果物のネット販売を検討中の事業者の方へ。
月間約2,300万人が利用するフリマアプリ「メルカリ」内へ出店できる「メルカリShops」をご存知ですか?本記事では、メルカリShopsで果物を販売するメリットや、売上アップのコツを徹底解説。最新の運用戦略や法改正に伴う注意点まで、自慢の果物を全国へ届けるためのノウハウをわかりやすく紹介します。
果物をネットで販売して売上拡大を目指すならメルカリShopsへの出店がおすすめ
実店舗での販売が中心だった果物や生鮮食品も、近年はインターネットで購入する人が増えています。産地直送の果物や旬の食材をオンラインで取り寄せることも一般的になり、ECを通じた販売は新しい販路として注目されています。
実店舗だけでの集客が難しくなる中、EC市場へ挑戦することは、事業を広げるうえで大きなチャンスです。
そこでおすすめしたいのがメルカリShopsへの出店です。多くのユーザーが利用するフリマアプリ「メルカリ」の市場に出店することで、より多くの方に商品を届けられます。
まずは、メルカリShopsが果物のEC販売におすすめの理由について詳しくご紹介します。
食品・飲料・酒カテゴリーの流通総額は前年比約152%成長!はじめてのEC市場挑戦でも売れやすい
メルカリShopsでは、食品・飲料・酒カテゴリーの流通総額が前年比で約152%・購入者数が159%成長しており、食品分野への需要が着実に高まっています。(※調査詳細:2024年10/29〜12/31と2025年10/29〜12/31の前年同期比)
また、食品に関するキーワードもメルカリ内で検索されています。(下図参照)特定の食材名だけでなく、「食材名 + 訳あり」や「食材名 + 〇〇kg(容量)」という組み合わせ検索は、メルカリにおける食品購入の特長です。形が不揃いのものや規格外の食材があれば、全国の「お得に買いたい」お客さまへ直接届けるチャンスです。

月間約2,300万人が利用するフリマアプリ「メルカリ」上にネットショップを出店できる
メルカリShopsは、月間約2,300万人が利用する国内最大級のフリマアプリ「メルカリ」内に、自分のネットショップを開設できるサービスです。
これにより、ECを始める際にゼロから集客を行う必要がなく、販売開始後から多くの潜在顧客に商品を見てもらえるチャンスが広がります。
フリマアプリ「メルカリ」を利用するお客さまは、日常的に買い物を楽しんでいるため、商品を目にしてもらいやすく、購買にもつながりやすい環境が整っています。
出店は無料!商品が売れるまで手数料の発生はなし
メルカリShopsは、初期費用や月額のシステム利用料などがかからず、無料で出店いただけます。
費用が発生するのは、商品が実際に売れた際に発生する10%の販売手数料と、売上金を口座に移動する際にかかる振込手数料(200円/回)のみです。
一般のお客さまは売上金でお買い物を楽しむことも可能!メルカリ内で商品を購買する意欲に繋がりやすい
フリマアプリ「メルカリ」で買い物を楽しむお客さまは、自身がアプリ内で不用品を販売して得た売上金を、メルカリShopsの商品を含むメルカリ内での買い物に利用できます。
この「メルカリ」独自の仕組みにより、購入は特別な出費ではないと感じやすく、購買への心理的ハードルが下がる傾向にあると考えられるのが特長です。
売上を後押しする便利な販促サービスを無料で活用できる
メルカリShopsは、お客さまへのアプローチを強化するための便利な販促機能をオプション費用なしで提供しています。(※広告出稿(一部の事業者へ開放)を除く)
例えば、「タイムセール機能」を利用すれば、期間限定の割引でお客さまの購買意欲を刺激し、商品の回転率を上げることができます。
また、「ショップクーポン機能」を使えば、リピーターやまとめ買いのお客さまに対して特別な割引を提供でき、顧客ロイヤルティの向上に繋げることができます。
スタッフアカウント機能で複数人に権限を割り当てショップの運営が可能
事業としてECサイトを運営する際には、複数人で作業を分担するのが一般的ですが、フリマアプリ「メルカリ」の個人アカウントではアカウント共有や権限設定ができず、効率的な運営が難しい状況でした。
