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メルカリの売上金を出金する方法は?現金化のやり方と注意点をチェック

メルカリで不要品を売ったときに得られる売上金は、申請をすることで現金として受け取ることができます。しかし、申請期限や手数料など分からないことが多く、不安な方も多いのではないでしょうか。この記事では、メルカリで出金する方法や注意点を解説します。
目次
メルカリの売上金を出金する方法


メルカリの売上金を含む残高を出金するには、振込申請が必要です。申請を行うことで、登録した銀行口座に現金として振り込まれます。
振込申請の方法は、スマートフォンアプリ版のメルカリを使っている場合と、WEBサイト版のメルカリを使っている場合で異なります。
アプリ版・WEBサイト版別に、メルカリの売上金を出金する手順をチェックしておきましょう。
アプリから振込申請する場合
- メルペイ >「振込申請」をタッチ
- 振込先の口座情報を入力し、「次へ」をタッチ
- 口座情報を確認し、「はい」をタッチ
- 「振込申請金額」の「例)¥1,234」をタッチ
- 振込したい金額を入力
- 「お急ぎ振込」の「選択してください」をタッチ ※メルペイ残高を出金する場合、ゆうちょ銀行以外は選択不要です
- お急ぎ振込を利用する場合は、「お急ぎ振込を利用する」をタッチ
- 「確認する」をタッチし、申請内容を確認後「振込申請をする」をタッチ
アプリ版メルカリの「振込申請」の項目は、メルペイ画面の下部にあります。
また、振込をしたい金額を入力するときは、必ず振込手数料を含めた金額を入力してください。
残高が200円以下の場合は、振込申請することができません。振込手数料は都度200円発生します。
WEBサイトから振込申請する場合
- マイページ > 売上金・振込申請 > 振込申請して現金を受け取るを選択
- 振込先口座情報を入力し、「次へ」をクリック
- 「振込申請金額」の「例)¥1,234」をクリック
- 振込したい金額を入力
- 「確認する」をクリック
- 申請内容を確認後「振込申請をする」をクリック
アプリ版メルカリと同じく、振込をしたい金額は振込手数料を含めた金額を入力してください。
メルカリ現金化にかかる手数料と振込スケジュール
メルカリの残高(売上金含む)を現金として受け取る際には、手数料と振込にかかる日数を把握しておくことが大切です。
ここでは、振込手数料の詳細と、いつお手元の口座に振り込まれるかの目安について詳しく解説します。
振込手数料はいくら?手数料を節約する方法は?
メルカリの残高(売上金含む)を指定の銀行口座へ振り込む際には、一律200円の振込手数料 がかかります。この手数料は、振込先の金融機関や申請金額に関わらず、振込申請ごとにかかる点に注意が必要です。
例えば、残高が1,000円あり振込申請をする場合、実際に振り込まれる金額は手数料を差し引いた800円となります。また、残高が200円以下の場合は、振込手数料に満たないため振込申請自体ができません。
手数料を節約するためのポイント:
- ある程度まとまった金額になってから申請する: 振込手数料は申請ごとにかかるため、少額の売上が計上されるたびに申請するのではなく、ある程度まとまった金額になってから一度に申請することで、手数料の支払回数を減らすことができます 。
- メルペイ残高として賢く利用する: メルカリの売上金は、メルペイ残高として利用する場合、振込手数料がかからずお得です。メルペイ残高はメルカリ内での購入や、コンビニ、スーパーなど街のお店でのiD決済・コード決済(一部店舗)に利用できます。メルペイ残高として利用する場合は振込手数料がかからないため、手数料を節約したい方にはおすすめです 。
残高(売上金含む)はいつ振り込まれる?通常の振込スケジュール
振込申請後、実際に銀行口座へ残高(売上金含む)が振り込まれるまでの日数は、申請した曜日や時間、振込先に指定した金融機関によって異なります。
メルカリでは、振込スケジュールが定められており、通常は以下のようになっています。(2025年5月現在)


詳細なスケジュールや最新情報については、メルカリガイドの下記ページをご参照ください。
すぐに現金が必要な方へ!お急ぎ振込とは?(手数料・条件・やり方)
「できるだけ早く現金が欲しい!」という場合には、「お急ぎ振込」 というオプションを利用できます 。
お急ぎ振込の特徴:
- 最短翌営業日に振込
- 通常の振込よりも早く残高(売上金含む)を受け取ることができます 。
- 追加手数料200円
- 通常の振込手数料200円に加えて、別途お急ぎ振込手数料200円(合計400円) がかかります 。
- ゆうちょ銀行への振込申請のみ対象
- 現在(※執筆時点)、お急ぎ振込は振込先がゆうちょ銀行の場合のみ利用可能です 。ゆうちょ銀行以外の金融機関では選択できません。
- アプリ版メルカリ限定
- WEBサイト版のメルカリからはお急ぎ振込の申請はできません。アプリ版メルカリから手続きを行う必要があります 。
- 申込時間による締切
- お急ぎ振込を利用する場合でも、申請する時間帯によって振込日が変動する可能性があります。詳細はメルカリガイドの「お急ぎ振込とは」のページで最新情報をご確認ください 。
お急ぎ振込のやり方(アプリ版):
振込申請金額入力画面で「お急ぎ振込を利用する」を選択してください。
急いで現金が必要な場合は便利な機能ですが、追加の手数料がかかる点と、利用条件を事前に確認しておくことが重要です。
メルカリの振込申請ができない理由は?


