ゲームはネット販売でも需要が高く、新品はもちろん、中古製品もリユース市場の拡大とともに事業としての可能性が広がっています。そうしたゲーム製品をECで販売したいとお考えの方におすすめなのが、メルカリShopsでの販売です。
本記事では、ゲーム商材をメルカリShopsで販売するメリットや活用のポイントに加え、ECで販売する際に押さえておきたい法律や実務の注意点、安定した運営につなげるための考え方をわかりやすく解説します。
ゲームを販売して売上アップを目指すならメルカリShopsがおすすめ
ゲームやゲーム関連商品をネットで販売し、売上を伸ばしたいと考えている方におすすめしたいのが、メルカリShopsへの出店です。メルカリShopsなら、フリマアプリ「メルカリ」で日常的にお買い物を楽しむ多くのお客さまに向けて、商品を効果的にアピールすることができます。ここでは、ゲーム販売においてメルカリShopsをおすすめしたい理由や、活用するメリットについてわかりやすくご紹介していきます。
ゲーム・おもちゃ・グッズカテゴリの需要が大きい!海外需要にも無料で参入できる
メルカリShopsの「ゲーム・おもちゃ・グッズ」カテゴリは、累計売上実績で上位2位に入る人気の高いカテゴリーです(調査期間:2024年3月31日〜2025年3月31日)。
多くのお客さまからニーズがあるため、アニメグッズを販売したい方にとって、メルカリShopsは売れやすい環境が整った魅力的な市場といえます。
また、メルカリShopsなら、フリマアプリ「メルカリ」と公式連携した越境EC事業者を介して、越境販売を無料で実現いただけます。
フリマアプリ「メルカリ」と公式連携した越境EC事業者が、海外在住のお客さまの購入依頼を受け、メルカリShopsの出店者から商品を購入のうえ、海外に販売及び発送を行うため、出店者側は日本国内のお客さまを相手に取引をするのと同様に越境EC事業者相手に取引を行うだけでOKです。
月間約2,300万人が利用するフリマアプリ「メルカリ」上にネットショップを出店できる
メルカリShopsは、月間約2,300万人が利用する国内最大級のフリマアプリ「メルカリ」内に、自分のネットショップを開設できるサービスです。
これにより、ECを始める際にゼロから集客を行う必要がなく、販売開始後から多くの潜在顧客に商品を見てもらえるチャンスが広がります。
フリマアプリ「メルカリ」を利用するお客さまは、日常的に買い物を楽しんでいるため、商品を目にしてもらいやすく、購買にもつながりやすい環境が整っています。
出店は無料!商品が売れるまで手数料の発生はなし
メルカリShopsは、初期費用や月額のシステム利用料などがかからず、無料で出店いただけます。
費用が発生するのは、商品が実際に売れた際に発生する10%の販売手数料と、売上金を口座に移動する際にかかる振込手数料(200円/回)のみです。
スタッフアカウント機能で複数人に権限を割り当てショップの運営が可能
事業としてECサイトを運営する際には、複数人で作業を分担するのが一般的ですが、フリマアプリ「メルカリ」の個人アカウントではアカウント共有や権限設定ができず、効率的な運営が難しい状況でした。
これに対し、メルカリShopsでは「スタッフアカウント機能」が用意されており、従業員や担当者ごとに権限を割り当ててショップ運営を分担できます。
スタッフごとに業務を振り分けたい場合でも、簡単に権限を割り当てられるため、役割に応じて柔軟に設定できます。この仕組みにより、情報漏洩リスクなども抑えながら作業効率を高められ、安定的な運営体制を築けます。
売上を後押しする便利な販促サービスを無料で活用できる
メルカリShopsは、お客さまへのアプローチを強化するための便利な販促機能をオプション費用なしで提供しています。(※広告出稿(一部の事業者へ開放)を除く)
例えば、「タイムセール機能」を利用すれば、期間限定の割引でお客さまの購買意欲を刺激し、商品の回転率を上げることができます。
また、「ショップクーポン機能」を使えば、リピーターやまとめ買いのお客さまに対して特別な割引を提供でき、顧客ロイヤルティの向上に繋げることができます。
種類と在庫を設定可能!ひとつの商品に対してバリエーション・販売数の設定ができる
