こんにちは。ライターのたかやと申します。
10/10.11日はデジタルの日
国民にデジタル化の恩恵が行き渡る社会を実現すべく、2021年9月1日に発足したデジタル庁。あわせて、10月10日・11日を「デジタルの日」として「#デジタルを贈ろう」をスローガンに社会全体でデジタルに触れて、楽しむ記念日が新たに設置されました。
日ごろ、デジタル機器やネットサービスに馴染みのない方にも、デジタルに親しむきっかけを届けようというものです。
そんな折、僕の母からのLINEにこんなメッセージがきました。
くわしく聞いてみると
■実家もいらない物であふれて、そろそろ整理をしたい
■近所のリサイクルショップに持ち込んでみたけど、大した額にならない。持ち込みきれない。
■捨てるのも忍びない
とのこと。
なるほどなるほど。つまりこれって、
メルカリの出番では!?
メルカリは誰かが出品したものを買ったり、自分のいらなくなったものを売ったりできる、いわゆる「フリーマーケット」をデジタル上で再現したサービス。
リサイクルショップで買い叩かれそうになったものも、良い値で売れるかもしれませんし、家にいながら、思い立った時にぽちぽちスマホで出品できて、片付けや整理にはもってこいです。
一方でメルカリもスマホやネットツールに慣れていない、いわゆる「アナログ世代」にはまだ浸透しているとは言えません。例えば、僕の両親はその典型で、メルカリを使うどころか、メルカリがどういったサービスかも理解していません…
そこで今回、両親にデジタルを贈ってみるべく「メルカリを一度も使ったことがない両親と一緒に、メルカリを使って実家を整理しよう」という企画をお送りします!
両親にメルカリを知ってもらおう
というわけで、実家に帰ってきました。いいですね、このほど良い散らかり具合。安心します。
冷蔵庫にプリントが貼られているの「実家あるある」じゃないですか?
両親の登場です(母はネットに顔出すのは恥ずかしいそうなのでいらすとや画像を被せてます)
登場人物
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まずは両親がどれくらいメルカリについて知っているのか確認してみます。
※みてね……「家族アルバム みてね」。子どもや孫の写真を家族間で共有することに特化しているアプリ。操作性もシンプルで、遠く離れた両親や祖父母に我が子の成長を見せたい人(見たい親・祖父母)にオススメ。我が家は全員使ってます。
アレコレ説明するより実際に見た方が早いので、親のスマホでブラウザ版メルカリを開いて見てもらいました
いまひとつメルカリに興味を持てない両親
「野菜」で検索してみた
「野菜」でメルカリに興味持ってくれるのは想定外でした。
みなさんも、親世代に勧めたいときには、まずは「両親の好きなもの」で検索をかけてみたりすると、自分ごとにしやすくなると思います。
家の中の不要品を集めてみよう
ここからが本番です、家の中の不要品を探していきます。
僕の実家は築35年の一軒家。両親と子ども3人(現在は子ども全員親元を離れている)の5人家族のため、物であふれかえっています。
母の服が収納されているクローゼットも見てみる

最後は、たかやの部屋(現在はほぼ物置)
メルカリに出品しよう
さぁ、売りたい不要品も見繕ったので、いよいよメルカリに出品します。
まだアプリをインストールしただけですが、いい笑顔です。
親世代だと、1画面、1画面が真剣勝負のようですね。
そして電話番号や住所など、基本的な情報を入力し、アカウントの作成も完了!
「アカウントを作れたことによる喜びの舞」だそうです。よかったね。
アカウントが登録できたら、いよいよ出品。
まずはメルカリアプリを開き、画面下部にある「出品」ボタンをタッチ!
「写真を撮る」をタッチすると
カメラが開くので、商品を撮影!
商品が魅力的に見える様に並べてパシャり。失敗しても何枚でも撮れます。


