価格幅が広く、高額な商品が多いピアノ。趣味として始める場合、できるだけ安くピアノを手に入れたいと考える方も多いはず。今回は、ピアノを安く購入する方法と中古ピアノを買うときの注意点をご紹介します。
ピアノを安く買いたいなら、メルカリがおすすめ
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新品のピアノの価格帯は非常に幅広く、繊細な音色を奏でる上級者向けの「グランドピアノ」は、100万円から1000万円単位で価格が変動します。初心者や家庭用での演奏向けの「アップライトピアノ」でも、40万円からが相場です。
録音された音がスピーカーから流れる仕組みの「電子ピアノ」は、5万円から購入でき、30万円を超えると最高グレードと言われます。
メルカリでは、グランドピアノやアップライトピアノ、電子ピアノが多数出品されており、中古ピアノの相場のなかでは最も安い価格で購入できる可能性があります。
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【新品】ピアノを安く買う方法
新品のピアノは、音色を育てる楽しみや長期メーカー保証がつく安心感、すぐに演奏が楽しめるなどのメリットがある一方で、高価格です。
新品のピアノを安く購入する方法は、以下の4つです。
- ネットショップで購入する
- 家電量販店で購入する
- 楽器店で購入する
- ピアノ専門店で購入する
購入方法ごとに、メリットとデメリットをご紹介します。
ネットショップで購入する
メリット | デメリット |
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選べるピアノの種類が非常に多い ネット環境があれば、いつでもどこでも購入できる | 試し弾きできない |
ネットショップで購入する場合は、セールやキャンペーン、クーポンを利用する、ポイントバックを狙うことで安くピアノを購入できます。
また、型落ちモデルといわれる最新モデル以外のピアノを選ぶと価格帯が少し下がります。
ネットショップでの購入は試し弾きできないので、購入前に口コミをチェックしておくと良いでしょう。
家電量販店で購入する
メリット | デメリット |
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試し弾きできる 価格交渉できる場合がある 家電量販店独自の保証が受けられる | 数種類の電子ピアノしか選択肢がない場合が多い 店舗によっては、電子ピアノの取り扱いがない場合がある 店舗に出向く手間と時間がかかる |
家電量販店では、電子ピアノの取り扱いのみですが、在庫処分やセールを狙うと安く購入できます。
価格交渉できる場合は、ネットショップで購入するよりも安い値段で購入できる可能性もあります。
店舗によって商品の取り扱いがない場合があるため、事前に問い合わせたうえで店舗を訪れると良いでしょう。
楽器店で購入する
メリット | デメリット |
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選べるピアノの種類が多い 試し弾きできる 楽器専門の店員に相談したり、質問したりできる 価格交渉できる場合がある | 楽器店の数が少ない 店舗に出向く手間と時間がかかる |
店舗の大きさによりますが楽器店では、アップライトピアノと電子ピアノが多く取り揃えられ、弾き比べながら自分に合ったピアノを選べます。
グランドピアノは、高額商品であることや広いスペースが必要なため、店舗によっては取り扱いのない場合もあります。
ピアノに詳しい店員さんがいれば、わからないことをその場で解決できる点も魅力的です。
店舗のセールやフェアを利用することで、安くピアノを購入できます。また、価格交渉が可能な場合もあります。
お目当てのピアノや予算を明確にしておくと、店員さんとの会話もスムーズに進むでしょう。
ピアノ専門店で購入する
メリット | デメリット |
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選べるピアノの種類が多い 試し弾きできる ピアノ専門の店員に相談したり、質問したりできる 価格交渉できる場合がある ピアノ専門店独自のサービスを受けられる | 首都圏や大都市にしか店舗がない 店舗に出向く手間と時間がかかる |
ピアノ専門店の魅力は、豊富な商品数と試し弾きできる点、ピアノ専門の店員さんにいつでも話を聞ける点です。
購入した場合には、ピアノ専門店独自の配送設置サービスや調律サービス、長期保証を受けられるケースがあり、安心感もあります。