これに対し、メルカリShopsでは「スタッフアカウント機能」が用意されており、従業員や担当者ごとに権限を割り当ててショップ運営を分担できます。
スタッフごとに業務を振り分けたい場合でも、簡単に権限を割り当てられるため、役割に応じて柔軟に設定できます。この仕組みにより、情報漏洩リスクなども抑えながら作業効率を高められ、安定的な運営体制を築けます。
主要なEC一元管理システムとのAPI連携が可能!販路拡大もスムーズに実現
EC事業を本格的に展開している法人や個人事業主の多くは、複数のECモールや自社サイトを運営しており、在庫管理や受注処理の一元化が業務効率化の鍵となります。
メルカリShopsは主要なEC一元管理システムとのAPI連携に対応しているため、システムを利用することで既存の運営体制にスムーズに組み込めます。
これにより、メルカリShopsと他チャネルの在庫情報を自動で同期し、在庫の二重計上や販売機会の損失を防止できます。
さらに、受注情報も一元管理システム上でまとめて処理できるため、出荷作業や伝票作成といった日常業務が大幅に効率化されます。
メルカリShops独自の配送サービス「メルカリBiz配送」を活用できる
メルカリShopsの出店者様は、お得な配送料と発送業務効率化を叶えるメルカリShops独自の配送サービス「メルカリBiz配送」をご利用いただけます。
メルカリBiz配送の主な特徴は以下の通りです。
- 管理画面上で送り状を一括発行できるため複数注文もスムーズに対応できる
- 地帯別のメルカリ特別料金で配送コストを抑えられる
- 送料を「購入者負担」に設定することも可能
- 〜180/200の大きいサイズまで対応可能
- クール便(60~120サイズ)も利用可能
- 全サイズ集荷対象(ネコポスも集荷可能)
メルカリBiz配送を利用すると、従来のらくらくメルカリ便と比較しても、地帯別の配送料金でコスト削減が可能です。
※配送料金は発送元と発送先のエリアによって異なります
※メルカリBiz配送利用時の最大梱包サイズは200cm以内となります
もちろん、これまで通りのらくらくメルカリ便(全国サイズ別送料一律)を選択いただくことも可能です。
メルカリBiz配送の利用申込みは、ショップ管理画面>設定>メルカリBiz配送の利用開始申し込みから行えます。
購入希望者から事前に予約を受け付ける「予約販売機能」が活用できる
メルカリShopsの出店者様は、発売前や入荷前の商品について購入希望者から事前に予約を受け付けることができる予約販売機能をご利用いただけます。
ショップが発売前や入荷前の商品に対して、以下項目を設定いただけます。
- 発売日
- 予約受付開始日
- 予約受付終了日
- キャンセル期限
- お届け予定
果物のネット販売を始める前に知っておくべき必須知識

ネットショップを開設して果物を販売する際、まず向き合わなければならないのが法律やルールに基づいた正しい運営です。果物は口にする食品だからこそ、どのような形態で販売するかによって、行政への手続きや必要な資格が大きく異なります。
まずは、取り扱う商品がどのカテゴリーに属するのかを整理し、スムーズな出店準備を進めるための基礎を固めていきましょう。
【自家栽培】自分で育てた果物を売るなら基本的に許可・届出は不要
ご自身で丹精込めて育てた果物を、そのままの状態で販売する場合、基本的には保健所の営業許可が不要なケースが多いとされています。これは、農業者が自ら生産した未加工の農産物を販売する行為が、食品衛生法における営業許可の対象外とされているためです。
メルカリShopsでも、自家栽培の果物であれば収穫後すぐに出品することが可能です。ネットショップの経験がない個人農家の方でも、比較的始めやすい販売方法といえるでしょう。
ただし、許可が不要な場合でも、販売者として品質管理の責任がなくなるわけではありません。残留農薬基準の遵守や害虫の付着確認など、基本的な衛生管理は欠かせません。栽培履歴の管理や出荷前の検品を丁寧に行うことで、お客さまに安心して購入していただけるショップづくりにつながります。
