乗らなくなった自転車を処分したいとき、どのような方法が良いのか迷ってしまうこともあるでしょう。燃えないゴミで捨てたいとなれば分解が必要になってきますし、処分する前にしておくこともあります。電動自転車のバッテリーは廃棄に注意することがあります。ここではおすすめの処分方法や費用の相場などをご紹介します。
自転車の処分方法


「自転車を処分したいけど、なるべく費用は抑えたい。」
そんな方のために、ここでは4つの処分方法を解説します。
自治体に回収してもらう
自転車を自治体で廃棄してもらう場合は、粗大ゴミとして回収してもらえます。自治体ごとのルールに従って適切な処分をしましょう。
回収のほかに、自治体のゴミ処理場に直接持ち込むと、処分費が少し安くなります。自転車の大きさや種類で手数料が変わりますが、大体400円~1200円前後です。
電動アシスト自転車は少し注意が必要です。ほとんどの自治体では、バッテリーは必ず外すよう呼びかけています。
電動アシスト自転車の充電式電池は主にリチウムイオン電池で、プラスチックゴミ・一般ゴミに混入させると、 ゴミ収集車や処理施設の中でそれらの電池が発火し、火災を発生させる危険性があるため注意が必要です。
小型充電式電池のショートを防ぐために、バッテリーの金属端子部に絶縁テープ(ビニールテープ)を貼ってから処分しましょう。
使用済み小型充電式電池は、最寄りの排出協力店、リサイクル協力店などへ持ち込んでください。小型充電式電池リサイクルボックスが設置してあればそちらへ。
電気製品販売店(量販店、ホームセンター)などで、電動アシスト自転車を販売している場合は、バッテリーを回収している可能性があるので、店舗に問い合わせてみてください。
業者に回収してもらう
業者に依頼すると、自宅まで回収に来てくれるうえ、電動アシスト自転車の場合はバッテリーを外さなくても引き取ってくれるなど、便利な面もあります。
ただし、費用がほかの方法よりかかる可能性が高いため、事前に費用について確認しておくことをおすすめします。また、自転車一台のために業者に来てもらうと割高感があるため、自転車以外にも不要品がある場合は、まとめて回収してもらうと良いでしょう。
業者は何社か比較して、自分に合った業者を見つけてみてください。悪徳業者も中には存在するのでくれぐれも注意しましょう。費用は1,000~3,000円程度が相場です。
解体して燃えないゴミへ
ほとんどの自治体では、自転車は最初から粗大ゴミとして扱われているため、普通の不燃ごみで回収してもらうことはできません。
解体することで不燃ごみとして捨てられるパーツもありますが、解体作業が大変なうえに、タイヤやチューブなどは燃えるゴミになるなど、分別も複雑なので、処分方法として現実的だとは言えないでしょう。
自治体に粗大ゴミとして引き取ってもらうか、ゴミ処理場へ持ち込むことをおすすめします。
フリマアプリならメルカリで出品してみよう


まだ乗れる自転車ならフリマアプリやネットオークションを活用して利益に変えてみるのも良いよいでしょう。
自転車を出品するなら、数あるフリマアプリの中でもメルカリがおすすめです。
ここではメルカリをおすすめする理由について解説します。
日本最大級のフリマアプリだから多くの人が見る
メルカリといえばフリマアプリの中でもメジャーなもののひとつです。利用者も年々増え続けており、2021年9月には月間利用者数が2000万人を突破、そして2021年12月4日には累計出品数が25億品を超えました。
若年層だけでなく、中高年層においても利用者数が前年比約1.4倍に増加するなど、幅広い層が利用しているフリマアプリだと言えるでしょう。
利用者数が多く、出品すると多くの人の目に触れる機会があるため、買取される確率が高まります。
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自転車のような大きな荷物を購入者の心象を考えながら梱包したり、配送センターまで運んでいくのは一苦労です。いちばん大変な作業をプロにお任せできるので安心して出品できます。


サポート体制がしっかりしている
メルカリでは、「メルカリ便」というメルカリだけで使える、お得であんしんな配送サービスがあります。
「らくらくメルカリ便」・「ゆうゆうメルカリ便」・「梱包・発送たのメル便」と言った「メルカリ便」を使用することで、出品者・購入者ともに住所を知られずに取引できる匿名配送が利用できます。
宛名書きする手間が省けることに加え、プライバシー保護の観点からみても安心して取引が可能です。
メルカリ便には荷物の追跡サービスもあり、配達状況をいつでも確認できます。配送時のトラブルなどによる商品の紛失・破損等にも対応してもらうことができます。
また、金銭のやり取りは必ずメルカリが間に入るため、出品者と購入者が直接の金銭の受け渡しをすることなく取引を完了することができます。
このようにさまざまなサポート体制が充実しているので、安心して利用することができるでしょう。




メルカリの使い方がわからないときはメルカリ教室へ


初めてメルカリに出品する場合は、アプリの使い方がわからなくて困ることがあるかもしれません。ほかにも梱包・発送なども、どれが適切なのか迷ってしまうこともあるでしょう。
そんな方におすすめするのが、誰でも無料で受講できるメルカリ教室です。
メルカリ教室って?
メルカリ教室は、メルカリを熟知している認定講師からアプリの使い方を教えてもらえるだけでなく、すぐ売れるコツや出品方法、梱包・発送のコツなども教えてもらえます。
オンライン形式もしくは実際に店舗で教えてもらえる対面式とが選べます。近くに実店舗が無い場合はオンライン形式で受講できるので、都合の良い方法を選んで気軽に参加してみてください。
出品体験を専任講師と一緒に
メルカリ教室では、実際にスマホのアプリを使って出品を体験することができます。
出品から一連の流れをメルカリ専任講師と一緒に進めてくうえで、困ったことや疑問点などは、メルカリを熟知している講師に直接対応してもらえるので、その場で解消することができます。
自転車を手放す前の準備


いよいよ自転車を処分するとなったときの2つの注意点を解説します。
防犯登録を抹消しておく
自転車を購入する際に登録が義務付けられている防犯登録番号のデータ(情報)を抹消する作業が必要です。抹消登録の手続きをしてください。
防犯登録の抹消に必要なものを持参して「自転車防犯登録所」の看板が掲示してある防犯登録所(自転車店・スーパー・ホームセンター等)にて手続きができます。
必要なものは下記の通りです。
- 自転車本体
- 身分証明書
- 防犯登録カード(所有者控)
防犯登録カードを紛失してしまった場合は、車体番号が記載されている領収書や保証書などでも大丈夫です。
また、それぞれの都道府県で防犯登録が必要になるので、今住んでいる都道府県外へ引っ越しする際も登録変更が必要です。
ほかの人の手に渡る予定のものはメンテナンスしておく
フリマアプリやオークションなどで売れて人手に渡ることになった自転車は、次のオーナーのためにできるだけ良い状態で手放しましょう。
自転車全体を掃除しておく心遣いが大切です。タイヤに空気を入れておいたり、チェーンに油をさしたりしておくといったメンテナンス作業なども必要でしょう。パンクしていたら修理もしておきましょう。
自転車を処分するならメルカリで


自転車は捨てるとなると粗大ゴミの扱いとなり、処分費用がかかってしまいますが、メルカリで売却すれば、お小遣いになります。
メルカリは日本最大級のフリマアプリで、サポート体制も整っています。また、初心者にうれしい「メルカリ教室」があります。
「メルカリ教室」で使い方に関する不安やすぐに売れるコツなどを知って、捨てようと思う前にぜひメルカリに出品してみてはいかがでしょうか。