庭の手入れ用などとして持っていた草刈機を処分するには、大きく分けて5種類の方法があります。なかには、お金に換えられる方法も。草刈機本体が使えるかどうかによっても適切な処分方法は異なりますので、ぜひこの記事を参考に、どのように処分を進めるか検討してみてください。
草刈機の処分タイミングは?
草刈機を処分するタイミングは、故障したときか、庭の雑草処理が不要になったときが大半です。
耐用年数は7年程度と長く、大事に使えばさらに長期間使えるため、まだ使えるものを買い替えるという選択肢が出にくいアイテムでもあります。
故障にも種類がある
草刈機の故障と一口に言っても、さまざまな原因があります。
- 内部での電気系統の破損
- エンジンの故障
- 刈刃の欠損や回転不良
- スターターの紐切れ
故障の種類によっては修理対応で使い続けられることもありますが、他のパーツも経年劣化が進んでいる可能性は高いです。
こうなると、買い替え時期が近付いているサインと考えた方が良いかもしれません。
引っ越しなどで庭の草刈りが不要になるケース
庭のあった家から引っ越すなどして、草刈りそのものが不要になる場合には、まだ使えるかどうかによらず、草刈機が不要になります。
草刈機はそれほど場所を取るアイテムではありませんが、誤作動で刃が回転すると危険なので、子どもの手の届かない場所や鍵のかかる物置への保管が必要です。
長期間使う見込みがない場合には本体が劣化する可能性も高いので、早めに売るなどの処分を検討しましょう。
草刈機の処分方法5選
草刈機の処分には、以下のような方法が考えられます。
粗大ごみとして自治体に回収してもらう
自治体によるごみの回収では、自治体ごとに粗大ごみの定義が異なります。
一辺の長さ=30cmを超えるものを粗大ごみとする自治体が多いため、一辺の長さが一つの目安になるでしょう。
また、自治体指定のゴミ袋に入らないサイズのもの全般を粗大ごみとするところもあります。そのため、一番大きなゴミ袋に入るかどうかも一つの目安になります。
草刈機の回収方法や処分料金については、事前に自治体のごみ収集に関するホームページなどを確認してください。
また、自治体によっては粗大ごみ以外の方法での廃棄を求められる場合もあります。
各自治体の処分方法に従って、適切に廃棄しましょう。
下取りしてもらう
新しい草刈機を購入する場合は、その店舗でこれまで使っていた草刈機を下取りしてもらえるケースがあります。
下取りの可否や下取り価格については店舗ごとに異なりますので、それぞれのお店で確認しましょう。
専門業者に引き取ってもらう
中古の農機具や電動機器を専門的に引き取ってくれる業者がいます。
基本的には、まだ使えるものを買い取ってもらうという形になりますが、業者によっては故障品でも引き取ってもらえる可能性があります。
費用については、状態と業者によってまちまちです。
買取になるケース、無償引き取りになるケース、処分に費用が掛かるケースなどさまざまですので、業者ごとに確認が必要です。
リサイクルショップに持ち込む
総合的な取り扱いのあるリサイクルショップに持ち込んで売ることも可能です。
ただし、現金に換えられる可能性があるのはまだ使えるものの場合が大半で、壊れている草刈機については有償引き取りになるケースがほとんどです。
また、地域柄や商品の状態によっては、買い取ってもらえる金額も低くなるかもしれません。
オンラインフリマを活用する
まだ使える草刈機であれば、オンラインフリマで高く売れる可能性があります。
こちらも、故障して既に使えなくなっているものは、かなり売れにくいでしょう。
オンラインフリマを使うのであれば、メルカリがおすすめです。
メルカリはユーザー数が多く需要の幅が広いだけでなく、梱包と発送を一任できる『梱包・発送たのメル便』もあるため、草刈機のように梱包が難しい商品でも売りやすい点が魅力です。
メルカリの出品方法は下記の記事で解説していますので、出品のやり方がわからない方はぜひご覧ください。
メルカリで草刈機を高く・便利に売るコツ6選
メルカリを使って草刈機を売るのであれば、以下の点を意識しましょう。
まだ使えるものが高く売れる
中古品で使用感を試してみたい人や価格面でのメリットから、新品より中古品を選びたいというユーザーが多くいます。
そのため、草刈機として使えない故障品は、なかなか売れない可能性があります。また、売れたとしてもジャンク品扱いとなり、安い価格でしか買い手がつかない可能性が高いでしょう。
前提として「まだ使えるもの」が高く売れやすいということは押さえておきましょう。
売る前にキレイに掃除・洗浄
草刈機はその使用用途上、どうしても土汚れ、泥汚れが付きやすい商品です。
そのため、人に譲り渡す前にはしっかり汚れを落としておく必要があります。
乾いた泥ハネが付いている場合などは、水洗い後の乾燥(サビ防止)も含めて丁寧にケアしておきましょう。
メルカリでは商品画像のサムネイルを見てから買うかどうかを判断する人も多いので、見た目のキレイさは、そのまま売れやすさにつながります。
付属品・アタッチメントがある場合は同梱
予備バッテリーや小石ハネ防止のガードなど、付属品やアタッチメントがある場合にはセットで売ることをおすすめします。
これらの付属品は、ほかの草刈機には適合しない場合もあり、新しいものに買い替える場合でも付属品ごと買い替えるほうが安全です。
手元に残しておいても使い道がないため、まだ使えるアタッチメントなどはまとめて売ってしまいましょう。
また、取扱説明書がある場合は、これも忘れずに同封します。
型番を提示する
本体の新品がどの程度の定価か、発売からどの程度時間が経過しているか、ほかに同型の機種を使った人のレビューはどうかなど、購入希望者が比較検討するための材料となります。
型番を提示しておくことで、購入者が実際の使用感をイメージしやすくなり、購入につながりやすくなります。
キズがあるなどのマイナス点もしっかりと報告
草刈機は、小石ハネなどで本体にキズが付いてしまうことも少なくありません。
こうした細かいキズは、もちろん無い方が高値で売りやすくはなります。
しかし、明らかなキズについて明記せずに出品してしまうと、後から返品やクレームの原因になりかねません。
すでに分かっている商品の問題点については、事前にできるだけ細かく記述して、納得の上で購入してもらうようにしましょう。
梱包・発送たのメル便を活用
「梱包・発送たのメル便」は、450サイズ(縦・横・高さの3辺合計が450cm以内)までの商品に活用できる発送方法です。
ヤマト運輸の担当者が梱包・発送対応をしてくれるので、出品者の手間が少なくて済みます。
送料は高めになってしまいますが、草刈機のように梱包方法で悩むものでも、簡単に出品・発送処理できるので、おすすめです。
まだ使える草刈機はメルカリへの出品を
草刈機が不要になるタイミングは、故障による買い替えか、草刈りの必要がなくなったときが大半です。
もし故障して使えなくなった草刈機であれば、自治体による家庭用のごみ回収、もしくは専門業者への引き取り依頼で処分することをおすすめします。
まだ使える草刈機は、メルカリで売るのがおすすめです。
できるだけキレイな状態に整えて、希望する価格で新しいユーザーに売り渡しましょう。
メルカリアプリの出品画面で「梱包・配送、まるわかり♪ 商品どうやって包むの?」もご覧いただけます。