メルカリで不要品を処分したいけれど、「うまく取引できるか不安……」と思ってはいませんか?初心者でも取引しやすいメルカリなら、一人でも不安なく簡単に不要品を売却・発送することができます。この記事で、メルカリの始め方や出品の流れ、トラブル時の解決方法などを見てみましょう。
あらためて、メルカリとはどんなサービス?


メルカリは、国内最大のフリマアプリです。利用者数は2020年時点で月間1,755万人以上。利用者が多いので買い手が見つかりやすく、初心者でも取引が期待できるのが特徴です。
ネットでの売買に不安を抱える方も多くいますが、メルカリでは誰でも安心・安全な取引ができるよう、専門のスタッフが24時間365日パトロールしています。
トラブルを未然に防ぐシステムが整っているため、初心者が一人で取引しても安心なフリマアプリなのです。
さっそくメルカリを始めてみよう
メルカリは、登録料や年会費が無料で誰でも利用できます。
パソコンでもスマートフォンアプリでも利用できますが、ここでは、アプリでの登録方法をご紹介します。
アプリでの会員登録方法
まず、app storeもしくはGoogle Play Storeの検索バーに「メルカリ」と入力し、インストールを選択してください。ダウンロードは無料で行えます。
インストールが完了したら、登録するアカウントを選択しましょう。登録したいアカウントは以下の3つから好きなものを選べます。
- Facebookで登録
- Googleで登録
- メールアドレスで登録
メルカリではアカウントの作成に氏名や生年月日などの本人情報が必要です。自分の本名がでてしまうのでは?と感じる方も多いですが、ご安心を。取引では、続いて入力するメルカリ上で使うニックネームを表示することができるため、安心して登録に進みましょう。
ニックネームの登録のときは、あわせて、パスワードや性別(任意)なども入力します。
最後に、本人確認のため、電話番号のSMS(ショートメッセージサービス)で認証を行います。
スマホの電話番号を入力して送信すると、SMSに4桁の暗証番号が届くので、届いた暗証番号をメルカリの画面に入力してください。「認証して完了」をタッチすれば登録完了です。
メルカリで出品してみよう


メルカリを始める準備ができたら、早速出品してみましょう。
ここでは、アプリ版のメルカリで出品する手順を分かりやすくご紹介します。
なおメルカリの出品方法は、メルカリが主催する無料の教室『メルカリ教室』でも学べます。
1. 商品を登録しよう
登録する商品の写真は、購入者に興味を持ってもらうために重要なポイントです。
商品がより魅力的に見えるよう、窓辺など明るい環境で撮影してください。商品に傷や汚れがある場合は、傷や汚れの箇所も撮影して登録すると親切です。
商品写真の撮り方については下記の記事に詳しくまとめているので、ぜひ参考にしてください。


写真の登録が済んだら、次に、「商品の詳細」のところで、「カテゴリー」と「商品の状態」を登録しましょう。
たとえば、女性用スニーカーのカテゴリを登録するときは、レディース>靴>スニーカーと選択していきます。ブランド品の場合は、あわせてブランド名の入力もしておきましょう。
商品の状態は傷や汚れにあわせて6段階で設定できます。さらに細かな注意点などがある場合は、商品説明欄に詳細情報を入力しておくと良いでしょう。
「カテゴリー」と「商品の状態」が登録できたら、「商品名」と「商品の説明」を入力します。
商品名は、ブランド名など、ユーザーが検索しそうな文言を加えるのがポイントです。最大40文字まで入力可能です。
商品の説明には、下記のような内容を記載しましょう。
- いつ購入したか
- どれくらい使用したか
- 状態の詳細(傷がある箇所など)
- 商品の色(写真の見え方と異なる場合は特に必要)
出品してはいけない商品に要注意
メルカリでは、出品してはいけないアイテムもあります。うっかり出品しないよう、出品する前にメルカリガイドの「禁止されている出品物」をよくチェックしておきましょう。
禁止されている出品物は、現金・金券・カード類、医薬品・医療機器、使用済みの下着・水着、偽ブランド品・正規品ではない物などが挙げられます。
ほかにも、予約商品や購入代行など、手元にない商品を販売するのも禁止です。
もし、禁止の出品物に該当した場合は、取引キャンセルや利用制限などのペナルティを受ける可能性があります。
2. 配送の設定をしよう
次に、「配送について」のところで、商品の配送に関する設定をしましょう。
まずは「配送料の負担」です。
配送料の負担は、「送料込み(出品者負担)」か「着払い(購入者負担)」のどちらかを設定できます。
それぞれの特徴は下記の記事で詳しくご紹介しています。


