最近は野菜や果物などの農産物がネット上で販売されているのをよく見かけます。農家の方でネット販売を検討している方も多いのではないでしょうか。そこで農産物をネット販売するために必要な許可・具体的な始め方やかかる費用や利益の出し方などについて詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
農産物をネット販売するならメルカリShopsがおすすめ!
メルカリShopsは自分のネットショップをかんたんに開設できるサービスです。
スマホのカメラなどで自分の育てた農作物の写真を撮って、味の特徴など商品の説明文を登録するだけで、かんたんにネット販売が始められます。
また、多くの人が利用するフリマアプリ「メルカリ」内で販売できるため、購入していただけるチャンスがたくさんあります。
メルカリShopsは、かんたんにネットショップを運用でき、利益が出やすいため、農産物のネット販売におすすめです。
個人の開設もOK!たくさんの農家の方がメルカリShopsで出店中
メルカリShopsでは、農家の方をはじめとした多くの方が、自分で育てた野菜や果物などの農産物を販売しています。
事業者の方だけでなく、個人で農産物を育てている方でも、メルカリShopsでネット販売が可能です。
たくさんの農産物が売り買いされているメルカリShopsで、ぜひネット販売を始めてみてください。
農産物をネット販売するメリット【利益・収益面】
ネット販売の方が、農協や卸業者に卸すよりも、手もとに残る利益が大きい傾向があります。なぜネット販売は利益が大きくなりやすいのか、詳しく見ていきましょう。
余剰分やワケあり商品が売れる
農協や直売店で卸せなかった販売規格外の農産物の販路として、ネット販売が活用できます。
少し傷が付いているもの、形が崩れたものなど、いわゆるワケあり商品を、ネットで販売することが可能です。ワケあり商品として相場より安い価格で販売すれば、おトク感を感じて購入するお客さまも多くいらっしゃいます。
また、採れすぎて余ってしまった分を、ネット販売するのもおすすめです。販売量を自分で決められるため、余剰分を売るのに向いています。
余剰分や販売規格外の農産物が、ネット販売で利益に変わるのは大きなメリットと言えます。
販売価格を自分で決定できる
ネット販売では、販売価格を自分で決められるため、納得する価格で売ることができます。
農協などでは、品目ごとに一括で買取価格が固定されているケースが多く見られます。良質な農産物が収穫できたとしても、同一の価格でしか買い取ってもらえません。
一方、ネット販売なら自分で販売価格を決められるため、農産物の出来具合に合わせて価格を設定できます。自分が納得できる価格で購入してもらえれば、モチベーションにもつながるでしょう。
利益率が上がる
ネット販売は、農協や卸業者に卸す場合よりも手数料が低く、利益が大きくなりやすい傾向があります。
農協などで買い取ってもらう場合は販売手数料などが差し引かれて、最終的に販売価格の約30%しか生産者の手もとに渡らないといわれています。
ネット販売でも販売手数料は発生しますが、農協などよりも安く済む場合が多いです。利用するサービスによっても販売手数料は異なりますが、農協や卸業者に卸す場合よりも、ネット販売の方が利益率が大きくなりやすいと言えます。
農作物をネットで販売するメリット【認知拡大・サービス向上面】
ネット販売のメリットは、収益面だけではありません。ネット販売だと全国に販路が広がるので、ショップとしての認知拡大が狙えるなど、ネット販売の特性を活かしたメリットが受けられます。詳しく見ていきましょう。
商品やこだわりを全国に向けてアピールできる
店頭販売では、他の生産者の方の農産物も並べられていたり、スペース上の問題があったりして、こだわりをアピールできる機会は多くありません。
一方、ネット販売なら、販売している農産物それぞれに商品説明を書くことができるので、こだわりポイントや、他の農産物にはない特徴などを、お客さまに詳しく伝えることができます。
またネット販売の場合、お客さまに生産者を認知してもらえることが多いので、リピーターがつく可能性も多くなります。全国に自分の育てた農産物のファンができるかもしれません。
より多くのお客さまの声が聞ける
ネット販売では、自分が育てた農産物を実際に食べたお客さまから感想を聞く機会があります。
農産物の販売では農協や卸業者を仲介することが多く、お客さまの感想を聞ける機会がほとんどありません。しかし、ネット販売ならレビューとしてお客さまに実際に食べた感想をコメントしていただけることがあります。
特にメルカリShopsでは、普段からフリマアプリ「メルカリ」を利用するお客さまから購入してもらえるため、「メルカリ」のように評価コメントを残すお客さまが多くいらっしゃいます。
メルカリShopsを実際に利用している農家の方からは、「感想を聞くことができて、自分たちが気づかなかった魅力を知ることができた。自信にもつながった」との声も挙がっています。
自分の育てた農産物の評価をもらえることは、生産者にとってメリットが大きいと言えるでしょう。
農産物のネット販売には許可が必要か?