フリマアプリ「メルカリ」では、基本的に1商品につき1出品で、色違いやサイズ違いなどのバリエーションをまとめて管理することが難しい仕様でした。
これに対し、メルカリShopsには1つの商品に対し「種類(バリエーション)」と「在庫数」を設定できる機能が備わっています。また、同一の商品詳細画面で複数商品をバリエーションとして表示することができます。
例えば、同じTシャツでも、「Sサイズ・白」「Mサイズ・黒」といった異なる種類を1つの商品情報にまとめられるため、購入するお客さまは選びやすく、利便性も高まります。
新品・中古とコンディションを問わず売れやすい
フリマアプリ「メルカリ」でお買い物を楽しむお客さまの中には、掘り出し物や一点ものを探しているお客さまが多く存在するため、新品を取り扱う事業者はもちろん、中古を扱う事業者にとっても、大きなチャンスがあります。
メルカリShopsでは、新品の商品はもちろん、中古の商品も活発に取引されており、多様な商品を扱う事業者にとって魅力的なプラットフォームです。実際に、60%が新品・40%が中古のコンディションで商品が売れています。(調査詳細:2024年3月1日〜2025年3月31日における古物商提出事業者とそれ以外の事業者の販売する商品の売上割合)
商品のコンディションを問わず出品・販売できるため、新品と中古の両方の在庫を効率的に販売できます。
一般のお客さまは売上金でお買い物を楽しむことも可能!メルカリ内で商品を購買する意欲に繋がりやすい
フリマアプリ「メルカリ」で買い物を楽しむお客さまは、自身がアプリ内で不用品を販売して得た売上金を、メルカリShopsの商品を含むメルカリ内での買い物に利用できます。
この「メルカリ」独自の仕組みにより、購入は特別な出費ではないと感じやすく、購買への心理的ハードルが下がる傾向にあると考えられるのが特長です。
ゲーム商材のネット販売を始める前に知っておきたいこと

ゲーム関連の商品は、子供から大人まで幅広い層に愛されており、EC市場においても常に高い人気を誇るジャンルです。これからゲーム販売事業に参入するにあたっては、まず市場の現状や将来性を正しく理解することが大切です。また、単に商品を売るだけではなく、継続的な事業として成立させるために必要な心構えや、社会的な責任についてもあらかじめ把握しておく必要があります。
ここでは、具体的なノウハウに入る前に、ゲーム販売ビジネスの全体像と可能性について見ていきましょう。
拡大するリユース市場とゲームカテゴリーの可能性
近年、環境意識の高まりや物価上昇の影響もあり、リユース市場は急速な拡大を続けています。その中でもゲームカテゴリーは、最新のハードウェアやソフトウェアだけでなく、生産が終了したレトロゲームや限定品などの希少価値が高い商品も多く、中古市場での需要が非常に底堅いのが特徴です。
昔遊んでいたゲームをもう一度プレイしたいという大人のファンや、手頃な価格で様々なゲームを楽しみたいという層など、お客さまのニーズは多岐に渡ります。さらに、ECサイトやフリマアプリの普及により、実店舗に足を運ばなくても欲しいゲームを手軽に探せるようになったことが、市場の活性化を後押ししています。
このように、ゲーム商材は流行り廃りがある一方で、製品寿命が長く、コレクターアイテムとしての側面も持っているため、適切な販売戦略を立てることで、長期的かつ安定した収益を見込める魅力的な商材と言えるでしょう。
事業としてゲームを扱う際に求められるルールと責任
個人が不用品を処分するのとは異なり、事業としてゲーム販売を行う場合には、より高い倫理観と法的な責任が求められます。
ゲーム機やソフトウェアは知的財産権の塊であり、著作権や商標権といった権利関係が複雑に絡み合っています。そのため、販売者は取り扱う商品が正規のルートで流通しているものであるかを厳しくチェックする義務があります。
また、ゲーム機本体などの電気製品を扱う場合には安全基準への配慮も欠かせません。もしも偽造品や安全基準を満たしていない商品を販売してしまえば、お客さまに迷惑をかけるだけでなく、販売者自身が法的な処罰を受けたり、社会的信用を失ったりするリスクがあります。
事業を長く健全に運営していくためには、売上を追求することと同じくらい、法令遵守や安全管理に対する意識を高く持ち続けることが不可欠です。