【仕入れ販売】他者から仕入れた果物を売るなら「営業届出」が必須
ご自身で栽培した果物ではなく、近隣の農家や卸売市場などから仕入れた商品を販売する場合は、自家栽培とは異なる手続きが必要になる場合があります。
他者が生産した食品を仕入れて販売する行為は、食品衛生法上「営業」として扱われることが多く、自治体によっては保健所への営業届出が求められます。営業届出は、行政が食品を扱う事業者を把握し、衛生管理の状況を確認できるようにするための制度です。
手続き自体は比較的シンプルですが、届出の対象となる業種であるにもかかわらず提出していない場合、行政指導の対象となる可能性があるため注意が必要です。
仕入れ販売は、旬の果物を幅広く取り扱えるという大きなメリットがあります。一方で、仕入れ先との信頼関係や品質の見極めも重要になります。
必要な手続きを済ませたうえで販売を行うことで、お客さまからの信頼にもつながり、安心してショップ運営を続けることができます。
【加工品】ジャムやドライフルーツを売るなら「営業許可」が必要
収穫した果物を使ってジャムやゼリー、ドライフルーツといった加工品を作って販売する場合は、生鮮果実の販売よりも一段階厳しい営業許可が必要となります。
食品を加工する工程が入ると、食中毒などのリスクを管理するために、保健所の定める施設基準を満たした場所で製造しなければなりません。例えば、一般的な家庭の台所で作ったジャムをネットで売ることは認められておらず、専用の調理場や手洗い設備を備えた施設が必要になります。
加工品の販売は、天候に左右されやすい果物の廃棄を減らし、通年で安定した利益を生み出す魅力的な選択肢ですが、まずは作りたい商品に合わせてどの区分の許可が必要かを確認しましょう。
保健所への事前相談を丁寧に行うことで、必要な設備投資や製造フローが明確になり、安全で美味しい加工品を全国のお客さまにお届けする準備が整います。
【義務】仕入れ・加工販売の際に設置が必要な「食品衛生責任者」とは
果物を仕入れて販売する届出を行う際や、加工品の製造許可を申請する際には、施設ごとに食品衛生責任者を置くことが義務付けられています。
この食品衛生責任者は、施設内の衛生管理が適切に行われているかを管理し、必要に応じて従事者への指導を行う重要な役割を担います。栄養士や調理師の免許を既にお持ちの方はそのままなれますが、資格がない場合でも各自治体が開催する1日程度の講習を受講することで取得が可能です。
ネット販売ではお客さまと対面することがないため、衛生管理への意識が緩みがちですが、この責任者を配置することでショップ全体の安全基準が明確になります。正しい知識を持った責任者が管理しているという事実は、商品ページでアピールできる安心材料にもなり、競合他社との差別化にもつながります。
【最新ルール】2021年施行の「野菜果物販売業」届出義務化の注意点
食品衛生法の改正により、営業届出制度は2021年6月1日に施行されました。これに伴い、野菜果物販売業を含む一部の食品営業では、必要に応じて保健所への届出が求められるようになっています。ネットショップによる販売も対象になり得るため、実店舗の有無にかかわらず確認が必要です。
この制度は、HACCPに沿った衛生管理の制度化にあわせて、行政が食品等事業者を把握できるよう創設されたものです。食品事故が起きた際の確認や対応を進めやすくする目的もあります。
また、届出は厚生労働省の食品衛生申請等システムを通じてオンラインで行える場合があります。営業形態や施設の扱いは自治体ごとに確認が必要なため、販売を始める前に管轄の保健所や自治体の案内を確認しておくと安心です。
参考:改正食品衛生法の施行について|令和4年7月厚生労働省 医薬・生活衛生局食品監視安全課
【全般】ネット販売でも避けられない「食品表示法」の記載ルール
ネットで果物を販売する際、商品そのものや梱包資材に貼り付けるラベル、あるいは商品ページへの表示内容について定めているのが食品表示法です。生鮮果実の場合は、名称と原産地を表示することが基本となりますが、もし加工品を扱うのであれば原材料名や消費期限、保存方法、栄養成分表示などの詳細な項目が必要になります。
