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ブランド古着・ラグジュアリーの売上は、どこから来ている? メルカリShopsのデータを徹底分解

#カテゴリー別の伸ばし方 #ファッションカテゴリー #売上UP

メルカリと相性の良いファッションカテゴリー。その中でもブランド古着やラグジュアリーアイテムは、メルカリShopsで大きな売上をつくっているジャンルです。

ただ、同じファッションでも扱う商品の価格帯によって「売れ方」は大きく異なります。まずは自分の商品がどの価格帯に当たるかを確認し、必要な章からぜひ読み進めてください。

この記事の読み方

 1. 第1章で、自分が扱う商品がどの「価格帯タイプ」かを確認する
 2. 第2章で、売上の土台がどこにあるかを確認する
 3. そのうえで、第2章の最後にある流れに沿って読み進める(第3〜9章)
※データは計測時点のスナップショットであるため、順位や数値は変動する可能性があります。季節・トレンドや大型施策の実施状況によって売れ方は変わるため、あくまで目安としてご活用ください。

集計期間
・売上の構成・購入経路の内訳・購入までの流れ・ブランド別の売上順位:2026年6月1日〜8月24日
・売れやすさ(出品から7日以内に売れた割合):2026年6月1日〜8月24日に出品された商品
・季節性・月別の推移:2025年9月〜2026年8月
・海外からの購入の前年比較:2025年6月1日〜8月24日と2026年6月1日〜8月24日の比較
※購入経路(フォロワー・リピーター・タイムセール・クーポン・広告)は重複するため、合計は100%になりません。
※「売れやすさ」の比較では、通常の販売活動とは異なる規模で大量出品している一部の事業者を除いて集計しています。
※価格帯はショップ単位ではなく、商品単位の価格で区分しています。
※数値は2026年9月10日〜25日に取得した時点のものです。集計の反映タイミングにより、同じ期間でも後からわずかに変動することがあります。

目次

ファッションは、メルカリでどれだけ取引されているのか?

→ 取引件数で全カテゴリー中2位!最も取引されたアイテムは、ファッションの「トップス」。

メルカリ全体(フリマ含む)の取引カテゴリーの内訳を見ると、「ファッション」は全カテゴリー中2位の21%を占めています。1位のエンタメ・ホビー(46%)に次ぐ規模で、以下のコスメ・美容(7%)を大きく上回っています。

以下はメルカリ全体(メルカリShopsに限らない個人間取引を含む取引)の傾向で、メルカリShopsでの成果と直接比較するものではありません。市場全体でファッションがどれだけ需要のあるカテゴリーかを把握するための参考データです(対象期間:2025年4月1日〜2026年3月31日)。

カテゴリー別シェア(メルカリ全体・対象期間:2025年4月1日〜2026年3月31日)

さらに、取引されたアイテムカテゴリー(小カテゴリー単位)のTOP5を見ると、1位と5位はファッションです。

取引されたアイテムカテゴリーTOP5(メルカリ全体・同期間)

1位「トップス」・5位「バッグ」。カテゴリー全体では2位でも、単一のアイテムとして最も多く取引されているのはファッションのトップスです。

出典:メルカリ13周年インフォグラフィックス(2026年7月2日)(「メルカリ」における取引件数をもとに算出/対象期間:2025年4月1日〜2026年3月31日)

メルカリShopsのファッションカテゴリーは、レディースとメンズの2つでできています

  • レディース:売上の52.5%
  • メンズ:売上の47.5%

また、メンズのほうが1点あたりの平均購入額が約1割高いという特徴があります。注文件数ではレディースが多いのに売上が拮抗しているのは、この単価差によるものです。

つまりレディースは回転、メンズは単価という違いが、カテゴリー全体のレベルで表れています。この違いを踏まえて、「どうすればより売れるか」を章ごとに見ていきましょう。

第1章:まずは確認:あなたが扱う商品はどの価格帯か?

→ 12,000円と50,000円が分かれ目です!

