タブレットが壊れたり、新しい端末に買い替えたりして不要になったとき、捨て方が分からずついつい放置してはいませんか?そこで今回は、いらないタブレットの正しい捨て方を詳しく解説。あわせて処分する際の注意点とメルカリでの売り方をご紹介します。
タブレットを手放すならメルカリへの出品がおすすめ!
メルカリは、月間2,000万人以上のユーザーが利用する国内最大のフリマサービスです。
利用者が多いため、タブレットを探しているユーザーとマッチングしやすいのが大きな魅力です。
メルカリに出品して売ることができれば、廃棄方法に悩んでいたタブレット端末も、思わぬ金額で売却できるかもしれません。
タブレットを処分したい方は、ぜひメルカリへ出品してみてください。
タブレットをごみとして廃棄する方法
タブレットをごみとして処分する場合は、自治体や家電量販店に設置してある回収ボックスで処分する方法と、メーカーに引き取ってもらう方法があります。
間違った捨て方で回収不可とならないように、タブレットを正しく廃棄する方法を確認しておきましょう。
自治体に回収してもらう
不要なタブレットが「小型家電リサイクル法」の対象商品であれば、自治体で処分できます。
処分方法は、区役所や公共施設などに設置してある「使用済小型家電拠点回収ボックス」に持ち込むだけでOKです。回収されたタブレットは、資源としてリサイクルされます。
世田谷区の場合では、小型家電リサイクル法の対象外となったタブレット(※最も長い辺の長さが30センチ以内のもの)を不燃ごみとして捨てることもできます。指定された日に不燃ごみとして処分しましょう。
手持ちのタブレットが回収の対象なのか、または不燃ごみとして捨てられるのかは、自治体によって異なります。不安な方はお住まいの自治体へ問い合わせましょう。
家電量販店に持ち込んで処分してもらう
「小型家電リサイクル法」に基づき、家電量販店でも不要なタブレットを処分してもらえます。
処分方法は、家電量販店の店頭などに設置してある回収ボックスにタブレットを持ち込むだけです。持ち込みの場合なら、原則お金はかかりません。
ただし、出張引き取りの場合は費用がかかる可能性があります。詳しくはお近くの家電量販店に問い合わせましょう。
メーカーに回収してもらう
タブレット本体に「PCリサイクルマーク」が貼り付けてある場合、タブレットを製造したメーカーに回収してもらえます。メーカー回収による処分の場合、原則費用はかかりません。
PCリサイクルマークは、2003年10月以降に販売された家庭用パソコンに貼り付けされています。
タブレットにも貼り付けられているケースがあるため、ごみとして捨てる前にPCリサイクルマークの有無をチェックしましょう。
処分方法は、メーカーの回収問い合わせ窓口に連絡して回収を申し込みます。郵送用の伝票が送られてくるので、タブレットを梱包して伝票を貼り付け、郵便局へ持ち込んで発送しましょう。あとはメーカー側がリサイクルしてくれます。
捨てずに下取りに出す・売却する方法
不要になったタブレットを回収してもらい処分する方法のほかに、下取りに出したり、リサイクルショップやメルカリで売却したりするという手段もあります。
「まだ使えるタブレットなのにもったいないな……」「回収を申し込むのは面倒だな」と感じている方は、これからご紹介する下取り・売却の方法を試してみませんか?
Apple公式やキャリアショップで下取りしてもらう
docomo・au・Softbankなど、キャリアショップで購入したタブレットは、各キャリアショップへ下取りに出すことが可能です。
不要なタブレットをキャリアショップへ下取りに出すと、機種変更や新規契約などの際に購入金額から下取り金額を割引してもらえたり、ポイントを付与してもらえたりします。
ただし、タブレットが以下の状態だと下取り不可となるケースがあるので注意しましょう。
- 初期化されていない
- 基盤が断裂している
- 改造などをした形跡がある
- メーカー保証が対象外である
- 機種購入代金の未払いがある
- 各種ロックが解除されていない
- ネットワーク利用制限がかかっている
本体に画面割れや液晶の液漏れ、電源が入らないなどの不具合がある場合は、「機能不良品」として扱われます。下取り価格が大幅に下がってしまうので注意してください。
その他下取りの手順などの詳細は、購入したキャリアショップに問い合わせてみましょう。
また、キャリアショップ以外に、Appleでも下取りを行っています。
Appleの場合、買い取り金額はAppleギフトカードで受け取れます。これからApple製品の購入を検討している方、iPadの機種変更を検討中の方は、おトクに購入・機種変更をすることができます。
なお、以下の場合は買い取り不可となり、返却されるので注意しましょう。
- データ消去ができない
- アクティベーションロック未解除
- 動作しない機能がある
Appleの場合では、画面や外観の傷など軽度の損傷であれば下取りを申し込めます。しかし、画面割れや液晶不良など、状態によっては一律100円での買い取りになってしまうので要注意です。
リサイクルショップに持ち込んで売却する
タブレットはリサイクルショップで買い取ってもらうことも可能です。
【リサイクルショップで売却する手順】
- タブレット本体のメモリやデータを消去(初期化)しておく
- タブレットを持ち込んで査定してもらう
- 査定金額を提示してもらい、同意したら現金を受け取る
購入時の箱や付属品などがある場合は、持ち込むと買い取り金額が上がる可能性があります。付属品や箱がある場合は、なるべくセットで持ち込みましょう。
ただし、本体の傷や画面割れ、動作不良や各種ロックがかかっている状態など、状態によっては買い取り不可となる恐れがあります。
メルカリで売却する
下取りやリサイクルショップでの売却では、タブレット本体や画面に傷があったり、動作不良があったりすると、下取り価格が下がったり、買取不可となったりするケースがあります。
しかし、メルカリなら傷や動作不良があっても、ジャンク品として売れるかもしれません。
「壊れたタブレットは買い取ってもらえないだろう」と諦めていた方も、この機会にメルカリで売ってみませんか?