特に近年はアレルギー表示に関するルールが厳格化されており、意図しない混入を防ぐための配慮もお客さまの安全を守るために欠かせません。
なお、メルカリShopsでも、出品の際には食品表示を商品説明に記載する、もしくは、食品表示の記載が判別可能な画像を掲載していただく必要があります。正しい表示は、お客さまが商品を受け取った際の安心感に直結するだけでなく、事業者としての誠実さを示す最も有効な手段となります。
💡:食品を販売する際の注意事項 – メルカリShopsガイド
【事務】継続的な事業なら忘れずに提出すべき「開業届」
果物販売を継続的な事業として行う場合は、税務署への開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)の提出も検討しておきましょう。開業届は、事業を開始したことを税務署へ届け出るための書類です。提出することで、青色申告などの制度を利用できる可能性があり、事業運営における選択肢が広がります。
すでに農業を本業としている方は提出済みの場合もありますが、新しく果物販売を事業として始める場合は、事業開始から1ヶ月以内を目安に提出するケースが一般的とされています。開業届を提出しておくことで、事業用の銀行口座を開設しやすくなったり、ショップ運営にかかった費用を経費として整理しやすくなったりと、日々の運営を進めやすくなります。
鮮度を落とさない果物発送の梱包と配送のポイント

果物をオンラインで販売する上で、避けて通れない最大の課題が鮮度の維持と配送中のダメージ対策です。どれほど美味しい果物を育てても、お客さまの手元に届いた時に傷んでいたり、味が落ちていたりしては、次回の購入にはつながりません。
ここでは、果物の特性を理解した上で行うべき具体的なパッキング技術や、配送環境の使い分けについてご紹介していきます。
果物ごとの呼吸量と蒸散量を考慮した鮮度維持のコツ
果物は収穫されたあとも呼吸を続けており、その過程で蓄えられた糖分を消費したり、水分を空気中に放出したりしています。呼吸量や蒸散量は果物の種類によって大きく異なり、例えば桃やイチゴなどは呼吸が非常に活発で鮮度が落ちやすく、逆に柑橘類などは比較的ゆるやかに変化します。
呼吸を抑えるためには適切な温度管理が欠かせません。ただし、密閉しすぎるとエチレンガスの影響で追熟が進みすぎてしまうこともあるため注意が必要です。発送直前まで予冷を行って果物の温度を下げておくことや、通気性の良い袋を使用するなどの細かな配慮が、数日間の配送期間を乗り切るための重要なポイントになります。
お客さまに届いたときに、まるで収穫したばかりのような鮮度を感じていただけるよう、それぞれの果物の性質に合わせた適切な環境を整えることが大切です。
配送中の傷を防ぐための緩衝材やフルーツキャップの使い分け
果物は非常にデリケートなため、配送中のわずかな衝撃や振動が原因で打ち身ができ、そこから急速に劣化が始まってしまいます。これを防ぐために欠かせないのが、フルーツキャップやプチプチ、緩衝材としての紙パッキンなどの適切な使い分けです。
大玉のリンゴや梨には個別のキャップを装着し、小さなブドウなどには隙間を埋めるように柔らかい資材を詰め込むことで、箱の中で果物が動かないように固定するのが鉄則です。資材を選定する際は、保護性能はもちろんのこと、開封した時の見た目の美しさも考慮に入れると、お客さまからの評価が一段と高まります。
過剰な梱包はコストを圧迫しますが、必要な部分に適切な厚みを持たせる技術を磨くことで、配送事故のリスクを最小限に抑えながら、価値ある商品を安全にお届けできるようになります。
常温配送とクール便の判断基準と切り替え時期
配送方法の選択は、季節や果物の種類、さらには発送元からお届け先までの距離を考慮して慎重に判断しなければなりません。
気温が上がる初夏から秋口にかけては、輸送中のトラック内の温度が非常に高くなるため、鮮度劣化を防ぐクール便の利用が強く推奨されます。一方で、冬場の柑橘類などは常温配送でも十分に品質を保てることが多く、配送料金を抑えてお客さまの負担を軽減することにもつながります。