この先の話は、扱う商品の価格帯によって結論が変わります。同じ助言が全部に当てはまるわけではありません。

まずはこの2つの数字をご覧ください。

注文の8割は12,000円未満で起きています。

一方、売上の4割は50,000円以上から生まれています。

上記を踏まえた上で、タイプ別の特徴を読み解いていきましょう。

タイプ商品価格売上に占める比率注文件数に占める比率特徴次に読むべき章
📦 ボリューム型〜11,999円約3割約8割点数と回転で勝負。埋もれない工夫が最重要第3章(何を仕入れれば売れやすいか)/第4章(見せ方の改善)
⚖️ ミドル型12,000〜49,999円約3割約1.5割売上の塊としては最大。売れやすさも低価格帯と変わらない第2章(売上はどこから来ているか)/第6章(海外からの購入)
💎 ラグジュアリー型50,000円〜約4割約0.3割注文の約3%で売上4割。1点ごとの見せ方で決まる第2章/第4章/第5章(値引きと広告の組み合わせ)

※「次に読むべき章」は、ご自身のタイプで優先して読みたい章です。記事全体を順に読まれる場合は、第2章の最後にある「売り方の流れ」の順番で読み進めると、打ち手のつながりが分かります。

第2章:売上は、どこから来ているのか?

→売上の土台になっているのは、すでにショップを知っているお客さまです。

購入経路売上に占める比率
フォロワーからの購入27.2%
ショップのリピーターからの購入24.9%

※この2つは重複します。フォロワーがリピーターでもある場合、両方に数えられます。下のクーポン・タイムセールも含めて4つの経路は互いに重複するため、足し合わせることはできません。

フォロワーとリピーターは、直近1年どの月も売上の2割強〜3割近くを占め続けています。タイムセールや広告は月によっても振れますが、こちらはほとんど振れません。

高単価になるほど、フォロワーが効いている

フォロワーからの購入が売上に占める比率は、価格帯で大きく違います。

商品価格フォロワーからの購入が売上に占める比率
〜11,999円21.1%
12,000〜49,999円25.1%
50,000〜99,999円31.0%
100,000〜249,999円35.5%
250,000円〜32.1%

〜11,999円の21.1%に対し、100,000〜249,999円では35.5%(約1.7倍)。最も高額な帯でも約三割を超えています。ラグジュアリー型のショップにとって、フォロワーは「あったらいい」ではなく主力の経路になっています。

アイテムによって「フォロワー型」と「新規流入型」に傾向が分かれます

アイテムフォロワー経由リピーター経由タイプ
着物・浴衣(レディース)41.8%40.8%フォロワー型
アクセサリー(メンズ)37.6%25.9%フォロワー型
アクセサリー(レディース)32.8%21.0%フォロワー型
ジャケット・アウター(メンズ)29.0%30.8%フォロワー型
トップス(レディース)26.5%35.1%リピーター型
(カテゴリー平均)27.2%24.9%—
バッグ(メンズ)21.6%16.2%新規流入型
小物(レディース)19.8%24.9%新規流入型
小物(メンズ)19.7%17.9%新規流入型

着物・浴衣は、フォロワー経由・リピーター経由がどちらも4割前後で、カテゴリー平均の1.5倍以上あります。専門店として覚えてもらうことが、そのまま売上になるタイプです。

逆に小物やバッグは新規のお客さまが中心です。ここを主力にしている方は、フォロワーを追うより露出と回転を磨くほうが早いと言えます。

フォロワーを生み、リピーターを作るTIPS

カテゴリー平均は、売上のうちフォロワー経由が約3割。ただ実際には、自店の売上の5割〜8割をフォロワーからつくっているショップが複数あります(平均の2〜3倍)。

実例から、以下を意識して取り入れてみましょう。

  1. 新着を決まったリズムで出す — フォロワーには新着が届きます。いつ見ても何か新しい、という状態をつくる
  2. ショップ名とプロフィールで「何屋か」を名乗る — 「ブランド古着」「腕時計専門」のように、フォローする理由が分かるようにする
  3. ショップクーポンを発行する — 発行するとフォロワーにプッシュ通知が届きます。さらにフォローすれば使えるため、クーポン自体がフォロワーを増やす手段にもなります(ショップクーポン機能とは)
  4. 納品時の対応を丁寧に — リピーターはここから生まれます

第3章:何を仕入れれば売れやすいか?

→ 「売上規模」と「売れやすさ」を分けて見るのが近道です!