続いて、「配送方法」です。配送方法は、梱包時のサイズや形状などによってさまざまあります。初めてメルカリを使う場合は「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」に対応した配送方法が便利です。
らくらくメルカリ便とは、追跡・保証サービス付きで、初心者でも安心して利用できる配送サービスのこと。配送中に商品紛失・破損などが生じた場合は、メルカリ事務局が適切にサポートします。
匿名配送に対応しているのもポイントです。出品者・購入者ともに住所や本名を教えずに取引が完了するので、お互いの個人情報を保護しつつ不要品を出品・発送することができます。


「発送元の地域」は、メルカリに登録している自分の住所が自動的に反映されるようになっています。もし実際の発送元と異なる場合は、適切な地域に変更しましょう。
最後に、「発送までの日数」です。購入されてからどのくらいで発送できるのかを、下記3つのうちから選んで設定します。
- 1〜2日で発送
- 2〜3日で発送
- 4〜7日で発送
やはりできるだけ早く手元に届く方がユーザーは嬉しいため、「1〜2日で発送」に設定すると売れやすい傾向にあります。
ただし、実際にその日数で発送できないと、後々トラブルに発展してしまいますので、ご自身の予定などを考慮して適切な日数を選ぶようにしましょう。
3. 販売価格を設定しよう
配送の設定を行なったあとは、商品の販売価格を設定します。
商品の値段を決める際は、「売れるかチェック」を使うと便利です。撮影した商品を「売れるかチェック」で確認すると、似ている商品の平均価格が表示され、商品の相場を確認できます。
なお、「売れるかチェック」は現在iOS端末(iPhone・iPadなど)のみ利用できます。
「売れるかチェック」が使えない場合は、同じ商品を検索してみて、他のユーザーがどれくらいの価格で販売しているのか調べてみましょう。
4. 商品を発送しよう
商品が購入されたら、出品時に指定した配送方法で商品を発送しましょう。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便を選んだ場合は、梱包した商品をコンビニ・ヤマト営業所・郵便局などへ持ち込めば発送完了です。
らくらくメルカリ便は、集荷にも対応しているので、自宅にいながら発送できます。ライフスタイルにあわせて、適切な発送方法を選んでください。
発送の手続きが完了したら、取引画面の「発送通知」をタッチして、発送したことを購入者に伝えましょう。購入者が商品を受け取り、お互いに評価をしたら取引完了です。
取引の不安は、メルカリ教室で解決


このように、簡単なステップで出品できるメルカリですが、やはり初めてフリマアプリを使うときは誰でも不安に思うもの。また、アカウントや商品を登録する上で、細かな疑問も発生するでしょう
そこでおすすめなのが、メルカリの使い方をイチから学べる『メルカリ教室』を利用することです。
『メルカリ教室』は、メルカリの選任講師がメルカリの使い方や出品のコツを教えてくれるサービス。オンライン・オフラインで定期開催しており、自分の好きな日時に無料で受講できるのが魅力です。
実際に、『メルカリ教室』でどんなことを学べるのかを簡単にご紹介します。
出品についてイチから学べる
『メルカリ教室』には、出品のやり方から梱包・発送方法などを学べる出品実践編があります。出品の基礎をイチからマスターしていきましょう。
参加者はメルカリ初心者がほとんどなので、メルカリについて何も知らない状態でも受講OKです。
もしこれから初めて出品する場合は、「購入者に失礼がないようにやり取りできるだろうか」と不安に思う方も多いのではないでしょうか。
『メルカリ教室』では、出品・登録のやり方以外にも、取引相手とのやり取りのマナーも学べます。丁寧なやりとりを一緒に学んでいくことで、安心してメルカリに挑戦するきっかけになるでしょう。
不要品の売り方が詳しく分かる
『メルカリ教室』は、出品や梱包に関する疑問や注意点をその場で質問できるのもメリットです。
「こんなアイテムも売れるの?」「大型商品の梱包はどうすれば?」など、些細な疑問もその場で質問OK。メルカリの選任講師が詳しく回答してくれます。
「不要になったから売ってみたいけど、売れるかどうか不安」というアイテムがあれば、『メルカリ教室』に参加して質問してみると良いでしょう。
メルカリ教室を予約してみよう
メルカリ教室は、実店舗での開催とオンライン開催があります。どちらを選んでも無料で受講できるので、試しに参加するだけでもOKです。
予約はネット予約・電話どちらにも対応しているので、ネット予約が不安な方は電話予約をおすすめします。
自分の希望やライフスタイルにあわせて、ぴったりの受講方法を選んでください。
取引中によくあるトラブルの解決策