【事前知識】ネットでゲームを販売するために押さえておきたい資格と法律

ゲーム販売をビジネスとして本格的に行う場合、知らなかったでは済まされない法律や規制がいくつか存在します。特に中古品を扱う場合や、特定の機器を販売する際には、あらかじめ許可を取得したり、法律に基づいた表示や検査を行ったりしなければなりません。
ここでは、ゲーム販売事業を安全にスタートさせるために必須となる許認可や、取り扱い商品の選定において注意すべき法的なポイントについて、順を追って解説していきます。
中古ゲーム販売の基本となる古物営業法の考え方
一度使用されたゲームソフトやゲーム機本体、あるいは未開封であっても一度消費者の手に渡ったものを仕入れて販売するビジネスを行う場合、古物営業法に基づく許可が必要となります。これは盗品の流通を防ぎ、万が一盗難品が市場に出回った際に速やかに発見・回復することを目的とした法律です。
実店舗・ECでの販売を問わず、営利目的で中古ゲームを反復継続して販売するには、事業所を管轄する警察署を経由して公安委員会から古物商許可を受ける必要があります。
法人で古物商許可を取得する際の要件と管理者の設定
法人として古物商許可を申請する場合、個人での申請とは異なるいくつかの要件や手続きが存在します。
まず、法人の定款にある事業目的に古物営業を行う旨が記載されている必要があります。もし記載がない場合は、定款の変更手続きが必要になることもあるため確認が必要です。
また、各営業所には業務を適正に実施するための責任者として管理者を一名ずつ選任しなければなりません。この管理者は、古物営業法に関する知識を持ち、従業員を監督する役割を担います。さらに、役員や管理者が欠格事由、例えば過去に特定の犯罪歴がある場合や暴力団員に関連する場合などに該当していないことも重要な審査基準となります。
非対面取引で求められる本人確認と不正防止対策
ECサイトでの買取や販売といった非対面取引においては、対面取引以上に厳格な本人確認手続きが古物営業法で義務付けられています。これは、相手の顔が見えないインターネット取引の特性を悪用した盗品の売却やマネーロンダリングを防ぐためです。
販売時においては、不自然な大量購入や高額取引には注意を払い、不正利用の兆候がないか監視する体制を整えることが望まれます。こうした厳格な手続きはお客さまにとっては手間に感じることもありますが、サイト内に本人確認の重要性やセキュリティ対策について丁寧に記載することで、安心して利用できるショップとしての信頼獲得につながります。
ゲーム機・周辺機器を販売する際のPSE対応
家庭用ゲーム機やその周辺機器、特にACアダプターなどの電源供給に関連する製品を販売する際には、電気用品安全法、通称PSE法への理解が欠かせません。この法律は、電気用品による危険や障害の発生を防止することを目的としており、対象となる製品にはPSEマークの表示が義務付けられています。
ここからは、ゲーム関連商品を扱う上で具体的にどのような点を確認し、どのような対応が必要になるのかを見ていきましょう。
ゲーム機本体やACアダプターのPSEマーク確認
ゲーム機本体やACアダプターは、電気用品安全法の対象となる特定電気用品、または特定電気用品以外の電気用品に分類されることが一般的です。国内で正規に流通している現行のゲーム機であれば、製造段階で法的な基準をクリアし、PSEマークが表示されています。
リユース品としてこれらを販売する際には、商品にPSEマークが正しく表示されているかを必ず目視で確認する必要があります。特にACアダプターや電源ケーブルは断線や劣化のリスクがあるだけでなく、法的な基準を満たしていることの証明であるマークが消えていたり、シールが剥がれていたりする場合があります。
レトロゲーム・輸入ハードを扱う際の注意点
古い世代のゲーム機、いわゆるレトロゲーム機や、海外から輸入されたゲームハードを扱う場合には、PSE法に関する特別な注意が必要です。PSE法が施行される前に製造された古いゲーム機の中には、現在のPSEマークではなく、旧法に基づくマークが表示されているものや、マーク自体がないものも存在します。これらは「ビンテージ品」として例外的に扱える場合もありますが、申請や届出などの複雑な手続きが必要となるケースが多く、安易な販売はリスクを伴います。