判断の目安としては、外気温が25度を超える予報が出た場合や、極端に湿度が高い時期には、迷わずクール便へ切り替える運用ルールを決めておくと安心です。ただし、一度冷やした果物を常温に戻すと結露が発生し、カビの原因になることもあるため、お届け先での受け取り後のフォローも含めて丁寧な説明を添えることが大切です。
梱包サイズを最適化して配送コストを削減する方法
送料はネット販売において、利益率を大きく左右する重要なポイントです。そのため、段ボール箱のサイズをどれだけ最適化できるかが非常に重要になります。
果物の重量や数量に対して大きすぎる箱を使ってしまうと、無駄な送料が発生するだけでなく、配送中に果物が箱の中で動き、傷む原因にもなります。そこで、2キロ用や5キロ用といった標準的な販売規格に合わせた専用箱をあらかじめ用意しておくことが大切です。その箱に収まる最大数量でセットを組むことで、一箱あたりの配送効率を高めることができます。
また、送料はサイズ区分ごとに料金が細かく設定されているため、梱包後の三辺合計を正確に把握しておくことも欠かせません。品質を守りながらコストを抑えるパッキングの工夫は、長くショップを運営していくうえで大きな強みになります。
配送事故や傷みが発生した場合のトラブル対応と返品ポリシー
どれほど丁寧に梱包していても、配送中のトラブルを完全に防ぐことは難しいため、あらかじめ返品や返金に関する方針を決めておくことも大切です。万が一、お客さまから傷みや破損の連絡があった場合には、まず誠実にお詫びをし、写真などで商品の状態を確認する流れを整えておきましょう。
果物は生鮮食品のため、すべてを返品や返金で対応することが必ずしも適切とは限りません。状況に応じて、一部返金や代品の発送など柔軟に対応することが重要です。トラブルへの対応が迅速で丁寧であれば、お客さまからの信頼につながることも少なくありません。
責任の所在を整理したうえで、お客さまの立場に立った解決策を考えられるよう、あらかじめ対応方法を想定しておくことが、安心してショップを運営していくためのポイントにもなります。
到着した瞬間の満足度を高める同梱物とメッセージカードの活用
箱を開けた瞬間の体験は、果物そのものの味と同じくらい、お客さまの記憶に残る大切なポイントです。手書きのメッセージカードや、その果物がどのように育てられたかを記したリーフレット、さらには一番美味しい食べ方を説明したメモを同梱することで、生産者の想いがお客さまへダイレクトに伝わります。
こうした細かな工夫は、単なる取引を超えた温かみを生み出し、次回もこの人から買いたいというリピート意欲を刺激します。また、食べ頃の判断基準や保存方法を具体的に伝えることで、最も美味しい状態で召し上がっていただけるようになり、結果として商品自体の評価も高まります。
デジタルなやり取りが中心のネット販売だからこそ、アナログな同梱物が生産者の想いを伝える力は大きく、お客さまとの信頼関係を深めるための貴重な接点となります。
果物のEC販売における競合に差を付け売上アップが期待できる運用戦略

EC上には多くの果物農家や販売者が出店しており、その中で選ばれるためには、ただ出品するだけでなく工夫した運用が重要になります。お客さまは数ある商品の中から、価格だけでなく、商品の魅力やショップの信頼感などを見て購入先を決めています。
価格競争に頼るのではなく、果物の魅力やこだわりをしっかり伝えることが、安定した売上につながります。ここからは、果物の価値を伝えながら、多くのお客さまに選ばれるショップへと育てていくための具体的なポイントをご紹介します。
季節の旬を逃さないシーズン訴求の重要さ
果物販売における最大の武器は、何と言っても季節ごとに訪れる旬のタイミングを的確に捉えることです。
お客さまは「今しか食べられないもの=旬なもの」に対して強い魅力を感じるため、収穫が始まる数週間前から予告を出したり、先行予約を受け付けたりする戦略は非常に有効となるでしょう。商品タイトルや画像には「今が旬」「予約開始」といった目を引く言葉を配置し、今注文すべき理由を明確に伝えましょう。
