エアコンやテレビなど特定の家電は、正しくリサイクルすることが法律で定められているため、リサイクル料金がかかります。この記事では家電のリサイクル料金について詳細を解説。さらに、リサイクル以外の処分方法についてもご紹介します。
特定家電のリサイクル料金
特定家電に指定されているエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機は、処分する際に家電リサイクル料金を支払わなければいけません。
ここでは、それぞれにかかるリサイクル料金をご紹介します。
エアコンのリサイクル料金
エアコンのリサイクル料金は、室内機と室外機を合わせたもので、どちらか片方を処分する場合でも料金は変わりません。
エアコンのリサイクル料金は、以下の2通りです。
メーカー名 | リサイクル料金(税金) |
---|---|
東芝・ハイアール・パナソニック・日立など | 990円 |
山善・ニトリ・ノジマなど | 2,000円 |
出典:リサイクル券センター|2021年4月版 リサイクル料金 一覧表(家電リサイクル手続きの進め方)
テレビのリサイクル料金
テレビのリサイクル料金は、ブラウン管か液晶・プラズマかで料金が異なります。
それぞれのリサイクル料金は、以下の通りです。
【ブラウン管】
メーカー名 | リサイクル料金 | |
15型以下 | 16型以上 | |
東芝・TVS REGZAなど | 1,320円 | 2,420円 |
ヤマダ | 1,595円 | 2,695円 |
ソニー・DXアンテナなど | 1,870円 | 2,970円 |
日本サムスン・ノーリツ | 2,970円 | 2,970円 |
ドウシシャ・ダカスなど | 3,100円 | 3,700円 |
【液晶・プラズマ】
メーカー名 | リサイクル料金 | |
15V型以下 | 16V型以上 | |
三洋電機・シャープ・東芝など | 1,870円 | 2,970円 |
日本サムスン・三星電子など | 2,970円 | 2,970円 |
ノジマ・ビズライフなど | 3,100円 | 3,700円 |
出典:リサイクル券センター|2021年4月版 リサイクル料金 一覧表(家電リサイクル手続きの進め方)
冷蔵庫・冷凍庫のリサイクル料金
冷蔵庫・冷凍庫のリサイクル料金は、サイズによって異なります。
それぞれのリサイクル料金は、以下の通りです。
メーカー名 | リサイクル料金(税金) | |
170リットル以下 | 171リットル以上 | |
東芝・三洋電機・シャープなど | 3,740円 | 4,730円 |
ヤマダ電機など | 4,015円 | 5,005円 |
内田製作所 | 4,730円 | 4,730円 |
三星電子 | 5,060円 | 5,060円 |
アイリスオーヤマ・サンコーなど | 5,200円 | 5,600円 |
ドメティック | 5,599円 | 6,149円 |
出典:リサイクル券センター|2021年4月版 リサイクル料金 一覧表(家電リサイクル手続きの進め方)
洗濯機・衣類乾燥機のリサイクル料金
洗濯機・衣類乾燥機のリサイクル料金は、以下の通りです。
メーカー名 | リサイクル料金(税金) |
---|---|
シャープ・東芝・パナソニック・ハイアールなど | 2,530円 |
日本サムスン | 2,640円 |
ツインバード・ノジマなど | 3,300円 |
出典:リサイクル券センター|2021年4月版 リサイクル料金 一覧表(家電リサイクル手続きの進め方)
家電をリサイクルする方法
家電をリサイクルする方法としては、主に以下の4つがあります。
- 新しい家電を購入する際に家電量販店に引き取ってもらう
- 自治体に回収を依頼する
- 指定の引取場所に持ち込む
- 回収業者に依頼する
新しい家電を購入する際に家電量販店に引き取ってもらう
新しく家電を買い替える際に、今使っているものをリサイクルしたい場合は、購入する家電量販店に引き取ってもらうことができます。家電量販店に処分を依頼する際にかかる費用は、リサイクル料金と収集運搬料金です。
リサイクル料金と収集運搬料金を事前に支払っておけば、家電量販店に新しい家電を持ってきてもらう時に持ち帰ってくれます。
また家電の買い替えでなくても、購入した店に回収だけを依頼することも可能です。引き取りだけの場合、リサイクル料金と収集運搬料金以外にも手数料がかかる場合があるので、依頼する店に問い合わせてみましょう。
自治体に回収を依頼する
リサイクルしたい家電を購入した店を忘れた際や、引っ越しなどで購入店が遠くなった場合などは、自治体に回収を依頼できます。自治体に回収の依頼をすると、認定の業者が回収に来てくれます。
自治体に回収を依頼する場合も、リサイクル料金と収集運搬料が必要です。郵便局で「家電リサイクル券」を購入して回収してもらいます。
指定の引取場所に持ち込む
できるだけ費用をかけずに家電をリサイクルしたい場合は、自治体が指定する引き取り場所に持ち込む方法があります。自分たちで車に乗せて直接引き取り場所まで持って行く手間はかかりますが、リサイクル料金のみで処分できます。
