DIYや子どもの工作で使った工具類が、家の奥で眠っていたという家庭は少なくありません。使わなくなった工具類を処分する方法は色々ありますが、ここでは廃棄する方法と中古品として売る方法の2つをご紹介します。具体的にどのように手続きを行うかについてもあわせて解説しますので、ぜひ参考にしてください。
基本は使用の可否と素材、サイズで区分
まずは、工具が「現状で使えるかどうか」を確認しましょう。
使えるものは、そのまま中古品として売ることができます。
使えないものは、修理して中古品として売るか、ごみとして廃棄することになります。
修理すると売値よりも修理費のほうが高くなる可能性があるため、売る目的で修理に出すのであれば、必ず修理見積と、修理後の売却時見積を取るようにしましょう。
工具の捨て方
壊れてしまった工具を捨てる場合、普通ごみ、粗大ごみ、資源ごみの3パターンの方法で捨てられる可能性があります。
普通ごみ | 粗大ごみ | 資源ごみ | |
---|---|---|---|
サイズ | 指定袋に入る大きさ | 自治体指定の大きさ | 指定袋に入る大きさ |
費用 | 多くの自治体で有料 | 有料 | 基本的には無料 |
工具の例 | ドライバー | 電動糸のこぎり | 万力(自治体による) |
- ・普通ごみ
-
有料ゴミ袋に入る程度の大きさのものであれば、この方法で捨てられます。自治体の指示に従って廃棄することになりますが、基本的には燃やせないゴミとして処分します。
袋の外側に「危険」や「工具」などの張り紙を行ったうえ、のこぎり刃など、袋を破って作業者にケガをさせそうなものは、新聞紙などでくるんでから捨てます。
- ・粗大ごみ
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有料ゴミ袋に入らない大きさのものは、基本的にすべて粗大ごみです。地域のごみ収集センターに問い合わせて回収してもらいます。
料金は、捨てるものと自治体によって変わります。
- ・資源ごみ
-
部材がすべて金属でできているものや、小型家電の無償回収対象のものであれば、資源ゴミとして出すこともできます。
ただし、自治体によって扱いが異なることも多いので、各地域のゴミ分別表をチェックしましょう。
分別が不明な場合は、ごみ収集センターに問い合わせてください。
高値で売れる工具の特徴
工具は新品で購入するとかなり高額のものが多いので、使えるものであれば中古品でも高値で売れやすいです。
特に、以下のような特徴のあるものは高く売れる傾向にあります。
型番が新しいもの
発売されたのが最近に近いものほど、工具としての性能が良いため、高値が付きやすいです。
使用年数が少ないものは状態が良いものが多いため、狙っているユーザーも多くなります。
使用感の少ないもの
型番が新しいものと同様に、あまり使われていなかった工具も購入希望者が多くなり高値が付きやすいです。
ただし、使用頻度が少なくても手入れ状態が悪くサビ付いているようなものだと、値が落ちてしまいやすくなります。
定期的な手入れを実施して、機能性を高く維持しましょう。
元値が高い電動工具類
「工具」と一口に言っても、元の価格が高いものから低いものまで、さまざまです。
組み立て家具を買ったときに付属することもある一般的なドライバー1本よりも、元値が高額になりやすい電動ドライバー一式のほうが売値は高くなります。
電動工具類は新品でそろえようとするとかなり高額になるため、「ちょっと使ってみたい」というような場合、中古の需要も多くあります。
気軽に工具を売るならメルカリがおすすめ!
工具を売る方法はリサイクルショップへの持ち込みや出張買取などがありますが、なかでもメルカリへの出品が特におすすめです。
メルカリはオンラインフリマサービスであり、売りたい商品を自身が希望する価格で販売できます。
他のフリマサービスに比べてユーザー数が多いため、売り手も買い手も多く、さまざまなニーズが存在します。
工具の種類とその時のニーズによっては使用不能なジャンク品でも売れる可能性があります。
ぜひ、メルカリへの出品を検討してみてください。
使わなくなった工具は適切に処分しよう
工具の処理は、適切に行う必要があります。
故障などによって使えなくなってしまったものは、自治体の指示に従って、普通ごみ・粗大ごみ・資源ごみの区分を守って廃棄してください。
まだ使える工具は、メルカリへの出品がおすすめです。
捨てる場合はほとんどが有料回収となりますが、メルカリであれば売ってお金に換えられるかもしれません。
使えない工具類もジャンク品として売れる可能性があるため、ぜひ一度メルカリへの出品を検討してみてください。