また、シーズン中盤には「最盛期の甘さ」、終盤には「今季最後」といった具合に、時期に合わせて訴求内容を微調整することで、期間中の売上を最大化させることも期待できます。
季節の移ろいと共にお客さまの期待も変化していくため、その波に乗るようにショップのトップページや商品ラインナップを更新し続けることが、活気あるショップ作りの秘訣です。
一度ご購入いただいたお客さまへ向けたリピーター施策の徹底
新しいお客さまを増やすことはもちろん大切ですが、一度購入してくださったお客さまにもう一度訪れていただくことは、ショップ運営の安定につながります。
新商品の出品をお知らせしたり、リピーターの方へ感謝のメッセージを送ったりするなど、日々の小さな取り組みが大きな成果につながります。
また、発送の際に「次は別の品種もおすすめです」といった一言を添えるだけでも、次回の購入を考えるきっかけになります。お客さまは、自分のことを覚えてくれていると感じると、そのショップに親しみや信頼を持ちやすくなります。
リピーターが増えることで、シーズンの早い段階から安定した注文が期待できるようになります。新しいお客さまを集めるための負担を抑えながら、ショップを着実に育てていくことにもつながります。
お客さまの信頼を構築する生産者の顔とこだわり情報の公開
ネット販売では商品を直接手に取って確認できないため、お客さまは「誰がどのように作っているのか」といった情報から安心感や信頼性を判断します。商品ページには、栽培のこだわりや農園の風景、可能であれば生産者の写真などを掲載し、作り手の想いが伝わる内容を意識しましょう。
また、農薬の使用を最小限に抑えていることや、こだわりの肥料を使っていることなど、日々の栽培で工夫しているポイントを具体的に紹介することも大切です。どのような思いで果物を育てているのかが伝わると、商品の価値をより深く感じてもらいやすくなります。
さらに、栽培の中で苦労したことや試行錯誤した経験などを素直に伝えることも、お客さまの共感につながります。果物そのものだけでなく、その背景にあるストーリーを知ってもらうことで、ショップの魅力がより伝わりやすくなります。
単品販売だけではないセット販売による客単価アップの狙い方
売上を効率よく伸ばすためには、1回の注文あたりの購入額を高める「セット販売」を取り入れることも効果的です。同じ果物をまとめた大容量パックだけでなく、異なる品種を楽しめる食べ比べセットや、見た目に少し傷はあるものの味は変わらない家庭用のお徳用セットなど、複数の選択肢を用意しておくとお客さまはより商品を選びやすくなります。
また、お試し用の少量セットから贈答用の豪華なセットまで幅広く展開することで、さまざまなお客さまのニーズに応えやすくなり、まとめて購入してもらえる機会も増えていきます。セット販売にすることで送料の割合を抑えやすくなり、お客さまにとってはお得感が高まり、出店者側にとっては利益率の向上にもつながります。
さらに、季節のイベントに合わせた限定セットなどを用意することで、ギフトとしての需要も取り込みやすくなります。こうした工夫を重ねていくことで、年間を通じて安定した売上につながっていきます。
定期的な在庫管理と収穫スケジュールを連動させるコツ
生鮮品である果物を販売する際は、在庫管理がとても重要です。在庫切れや過剰な在庫が発生すると、ショップの信頼にも影響するため、収穫状況に合わせて出品数を調整することが大切になります。天候によって変わりやすい収穫時期や収穫量を見極めながら、無理のない販売計画を立てていきましょう。
また、「◯月◯日以降の発送」といった予約販売の形式を取り入れることも、収穫のタイミングに合わせて発送作業を進めやすくなるため効果的です。また、あらかじめ発送時期を伝えておくことで、お客さまをお待たせしてしまうリスクも抑えられます。
