹介されています。
海外のサービスですが、日本語版に対応したサイトがあるので、英語に不安がある方でも安心して利用可能です。ただし、詳細な情報は英語のため、読解力に不安がある人は注意しましょう。
費用
初期費用 | 無料 |
月額費用 | ・スターター:1ドル ・ベーシック:33ドル ・スタンダード:92ドル ・プレミアム:399ドル |
手数料 | 決済手数料 ・スターター:5ドル Shopify ペイメントを使用した場合 ・ベーシック:3.4%から ・スタンダード:3.3%から ・プレミアム:3.25%から |
Shopifyのメリット:費用面
Shopifyのプランは現在3つあり、それぞれ含まれる項目が異なります。本契約をする前に無料で試すことも可能です。また、契約後も最初の3ヶ月間は月額1ドルでショップ運営ができるため、Shopifyのシステムが自分に合っているかどうかを、操作しながらじっくりと検討することができるでしょう。
Shopifyの注意点:費用面
Shopifyがホームページで提供している料金プランは全てアメリカドルで表示されています。米ドルでの支払いとなると、円安・円高が影響するため、為替の影響で月の支払いが一定にならない可能性があるのは注意点と言えます。
futureshop
futureshopは、SaaS型ECサイト構築プラットフォームと呼ばれ、2,900を超えるECサイトが利用しています。
特長
futureshopでは、ECサイト構築に欠かせない機能や、運営に必要な商品管理機能・受注管理機能・予約販売機能などが充実しています。また、アクセス解析やレポート分析なども利用可能です。また、集客プロモーションも多数あり、お客さまの離脱を防ぐ工夫がされています。
費用
初期費用 | ・futureshop 50:22,000円 ・futureshop omni-channel:752,000円 ・futureshop 500:25,500円 |
月額費用 | ・futureshop 50:29,000円~ ・futureshop omni-channel:158,000円~ ・futureshop 500:37,000円~ |
手数料 | オプションによって異なる |
futureshopのメリット:費用面
futureshopのプランはサブスク方式での利用も含め全部で3つです。ショップの規模によって選ぶと料金を抑えてネットショップを運営できます。
futureshopの注意点:費用面
初期費用が高めな点は注意が必要です。また、一番低料金のfutureshop 50を契約しても、ポイント機能やクーポン発行機能など、オプションによって月額料金がかかるため、最初の費用を抑えたとしても、オプションをつけることで月額費用がかさむことになります。
ecforce
ecforceは、ECサイトの売上や利益アップに特化したEC構築プラットフォームです。
特長
ecforceはさまざまな業種に対応しており、色々なジャンルの業界が導入を検討しています。ショップ作成や商品管理、受注管理などの基本的な機能構築や、お客さまの離脱防止につなげる商品オファーなどの機能も充実させています。
費用(参考・詳細は要直接の問い合わせ)
初期費用 | ・スタンダードプラン:148,000円 ・エキスパートプラン:248,000円 ・移行プラン:見積もり |
月額費用 | ・スタンダードプラン:49,800円 ・エキスパートプラン:99,800円 ・移行プラン:99,800円 |
手数料 | 契約する決済サービスによって異なる |
ecforceのメリット:費用面
ecforceには2つのプランに加え、他社のECカートからの移行を検討したい人向けの移行プランがあります。移行実績があるECカートシステムも複数あります。
ecforceの注意点:費用面
初期費用は他のサービスに比べ高めの傾向です。初期費用を無料としているECショップ作成サービスもある中で、割高と感じることがあるかもしれません。enforceでネットショップ開設を検討する場合は、コストパフォーマンスが見込めるかどうかも考える必要があるでしょう。
クラフトカート
クラフトカートはECサイト構築サービスで、オンラインショップ全体をひとつのドメインで管理可能です。
特長
クラフトカートなら、手間と思われがちなネットショップ運営を簡単に構築できます。また、販売促進機能やショップページのカスタマイズ性の高さも注目されています。セールス構築や分析レポートなどの便利機能も充実。売上アップを目指せます。
費用
初期費用 | 59,800円 |
月額費用 | ・ライトプラン:19,800円 ・スタンダードプラン:46,800円 ・アドバンスドプラン:94,800円 |
クラフトカートのメリット:費用面
クラフトカートの料金プランは3つあり、スタンダードプラン以上では全ての機能が月額料金に含まれています。また、新機能がリリースされた場合もプラン料金に含まれるため、別途追加料金がかかることがありません。
クラフトカートの注意点:費用面
類似した他社のサービスよりも初期費用がかかる点は注意しておきましょう。全ての機能が含まれているのはメリットですが、はじめてネットショップを開設する方は、機能が果たして必要かどうかを検討したうえで契約するかどうかを決めるのがおすすめです。
