コロナ禍でおうち時間が増えて、部屋や洋服などの整理整頓をした方も多いのではないでしょうか。服を処分すると、空いたハンガーも増えてくるため、不要なものに関しては処分したいと思う方もいるでしょう。この記事ではハンガーを素材別に分けて、適切な処分方法を解説します。
ハンガーの処分方法(素材別)
ハンガーには、いろいろな素材のものがありますが、主な素材は、木製、プラスチック、金属(スチール、ステンレス、針金など)です。
それぞれの素材に合わせて、自治体の指示に従って分別しましょう。ここでは、素材別に捨て方を解説します。
木製のハンガーの捨て方
木製のハンガーは可燃ゴミで捨てられますが、金属のパーツが使われていると可燃ゴミとして出すことができません。その場合は、木の部分と、金属の部分に分けます。
金属の部分は、不燃ゴミか金属ゴミに分類されますが、自治体によって分類方法が異なるため事前に確認しましょう。
分別する場合は、金属の部分がしっかり固定されているので、ペンチなどの道具を使って引き抜いて解体しましょう。けがをしないよう注意が必要です。
プラスチック製のハンガー捨て方
プラスチック製のハンガーのほとんどは、可燃ゴミで処分します。
自治体によっては、プラスチック製のハンガーの中で、リサイクルするものと可燃ゴミまたは不燃ゴミとして処分するものに分ける必要がある場合もあるため、特に注意が必要です。
リサイクルマークがあるかどうかも目安になります。東京都内だけでも区によって違いがあるため、事前に確認しましょう。
また、令和4年4月から「プラスチック資源循環促進法」という新制度が施行されることになっています。
これは、プラスチック資源を可能な限り循環させることで、プラスチックのリサイクルだけではなく、リデュースにもつなげることが目的です。
クリーニング店のプラスチックハンガーは、回収しリユースやリサイクルするところもあるので活用しましょう。
金属製のハンガー捨て方
クリーニングなどでよく利用される針金製のハンガーは、ほとんどの自治体で不燃ゴミの扱いとなっていますが、自治体によっては普通ゴミで処分するところもあります。
不燃ゴミとは別に金属ゴミを扱っている自治体では、針金製ハンガーは金属ゴミに指定されているところもあります。
針金は廃棄する時、注意が必要です。ゴミ袋を突き破って針金の先が飛び出していると、ゴミを回収してくれる人にケガをさせてしまうリスクがあります。廃棄する際は、危なくないようしっかりと確認をしてから捨ててください。
金属製のハンガーは、針金のほかに、アルミ製やスチール製、ステンレス製、メッキ仕上げなどもありますが、針金製ハンガーと捨て方は同じです。
大部分の自治体では、不燃ゴミおよび金属ゴミの扱いとなっていますが、必ずしもそうとは限らないので、各自治体の指示に従って分別してください。
なお、ハンガーを回収してくれるクリーニング店もあるので、捨てる前に確認しましょう。
ハンガーを大量に捨てる場合
ハンガーを大量に捨てたい時には、回収業者に依頼するのも良いでしょう。
分別などの面倒な手間が省けますが、費用がかかります。
回収業者に頼むと、おおよその相場は3,000円~5,000円程度です。ハンガー以外の不要品も一緒に回収してもらうと、コストパフォーマンスが良いかもしれません。
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「ハンガーを捨てるのはもったいない」と感じたら、捨ててしまう前にメルカリに出品してみましょう。
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また、匿名配送が可能だったり、商品代金のやり取りの際もメルカリが間に入ったりと、サポート体制が充実しているため、安心して利用できるでしょう。
不要になったハンガーを捨てるか迷ったらメルカリへ出品してみよう
ハンガーのほとんどは、不燃ゴミか可燃ゴミに分別できます。
まだ使えそうなハンガーはメルカリへ出品してみてください。不要なハンガーがお金に変わるかもしれません。