これまでご紹介した手順通りに進めても振込申請ができない場合は、出金できない理由があるのかもしれません。
振込申請ができない方は、以下に該当するかどうかを確認してみましょう。
- メルカリに登録した氏名と口座情報が一致していない
- 氏名のフリガナを全角カタカナで入力していない
- 氏名のフリガナを間違って登録してしまっている(例:ヤマザキ→ヤマサキなど)
- 氏名もしくは口座名義に空白(スペース)が入力されている
- 小文字表記を大文字にしている(例:ヤマダリョウ→ヤマダリヨウなど)
- 本人確認中または審査結果が不承認となっている
メルカリで出金するには、本人名義の銀行口座を登録する必要があります。メルカリに登録した氏名と口座名義が合っているかを今一度確認してください。
なお、結婚などで姓が変わった人については、現姓の本人名義の口座でないと振込申請ができません。
また、登録した銀行口座の情報が間違っていないかも要チェックです。氏名が正しく入力されているか、余計な空白や誤入力がないかを確認しましょう。
本人確認がまだの方や、本人確認中の方も振込申請ができません。本人確認が済んでから振込先口座を登録してください。
本人確認の結果、不承認となった方は再度本人確認書類をメルカリに提出しましょう。再提出時に気を付けるべきポイントは、以下からチェックしてみてください。
メルカリ 日本最大のフリマサービ…




不承認の連絡が届いた(情報の不一致) メルカリ 日本最大のフリマサービス
このガイドは、アプリでかんたん本人確認の申請後「情報不一致」の理由で不承認となった場合の対応方法をご案内します。不承認の理由再申請時のポイント関連ガイド不承認の…
どの理由も該当しないという方は、メルカリ事務局に問い合わせをしましょう。事務局が適切に対応してくれます。
売上金を出金するときに注意したいポイント


メルカリの売上金を出金するとき、いくつか注意すべきポイントがあります。
売上金を無駄にしないためにも、メルカリの出金時に気を付けるべき3つのポイントを押さえておきましょう。
売上金には振込申請期限がある
メルカリで商品が売れて得たお金が「売上金」の状態(主に「アプリでかんたん本人確認」を完了する前の状態)である場合、その売上金には計上されてから180日以内という振込申請の期限が設定されています。
※「残高」と表記されている場合、有効期限はありません
この期限内に振込申請を行うか、またはポイント購入する必要があります。
もし振込申請期限までに売上金を利用しなかった場合:
- 振込先口座を登録していない場合: 売上金は失効してしまいます。
- 振込先口座を登録済みの場合: 登録されている口座へ自動的に振り込まれます。 この場合、振込手数料200円が差し引かれます。
もし売上金が失効してしまったときは、振込申請口座を登録したうえでメルカリ事務局まで連絡してください。失効した売上金が戻ってくる可能性があります。
振込申請用の口座を登録しておけば、振込申請期限が過ぎても売上金が失効することはありません。あらかじめ口座の登録を済ましておくと良いでしょう。
振込手数料がかかる
振込申請をした場合、振込手数料がかかるので注意が必要です。
振込手数料は、振込先の金融機関や申請金額に関わらず都度200円が発生します。売上金を含む残高の金額が200円以下の場合は、振込申請を行うことはできません。
ちなみに、売上金はまとめて振込申請をすることも可能です。振込手数料は一律200円なので、売上金はある程度貯めてから振込申請をしたほうが手数料の節約になります。
それでも振込手数料がもったいない!と感じる方には、メルカリが提供するスマホ決済サービス「メルペイ」の残高にするのがおすすめです。
少額の売上もメルペイ残高にしてしまえば、振込手数料不要で売上金を買い物などに利用できます。
現金化まで時間がかかる場合がある
振込申請はメルカリの振込スケジュールに基づき振込を行っています。振込申請期限内に振込申請をした場合でも、すぐに出金できる訳ではないので注意しましょう。
振込までの日数は、ゆうちょ銀行へ振り込む場合と、ゆうちょ銀行以外へ振り込む場合で異なります。詳細なスケジュールについては、メルカリガイドの下記ページをご参照ください。
振込申請完了日から振込日までの間に祝日・年末年始を挟んでいると、振込日がその日数分だけ後になります。振込申請は余裕を持って行いましょう。
メルカリの売上金をすぐに出金したい!という方は、お急ぎ振込の利用がおすすめです。お急ぎ振込を申し込むと、最短翌営業日に売上金が振り込まれます。
なお、お急ぎ振込のスケジュールは下記をご参照ください。
ゆうちょ銀行への振込申請のみ、お急ぎ振込が選択可能です。WEBサイト版のメルカリでは利用できないため、アプリ版のメルカリで振込申請をしてください。
また、通常の振込手数料に加え、別途お急ぎ振込の手数料(200円)がかかります。
出金方法と注意点を理解して、売上金を賢く使おう


メルカリの売上金を出金するには、振込申請を行う必要があります。
振込申請には期限があったり、振込手数料がかかったりと注意点もあるので、この記事でご紹介した注意すべきポイントを踏まえたうえで振込申請に挑戦してみてください。