ただし、店舗数が少ないため、出向く手間と時間がネックとなります。
【中古】ピアノを安く買う方法
中古のピアノは、前のオーナーの弾きこみの程度やメンテナンスの状態によって、品質にムラがある点がデメリットです。
しかし、ポイントを押さえておけば、新品では手の届かない高いグレードのピアノを低価格で手に入れるチャンスがあります。
リサイクルショップでも中古の電子ピアノの取り扱いはありますが、数が少なく店頭にない場合がほとんどです。
リサイクルショップ以外に、中古のピアノを安く購入する方法は、以下の3つです。
- オークションで購入する
- フリマサイトで購入する
- 中古ピアノ専門店で購入する
購入方法ごとに、メリットとデメリットをご紹介します。
オークションで購入する
メリット | デメリット |
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ネットで購入でき、店舗に出向く手間と時間がかからない。 フリマサイトに比べて、メンテナンスされた中古ピアノの出品が多い。 配送の手配を出品者が手配してくれるケースがある。 | フリマサイトよりも価格は高め。 落札できなければ買えない。 希望の商品が出品されていないこともある。 出品者とのやりとりに手間がかかる。 トラブルが発生する可能性がある。 |
ピアノは、オークションにも多数出品されています。中には、中古ピアノ専門店の出品もあり、低価格で良質なピアノにも出会えます。
フリマサイトよりも価格は高い傾向にありますが、メンテナンス済み、出品者が配送を手配する、追加料金を支払えば保証が付けられるなど、サービス面でフリマサイトよりも選択肢が多いです。
オークションのため、購入希望者が多数の場合は値段がつり上がっていく可能性があります。お目当てのピアノに出せる予算を考えておくと良いでしょう。
フリマサイトで購入する
メリット | デメリット |
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最も安く購入できる可能性がある ネットで購入でき、店舗に出向く手間と時間がかからない イスなどの付属品もまとめて購入できる場合がある 価格交渉できる可能性がある | 希望の商品が出品されていないこともある。・出品者とのやりとりに手間がかかる 配送の手配は購入者が行う場合が多く、料金と手間がかかる 購入後に、調律を含めたメンテナンスなどの追加料金がかかる場合が多い トラブルが発生する可能性がある |
オークションや中古ピアノ専門店での購入に比べて、フリマサイトでの購入は時間と手間ががかかります。しかし、良質なピアノが破格の安さで購入できるチャンスがあります。
ピアノの配送の手配を購入者が行う場合がほとんどで、出品者との細かなやりとりが必要になります。メンテナンスされていない分、安く出品されている商品が多く、購入後に追加でメンテナンス費用がかかることを想定しておきましょう。
購入後にかかる追加料金を考慮しても、安くピアノを手に入れられるのが最大の魅力です。
取引に関わるトラブルが発生しても、フリマサイト運営事務局のサポートを受けられるので安心です。
中古ピアノ専門店で購入する
メリット | デメリット |
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メンテナンスされているため、購入後すぐに弾ける 試し弾きできる ピアノ専門の店員に相談したり、質問したりできる 価格交渉できる場合がある ネット購入が可能な場合は、店舗に出向く時間や手間がかからない 保証サービスを受けられる場合もある | 中古のピアノの中では、価格が高め 選べる商品は在庫状況によるため、希望の商品がないこともある 実店舗が少なく、出向く手間と時間がかかる |
オークションやフリマサイトの価格に比べて高くなりますが、中古ピアノ専門店での購入は、メンテナンス済みで保証付き、配送手配してもらえるなどサービス面が手厚いです。
店舗に出向けば試し弾きができ、ピアノ専門の店員とやりとりしながらピアノの品質を確かめられます。
店舗数が少ないのがデメリットですが、中古ピアノ専門店がネットショップ販売をしているケースもあります。ネットショップでの購入を選択肢に入れておくと、選べるピアノの数が増えるでしょう。
メルカリで中古のピアノを買うときの注意点
安くピアノを手に入れるには、メルカリでの中古ピアノの購入がおすすめです。
メルカリで中古ピアノを購入する際は、配送の手配やメンテナンスを購入者が行う場合が多く、購入前の見積もりやピアノの状態確認が大切です。