また、海外製の輸入ゲーム機やACアダプターは、日本の電圧や安全基準に適合していない場合があり、PSEマークがないものをそのまま国内で販売することは違法となります。
自主検査の徹底と販売者としての責任
電気用品安全法の対象となる中古のゲーム機や周辺機器を販売する場合、販売事業者はPSEマークの有無を確認する必要があります。また、安全管理上、独自の動作点検と記録を行うことが推奨されます。これは、その製品が現在も安全に使用できる状態であるかを確認するためのものです。
具体的には、外観に破損がないか、通電した際に異音や異臭などがないか、正常に動作するかといった点を確認しましょう。単に「動いたから大丈夫」と判断するのではなく、法律に基づいた点検プロセスを経て、安全性が確認されたものだけをお客さまに提供するという姿勢が重要です。万が一、販売した製品が原因で火災などの事故が発生した場合、販売事業者が重い責任を問われることもあります。
お客さまの安全を守るため、そして自身の事業を守るためにも、検査体制はしっかりと整えておきましょう。
ゲーム販売時に取り扱うべきではない商品
ゲーム市場には、残念ながら違法な商品や規約に違反する商材も流通しています。知らずにこれらを扱ってしまうと、アカウント停止などのペナルティを受けるだけでなく、最悪の場合は刑事罰の対象となる可能性もあります。
健全なショップ運営を行うためには、どのような商品がNGなのかを明確に理解し、絶対に扱わないという強い意志が必要です。ここでは、特に注意すべき禁止商材について解説します。
改造済みゲーム機・チート関連商品のNG事例
ゲーム機本体の内部データを書き換えたり、物理的な改造を施したりした商品は、販売が固く禁じられています。例えば、通常ではプレイできない海賊版ソフトを起動できるように改造されたゲーム機や、オンラインゲームで不正に有利な操作ができるように改変されたハードウェアなどがこれに該当します。
また、ゲームのセーブデータを不正に改ざんするツールや、いわゆる「マジコン」と呼ばれるコピーソフトを起動させるための装置も、不正競争防止法などの法律で規制されており、販売はもちろん、譲渡や所持自体が問題視されるケースもあります。こうした商品は、ゲームメーカーの著作権を侵害し、公正なゲーム環境を破壊するものであり、ECプラットフォームでも厳しく監視されています。
海賊版やコピー品を防ぐためのチェック体制
人気のあるゲームソフトや周辺機器には、精巧に作られた偽物、いわゆる海賊版やコピー品が存在します。特にプレミア価格がついているレトロゲームや、人気の高いコントローラーなどはターゲットになりやすく、正規のパッケージを模倣したものが出回っています。これらを正規品と誤って販売してしまった場合でも、商標権侵害や著作権侵害として責任を問われる可能性があります。
偽物を防ぐためには、仕入れ先を信頼できる業者に限定することが基本ですが、検品時にもパッケージの印刷品質、説明書の紙質、カートリッジの形状やネジの種類、ロゴのフォントなどを細部まで確認するスキルが求められます。怪しい点が見つかった場合は専門機関に確認するか、販売を見合わせることが大切です。
ゲームアカウントやデータ売買(RMT)の禁止事項
オンラインゲームやスマホアプリのゲームアカウント、ゲーム内の通貨やアイテムを現実のお金で売買する行為は、RMT(リアルマネートレーディング)と呼ばれ、ほとんどのゲーム会社の利用規約で禁止されています。また、メルカリShopsを含む多くのECプラットフォームでも、トラブルの原因となりやすいため、こうした電子データの取引は禁止出品物に指定されています。
💡:電子チケットや電子クーポン、QRコードなどの電子データ(禁止されている出品物)
アカウントの売買は、購入後にアカウントが停止されたり、元の持ち主に取り返されたりといったトラブルが頻発するだけでなく、詐欺の温床になることもあります。「引退するのでアカウントを売ります」といった出品は一見魅力的に見えるかもしれませんが、事業としてこれに関わることは規約違反となり、ショップのアカウント停止に直結する危険な行為です。
【実務】ゲーム商品の販売から発送までの流れ

