メルカリShopsに出店しているショップさんに、こだわりや想いを伺っていく #ショップインタビュー。Vol.42は、「九州おかん直送便」を運営する株式会社九州ミカタプロデュース代表の松尾さんと、田口さんにお話を伺いました。
食品ロス削減と”九州のおかん”のこだわりが詰まった直送便
ーはじめに、株式会社九州ミカタプロデュースについて教えてください。
松尾:弊社は食品ロス削減を目的に活動しており、「おいしく食べられるのに、正規流通から外れてしまった食品」を販売しています。また、品質改良前の昔ながら・自然のままの味や形を大切にし、九州の田舎の肥えた土で育った栄養たっぷりの野菜や果物を農家さんから直接お届けしています。
ーどのような商品を扱っていますか?
松尾:野菜や果物を取り扱っています。これからの季節は、夏野菜や健康志向の商品も扱っていきたいと考えています。”九州のおかん”のおすすめとして、私が普段食べているものも紹介しています。

商売の基本は個人間取引。価値観が一致しているからメルカリShopsを選んだ
ーEC事業はいつ頃から始めましたか?
松尾:14年前に創業し、当初は店舗での販売や駅での直売を行っていました。その頃、産地直送ブームがあり、野菜や果物などを中間業者を通さずに生産者さんから直接お店で販売する機会が増えました。生産者さんがECまで手が回らない現状を知り、産直販売を2〜3年ほど続けた後、EC事業に取り組み始めました。
ー数あるモールの中で、メルカリShopsを選ばれた理由は何ですか?
松尾:いろいろなモールを検討していましたが、個人と個人の間で売買取引するというのが商売の基本だと思っていたので、個人間取引からスタートしたメルカリが自分たちの考えに合っていると感じました。だから、出店するならメルカリShopsだなと思ったんです。以前出店していたモールよりも低コストで出店できる点も魅力だと思いました。
初月比8倍の売上を達成した理由は”鮮度の重視”
ー開設2ヶ月目で初月の約8倍の売上を達成されたと伺いました。その要因は何だと思われますか?
松尾:他のECモールにも出店していますが、ここまで売上を伸ばしたのは初めてで驚いています。商品とお客さま層がマッチしているんだと思います。ただ、長年の商売経験に基づいて当たり前のことを当たり前にやっているだけなんです。あとは、お客さま目線をいつも大切にしています。だから、これからもその積み重ねを大切にしていきたいと思っています。
ー具体的には、どのようなことを積み重ねてこられたのでしょうか?
松尾:毎日お客さまからの問い合わせに丁寧に対応し、即出荷を徹底しています。特に食品は鮮度が大事なので、注文が入ったらできる限り最短でお届けするように心がけています。その積み重ねが「すぐ届きました」「美味しかった」といったお客さまの声につながっているのだと思います。
田口:注文があった当日の14時頃までに発送準備を進め、できる限り翌日には届けられるようにしています。注文量にもよりますが、基本的には午前中と夕方の2回、運送会社に集荷に来ていただき、昼の時間帯は自分たちで運送会社に持ち込むようにしています。
今の時代、お客さまも忙しいので、早く届けることが何よりのサービスだと考えています。

ーほかに売上を伸ばすために工夫されたことがあれば教えてください。
田口:メルカリShops上の商品説明文を充実させるようにしましたね。お客さまからお問い合わせのありそうな点は事前に記載するように心がけ、しっかりと言葉で補足しています。また、「訳あり商品」についてもどういった点で訳ありなのか説明し、安心して購入していただけるように心がけています。商品画像に関しては、信頼できるクリエイターに依頼して作成しています。

ーどのようなお客さまに多くご利用いただいていますか?
田口:30〜60代まで幅広いお客さまにご利用いただいています。プロテインなどの健康食品系は20〜40代が多い印象ですね。
当たり前の積み重ねが、信頼と売上を支えている
ー今後の展望についてお聞かせください。
松尾:売上にはもちろんこだわっていきたいですが、無理に広告費をかけるよりも、お客さまに喜んでもらえる商品を安く提供することを大事にしています。私たちは「Every Day Low Price」(特売やセールを行わず、常に低価格で商品を販売する価格戦略)を基本にしていて、なるべく経費を抑えています。
うちは小さい会社なので、大きいことはできないですが、小さなマーケットでもしっかりやっていきたいと思っています。現状にあぐらをかくつもりはありません。まだ61歳ですからね(笑)。
ー最後に、これからメルカリShopsでの成功を目指す出店者の方へアドバイスをお願いします。
松尾:私たちもまだまだ勉強中ですが、基本的なことをきちんとやることが大事だと思います。問い合わせ対応や出荷、商品説明など、お客さまが安心して買い物ができるように、当たり前のことを当たり前にやる。これを続けていけば、きっとお客さまにも信頼していただけて、売上に結びつくはずです。
商売は続けることが大事です。損をすることもあるけど、コツコツ続けていけばいい。そんな気持ちでやっています。
ー松尾さん、田口さん、ありがとうございました!