ネット通販開業・出店サービスを選ぶ際に注目すべきポイント
今回、ランキング記事でよく見かけるネット通販開業・出店サービスを無料・有料別にご紹介しましたが、どれを選べば良いのか迷う方も少なくないはず。
サービスを選ぶ際には、以下のポイントに注目してみましょう。
- 集客力
- 費用・手数料
- 操作性
- 拡張性
- 機能
集客力
ネット通販で売上を伸ばすためには、集客活動は必須です。ショップを開いたら、まずは集客をしてページにお客さまを集めて、商品やショップを認知してもらう必要があります。特に初めのうちは、特に集客に注力することが大切です。
集客に自信がないなら、複数のショップが集まって、サイト自体に高い集客力があるモール型サービスを選ぶことをおすすめします。モール型サービスには、メルカリShopsをはじめ、Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどがあります。
費用・手数料
ネット通販開業・出店サービスの中には、無料サービスと有料サービスがありますが、コストが大きく異なります。
有料サービスは、販売手数料や決済手数料などの各種手数料だけでなく、初期費用や月額費用などの固定コストがかかることが多いため、費用が高くなりがちです。
一方の無料サービスは、初期費用や月額費用がかからないことが多いです。ただし、商品が売れたら発生する販売手数料や、売上金を銀行口座に振り込むときに発生する振込手数料がかかります。
これからネット通販を始めたいという方は、まずは低コストで始められる無料サービスを利用することがおすすめです。
操作性
ネット通販を開業して運営を続けるためには、操作しやすいか・利用しやすいかが重要なポイントです。操作しやすいかどうかを一つの判断基準にしておきましょう。
すきま時間や移動中にも運営をしたい方や、普段あまりパソコンを使い慣れていない方なら、スマホからでも運営できるサービスを選ぶのがおすすめです。
ネットに慣れており、Webの知識がある方なら、使える機能や選べるデザインが多いサービスを選ぶとより自分が理想とするページがつくれます。
拡張性
ページのデザインで、ショップのコンセプトや世界観を表したり、利便性を高めたい場合は拡張性にも注目しましょう。
デザインが豊富に用意されているネット通販開業・出店サービスであれば、ページを柔軟にカスタマイズできます。デザインの幅は、有料サービスに比べて無料サービスの方が劣ります。ページのデザインにこだわりたい方は、有料サービスを選ぶことがおすすめです。
そこまで拡張性にこだわらない場合は、無料サービスでも不便はありません。無料サービスの中でも、複数のテンプレートから選べるサービスもあるので、事前に確認しましょう。
機能
ネット通販開業・出店サービスで利用できる機能は、サービスによって異なります。自分のショップで利用したい機能があるかどうかは、あらかじめ確認した上でサービスを選ぶようにしましょう。
実際に使ってみないとどのような機能か分からないという方は、まずは無料サービスや有料サービスのフリープランを利用した後に比較してみることがおすすめです。
メルカリShopsがネット通販開業・出店サービスの中でも優れている理由
ネット通販開業・出店サービスは数多くありますが、その中でも特におすすめしたいのがメルカリShopsです。
集客力
メルカリShopsは他のネットショップサービスと比べ、購入意欲の高いお客さまの集客力に強いのが特長です。詳しく解説します。
フリマアプリNo.1「メルカリ」内で販売できるため集客に強い
メルカリShopsは、月間2,300万人以上のお客さまが利用する、フリマアプリNo.1の「メルカリ」内に自分のお店が持てるサービスです。
商品を登録した後に販売を開始すると、フリマアプリ「メルカリ」上に掲載されるので、数多くのお客さまに商品をアピールできます。商品の認知度が増える分、売れる確率が高くなるのがメリットです。
費用・手数料
メルカリShopsの費用や手数料について詳しく見ていきましょう。
初期費用と固定費不要!低コストでネットショップ運営ができる
メルカリShopsでは、固定で発生する費用がないため、コストがかかりません。
メルカリShopsで必要となる費用は、商品が売れたときの販売手数料と、売上金を銀行口座に振り込むときの振込手数料のみ。
操作性
メルカリShopsなら操作面においても難しいことはありません。詳しく解説します。
スマホひとつでかんたんにネットショップを開設・運営できる
メルカリShopsは、普段お使いのスマホからでも、かんたんな操作でショップの開設・運営ができるサービスです。ショップをつくる際も用意されているフォーマットに沿って、必要な情報を入れていくだけと、かんたんにショップページを作成できます。
メルカリShopsの開設申込は、以下の3ステップにて最短3分で行えます。
【メルカリShopsの開設方法】
- メルカリアプリを開く
- マイページ > サービス > メルカリShops > ショップ申し込みを開く
- 申込画面から出店者情報やショップ情報を入力する
- あとはメールでお届けする審査結果を待つだけ。開設申込の審査をクリアしていたらショップ開設が完了!
