【実は売れ筋!】食品カテゴリー成功事例から学ぶメルカリShops活用術セミナーレポート

「もっと売れるにはどうしたらいい?」ネットショップを運営するなら誰もが一度は抱くこの疑問に答えるべく、2025年8月8日にメルカリShopsでオンラインセミナーが開催されました。
今回は特に「食品カテゴリーの事業者さま」に焦点を当てたセミナー「【実は売れ筋!食品カテゴリー成功事例から学ぶメルカリShops活用術】」の内容を、メルカリShopsへの出店を検討中の方やショップを運営されている方に役立つよう、ぎゅっとまとめてお届けします。
メルカリShopsで食品カテゴリーの商品を販売する上での大事なヒントが満載ですので、ぜひ最後までご覧ください。

1. メルカリグループってどんなところ? – 約2,300万人が集まるフリマアプリの先に

まず、セミナーではメルカリグループの全体像から紹介されました。

メルカリグループのミッションは「あらゆる価値を循環させ、あらゆる人の可能性を広げる」。2013月のメルカリJPローンチ以来、順調に成長を続けており、メルカリShopsは2021年10月にリリースされました。

メルカリは、2025年第3四半期には流通総額が約2.923兆円、月間利用者数(MAU)が約2,291万人に達する巨大なプラットフォームです。利用者の中心は10~30代の若年層、特に学生や主婦が多く、女性が60%を占めるのが特徴です。

メルカリの強みは、個人がモノを売って得たお金でモノが買える「循環型モール」であること。銀行・クレジットカードを通さずに、売上金を使って商品が購入できる「第2のお財布」の存在は、他のECモールにはないメルカリならではの購買原資として機能しています。これにより、出店者はアクティブな購買層にアプローチできる大きなメリットがあります。

2. EC事業者アンケートから見えた!出店・運営のリアルな悩みと成功のヒント

セミナーでは、メルカリ社が独自に行った「ECモール出店に関するアンケート調査※」の結果も公開され、EC事業者が抱える課題や重視するポイントが浮き彫りになりました。(※アンケート期間:2024年5月30日~2025年2月10日/有効回答数:約1,200名)

2023年の国内EC市場規模は24兆8,435億円と成長していますが、物販に絞ると成長率は+4.8%とやや低い傾向にあります。このような市場環境で、EC事業者が今後売上拡大のために検討している対策としては、「新商品の開発」「仕入れの拡大」に次いで「新たなモールへの出店」が挙げられています。

また、EC事業者が気になっているトピックとしては、AI活用が最も多く、次に物流問題や越境EC/インバウンドが続く結果となりました。

過去にECモールから退店した経験がある事業者は38%に上り、その理由の1位は「売上不振」、2位は「経済条件」(固定費・出店料・手数料の高さ)、3位は「リソース問題」(商品登録の難しさや手間)が挙げられました。

ECモール出店で重要視されることとしては、「月額固定費・手数料」や「初期費用」などの経済条件、そして「売れそうか」という販売イメージが重視されています。また、出店後の課題としては「新規顧客の獲得」が圧倒的に多く、いかに新しい顧客を獲得できるかがポイントであることが示されました。

効果があった販促施策としては、クーポンとタイムセールが最も多くの声を集めました。

これらのアンケート結果から、モール出店における重要な「チェックポイント」が導き出されました。

  • Point①:経済条件:固定費や初期費用が撤退理由の1位であり、経済条件がマッチするかは重要。
  • Point②:新規顧客の獲得:出店してからの悩みの1位であり、モールの成長性や新たな客層にアプローチできるかが重要。
  • Point③:リソースを考慮する:撤退理由の第3位であり、商品登録のしやすさ、簡単さも大きなポイント。
  • Point④:販促施策:効果のあった販促施策第1位であるクーポンとタイムセールはぜひ挑戦すべき。

3. 食品カテゴリーは売れ筋!メルカリShopsでの成功術

メルカリShopsは、上記のモール出店チェックポイントをしっかりカバーしています。

メルカリShopsの「ここがすごい!」

Point①:経済条件について

初期費用・月額利用料は無料です!商品が売れた際に販売価格(税込)の10%が手数料として発生するのみで、イニシャル・ランニングコストは不要です。メルカリ主催の販促にも参加できるチャンスもあります。

Point②:新規顧客の獲得について

メルカリShopsの利用者は女性比率が高く、他のモールと比較して若い傾向があるため、新たな利用者層にアプローチできます。メルカリShopsの流通総額も着実に成長しており、現在大手EC事業者も続々と参入しています。約2,300万人のメルカリアプリ利用者に向けた販売・出店が可能です。

Point③:リソースについて

簡単なショップ運営が可能です!パートナー向けの支援機能も強化されており、CSVによる商品一括登録EC一元管理システムとの連携、さらにはささげ業務代行などを使って、シンプルなショップ運営が実現できます。

Point④:販促施策について

  1. 商品登録:まずは検索の面を取るために商品登録!商品に「いいね」を獲得しましょう。
  2. タイムセール:タイムセール開催でお客さまに通知されるため流入が見込めます。検索画面で2重価格表示されクリック率向上、24時間切るとカウントダウンが始まりCVR向上、さらに「いいね」がついた商品はプッシュ通知でリターゲティングできるメリットがあります。
  3. クーポン開催:クーポンを開催することでフォロワー増を狙いましょう。
  4. 広告:さらに閲覧機会を増やしましょう。(広告は現在一部のショップのみへ公開)

新品販売のチャンス拡大!

