ヤマハが販売している電子オルガン、エレクトーン。安いものでも1台20万円以上はするエレクトーンは、手放すことになっても処分の仕方に困る…という方も多いんです。この記事では、エレクトーンを処分する基本的な方法に加え、お金に換える方法についてもご紹介します。
エレクトーンの基本的な処分方法4選
エレクトーンは、4パターンの処分方法が考えられます。
粗大ごみとして出す
自治体のゴミ回収に合わせて、粗大ごみとして廃棄するという方法です。
処理費用は自治体によって異なりますが、3,000円程度を見積もれば処分可能です。
自分の家から外に出すだけでも難しいような大きさ・重さのエレクトーンの場合はなかなか難しい選択肢ではありますが、簡単・スピーディーに処分できる方法です。
また、車に積んで自ら最終処分場などにもっていく方法も考えられますが、処理費用はそこまで変わらないので、回収に来てもらうほうが簡単に処分できます。
楽器専門の買取店に引き取ってもらう
リサイクルショップなどに買い取ってもらう方法が考えられます。
ただ、エレクトーンは比較的高価な楽器ですので、どうせならより高く買ってもらいやすい楽器専門の買取店を選ぶといいでしょう。
買取店には、宅配買取・出張買取・店頭買取の3種類があります。
エレクトーンはかなり大きいので、出張買取してもらえるところに依頼するのがベターです。
自分の住んでいる地域の楽器専門買取店を調べて連絡し、自宅に来てもらって見積査定・買取・搬出までしてもらいましょう。
ただし、型番が古いと無償引き取りになる場合もあります。
廃品回収業者に引き取ってもらう
廃棄処分前提で回収してもらうという方法もあります。
地域の廃品回収業者に連絡し、自宅まで来て引き取ってもらいます。
この場合、基本的には有償引取となってしまいます。
処分費用見積のために、事前に自宅まで業者が確認に来ることになるケースが大半ですので、あらかじめ日程などを調整しておきましょう。
寄付・贈与
幼稚園など、電子オルガンを必要としている施設が近所にある場合もあります。
また、親戚でエレクトーンを欲しがっている家庭があるかもしれません。
まだ使えるエレクトーンを手放すのであれば、こうした先に寄付・贈与するというのも一つの手です。
ただ、配送手配や配送料については自分負担になる可能性が高く、そもそも贈り先自体を見つけるのも自力で行わなくてはいけないため、手間はかかります。
大切に使っていたエレクトーンを、引き続き誰かに使ってほしいという思いがある場合に、おすすめの方法です。
不調なエレクトーンは廃棄しかない?
エレクトーンは、トラブルの種類次第では簡単な修理で元通り使用できるようになるケースもあります。
こうした状態であれば、修理後に売るということも可能です。
ただし、自分で分解掃除等をすると、メーカーでの修理ができなくなる可能性があるほか、保証対象外となるリスクがあります。
もしメンテナンスをするのであれば、必ずプロに依頼して修理してもらうようにしましょう。
修理にかかる費用は、トラブルの状態、経年劣化の具合などによって異なります。
売るために修理するのであれば、修理費と売れた時の金額についてあらかじめ比較して、損をしないように注意する必要があります。
まだ使えるなら、フリマサイトで売るのも一つの手
修理せずともまだ使えるエレクトーンなら、そのまま売ることもできます。
特に状態がいいものである場合、メルカリなどのフリマサイトで売るのもおすすめです。
エレクトーンは新品の価格が非常に高価なので、中古であっても高額で売れやすいというメリットがあります。
おすすめはメルカリへの出品!
不要になったエレクトーンを売るなら、メルカリがおすすめです。
メルカリはユーザー数が非常に多く、様々な人が安くアイテムを手に入れられないかチェックしています。
購入者にとっては、高値であっても新品を買うよりも安く上がるのは大きなメリットです。
問題なく演奏できる状態でアクセサリーが揃っているなど、条件が整っていれば、エレクトーンも買い手が付きやすいアイテムと言えるでしょう。
また、発送に際しては大型の商品となるため、梱包、発送などにかなりの工夫が必要となります。
積極的に活用して、不要品処分に役立ててください。
思い入れのあるエレクトーンを次の誰かに使ってもらおう
エレクトーンは、新品で購入すると1台20万円以上もする高額品です。
それだけでなく、習い事などの思い出から愛着の湧きやすいアイテムでもあります。
使用時は大切に使い、不要になったときはメルカリで、次のユーザーに使ってもらうのがおすすめです。