必要な知識と準備が整ったら、いよいよ実際の実務フローについて理解を深めましょう。ゲーム商品は、ディスクの傷や箱の状態ひとつで価値が大きく変動するデリケートな商材です。また、精密機器であるがゆえに、配送中のトラブルも起きやすく、丁寧な取り扱いが求められます。
ここでは、商品を仕入れてからお客さまの手元に届けるまでの一連の流れの中で、品質を維持し、トラブルを未然に防ぐために実践すべき具体的なアクションプランをご紹介します。
品質を保つための検品・動作確認のポイント
中古ゲーム販売において、お客さまからの信頼を最も左右するのが商品のコンディションです。「思ったより汚かった」「動かなかった」という事態は、低評価や返品の直接的な原因となります。そのため、出品前の検品と動作確認は、時間をかけてでも丁寧に行うべき重要な工程です。単に外見を見るだけでなく、実際にプレイするお客さまの視点に立って、細部までチェックを行う必要があります。
ここでは、商品価値を高め、クレームを防ぐためのプロの検品テクニックについて解説します。
ディスク研磨やクリーニングによる商品価値の維持
ディスクメディアのゲームソフトにおいて、盤面の傷は読み込みエラーの原因となる致命的な欠陥です。仕入れた商品に傷がある場合は、専用のディスク研磨機を使用して傷を除去し、鏡面のように綺麗にすることで商品価値を回復させることができます。ただし、研磨のしすぎはデータを破損させる恐れがあるため、適切な技術が必要です。
また、カートリッジ式のゲームソフトの場合は、端子部分(接点)の汚れが起動不良の主な原因となります。無水エタノールや専用の接点復活剤を使用して端子を丁寧にクリーニングすることで、起動不良が直る場合があります。販売前の検品時起動しない場合、クリーニングを行い再度確認すると良いでしょう。
さらに、パッケージやケースについた値札シールの跡や手垢汚れなども、シール剥がし液や除菌クリーナーを使ってきれいに拭き取ることで、清潔感のある商品として自信を持って販売できるようになります。
箱・説明書の有無によるコンディション区分
ゲームソフトや周辺機器の価格設定において、外箱や取扱説明書が揃っているかどうかは非常に大きな要素です。一般的に、箱・説明書・ソフトが全て揃った「完品」は最も価値が高く、次いで「箱のみ欠品」「説明書のみ欠品」「ソフトのみ(裸ソフト)」の順に価格が下がる傾向にあります。
検品の際には、これらの付属品が揃っているかを正確に確認し、それぞれの状態に合わせてコンディションランクを明確に区分けすることが重要です。例えば、箱に潰れや破れがないか、説明書に書き込みや水濡れがないかもチェック対象となります。
付属品の欠品や状態の不備を隠して販売すると必ずトラブルになりますので、正直に状態を把握し、それに見合った適正な価格を設定することが、長期的に見て信頼されるショップへの近道です。
本体・周辺機器の動作チェックで防ぐ初期不良
ゲーム機本体やコントローラーなどの周辺機器は、外見が綺麗でも内部が故障している可能性があるため、通電確認と動作テストが不可欠です。
本体であれば、電源が入るかだけでなく、ディスクの読み込みがスムーズか、異音がしないか、インターネット接続ができるか、ボタンの反応は正常かなどを実際に操作して確認します。特にコントローラーは、アナログスティックのドリフト現象(勝手に動く不具合)やボタンのへたりが頻発するため、念入りなテストが必要です。
携帯ゲーム機の場合は、バッテリーの持ち具合や液晶画面のドット抜け、タッチパネルの感度などもチェック項目に加わります。
こうした動作チェックを行い、問題がないことを確認した上で出品することで、お客さまに届いてからの初期不良トラブルを劇的に減らすことができます。
売れやすい商品ページ作成と検索対策
どんなに良い商品を用意しても、お客さまに見つけてもらえなければ売れることはありません。数多くの商品が出品されているEC市場の中で自社の商品を選んでもらうためには、検索されやすく、かつ商品の魅力が伝わるページ作りが必要です。
ここでは、お客さまが商品を探す際の心理を意識したキーワード設定や、安心して購入を決断してもらうための写真や説明文のテクニックについて解説していきます。
型番・JANコードを活用した検索されやすい構成