売上規模が大きいアイテム(売上の大きい順)

順位アイテム1点あたりの単価水準
1アクセサリー(レディース)高い
2バッグ(レディース)やや高い
3トップス(メンズ)低い
4時計(メンズ)高い
5靴(メンズ)やや低い
6ジャケット・アウター(メンズ)やや高い
7アクセサリー(メンズ)高い
8着物・浴衣(レディース)低い

アクセサリー・バッグ・時計が、高い単価と大きい需要を兼ねています。

出品から7日以内に売れやすいアイテム(売れやすい順・上位8アイテム)

  1. 帽子(メンズ)
  2. 時計(メンズ)
  3. バッグ(メンズ)
  4. 靴(メンズ)
  5. パンツ(メンズ)
  6. 小物(メンズ)
  7. 着物・浴衣(レディース)
  8. ワンピース(レディース)

一方、下位にはスカート・パンツ・ジャケット(いずれもレディース)が並びます。上位と下位の差は約3倍です。

🎯売上規模と売れやすさは、綺麗に分かれました
売上規模が大きいのはレディースのアクセサリーとバッグ。一方、7日以内に売れやすいのはメンズ全般です。
両方を満たすのはメンズの時計。逆にレディースのアクセサリー・バッグは、売上は最大ですが回転は平均以下でした。この帯を主力にするなら、回転ではなく1点ごとの利益で考えるほうが合います。
※直近3ヶ月の実績です。計測時点のスナップショットであるため、順位は変動する可能性があります。

よく売れているブランド(売上の大きい順)

順位ブランド
1LOUIS VUITTON
2HERMES
3CHANEL
4TIFFANY
5Cartier
6GUCCI
7SEIKO
8PRADA
9Christian Dior
10OMEGA

※売上規模の大きい順です。金額・件数は掲載していません。単価水準は、このカテゴリー内での相対的な高低です。
※計測時点のスナップショットであるため、順位は変動する可能性があります。
※売上が少数のショップに集中しているブランドは除いています(特定のショップの実績になってしまうため)。
※ブランドが登録されている商品を対象にしています。

上位10ブランドの中身を見ると、バッグ・ジュエリーと時計に集まっていました。この章の前半でお伝えした「アクセサリー・バッグ・時計が売上規模上位」と、ブランドで見ても同じ結果になりました。

また、これらは単価が高いだけのブランドではありません。注文件数で見ても、LOUIS VUITTON・GUCCI・HERMES・SEIKO・TIFFANY・CHANELは上位に入っています。単価と数の両方があるということです。

また、メルカリ全体で1番早く売れたモノは「腕時計(オメガ スピードマスター)」で、出品からわずか1秒で購入されたことが公表されています。時計はこの章でも売上規模と売れやすさの両方で上位だったアイテムです。

「1秒で売れた」の出典:メルカリ13周年インフォグラフィックス(2026年7月2日)。こちらはメルカリ全体(メルカリShopsに限らないC2Cを含む取引)の記録です。上のブランド順位はメルカリShopsの売上ベースなので、集計単位が違います。

第4章:売れない時、どこを見ればいいか?

→ 「すぐ売れない」と「見られているのに売れない」で、見る場所が違います!

4-1 出品してもなかなか売れない時 → 価格帯と相場を見ましょう

50,000円未満では、価格の高さは売れやすさをほとんど左右しません。

3,000円の商品も2万円台の商品も4万円台の商品も、7日以内に売れる割合はほぼ同じ傾向にあります。

商品価格7日以内に売れる割合(〜49,999円を基準とした相対比)
〜49,999円基準(この範囲は価格による傾向なし)
50,000〜99,999円基準の約 5.5割
100,000〜249,999円基準の約 3割
250,000円〜基準の約 1.2割
  • ボリューム型・ミドル型の方:回転を上げるために値下げする必要は、データ上はあまりありません。ただし、価格の絶対水準と「相場との差」は別の話です。相場に合っていれば価格帯は障害になりませんが、相場から大きく外れた価格設定の商品群は、7日間でほとんど動かない傾向も見られました。
  • ラグジュアリー型の方:回転は上がらない前提で考えましょう。値下げで回転をつくるのではなく、1点ごとの見せ方で決めるほうが合います。

4-2 見られているのに売れない時 → 商品情報を磨きましょう

高額商品は、検索結果に表示されてもいるし、タップもされているし、いいねもされています。

商品価格いいね何件で1件売れているか
〜11,999円約9件
12,000〜49,999円約21件
50,000〜99,999円約45件
100,000〜249,999円約81件
250,000円〜約209件

