新たな本の置き場所を確保したり、読まない本の整理のためなど、本を捨てようとしているものの、捨て方で悩んでいる人もいるのではないでしょうか。本の捨て方には方法がいくつかあり、それぞれメリットやデメリットが異なります。この記事では、本の捨て方・処分方法の種類や注意点を解説します。
本の処分方法はシーンで考えよう
自宅にある本を整理したい、処分したいときに、とりあえずゴミに出してしまうのはもったいない場合もあります。
例えば、状態に問題がなければ、買取店で買い取ってもらえたり、フリマアプリやネットオークションで販売できたりするでしょう。施設や団体に寄付したり、友人に譲ったりすれば、本を整理しながら他の人に読んでもらえます。
状態が悪いときや譲り手が見つからないときに初めて、ゴミとして処分する方法を考えるのがおすすめです。まずは、「不要な本を売りたい」「他の人に読んでもらいたい」など、自分がどうしたいかを考え、希望に合った処分方法を選びましょう。
資源ゴミとして捨てる、または古紙回収に出す
本の処分の最終手段として、ゴミとして捨てるまたはリサイクルする方法があります。状態が悪くて売れなかったり、譲る人が見つからなかったりしたときにおすすめです。
本は紙でできているため、燃えるゴミと思いがちですが、資源ゴミに分類されます。廃棄された本が資源として再利用されるので、自治体によって決められた資源ゴミの日に捨てましょう。
また、リサイクル業者や自治体の古紙回収に本を持ち込むのも方法のひとつです。業者の事務所に持ち込んだり、自宅まで回収を依頼したりするなど、いくつかの方法があります。
自治体では、役所や区民センターなどに窓口・回収ボックスなどを設けていることが多いので、ルールを確認してから利用してみましょう。
譲ったり寄付したりする
自分にとって不要な本でも、他の人にとっては読みたい本の場合もあります。家族や友人などに確認し、欲しいと言ってもらえれば捨てずに整理できます。本人はもちろん、親戚や子どもが譲り手になることもあるので、まずは身近な人に聞いてみましょう。
また、施設や団体によっては、本の寄付を募っている場合があります。本が必要な人に受け継がれていくので、有意義な処分方法といえるでしょう。
ただし、むやみに施設や団体に本を持ち込んではいけません。寄付できるもの・寄付できないものがあり、いつでも受け付けているとは限らないからです。
ホームページなどに案内がないかを確認して、あった場合にはルールに合わせて手続きを、なかった場合には電話やメールなどで問い合わせましょう。
図書館ではほとんど寄付を受け付けていない
多くの本が並んでいる図書館ですが、寄付は受け付けていないことがほとんどです。図書館は書店などから本を手配しているため、個人が所有している一般的な本はあまり求められていません。
ただ、なかなか手に入らない貴重な書籍や地域の資料などは、蔵書を充実させるために寄贈を受け付ける場合があります。
図書館にいきなり本を持ち込むと迷惑になる可能性が高いので、自治体や図書館へ事前に問い合わせて寄付について確認しましょう。
本の買取店やリサイクルショップで売る
状態が良い本は、買取店やリサイクルショップなどで売ることができます。本を処分しつつお金を得られるので、新しい本の購入や生活費などに充てられるのがメリットです。
なるべく高値で買い取ってもらうためには、本をキレイにしておきましょう。ほこりや汚れをとったり、日焼け部分を優しく研磨したりすると、状態が良くなります。
また、さまざまな商品を取り扱うリサイクルショップよりも、本を専門に扱う買取店に持ち込むのがおすすめです。本に関する知識や流通ルートがあるため、同じ本でも買取価格に差が生まれます。
得意なジャンルを強化していることもあるので、売りたい本のジャンルに合った買取店を選ぶのもポイントです。
買取店やリサイクルショップでは、インターネットや電話、メールなどで事前に価格を査定できる場合があります。店舗に行く前に、事前査定を行って、買い取ってもらうかを考えましょう。
ネットオークションに出品する
貴重な本や専門書など、特定のニーズがある本はネットオークションで出品するのがおすすめです。ネットオークションは、出品終了日までの入札に応じて価格が決まるので、思わぬ価格で売れることがあります。
出品の仕方は簡単で、商品の画像を用意し、カテゴリ設定、説明文の記載、開始価格・個数の入力、終了日時・配送方法の設定を行うだけです。
ただし、商品によっては、思うように価格がつかないこともあります。まったく入札がなければ売れずに手元に残るので、すぐに本を処分したいときには不向きです。
フリマアプリに出品する
もっと気軽に本を処分したいならフリマアプリがおすすめです。スマホ1台で商品を出品でき、商品が欲しい人と取引することができます。
フリマアプリにはいくつか種類がありますが、中でもおすすめしたいのがメルカリです。フリマアプリの中でもユーザー数が多く、より多くの人に出品した商品を見てもらうことができます。
幅広いニーズのユーザーが利用しているため、他のアプリよりも売れやすいのがメリットです。
また、金銭のやり取りはメルカリが間に入って行うため、ユーザー同士のトラブルを予防できます。メルカリガイドやメルカリ事務局などによるサポートも豊富で、初心者でも安心して利用できるのが魅力です。
本や参考書は人気の商品なので、ぜひメルカリで出品してみましょう。
本の処分を検討するなら、まずはメルカリへ出品!
本の捨て方にはいくつか方法があり、資源ごみとして捨てたり、資源回収を依頼したりするのは最終手段と考えましょう。
他の人に譲ったり、施設・団体に寄付したり、買取店やネットオークション、フリマアプリで売ったりすることで、不要な本を処分しつつ、本を新しい人に届けられます。
利用者数の多いメルカリなら、本を探している人ともマッチングしやすく、早い段階で売れる可能性があります。
本の処分を検討している方は、まず一度メルカリに出品してみてください。