ゲーム機やソフトを探しているお客さまは、具体的な商品名だけでなく、型番やJANコード(バーコードの数字)で検索することも少なくありません。特にゲーム機本体は、同じ商品名でもマイナーチェンジされたモデルが複数存在し、機能や付属品が異なる場合があるため、型番(例:CUH-XXXXXXなど)の記載は必須です。
商品タイトルや説明文に、正式名称、通称、型番、JANコードを漏れなく記載することで、検索結果に表示される可能性を最大限に高めることができます。また、限定版や同梱版などの特別な仕様である場合は、そのキーワードもしっかりと盛り込みましょう。
正確な情報を網羅的に記載することは、検索対策になるだけでなく、お客さまが探している特定の商品であることを保証する情報となり、購入へのハードルを下げる効果もあります。
状態が正しく伝わる写真撮影のポイント
ネット販売において、写真は商品を手に取って確認できないお客さまにとって唯一の視覚情報です。単に綺麗に見せるだけでなく、商品の状態を「ありのまま」に伝えることが重要です。
写真は明るく清潔な場所で、商品全体がはっきりと見えるように撮影しましょう。その上で、付属品の有無がわかる写真や、ディスクの盤面、端子部分、ゲーム機の通電画面など、お客さまが気になるポイントをアップで撮影します。特に重要なのは、傷や汚れなどのダメージ部分を隠さずに撮影することです。
傷がある箇所をあえてクローズアップして掲載することで、「この程度の傷なら問題ない」とお客さまが納得して購入できるようになり、届いてからの「想像と違った」というガッカリ感を防ぐことができます。
誠実な写真掲載は、結果として返品率の低下につながります。
トラブルを防ぐための説明文と免責表記
商品説明文は、写真では伝えきれない情報を補足し、お客さまとの認識のズレを埋めるための場所です。動作確認の状況(例:「1時間プレイして問題ありませんでした」)や、クリーニングの有無などを具体的に記載することで安心感を与えられます。
また、中古品特有のリスクについては、事前に免責事項として明記しておくことがトラブル防止に役立ちます。例えば、「中古品のため、経年劣化による微細な傷や汚れはご容赦ください」「バックアップ電池の保証はいたしかねます」「ダウンロードコードは使用済みとお考えください」といった文言を入れておくことで、過度な期待によるクレームを避けることができます。
ただし、責任逃れのような冷たい表現にならないよう、「丁寧な検品を心がけておりますが」といった前置きを添え、誠実な姿勢を示す文章を心がけるとなお良いでしょう。
精密機器を安全に届ける梱包と発送の考え方
ゲーム商品は衝撃や水濡れに弱い精密機器であり、配送中の事故による破損リスクが常に付きまといます。せっかく売れた商品が配送中に壊れてしまっては、売上を失うだけでなく、お客さまを失望させてしまいます。梱包は商品を保護する最後の砦であり、丁寧な対応をするショップだと印象づけるチャンスでもあります。
ここでは、ゲーム商品を安全かつ確実に届けるための梱包テクニックと、効率的な配送方法の選び方について紹介します。
破損・水濡れを防ぐ基本的な梱包ルール
ゲーム商品を梱包する際の基本は、「水濡れ防止」と「衝撃対策」の2点です。
まず、商品は必ずOPP袋などのビニール袋に入れて密閉し、雨や湿気から守ります。その上で、エアークッション(プチプチ)などの緩衝材を使用して全体を包み込みます。特にゲーム機本体などの重さがある精密機器は、箱の中で動かないように隙間を紙やエアークッションで埋めることが重要です。ディスクソフトの場合は、ケースの中でディスクが外れて傷がつくのを防ぐため、ケース内部にエアークッションを小さく切って挟むといった工夫も有効です。封筒やダンボールに入れる際も、商品が圧迫されすぎない程度の余裕を持たせつつ、ガタつきがないように固定します。
「自分がお客さまなら、どのような状態で届いたら嬉しいか」を常に考え、清潔で丁寧な梱包を心がけることが、高評価につながります。
追跡・補償付き配送サービスの選び方
高価なゲーム機やレアなソフトを送る際には、必ず追跡番号と補償がついている配送サービスを利用しましょう。
メルカリShopsで利用できる「メルカリBiz配送」「らくらくメルカリ便」などのサービスは、配送状況をリアルタイムで確認できるため、お客さまに安心感を提供できるだけでなく、万が一の紛失や破損事故が起きた際にも補償を受けることができます。