※検索結果に表示されてタップされる割合は価格帯で約1.4倍、商品を見ていいねされる割合は約1.3倍しか違いません。大きく差がつくのは購入で、購入率では約30倍の差があります(上の表の「いいね何件での1件」で見ると約23倍です)。

高額商品では、「欲しい」と思われてから買われるまでの間に、多くの方が離脱しています。露出を増やすことより、この最後の一歩を埋めるほうが効果的だといえます。

※高額品の検討期間が長いのは自然なことです。「209件を改善で埋め切れる」という話ではなく、伸びしろがここにあるという意味でご覧ください。

商品状態:中古であることは、弱点ではありません

商品の状態別に売れやすさを見ると以下のような結果になります(売れやすい順)。

  1. 全体的に状態が悪い
  2. 目立った傷や汚れなし
  3. 傷や汚れあり
  4. 未使用に近い
  5. やや傷や汚れあり
  6. 新品、未使用

メルカリでブランド古着やラグジュアリーを探している方は、「使ったものでいいから、このブランドが欲しい」という方なのだと考えられます。状態のマイナスを隠す必要はなく、正確に書くことが重要です。

第5章:値引きと広告は、どう組み合わせるか?

→ それぞれ役割が違うので、重ねて使うのがおすすめです!

※この章は「後押し」と「入口を広げる」の話です(第2章の流れの3つ目・4つ目)。土台は第2章のフォロワー・リピーターにあるため、値引きだけを単独の必勝法にしないのがおすすめです。

⏰️タイムセールは、価格帯を問わず同じように使われています

「安い商品こそタイムセール」と思われるかもしれませんが、タイムセール経由の売上比率は、どの価格帯でもほぼ一定でした(14〜17%)。最も高いのは25万円以上の帯ですが、最も低い帯との差は1.1倍とわずかです。

タイムセールは価格帯ではなく時期で選んでみてください。寄与が大きかったのは6月・11月・8月・12月で、このうち6月・11月・12月は大型施策(超メルカリ市)が実施された月と重なっています(→ 第9章)。

なお、タイムセールも開始時にフォロワーへ通知が届きます。値引きというより、フォロワーに声をかける手段としても使うことができます(→ 第2章)。

※タイムセールは「同一価格で累計2週間以上」または「過去45日間のうち累計30日間」の販売実績がある商品に設定できます。出したての商品には使えない点にご注意ください。

🎫クーポンは、単価が上がるほどよく使われています

商品価格クーポン経由の売上比率
〜11,999円12.9%
12,000〜49,999円15.8%
50,000〜99,999円18.8%
100,000〜249,999円21.3%
250,000円〜17.9%

〜11,999円の約1.6倍で、ピークは10万〜25万円の帯です。高額商品では「決め手になるもう一押し」が求められる場面が多いということでしょう。ラグジュアリー型の方は、値下げと並べてクーポンも検討されるのが良さそうです。

※本記事で見ているのは「どれだけ使われ、売上につながっているか」です。値引きをいくらに設定すると効果が高いかは、商品や在庫の状況によって変わります。

🎫ショップクーポンの仕様で、知っておくと役立つ3点
1. 配布対象は「フォロワー」に固定されています(2026年9月現在)。ショップクーポンは、そのままフォロワーへの後押しになります
2. 発行するとフォロワーにプッシュ通知が届きます。さらにフォローすれば使えるため、フォロワーを増やす手段にもなります
3. 「商品検索結果」にはクーポン配布中の表示は出ません(表示は「商品詳細画面」のみ)。露出を広げる施策ではなく、見てくれた方の背中を押す施策と捉えるのが正確です
※過去の販売実績などの制約はなく、どのショップでも設定できます。
※参考:ショップクーポン機能とは/配布中の商品表示

📢メルカリShops Ads は、配信しているショップの中では値引きと並ぶ柱

メルカリShops Adsは提供対象が一部の加盟店に限られています。そのためメルカリShops Adsを配信しているショップだけに絞って集計すると、経路の順番は以下になります。

購入経路配信しているショップでの売上比率
フォロワーからの購入34.4%
ショップのリピーターからの購入30.5%
タイムセール経由22.9%
メルカリShops Ads(広告)経由22.3%
クーポン経由21.5%