回収業者に依頼する
家電をリサイクルする方法として、不要品を回収してくれる業者に依頼することもできます。回収業者に依頼すると、自分の指定した日時に回収してもらえるため、急いでいる場合や他の方法ではスケジュールが合わせられない場合にも利用可能です。
ただし大型の家電のみなど、回収してもらう商品の数が少ないと、費用が割高になる可能性があります。他にも処分したいものがあれば、まとめて回収を依頼すると、お得にスピーディーに利用できるでしょう。
また回収業者を利用する場合は、信頼できる業者に依頼することも大切です。違法な営業をしている業者に依頼してしまうと、高額請求をされたり、不法投棄や不適切な処理を行われたりなどのトラブルになるおそれがあります。
自治体のホームページなどを確認して、一般廃棄物収集運搬の許可を持っている業者を選ぶようにしましょう。
まだ使える家電はリサイクルではなくリユースする方法もある
使い終わった家電を分解し、使える部品や材料を資源として再利用するリサイクル。ゴミを減らす目的では効果的ですが、他のものに変えるためにエネルギーや手間が必要になります。
まだ使える家電の場合は、リサイクルするよりも必要な方にゆずったり、買取に出したりするなど、リユースするのがおすすめです。
家電をリユースすることで、再生に必要なエネルギーや手間が必要なく、廃棄物削減の効果になります。
不要になった家電を売るならメルカリがおすすめ
不要になった家電をリユースする方法は複数ありますが、その中でも特におすすめなのがメルカリです。
メルカリは、不要なものを売りたい人と欲しい人をマッチングするフリマサービス。使わなくなった家電を売れば、お金に変えることができます。
メルカリの利用をおすすめする理由としては、以下の3つがあります。
- 日本最大級のフリマサービスだから売れやすい
- 納得のいく価格で販売できる
- 家電を送るなら独自配送サービス「梱包・発送たのメル便」が便利
それぞれ詳しく解説していきます。
日本最大級のフリマサービスだから売れやすい
メルカリは、日本最大級のフリマサービスサービスで、その利用者は月間2,200万人以上を超えています。
サービス提供から2023年7月2日で10周年を迎えたメルカリは、累計出品数が30億品以上を突破し、2022年に行われた取引では1秒間に7.9個の商品が売れているという結果が出ています。
メルカリは多くのユーザーが利用しているため、家電が欲しいという方ともマッチングしやすいのが魅力です。出品してから早い段階で売れることも珍しくありません。
不要な家電をスピーディーな取引で買い取ってもらいたいなら、ぜひメルカリに出品してみてください。
メルカリの出品方法は下記の記事で解説しています。
納得のいく価格で販売できる
メルカリに出品するアイテムの販売価格は出品者が決められるので、自分が納得のいく値段で販売できるのもメリットです。
ただし、家電にはメーカーやモデル、製造年数、状態によって価格相場があります。買い手を見つけるためには、相場に合わせた適正価格で販売するのがポイントです。
家電を送るなら独自配送サービス「梱包・発送たのメル便」が便利
サイズが大きい家電は、通常の配送方法では送れないことが多いです。そのため、商品が売れた後、購入者のもとに届けるには、大型家具・家電専用の配送サービスを利用することになります。
メルカリでは、独自の配送サービス「梱包・発送たのメル便」が利用できます。梱包・発送たのメル便は、全国一律の送料で利用できるため、送り先の地域が全国どこであっても費用が変わらないのがメリットです。
出品時に「梱包・発送たのメル便」と商品の三辺の合計サイズを選択し、商品が売れたら出品者が集荷希望日を、購入者がお届け希望日を入力するだけで、プロの配送スタッフが自宅まで来てくれ、家電の梱包から搬出、配送まで行ってくれます。
すべてアプリ上で手続きできる手軽さも魅力のひとつです。
さらに梱包・発送たのメル便では、以下のような嬉しいメリットがあります。
【梱包・発送たのメル便のメリット】
- 安心に利用できるメルカリ公式推奨の配送サービス
- 宛名書き不要の匿名配送に対応
- 80~450サイズまで幅広いサイズに対応
- あんしん配送サポートがついているので、万が一の配送トラブルが発生しても安心
使わなくなった家電はかしこく処分しよう
今回は、エアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機の特定家電のリサイクル料金、リサイクル方法についてご紹介しました。
家電をリサイクルするには、運搬費用やリサイクル料金がかかります。まだ使える家電の場合は、リサイクルするのではなく、欲しい人にそのまま譲るリユースを検討してみませんか。
メルカリに出品して購入してもらえれば、お金に変えられます。ぜひこの機会にメルカリの出品にチャレンジしてみてください。