送料を安く抑えたいからといって、補償のない定形外郵便などを利用するのはリスクが高いのでおすすめできません。配送トラブルが発生した際、追跡ができないと商品がどこにあるのか調査することさえ難しくなり、結果としてショップ側が全額負担で返金せざるを得ない状況になりかねません。安心をお金で買うという意味でも、適切な配送サービスを選ぶことは、ショップ運営における必要経費と捉えるべきです。
出荷数が増えた場合の発送業務の効率化
事業が軌道に乗り、1日の出荷数が増えてくると、手作業での宛名書きや梱包作業が大きな負担となってきます。
メルカリShopsでは、送り状をまとめて発行できる配送機能や、CSVファイルを用いた注文管理などが利用可能です。これらを活用し、作業を効率化する仕組みを早めに構築しましょう。
また、梱包資材についても、よく使うサイズのダンボールやクッション封筒をまとめて購入しておくことで、コスト削減と作業時間の短縮につながります。さらに、発送作業を特定の時間帯にまとめて行うルーチンを作ることで、ミスを減らし、他業務への時間を確保することができます。
出荷業務がスムーズに行える体制を整えておくことは、将来的にさらに規模を拡大していくための重要な土台となります。
【運営】販売後の対応と長く続けるための工夫

ECでのお客さまとの取引は、商品を発送して終わり、ではありません。お客さまが商品を受け取り、満足して評価をしてくれるまでが取引です。また、時には返品やクレームといったネガティブな事態に対応しなければならないこともあります。こうした販売後の対応力こそが、ショップの評判を決定づけ、長く愛されるお店になるかどうかの分かれ道となります。
ここでは、万が一のトラブルへの備えと、一度購入してくれたお客さまをリピーターに変えるための運営のコツについてお伝えします。
返品・クレーム対応をスムーズに行うための準備
どれほど注意していても、中古品を扱う以上、一定の確率で「動かない」「傷がある」といった連絡が来ることは避けられません。重要なのは、トラブルが起きた時に慌てず、誠実かつ迅速に対応できる体制を整えておくことです。
お客さまに対して感情的にならず、事実確認に基づいた冷静な対応を行うことで、クレームを申し出てきたお客さまが、逆にショップのファンになってくれることもあります。ここでは、トラブルを最小限に抑えるための事前の準備と心構えについて解説します。
初期不良時の返品・返金ルールの明確化
トラブル対応で最も揉める原因は、ルールが曖昧なことです。ショップ情報や商品ページに、初期不良が発生した場合の返品・返金条件を明確に記載しておきましょう。
例えば、「商品到着後○日以内の動作不良に限り対応します」「返品時の送料は当店が負担します」「ジャンク品と記載のあるものは対象外です」といった具体的なルールを定めておくことで、基準に基づいた対応が可能になります。お客さまからの連絡があった際は、まず不具合の状況を詳しくヒアリングし、自社のルールに照らし合わせて返品を受け付けるか判断します。
ルールを明確にすることは、お客さまにとっても「何かあったら対応してもらえる」という安心材料になり、購入の後押しになります。
なお、「ノークレーム・ノーリターン」といった一方的な記述は、メルカリShopsでは禁止されています。こうした表現はメルカリShops以外でもプラットフォームの規約や消費者契約法に抵触する恐れがあるため避けましょう。
すり替えなど悪質トラブルへの備え
稀なケースではありますが、正常な商品を発送したにもかかわらず、購入者が手持ちの故障品とすり替えて「壊れていた」と返品を求める、いわゆる「すり替え詐欺」が発生することがあります。
こうしたトラブルから身を守るためには、発送前の対策が重要です。高額なゲーム機やソフトについては、シリアルナンバーを控え、写真として保存しておくことが有効な方法です。また、商品説明文に「すり替え防止のため、シリアルナンバーを控えています」と記載しておくだけでも、不正行為の抑止につながります。
万が一、不審な返品要請を受けた場合は、事前に控えておいた情報をもとに、プラットフォームを利用している場合はサポート事務局へ相談し、必要に応じて警察への相談も検討するなど、冷静かつ毅然とした対応を心がけましょう。