さらに、急な天候不良などで収穫量が減る可能性もあるため、在庫設定には少し余裕を持たせておくことも大切です。収穫と販売のサイクルがうまく回るようになると、作業効率が上がるだけでなく、新鮮な状態で商品を届けやすくなり、お客さまの満足度向上にもつながります。
レビュー評価を積み上げてショップの権威性を高める重要性
過去に商品を購入いただいたお客さまから寄せられるレビューは、これから購入を検討しているお客さまにとって最も信頼できる判断材料となります。高評価のレビューが積み重なっているショップは、それだけで一つのブランドとしての権威性を持ち、はじめてのお客さまでも安心して注文できるようになります。
良いレビューをいただくためには、品質はもちろんのこと、発送の早さや丁寧な梱包、心のこもったやり取りなど、一つひとつの取引を完結まで大切にすることが近道です。もし厳しい意見をいただいた際にも、それを真摯に受け止め、改善する姿勢を見せることで、かえってショップの信頼性が高まることもあります。評価は一朝一夕には積み上がりませんが、日々の誠実な対応の積み重ねが、将来的に強力な集客力となってあなたを支えてくれることでしょう。
メルカリShopsであなたの果物を全国の果物好きへ届けよう

本記事では、果物のネット販売に必要な資格や準備、配送のポイント、そして売上を伸ばすための工夫について解説してきました。
果物のオンライン販売は、多くのお客さまに喜ばれる魅力的なビジネスのひとつです。メルカリShopsなら、フリマアプリ「メルカリ」を利用するお客さまに向けて、自慢の果物を全国へ直接届けることができます。これからオンラインでの販売展開を考えている方や、販路拡大を検討している方はぜひ、この機会にメルカリShopsへの出店をご検討ください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド

- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短2日で審査完了
ショップ開設申請時に準備するもの(※2025年10月時点)
メルカリShopsでは、「個人事業主」と「法人」の2つの種別でご登録いただけます。ご自身の状況に合わせて、必要な準備をご確認ください。

<法人の方>
- 事業者情報
- 登記簿に記載された代表者情報
- 売上金の振込口座情報※1
- 許認可証・許認可証画像※2
- ブランド審査手続きに必要な情報・書類※3
- 法人についての情報(登記簿住所もしくは本店の外観がわかる写真)※4
- メルカリShops登録情報・運営者情報
- 購入者へ表示する内容
<個人事業主の方>
- 許認可証・許認可証画像※2
- ブランド審査手続きに必要な情報・書類※3
- 売上金の振込口座情報※5
- 本人情報/本人確認書類の画像
- 個人事業主についての情報※6
- メルカリShops登録情報・運営者情報
- 購入者へ表示する内容
※1:法人名義の口座が必要です
※2: 許認可証が必要な商品を販売するには、ショップ開設時・情報変更時・許認可が必要な商品の出品時に許認可証の両提出と必要情報の入力が必要です
※3:当社定のブランド商品を販売する場合、必要事項の入力や書類の提出が必要です
※4:2025/10/22以降順次
※5:口座名義は個人事業主本人の名義または屋号を指定してください
※6:過去2年以内の所得税青色申告決算書・確定申告を税務署に提出したことを証明するためのスクリーンショット・メルカリShops以外の販路情報・ECサイト未運営の場合、実店舗の外観/住所がわかる写真のアップロードする必要があります
最新情報はメルカリShopsガイドをご確認ください。
審査は最短2日!スマホ・PCから申し込みが可能
リンク先より、申し込みから利用開始までは3ステップ!


また、食品・酒・中古品・化粧品・弊社指定ブランドなどをお取り扱いの場合は、以下が必要な場合があります。
事業者向けの便利な機能が充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!


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