ここでは、メルカリで中古ピアノを買うときの注意点をご紹介します。
注意点➀:配送料や設置料の見積もりを取る
ピアノは大型商品のため、送料が着払いで出品されているケースがほとんどで、購入者が配送を手配します。
配送の選択肢は、ピアノ専門の運送会社か宅配便を利用するのが一般的です。
ピアノの運搬費用は、設置場所間の距離や環境、業者により変動します。
費用を安く抑えるには、複数の業者から見積もりをとって比べる必要があります。
見積もりをとるには、以下5点の確認が必要です。購入前にコメント機能を使って、出品者に聞いておきましょう。
- 住所
- ピアノの大きさ
- 設置場所の階数
- 搬入出可能な出入り口の状況
- 階段やエレベーターの有無
注意点②:ピアノの基本情報を確認する
中古ピアノは、前オーナーの使用環境によって状態がさまざまです。
購入前に、ピアノの基本情報を聞いておくことで、その後のメンテナンス対応がスムーズです。
確認しておくべき基本情報は以下の4点です。
商品の詳細情報を見たり、コメントでのやりとりを通してチェックしておきましょう。
- メーカー、型番(数字とアルファベットの組み合わせ)、製造番号(5桁以上の数字)
- 使用頻度
- 調律や修理などのメンテナンス履歴
- 使用環境(喫煙者やペットの有無、高温多湿
- 直射日光のあたる部屋かなど)
グランドピアノとアップライトピアノには、メーカー、型番、製造番号が記されています。何年に製造されたものか、いくらの価値があるものなのか調べる手がかりになります。
グランドピアノの場合は、大屋根を開けて譜面台をはずすと内部のフレームの右下か中央。アップライトピアノの場合は、上蓋を開けてフレームの右上か中央に型番と製造番号が刻印されています。
電子ピアノの場合は、鍵盤下の板にステッカーが貼られ、型番や製造番号が確認できます。
電子ピアノは、電化製品のため家電と同様に寿命があり、平均で10年といわれています。これは部品の生産が終わってしまい、修理できなくなる目安の期間と言えます。
使用状況によっては、電子ピアノの寿命は短くも長くもなるでしょう。
注意点③:ピアノのボディ・内部の状態をチェックする
購入後のメンテナンス費用を抑えるために、ピアノのボディと内部の状態を事前に確認することも大切です。
グランドピアノ・アップライトピアノの場合
グランドピアノとアップライトピアノの場合のチェックポイントは、以下の通りです。
ボディ | 外装のキズや日焼けの有無 足のゆがみはないか 響板(フレームの下や奥にある板)の割れがないか ペダルが機能しているか さびや変色の有無 鍵盤のがたつきや変色の有無 鍵盤がきちんと上がるか |
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内部 | 弦や金属部分のさびの有無 弦が切れていないか 内部にカビが発生していないか 繊維素材の消耗具合 音の出ない鍵盤の有無 |
複数の鍵盤で音が出ない、鍵盤が上がらない、金属音が響くなどの場合、故障の原因はさまざま考えられ、修理費用が高額になる可能性があります。
できるだけ88個すべての鍵盤の音が、問題なく出るピアノを選びましょう。
電子ピアノの場合
電子ピアノの場合のチェックポイントは、以下の通りです。
ボディ | 外装のキズや日焼けの有無 鍵盤の素材や劣化の具合 足のゆがみはないか ペダルが機能しているか、さびや変色の有無 鍵盤のがたつきや変色の有無 ヘッドフォン差込口の不具合がないか 電源コードの劣化がないか |
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内部 | 電源が入るか 音の出ない鍵盤の有無 音の割れや雑音がないか 音量の調節がきくか ヘッドフォンが使用できるか |
電化製品である電子ピアノを購入する場合は、10年ほどの寿命を考慮して製造から5年以内のものを購入するのがおすすめです。
電子ピアノは、素人でも簡単に正確に動作確認ができるので、購入前に出品者とこまめなやりとりをして状態の良いものか判断しましょう。
ピアノはメルカリでおトクに手に入れよう
ピアノを安く購入するには、新品と中古品それぞれにいくつかの方法があります。なかでもメルカリでの購入は、最も安くピアノを購入できる可能性があり、おすすめです。
メルカリで中古ピアノを購入する場合は、ピアノの状態や配送料金の確認が必要になります。手元に届き、弾けるようになるまでに手間や時間がかかりますが、ポイントを押さえておけば状態の良いピアノを低価格でゲットできます。
ピアノを安く買いたいと考えている人は、ぜひ一度、メルカリをチェックしてみてはいかがでしょうか。