評価を積み重ねてリピーターにつなげる運営
EC販売において、過去の購入者からの評価コメントは、新規のお客さまがショップを信頼するかどうかの最大の判断材料です。良い評価を積み重ねることは、そのまま売上の向上につながります。
高評価を獲得するためには、商品の品質が良いことは大前提として、迅速な発送、丁寧な梱包、そして気持ちの良いコミュニケーションが鍵となります。例えば、発送完了のメッセージを一言送る、梱包の中に手書きのサンキューカードやちょっとしたおまけを同封するといった小さな心遣いが、お客さまの心を掴みます。
ゲームコレクターや愛好家は、信頼できるショップを何度も利用する傾向が強いため、一度の取引で満足していただければ、継続的なリピーターになってもらえる可能性が高いです。一人ひとりのお客さまとの出会いを大切にし、信頼を積み重ねていくことが、長く安定したショップ運営を実現する唯一の道です。
出店は無料!メルカリShopsでゲーム関連製品の販売を始めよう

ゲーム商材は、世代を超えて愛される魅力的な商品であり、正しい知識と誠実な運営を行えば、ECビジネスとして大きな成果を上げることができます。メルカリShopsなら、初期費用や月額の固定費用は無料で、スマホひとつで手軽にネットショップを開設できるため、EC販売にチャレンジするにも、販路拡大するにもぜひおすすめしたいサービスです。
本記事で解説した法律の知識や検品のコツ、お客さま対応のポイントを参考に、ぜひメルカリShopsでゲームショップをオープンしてみてはいかがでしょうか。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド

- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短2日で審査完了
ショップ開設申請時に準備するもの(※2025年10月時点)
メルカリShopsでは、「個人事業主」と「法人」の2つの種別でご登録いただけます。ご自身の状況に合わせて、必要な準備をご確認ください。

<法人の方>
- 事業者情報
- 登記簿に記載された代表者情報
- 売上金の振込口座情報※1
- 許認可証・許認可証画像※2
- ブランド審査手続きに必要な情報・書類※3
- 法人についての情報(登記簿住所もしくは本店の外観がわかる写真)※4
- メルカリShops登録情報・運営者情報
- 購入者へ表示する内容
<個人事業主の方>
- 許認可証・許認可証画像※2
- ブランド審査手続きに必要な情報・書類※3
- 売上金の振込口座情報※5
- 本人情報/本人確認書類の画像
- 個人事業主についての情報※6
- メルカリShops登録情報・運営者情報
- 購入者へ表示する内容
※1:法人名義の口座が必要です
※2: 許認可証が必要な商品を販売するには、ショップ開設時・情報変更時・許認可が必要な商品の出品時に許認可証の両提出と必要情報の入力が必要です
※3:当社定のブランド商品を販売する場合、必要事項の入力や書類の提出が必要です
※4:2025/10/22以降順次
※5:口座名義は個人事業主本人の名義または屋号を指定してください
※6:過去2年以内の所得税青色申告決算書・確定申告を税務署に提出したことを証明するためのスクリーンショット・メルカリShops以外の販路情報・ECサイト未運営の場合、実店舗の外観/住所がわかる写真のアップロードする必要があります
最新情報はメルカリShopsガイドをご確認ください。
審査は最短2日!スマホ・PCから申し込みが可能
リンク先より、申し込みから利用開始までは3ステップ!


また、食品・酒・中古品・化粧品・弊社指定ブランドなどをお取り扱いの場合は、以下が必要な場合があります。
事業者向けの便利な機能が充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!


![[V80_MS_822]ECでのゲーム販売ならメルカリShops!おすすめ理由と売上を伸ばすポイントを徹底解説](https://jp-news.mercari.com/contents/wp-content/uploads/2026/02/名称未設定のデザイン-13.jpg)

