多くの人が利用するオンラインフリマアプリ「メルカリ」には、利用規約として定められているルールや利用の上でのマナーが存在します。この記事では、メルカリで円滑・安全な取引を行うために重要なルールとマナーについてご紹介。あんしんして出品・購入を行うためにもチェックしておきましょう。
利用開始時に必ず確認!メルカリの利用規約について
メルカリの利用規約は、ユーザー登録時に必ず確認することになっています。
また、規約内容に変更があるときはメールなどでお知らせがあり、変更内容についても確認するよう求められています。そのため、全ユーザーが一度はチェックし、同意している内容です。
規約の内容は、あんしん・あんぜんにメルカリを利用する上で重要な項目です。ルールを軽んじていると思わぬトラブルを招く恐れがあります。
また、利用規約で禁止されている行為や迷惑行為を行ったり、禁止されている出品物を出品したりすると、アカウントに利用制限がかかる場合もあります。今一度、規約の重要な部分に目を通しておくことが大切です。
とはいえ、自分に関係のある項目から確認したいという方のために、ここから購入や出品といったシーン別にメルカリのルールについて解説していきます。
メルカリのルール|出品編
メルカリで商品を出品する際は、出品禁止の商品があることはもちろん、商品登録や購入者との交渉において守るべきマナーがあります。
ここではとくに気をつけたいルールやマナーについて解説していきます。
独自ルールを作る
メルカリでは、独自ルールでの販売を認めていません。
例えば、「コメントなしでの購入を禁止する」行為や「プロフィールを必ず読んで、理解したうえで購入する」行為、オークション形式での販売やノークレームノーリターンなどが該当します。
これらはあくまでも出品者が独自に決めたルールの一部であり、ユーザーがどのように購入するかは自由に選べるものです。
こうした記述を行うことで、無用なトラブルを引き起こす可能性もありますので、やめましょう。
また、外部販売サイトへの誘導などは、規約で禁止されています。
商品を正確に説明していない
わざと嘘の説明をしている出品や、説明しなくてはいけない不備(キズや汚れなど)への記述が明らかに不足しているなど、正確な情報を記載していない出品はやめましょう。
購入者が誤解したまま購入することで、クレームや返品などのトラブルにつながる可能性が大いに高まります。商品を出品する際は、情報を正確に伝えることを心がけましょう。
現在手元にない商品を出品する
これから手に入る予定の商品、またはメルカリで売る以外の方法で先に手放してしまう可能性のある商品の出品はやめましょう。
また、メルカリやそれ以外のオークションサイトなどで出品中の商品を、メルカリで出品することもできません。
もし購入者がついた場合、「必ず発送できる状態で手元にあること」が必要です。
メルカリの利用マナー|購入編
メルカリのマナーにおける基本的な考え方は、「ユーザー同士が気持ちよく取引できるようにする」というものです。
多くの禁止行為はルールで規定されている上、トラブルの原因になるようなことも避けるよう求められます。
以下では、実際の購入シーンで起こりうる違反のケースから、細かいマナーを説明します。
交渉が成立しているのに買わない
メルカリでは、売りに出されているアイテムに対して価格交渉をすることができます。しかし、価格交渉が成立したとしても、購入ボタンを押さなければ実際の購入にはなりません。
基本的に、購入する意思のない注文、またはいたずら目的と見受けられる注文はマナー違反となります。トラブルの原因となりますので、交渉が成立したら購入するようにしましょう。
また、購入した商品を受け取らないこともマナー違反となりますので、注意が必要です。
もし、何らかの事情によってどうしても購入できなくなってしまった、受け取れなくなってしまった場合は、必ず出品者に買えなくなった事情を伝えて謝罪し、誠意ある対応を行ってください。
別の人と交渉が成立しているのに購入処理を行う
すでに出品者と別の購入者の間で価格交渉が成立しているアイテムを関係ない人物が購入するという、いわゆる「横取り」行為です。
メルカリでの購入は、あくまでも購入ボタンを先に押した人が買う権利を持つことになります。
しかし、当然ながらこの行為も他のユーザーから見てかなり不快です。
横取り行為は、絶対に避けましょう。
同時に、意図せず横取り状態になることを避けるためにも、交渉が終わった売買はできるだけ早く購入処理をするように心がけてください。
また、すでに交渉が成立している取引に対して、さらに別の交渉を行おうとすることも、ユーザー間のトラブルにつながるので避けるべきです。
明らかにやりすぎな価格交渉
例えば1万円で出品されている商品を1,000円にまで値下げしてほしい、というような、あまりに大幅な値下げの相談はすべきではありません。
そもそも出品者に断られる可能性も高いですし、出品者側に「無茶苦茶な要求を断らなければいけない」と、無用な苦痛を与えてしまいます。
相手の気持ちを考えてコメント・売買を
多くの禁止事項はメルカリの利用規約に書かれていますが、それ以外の点も含めて、基本的に周りのユーザーのことを考えた行動を取っていれば、違反になる可能性は低いと言えます。
さまざまなユーザーが快適に使えるフリマアプリを目指しましょう。
メルカリ公式が発表している『マナー』についての規定は、以下のリンクをご参照ください。
利用規約とマナーを守って、安心で安全な取引を
メルカリの利用規約は、それなりの文章量があり、全部に目を通すのは大変ですが、どれもメルカリを使っていくうえで大切な内容です。
やってはいけないことを理解し、適切にメルカリを使っていきましょう。
メルカリについてわからないことがあれば、下記のメルカリガイドもご活用ください。