出品前に確認したい「商品名」と「商品画像」のルール

いつもメルカリおよびメルカリShopsをご利用いただき、誠にありがとうございます。

 

今回は、皆さまに安心してサービスをご利用いただくため、出品時の「商品名」や「商品画像」の使用に関して、特にご注意いただきたい点をお知らせします。

 

出品する際、「早く売りたい」「高く売りたい」という思いから、「売れやすい価格設定」や「きれいな写真」に意識を向ける方は多いでしょう。

 

しかし、多くの方が意識しがちな売るための工夫の裏側で、実は出品時に利用する「商品写真」「商品説明文」「商品名」などの情報には、「知的財産権」が深く関わっている場合があります。

 

知的財産権とは、人間の創造的な活動によって生み出されたものや情報を、創作した人の財産として保護するための権利です。

 

商標権: 企業やブランドのロゴマークや名称などに関する権利(例:企業が正式に登録した商品名)

著作権: 小説、音楽、アニメ、写真など、作者の思想や感情が表現されたものに関する権利

 

権利侵害というと、偽物やコピー品の出品を想像しがちです。

しかし、正式に登録されている商品名やブランド名を許可なく使ってしまうだけでも、権利侵害となるケースがあり、知らず知らずのうちに他人の権利を侵害してしまう可能性があるのです。

具体的なトラブル事例:「ポスト・イット」の商標について

例えば、誰もが知る付箋(ふせん)の商品名として「ポスト・イット」があります。

これはスリーエム カンパニーの登録商標です。

他社製の付箋を出品する際には、商品名・説明文で「ポスト・イット」という名称を使うことはできません。

「付箋」と記載して出品しましょう。

 

一見、一般的な日用品の名称に見えても、特定の商品名が商標として保護されていることがあるため注意が必要です。

 

安心して取引いただくために、出品前にご確認いただきたいポイントを3つご紹介します。

1.メーカーの公式サイト・SNSの画像を無断で使わないようにしましょう

商品の魅力を最大限に伝えたい気持ちは大切ですが、公式サイトや他人のSNS写真には著作権がある場合があります。

【OK】
ご自身で撮影した商品写真を使用しましょう。

【NG】
メーカーの公式サイト、ECサイト、他人のSNSなどから画像を転載・加工して使用することは避けてください。

2.特定のブランドを連想させる表現を使っていませんか

商品名や商品説明において、特定のブランドや商品と誤認させるような表現は、商標権侵害となる可能性があります。

【NG】
「〇〇風」「〇〇タイプ」「〇〇のような柄」といった表現は使用しないようご注意ください。

3.一般名称に見える商品名が「登録商標」になっていませんか

普段よく使っている身近な商品の名前が、特定の会社の登録商標である場合があります。

他社製品やノーブランド品を出品する際に、その名称を使ってしまうと権利侵害となる可能性があります。

 

【迷った時の確認方法:特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)のご紹介】

 

特許情報プラットフォーム(J-PlatPat)の簡易検索に、使いたい商品名を入力して検索してみましょう。

同じ名前の商標が出てきた場合は、その名前はすでに他社が使う権利を持っています。

この場合は、その名前を商品タイトルなどに使うのは避け、一般的な名称やご自身のオリジナルの表現に言い換えてください。

 

出品前に一度確認するだけで、権利侵害による出品トラブルを未然に防げます。

 

メルカリでは、個人間で簡単かつ安全に売買できるマーケットプレイスをコンセプトとしており、皆さまに安心してご利用いただけるよう、定期的に出品禁止物の見直しを行っています。「マーケットプレイスの基本原則」に基づき、出品禁止物を利用規約・ガイドに定めています。

※「マーケットプレイスの基本原則」の考え方と議論の経緯に関するホワイトペーパー」について

 

今後も皆さまが安心してサービスをご利用いただけるよう、情報提供に努めてまいります。

 今後とも、メルカリおよびメルカリShopsをよろしくお願いいたします。