CSV一括登録で手間なく商品登録できる
商品を多数取り扱うショップは、商品登録の時間もかかるでしょう。メルカリShopsでは、CSVファイルを使った商品一括登録が可能です。商品を登録できる数は最大1,000個まで。さらに、商品画像をアップロードしてCSVファイルに画像名を入力すれば、商品画像も登録できます。
CSV一括登録機能は、在庫数や商品数が多いショップや、法人利用の方にも便利な機能で、商品登録にかける労力を大幅に減らすことができます。
複数人でショップを運営できるスタッフアカウント機能
Web版メルカリShopsでは、ショップ開設者以外の方でもショップ運営ができる、「スタッフアカウント機能」が作成・利用できます。
スタッフアカウント機能で複数の方を登録することにより、ショップのスタッフ間で作業分担ができるため、作業の効率化につながります。
各種主要SNSとの連携でショップの認知度を向上
メルカリShopsでは、Instagram、X(旧Twitter)、TikTokなど、6つのSNSとご自身のショップを連携させることができます。
SNS連携をすると、ショップの商品をより多くのお客さまにアピールできることや、定期的な情報発信によりお客さまからの信頼性を高めて購買意欲につなげるなどのメリットがあります。
拡張性
ショップデザイン機能で魅力的なページがつくれる
メルカリShopsでは、ショップぺージ内で商品をまとめて表示したり、見出しをつけることができます。売り出し中の商品をピックアップすることで、商品を見やすく表示することが可能です。
例えば、商品をジャンルやシリーズごとにまとめたり、タイムセール商品を目立たせたり、新規顧客に向けたお試し品を紹介するなど、さまざまな使い方ができます。
売上アップに役立つ機能
お客さまの購買を後押しするタイムセール機能
商品を値引きする際に便利な「タイムセール機能」機能。この機能を使うことで、商品検索結果画面にラベルが表示されたり、割引前価格と比較できたりと、お客さまへ割引の商品をアピールして、お買い物の後押しができます。
タイムセール機能を利用しているお客さまの中には、機能を広告のひとつと捉え、商品をアピールするために活用している方もいらっしゃいます。タイムセールすることは商品の露出を増やし、お客さまが商品を見つけやすくなります。
フォローのお客さま限定でつけられるショップクーポン機能
メルカリShops内のショップをフォローしてくださるお客さま限定に対しクーポンを発行できるのが、「ショップクーポン機能」です。
フォロワーのお客さまに対して期間限定でショップクーポンを発行することで、お客さまにお得なお買い物ができることをお知らせできます。
その他の優れた理由
「らくらくメルカリ便」で配送コストを抑えられる
「らくらくメルカリ便」は、ヤマト運輸と連携した、ネコポス・宅急便コンパクト・宅急便の3種類が利用できる独自の配送サービスです。対応サイズが幅広いので、さまざまな商品を発送する際に利用できます。
通常よりも最大67%安い送料で、全国どこに送っても料金が変わりません。日本全国どこに届けても、送料が変わらないので、配送コストを抑えられます。
ショップ運営の困ったことを解決!「メルカリShopsガイド」
メルカリShopsでは、お客さまがよりあんしんしてお買い物ができるよう、「メルカリShopsガイド」を通じて疑問点や不安点などに対応しています。ショップの開設方法や商品登録・販売方法、万が一のトラブルなど、困ったことがあったらメルカリShopsガイドをご活用ください。
メルカリShopsでネット通販を始めよう
今回は、ランキング記事でよく紹介されている人気のネット通販開業・出店サービスをご紹介しました。サービスを選ぶ際は、集客力・費用・手数料・操作性・拡張性・機能に注目して選ぶことが大切です。
紹介したネット通販開業・出店サービスの中でも、特におすすめしたいのがメルカリShops。初期費用・月額費用とも無料で、ネット通販が始められます。フリマアプリNo.1「メルカリ」による集客力の高さや、売れやすい機能、手厚いサポートの充実さが魅力です。
ぜひメルカリShopsでネット通販にチャレンジしてみてください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!