メルカリなら面倒な手続きや査定の待ち時間は不要で、自宅にいながら簡単に出品できます。思い立ったときすぐにタブレットを手放せるのがメルカリの強みです。
なお、メルカリでは以下に該当するタブレットは出品禁止物となります。
- 現在契約中のもの(SIMカード単体も含む)
- 初期化されていないもの
- アクティベーションロックやGoogleのロックが解除されていないもの
- ネットワーク利用制限がかかっているもの
- 完済していることが明確に証明されていないもの
- その他、事務局が不適切と判断したもの
アクティベーションロックやGoogleのロックとは、端末を紛失したり盗難したりした際に、端末内の個人情報を保護するための機能です。
解除しないとタブレットの機能を使えないため、売却する際は必ずロックを解除しておきましょう。
メルカリでタブレットを売る手順
不要になったタブレットを自分で売る場合、どうやって売ればいいのか気になりますよね。
そこでこの項目では、メルカリでタブレットを売るための手順についてご紹介します。
本体のスペックや状態を細かく記載して出品しよう
まず、購入者が気になるであろう部分を、さまざまな角度から撮影しましょう。
- 本体(画面・裏・側面)
- 電源が入った状態の画面
- 外箱や付属品(あれば)
ほかにも、傷や画面割れの部分も隠さずに撮影すると安心です。もし傷などを隠して出品すると、思わぬトラブルに繋がる恐れがあります。
撮影が終わったら、商品説明文を記載しましょう。
タブレットのスペックは、可能な限り細かく記載するのがおすすめです。
スペックをたくさん記載しておけば、より多くの購入者の目に留まりやすくなります。さらに取引開始後のトラブルを防ぎやすくもなるでしょう。
【商品説明の例】
- 機種、本体カラー
- 本体、画面のサイズ
- ストレージ容量
- 製造番号(シリアル番号)
- 通信方式(セルラーモデル/Wi-Fiモデル)
- SIMカード(SIMロック解除済/SIMフリー)
- 付属品の有無
- 補償の有無、期限
- 使用期間、修理歴の有無
商品説明文の記載が終わったら、配送料の負担・配送の方法・発送までの日数などを決めて、出品完了です。買い手がつくのを待ちましょう。
丁寧に梱包して発送しよう
商品が売れたら、いよいよ梱包・発送です。トラブルを防ぐために、丁寧に梱包して発送しましょう。
精密機器であるタブレットは、見よう見まねで梱包すると破損してしまったり、水に濡れて壊れてしまったりする可能性があります。
以下の梱包資材を用意して、丁寧に梱包して発送しましょう。
【用意するもの】
- ビニール袋
- エアキャップや新聞紙などの緩衝材
- ダンボール箱
- ガムテープや養生テープ
梱包資材は自宅にあるもので構いませんが、自宅にない場合はお近くのコンビニやスーパー、メルカリストアでも購入できます。
【タブレットの梱包方法】
- 本体をエアキャップなどの緩衝材で包む
※付属品は本体と別にして、付属品単体で緩衝材で包みましょう - 水濡れ防止のため、本体と付属品をビニール袋に入れて密閉する
- ダンボール箱に緩衝材と本体、付属品を入れる
※緩衝材はクッションの役割になるので、ダンボール箱の底面にも緩衝材を敷きましょう - 輸送中に開封口が開かないように、ガムテープなどで閉じて梱包は完了です
タブレットの発送方法は、「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」がおすすめです。
らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便なら、配送時のトラブルにより商品紛失・破損などが発生した際に、メルカリが適切にサポートします。また、荷物の追跡サービスにも対応しているため、出品者・購入者それぞれの取引画面で配送状況を確認可能です。
タブレットは高額な商品が多いため、荷物追跡や補償サービスがついていると、出品者も購入者も安心して取引できるでしょう。
タブレットの梱包が済んだら、コンビニやヤマト運輸の営業所、郵便局などに持ち込んで発送完了です。らくらくメルカリ便のみ、集荷サービスにも対応しています。
タブレットを処分する前に気をつけておきたい注意点
タブレットには、個人情報を含むデータがたくさん入っています。そのため、廃棄したり売却したりする前に、必ず初期化をしておきましょう。
端末の初期化をせずに処分してしまうと、他人に個人情報を悪用される恐れがあります。
また、ほかのタブレットにデータを引き継ぎたい場合は、データの移行手続きも忘れずに行いましょう。念のため、バックアップを取っておくと安心です。
タブレットの初期化やデータの移行方法などは、タブレットの仕様によって異なります。手順が分からない場合は、販売元やメーカーに直接問い合わせてください。
下取りや売却をする際は、アクティベーションロックがかかっていないかどうかも要確認です。ロックがかかっている場合は、タブレットに合った手順に沿って解除しておきましょう。
自分に合った方法でいらないタブレットを処分しよう
不要なタブレットは、自治体や家電量販店などでごみとして回収してもらえます。
「まだ使えるのにごみとして捨てるのはもったいないな……」と感じている方は、メルカリで売却するのもおすすめです。壊れたタブレットでも、メルカリならジャンク品として売れる可能性があります。