思ったよりもサクサク進んでよかった

実際に父が書いた「説明文の下書き」
今回、一番の衝撃でした。スマホの入力が怖くて下書きまでする人間は初めて見た。
スマホでの文章作成に慣れていない両親にとっては、文字入力もハードルのひとつのようです。
※メルカリには「下書き保存」機能があるので、スマホ上で文字入力を間違えても修正できます。また、文章を一度に入力しなくても休み休みできます。

家族で入力に不備がないかをチェックした説明文
出品完了しました!
※本出品は記事公開時には、出品を取下げておりますのでご了承ください。


というわけで、無事、両親たちは自宅の不要品を出品できました。
売れるかどうかは置いといて、楽しみながらデジタルツールに触れてくれたので良かったです。
そして翌日
人生初の「いいね」体験ではしゃぐ両親
「いいね!」がついたからと言って絶対売れるとは限りませんが、「いいね!」で大喜びする両親、大切にしたい……メルカリに限らず「いいね!」はデジタルならではのたのしみですよね。普段、知らない人からいきなり褒められたりすることはあまりありませんし。
※「いいね!」:自分が出品した商品を欲しいと思った人が購入を検討するためにチェックしておく機能。出品した側は自分の出品物にいいね!が付いているかを確認できます。
さらに数時間後
信じられず顔を見合わせる両親
売れて嬉しい体験してもらいたかったので、販売価格はかなり安めに設定して出品しましたが…まさか翌日に売れるとは。
梱包して、発送準備をします。
メルカリには「メルカリ便」という、近くのコンビニ、郵便局やヤマト運輸営業所から、発送できる方法があります。もちろん、家まで集荷してもらうこともできます。
実家から徒歩10分の場所にファミリーマートがあるので、今回は「らくらくメルカリ便」で送りました。伝票の宛名書きがなかったり、購入した相手に自分の住所などの連絡先を匿名で送れたりするのが、デジタルサービスならではのスマート感があり、とても便利です。
まとめ:両親にメルカリを使って、不要品を整理してもらったら、楽しんでくれた
父の感想 まず、この話を聞く前はデジタルって手続きとかすごく面倒で、特にアナログ派の父は操作がとにかく難しいと思っていました。しかし今回の経験してみてなんとかできると感じました。メルカリでは、最初の出品登録ができたときは感動ものでした。デジタルって、苦手な意識があったけど、安心安全! 目から鱗! よかった!レベルアップしたかな? 母の感想 デジタルというと、無理だーできないーと思っていました。YouTuber?も見てみたいのに諦めていました。でも、今回の企画のおかげでアプリとかインターネットとか、そういうものに対して苦手意識が少し無くなった気がします。誰かからの「いいね」がついたとき、有名人になった気分でした。超楽しかったよ。いえ~い! |
デジタルツールをほとんど使って来なかった両親に初めてメルカリを使ってもらいましたが、感想を読む限り、結構楽しんでくれたようです。
おすすめした僕としては、メルカリをはじめとしたデジタルツールが両親のくらしのスパイスになってくれたなら嬉しいですね。
当初はデジタルを敬遠していた両親も、いざ教えると目を輝かせて使ってくれました。
デジタルに疎い人には誰かがそばで使い方を教えてあげたり、なるべく自分ごとしやすい話題とつなげて、デジタルに興味を持つきっかけをつくることが大切だと感じました。もし、僕が教えなければ両親は、ずっとデジタルに食わず嫌いなまま過ごしていたでしょう。
何か困ってることない? と聞いてみると、思ってもない悩みを打ち明けてくれて、それをデジタルの力で解決できるかもしれません。デジタルの日の「#デジタルを贈ろう」は、今後そういうきっかけづくりの日として盛り上がっていけると良いですね。
ちなみにこれは今回、自分の中で一番の掘り出し物だった「熱燗温めマシーン(30年ぐらい前の商品)」です。
このレトロ感、良い……ッ!
<おわり>
メルカリのデジタルの日2021特設サイト公開中!
「デジタルなくらしをもっとたのしく」をテーマに、どなたでもデジタルを活用し、くらしをたのしくするメルカリの取組みを紹介しています。