※この5つの経路は重複します。たとえばフォロワーの方がタイムセールで購入された場合、フォロワー経由とタイムセール経由の両方に数えられます。そのため合計は100%を超え、足し合わせることはできません。それぞれ独立した比率としてご覧ください。

メルカリShops Adsは、タイムセール・クーポンとほぼ同じ大きさです。

さらにご覧いただきたいのが、広告配信しているショップではタイムセール(22.9%)とクーポン(21.5%)の比率もカテゴリー平均より高いという点です。広告を使っているショップは、値引きも同時に使っています。

広告は値引きの代わりではなく、組み合わせて使うことをおすすめします。広告で新規の入口を広げ、値引きでその背中を押すという役割分担と考えてみてください。

🎟️メルカリShops Ads は現在、一部のショップのみに開放中(2026年9月現在・順次拡大予定)です。提供対象の加盟店は、売れやすい価格帯への出稿から検討してみてください。

第6章:海外から買われているのは、どの価格帯か?

→ 5万〜10万円が最も高く、この1年で伸びたのは5万円未満です!

商品価格海外からの購入が売上に占める比率前年からの動き
〜11,999円8.1%⬆️ 大きく伸びた
12,000〜49,999円13.9%⬆️ 伸びた
50,000〜99,999円15.2%(最も高い)⬇️ やや下がった
100,000〜249,999円10.7%⬇️ 下がった
250,000円〜9.8%⬇️ やや下がった

※「前年からの動き」は、売上に占める比率の変化です。比率が下がった帯も、海外からの売上そのものは増えています。 低・中価格帯の伸びがそれを上回ったため、比率では下がりました。

もともと海外からの購入は高額帯に偏っていましたが、この1年で低・中価格帯が伸び、価格帯による差は小さくなりました。高額品だけの話ではなく、1万円台の商品でも海外から着実に買われています。

なお、海外からの購入の1件あたりの金額は、国内の約1.7倍。件数の割合より売上の割合が大きく出るのは、このためです。

なお、海外からの購入のうち約9割は、越境EC事業者による代理購入を経由しています。海外のお客さまに代わってパートナー事業者が商品を購入し、海外への発送まで行う方式です。

海外への販売を始める手続きは、ショップの「設定>越境ECの注文受付」を「受け付ける」にするだけです(代理購入でもこの設定が必要です)。商品の発送先は日本国内の指定住所で、海外への発送・通関の手続きや海外のお客さまとのやり取りは、すべてパートナー事業者またはメルカリが行います。外国語での対応も必要ありません。サイズ表記や型番を正しく入れておくことで、そのまま海外のお客さまにも伝わります。

参考ガイド: 越境ECとは

第7章:いつ仕込めばいいか?

→ 季節性の強さはアイテムで全く違います。まずは自分の主力商品を確認しましょう!

水着は5倍近く、アウターは4倍近く動く一方、バッグはほとんど動きません。ご自身の主力がどちらかで、仕入れのリズムは変わります。

需要はピークの2〜3ヶ月前から動き始めます。 アウターなら8月にはすでに前月比で上を向き始め、10月に大きく伸びます。そこに間に合わせるのがおすすめです。

着物・浴衣のピークは、夏ではなく1月

「着物・浴衣」というカテゴリーには季節需要の違う着物と浴衣の両方が入っていますが、1月の売上は約8割が着物で、浴衣は1%未満でした。袴も同じ月に伸びています。浴衣にも夏の山はありますが、着物と比べて規模が小さいため、カテゴリー全体の形は着物で決まります。

つまり、成人式や初詣での需要が同カテゴリーのピークをつくっていると言えます。このアイテムは第3章でも売れやすさが上位でしたので、秋のうちに仕込んでおく価値は大きいと考えられます。

カテゴリー全体では12〜1月が山

ファッション全体の売上は、12月と1月だけが明らかな山で、他の月はほぼ横ばいでした(最大と最小で1.5倍差)。

しかもこの2ヶ月は1件あたりの購入額も高いのが特徴です。年末年始は高額商品が動く時期。ラグジュアリー型の方は、ここに合わせて良い商品を準備されるのが良さそうです。

🔍もっと細かく知りたい方は:月別・カテゴリー別の検索人気キーワードは、メルカリ Shops販促カレンダー・検索キーワード月別一覧でも公開しています。自分の取り扱うカテゴリーで、来月以降何が検索されやすくなるかをタイトル・商品登録の参考にできます。

第8章:売上を伸ばしている加盟店は、何をしているのか?