メルカリShopsでは、新品の割合が増加しており、売上の60.0%、販売商品数の72.4%を新品が占めています。特に食品・飲料・酒カテゴリーは、新品の売上比率が高い順でトップであり、16カテゴリーで新品の方が売れ筋であることが判明しています。

大型イベントを効果的に活用!

「超メルカリ市」や年末大感謝祭をはじめとした大型イベントを四半期に一度開催しており、多くのショップが参加し、タイムセール流通総額と設定商品数が急成長しています。

過去のイベントでは、炭酸水、ワインセット、カニのほぐし身、丹波黒豆などの食品がお得な価格で提供され、売れ筋商品となりました。

食品カテゴリーのトレンドと対策

メルカリShopsの注文件数が多いカテゴリーランキングでは、新品商品部門で「食品・飲料・酒」が堂々の2位にランクインしています。

食品カテゴリーにおけるトレンドとして、以下が挙げられます。

  • 季節別検索ワード上位
    • 春(3-5月):米、干し芋、りんご、いちご、デコポン、みかん、ニンニク
    • 夏(6-8月):桃、スイカ、お米、ぶどう、マンゴー、梅干し、さくらんぼ、シャインマスカット
    • 秋(9-11月):みかん、りんご、干し芋、柿、お米、シャインマスカット、ぶどう、いちじく、蟹

冬(12-2月):みかん、干し芋、りんご、お米、柿、蟹、いちご、トマト このように、季節ごとの旬の食材が検索上位にきますので、トレンドを把握し、早期に仕込みを行うことが売上機会の最大化と商品回転率の向上に繋がります。

「訳あり」品と贅沢品、両方のニーズに対応

メルカリでは売上金で商品を購入するお客様が多いことから、「良いものを“お得に”」「たまには“贅沢”も」という両方のニーズがあります。実用系ではお得な訳あり・大容量が人気で、贅沢系では高級品種やご褒美的なニーズが強いです。

メルカリアプリ内に「グルメ特化タブ」設置予定!

2025年の秋から、メルカリアプリ内で「食品」にフォーカスした施策として、「グルメ特化タブ」が設置される予定です。これは、食品カテゴリーの認知が限定的だったこれまでと異なり、グルメ特化タブで食品の露出を最大化し、眠っていた需要を掘り起こしていく大きなチャンスとなります。早くに売れ筋・主力商品を作っておくことが重要です。

食品カテゴリーの成功事例

  1. 九州おかん直送便(食品カテゴリーショップ 急速立ち上げ事例)
    • 開店2ヶ月で月初の売上比8倍を達成!「おいしく食べられるのに正規流通から外れてしまった食品」を主に販売。
    • 鮮度重視で即出荷」を掲げ、早く届けることを重視。
    • 商品説明文の充実」:特に「訳あり品」は安心して買物できるよう工夫。
    • Every Day Low Price」:特売やセールを行わず、常に低価格で商品を販売する価格戦略。無理に広告費をかけずにお客様に喜んでもらえる商品を安く提供することを大切にしている。
  2. 甲羅組 毎日セール実施中!(食品カテゴリーショップ事例)
    • 毎週継続して商品を新規登録
    • タイムセール」を活用し、割引率や期間を商品画像へ分かりやすく記載。
    • 新商品販売時にはフォロワーにPush通知が自動配信され、売上アップに貢献。
    • ショップデザイン機能を活用し、セール商品やシーズン商品を購買者が探しやすく工夫。
  3. 食肉流通センターのお肉屋さん(食品カテゴリーショップ タイムセール活用事例)
    • 広告の一つと捉え、商品を露出させるためにタイムセールを積極的に活用。
    • 特に、特集やキャンペーン時はタイムセールにした方が売れると確信し、必ず設定。
    • 9月の「訳あり食品特集」に合わせて複数の商品をタイムセールにしたところ、過去最高の売上を記録
  4. 飲料・酒カテゴリーショップ事例 【公式】京橋ワイン(土日祝休み)さんいわゆるソフトドリンクのお店さん(売れ筋商品事例)
    • まとめ買いがお得な商品が人気。
    • 大容量商品が人気で、在庫ロス削減リピーター獲得に繋がる。
    • サイズや価格違いの商品を1つの商品画面内で選択できる商品グループ機能を活用。
    • PV数の増加や離脱防止にも繋がっている。

売れるショップ作りを実践してみましょう!

いかがでしたでしょうか?食品カテゴリーはメルカリShopsでも注目の売れ筋カテゴリーです。メルカリのお客さまに向けて、季節の食材や「訳あり」品、こだわり商品を販売してみませんか?

今回ご紹介したメルカリShopsのメリットや成功事例を参考に、ぜひあなたもメルカリShopsでショップ作りにチャレンジしてみてください。