ここまで、メルカリの登録、出品方法などをご紹介してきました。ただ、みなさんが一番不安に思っているのは「取引中にトラブルが起きたらどうしよう……」というところではないでしょうか。
最後に、メルカリの取引中によくあるトラブルとその解決方法をご紹介します。
取引をキャンセルしたいときは?
- 取引相手と連絡が取れない
- 期限を過ぎても入金されない(発送されない)
上記のような理由で取引を途中で終了したい場合は、取引キャンセルが可能です。
出品者の場合、取引画面の最下部に「この取引をキャンセルする」ボタンが表示されています。※メルカリアプリ版のみ
ボタンを押した後、キャンセル理由と詳細を入力してください。購入者側にキャンセル申請が届くので、購入者が「同意する」を選択するとキャンセルが成立します。
ちなみに、申請後24時間経過後も購入者から応答がない場合は、取引状況に応じて自動キャンセルが適応されるので安心してください。
発送した商品が返送されたときは?
- 宛名や住所が間違っていた
- 荷物がサイズオーバーだった
- 配送会社の保管期限内に受け取れなかった
上記の理由で、商品が出品者側に返送されることがあります。その場合は、「商品の再発送」もしくは「取引のキャンセル」をしましょう。
再発送する場合は、送料の負担額などを購入者と相談のうえ、配送方法を決めてください。
注意したいのが、再発送時は、配送先情報を相手に直接伝える必要があること。このため匿名配送(らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便など)が利用できなくなってしまいます。
間違った商品を発送してしまったときは?
複数の商品を販売していて、実際に売れたものとは別の商品を発送してしまうというケースも考えられます。
そのような場合、まずは購入者に商品の返送を依頼しましょう。
その後の正しい商品の再発送については、先ほど「発送した商品が返送されたときは?」で説明した手順と同じです。配送方法や送料について購入者と話し合い、どうするか決めてから対応しましょう。
受け取り評価が遅いときは?
購入された商品を発送したのに、購入者から受け取り評価が届かないケースがあります。受け取り評価が届かないと取引が完了せず、売り上げを受け取れません。
この場合には、二つの解決方法があります。
1.自動で取引終了するまで待つ
発送通知から9日後の13時以降になると、メルカリ事務局により自動で取引完了となります。
2.取引画面にある専用フォームから、メルカリ事務局へ依頼をする
以下の条件を満たした場合、出品者側の取引画面に専用フォームが表示されます。
- 発送通知の8日後13時以降
- 購入者の最後の取引メッセージから3日後の13時以降
専用フォームからメルカリ事務局へ依頼をすると、自動で取引完了になることもあります。このとき、お互いの取引評価やメッセージのやり取りはできません。
取引相手と連絡が取れないときは?
- 購入から3日経っても商品代金が支払われない
- 受け取り評価が届かない
取引相手から連絡がない場合は、メルカリ事務局へ問い合わせしましょう。取引内容に応じて、事務局が取引キャンセル・終了処理を行います。
メルカリでは、すべての利用者が安心・安全に利用できるよう、取引放棄などの迷惑行為が確認できた場合に警告や利用制限を行っています。
またアプリ版では、迷惑なユーザーを拒否できる「ブロック機能」もあるので、賢く活用して安全な取引をしましょう。
丁寧な取引でトラブルを未然に防ぐ
これらのよくあるトラブルは、配送方法をしっかり学んでおく、相手とのこまめなコミュニケーションをする、など丁寧な取引を心がけることで未然に防ぐことができます。
どちらの観点もおさえておきたいなら、ぜひメルカリの各ステップを講師の方と一緒に学べる『メルカリ教室』を利用しておきましょう。
不安をカバーして、メルカリを始めてみよう
メルカリは国内最大のフリマアプリで、多くの人が利用しています。利用者が多いため、出品すると売れやすいのが魅力のひとつです。
初めて出品する人は不安な気持ちがあるかもしれませんが、専門スタッフが365日24時間体制でサポートしてくれるメルカリなら、万が一トラブルに巻き込まれた場合でも安心。メルカリ事務局が丁寧かつスピーディーに対応します。
メルカリの使い方で不安がある方は、選任講師に直接相談できる『メルカリ教室』への参加がおすすめです。登録から出品までのノウハウを学び、不安を解消できます。
参加費は無料ですので、メルカリを安心して利用するためにも、ぜひメルカリ教室を活用してください。