→ リユースのブランド古着・ラグジュアリーアイテムを取り扱う3ショップの事例をご紹介します!

毎日更新とプッシュ機能で売上UP「RAGTAG(ブランド古着ラグタグ)」さん

RAGTAG(ブランド古着ラグタグ)さん
RAGTAG(ブランド古着ラグタグ)さん

デザイナーズからハイブランドまでを扱うショップです。「毎日1,000〜1,500点ほど更新」されているとのこと。

「新商品の販売タイミングでショップのフォロワーに通知がいくプッシュ機能のおかげもあり」売上につながった

第2章でお伝えした「新着を決まったリズムで出す」を、そのまま実践されている例です。商品情報についても「コンディションについても細かく記載」「1つのページにできるだけ情報が収まるように工夫」されているとのことで、第4章の話とも重なります。

「季節ものが売れている印象」「今着たいから買う」という言及もあり、第7章にもつながる内容です。

出典:メルカリShopsアワード2023上半期「ファッション部門」1位受賞!新商品を毎日更新。プッシュ機能のメリットを最大化し、売上UP!「RAGTAG(ブランド古着ラグタグ)」さん

撮影の作り込みと出品頻度を意識「バイセル メルカリShops店」さん

バイセル メルカリShops店さん

着物・ブランド品・ジュエリー・時計などを扱い、着物は8万円以上のものも販売されています。出品は「日曜日以外は毎日出品する体制」。

撮影の作り込みが徹底されています。

  • 360度自動撮影機を導入して、ジュエリーや時計を多角度から撮影
  • 現物に近い見え方にするための「色味の調整」
  • 着物は「撮影位置を固定」して統一感を出す

第4章の「1枚目画像」はデータでは測れない部分ですが、ここまでやっているお店があるという実例として参考になります。

タイムセールの使い方も戦略的です。

「30%オフから始まり、50%、70%…といった形で、少しずつ割引率を上げていきます」

着物を高い価格帯で扱われている点は、第7章(着物・浴衣のピークは1月)と合わせて読むと面白いところです。

出典:タイムセールやクーポン機能の活用と出品頻度の工夫で、毎日訪問したくなるショップ作りを。「バイセル メルカリShops店」さん

代行業者を通じた越境販売「KOMEHYO ONLINE」さん

KOMEHYO ONLINEさん

ジュエリー・時計・バッグなどのブランド品を扱い、メルカリShopsでの購入単価は「3〜4万円くらい」。まさに第1章のラグジュアリー型の入口にあたる帯です。

海外について、こう語られています。

「メルカリShopsでは代行業者様を通じて越境販売しています。かなり多くのご注文をいただけている状況」

第6章でお伝えした通り、メルカリShopsの海外からの購入は約9割が越境EC事業者による代理購入を経由しています。海外から買われている状況を裏づけています。

ショップクーポンについても、フォロワーに向けた施策として活用されているとのこと。第2章(フォロワー)と第5章(クーポン)をつなぐ使い方です。

出典:自社EC×実店舗×メルカリShopsのシナジー効果で、さらなるリユース文化創出に挑む。「KOMEHYO ONLINE」さん

3ショップに共通していたこと

扱う商品も価格帯も違いますが、以下の2つが共通していました。

  1. 決まったリズムで新着を出している(毎日1,000〜1,500点、日曜以外は毎日)
  2. 1点ごとの情報を作り込んでいる(コンディションの細かい記載、360度撮影、色味の調整)

この2つは、第2章(フォロワー)と第4章(商品情報)でお伝えしたことそのままです。

第9章:大型施策で売上を伸ばすには、何を準備すべきか?

→ 既存在庫はタイムセール、直前の新商品はクーポン。予約できる時期が違います!

