メルカリでは、海外の方向けに商品を売ることも可能です。この記事では、メルカリでの海外取引の仕組みや発送や送料など、押さえておきたいポイントを詳しく解説します。
メルカリは海外から利用できるの?
メルカリは国内の取引のみと思われがちですが、実際は世界100ヵ国以上の利用者と取引できます。日本の利用者に思うように売れなくても、海外向けの出品で上手く販売できるかもしれません。
海外取引では、メルカリが代理購入サービス「Buyee」を導入しており、出品者が特別な手続きをする必要はありません。これまでと同じように利用できます。
取引の流れは以下の通りです。
- 国内の出品者が商品を出品する
- 海外の購入者が「Buyee」に購入依頼をする
- 「Buyee」が国内の出品者から商品を購入する
- 国内の出品者が「Buyee」の国内倉庫に発送する
- 「Buyee」が海外の購入者に発送する
海外でのメルカリ需要に触れておくと、以下の国ではいくつかの人気カテゴリーがあります。
- キャラクターグッズ:アメリカ、カナダなど
- おもちゃ:フランス、イギリスなど
- ファングッズ:台湾、タイなど
- 高級ブランド品:香港、中国、マレーシアなど
日本のアニメやアイドル、質の高いおもちゃやブランド品などが世界的にも人気で、メルカリでも海外に売りやすい商品となっています。
メルカリでの海外取引で押さえておきたいポイント
メルカリで海外取引を行う際に、以下のポイントを押さえておくと不安が少なくなります。
- 商品はどう発送する?
- どのくらいの送料がかかる?
- 梱包はどうすればよい?
- 海外の人とやりとりは必要?
- 評価の仕方やタイミングは?
海外取引における発送や梱包、評価などを理解して、安心して取引を始めましょう。
商品はどう発送する?
商品を発送するときに、海外にどう送ればよいか不安な人が多いのではないでしょうか。
出品者が国内から海外に直接発送する必要はなく、海外への発送は「Buyee」が代行してくれます。
発送する際は、出品者が「Buyee」の国内倉庫に商品を送る必要があります。国内倉庫への発送には氏名や住所が必要ですが、「Buyee」から海外の購入者に発送するので、個人情報が海外で漏れる心配はありません。
どのくらいの送料がかかる?
出品者が発送するのは「Buyee」の国内倉庫なので、そこまでの送料のみが発生します。「Buyee」から海外への送料を出品者が負担することはありません。
自宅から国内倉庫までの送料を確認して、コストを抑えた配送方法を選びましょう。
梱包はどうすればよい?
購入者からの要望がわからないため、どのように梱包すればよいか悩むところです。
しかし梱包の心配はそれほどなく、通常の取引と同じように梱包すれば問題ありません。なぜなら、国内倉庫に届いた商品は、海外の購入者の希望に合わせて梱包し直されるためです。
緩衝材を入れたり、ビニール袋で包んだりするなど、破損・水濡れで商品の状態が悪くならないように梱包して、国内倉庫に発送しましょう。
注意したいのは、商品を複数購入されたときです。「Buyee」で再度梱包を行うものの、まとめて梱包してしまうと取り違えが起こる可能性があります。複数の商品が売れても、梱包は取引ごとに行いましょう。
海外の人とやりとりは必要?
取引に関わるやり取りは、「Buyee」と海外の購入者で行われます。そのため、出品者がやり取りする必要はなく、外国語がわからなくても海外取引は可能です。
万が一トラブルが起きた場合も「Buyee」が対応するため、出品者に特別な対応は求められません。
評価の仕方やタイミングは?
取引に対する受取評価は、「Buyee」の国内倉庫で検品が完了した後に行われます。商品は「Buyee」が購入したことになるので、出品者からの評価は「Buyee」に行います。
メルカリで海外の人に商品を届けよう
メルカリは「Buyee」と提携したことによって、100ヵ国以上の利用者との取引ができるようになりました。「Buyee」が購入者との間に入ってくれるので、海外への発送や、やり取りなどを任せられます。
この記事も参考にしながら、メルカリで海外向けに商品を販売してみましょう。