超メルカリ市のような大型施策の期間は、「買う人も増えるが、出す人も増える」という特徴があります。事前準備と差別化で差がつきます。

ポイントは、タイムセールとクーポンで「設定できる商品」と「予約できる時期」が違うことです。

既存在庫(2週間以上出している商品)施策直前に出した新商品開始日時の予約
タイムセール○✕ 販売実績が足りず設定できません30日前から
ショップクーポン○○ 販売実績の制約なし7日前から

つまり既存在庫はタイムセール、直前に出した新商品はクーポンという役割分担になります。どちらも、開始時にフォロワーへ通知が届きます。

加盟店の勝ち筋(施策を味方にする4手)

1. 既存在庫のタイムセールを、30日前から予約設定する
2週間以上出している商品が対象です。値引き開始日時は設定時点から30日先まで指定できるので、施策日程が決まったら早めに仕込めます。

⚠️ 設定後は値引き前後の価格と開始日時を変更できません(終了日時のみ変更可)。日程が確定してから設定してください。タイムセールは「同一価格で累計2週間以上」または「過去45日間のうち累計30日間」の販売実績がある商品に設定できます。条件を満たした商品だけが設定画面に表示されます。

2. 在庫と出品は2〜3週前から積む。ただし一部は直前に出す
期間中に出しても、見られるまでに時間がかかります。ただし新着もフォロワーに通知が届くので、全部を早く出しきると通知も早く飛んでしまいます。一部は施策開始の直前に出すのがおすすめです。
※新着の通知でフォロワーに届けられるのはこのタイミングだけです。

3. 直前に出した新商品は、ショップクーポンでカバーする
タイムセールには販売実績が必要なので、直前に仕入れて出した商品には設定できません。 ショップクーポンには販売実績の制約がないので、直前に出品した商品も対象となります。

⚠️ ただしクーポンの開始日時は設定時点から7日先まで(15分刻み)。タイムセールと違って1ヶ月前の予約はできないので、施策開始の1週間前を過ぎてから設定してください。
ショップ単位を選び、価格の範囲・カテゴリー・ブランドで対象を指定しておくと、条件に合う商品はクーポン作成後に登録したものも自動的に対象になります。施策期に出品を増やしても、そのたびに追加する手間はかかりません。(商品単位を選ぶ場合は1クーポンあたり最大1,000商品。CSVでの一括登録も可能です。「公開前」「公開中」あわせて10種類まで登録できます)

4. メルカリShops Ads が使えるショップは、期間中の露出を広告で補う
配信しているショップでは、広告経由の売上がタイムセール・クーポンと同じくらいの大きさになっています(第5章)。大型施策の期間は出品が増えて埋もれやすいので、タイムセールを設定できない「直前に出した新商品」を後押しする手段としても使えます。

⚠️ メルカリShops Adsは現在、一部の加盟店のみに開放中(順次拡大予定)です。 ご利用の可否と設定方法は、ショップ管理画面でご確認ください。

あわせて:季節の移り変わりとタイミング重なる場合は、季節性も重視しましょう。アウターなら10〜12月、水着なら5〜7月と重なると効果が大きくなります(第7章)。

参考(タイムセール):タイムセール機能とは/タイムセールの設定方法/タイムセールを設定できる商品の条件
参考(クーポン):ショップクーポン機能とは/ショップクーポンの設定手順/ショップクーポン配布中の商品表示

まとめ:明日からの4原則

ブランド古着・ラグジュアリーを扱うショップは本記事を参考に、今日から以下4原則を実践し、売上UPを狙いましょう!

免責事項:
本記事に掲載している数値は、メルカリShopsの実績データを集計したものです。内容の正確性・完全性を保証するものではなく、データの取得タイミングや集計処理に起因する差異・欠損・タイムラグの可能性があります。また、掲載している傾向は過去の実績であり、将来の成果を保証するものではありません。
記載されている会社名、キャラクター名、ブランド名、製品名、ロゴ等は各社の商標または登録商標です。本記事はカテゴリー傾向の共有を目的としており、各社との提携等を示すものではありません。
本記事は2026年9月時点の情報をもとに作成しています。 記載している機能の仕様・設定可能な項目・提供対象などは、その後のアップデートにより変更されている可能性があります。ご利用の際は、必ずショップ管理画面とメルカリShopsガイドで最新の仕様をご確認ください。
最終的な施策判断は、メール・管理画面・メルカリShopsガイドや最新情報もあわせてご確認のうえ、ご自身の責任の上で行ってください。

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