自分が育てた野菜や果物を、加工など行わずに、そのままの状態で販売する場合は許可や届出は不要です。そのままの状態であれば、誰でも農産物を売ることができます。
お米の販売については、事業規模が年間20精米トンを超えない場合は、基本的に届け出は必要ありません。20精米トンを超える場合は、管轄の農政局に届け出が必要となります。
ただし、野菜や果物、お米などの農産物に加工をして販売する場合は、許可などの申請が必要なケースが出てきます。下記で詳しく解説していきます。
加工品の販売には許可申請が必要
収穫した農産物を加工して販売する場合は、食品衛生法に基づく営業許可または届け出が必要になるケースがあります。
例えば、漬物を製造する場合は「漬物製造業」という営業許可の申請が必要です。他にも、干し野菜やジャムを製造する場合は、許可や申請が必要になることがあります。
お米の場合も、20精米トンを超えない場合であっても、お米を炊いて販売するなど調理が加わる場合は、許可申請が必要です。
食品の販売や製造については、許可や届け出が必要なケースが多数あるため、農産物の加工品の販売を予定している場合は、一度管轄の保健所へ相談してみましょう。
農産物のネット販売方法1:ネット上のショッピングモールに出店する
農作物をネット販売するには、モール型ネットショップを開設する方法があります。さまざまなネットショップが集まる大きなショッピングモールの中に、自分のショップを出店するという方法です。
メリット
大きなメリットは、モール側の知名度やキャンペーンなどを利用して、多くのお客さまを集めることができる点です。集客に自信がないショップでも、購入される機会が増えます。
大手モールに出店しているショップは信頼性が高いとみなされる場合が多く、お客さまの購入に対するハードルも低い傾向にあります。
またショップ運営に必要な機能があらかじめ用意されているため、ネットショップの運用を始めるまでの手間が少ないというメリットもあります。
ネットショップ初心者の方や集客に不安のある方は、モール型のネットショップがおすすめです。
手順
モール型ネットショップは、以下のような手順で開設できます。
- 必要情報を入力してネットショップの開設申込をする
- 審査結果が数日以内に届くので待つ
- 審査が通ったらショップ開設完了
開設申込に必要な情報には、出店者や事業者の情報、販売する商品ジャンル、振込先口座などがあります。
農産物のネット販売方法2:必要な機能をレンタルして自分でネットショップを開く
農作物をネット販売するには、ASP型ネットショップを開設する方法があります。ネットショップの運営に必要なショッピングカート機能などをレンタルしているサービスを使って、自分でネットショップを作る方法です。
メリット
自分でネットショップを作成するため、ショップのデザインにオリジナリティを出しやすい点が大きなメリットです。メッセージ性の強いセレクトショップなど、こだわりの強いショップに向いています。
ショップのデザインや機能性にこだわりたい人は、ASP型ネットショップがおすすめです。
手順
ASP型ネットショップは、以下のような手順で開設します。
- 必要情報を入力して開設申込をする
- 審査に通ったら、ショップ情報などを登録する
- 商品を登録する
- ショップのデザインを決定したら、ネットショップの公開
モール型ネットショップと違い、最後にショップのデザインを決める作業が入ります。
農産物のネット販売方法3:食品専門の販売サイトを利用する
農産物をつくる生産者の方とお客さまを直接つなげる、食べチョクやポケットマルシェなどのサービスに商品を登録して、農産物を販売する方法もあります。
メリット
食品専門のサービスなので、他の販売方法よりも、農産物により興味のある購買意欲の高いお客さまに向けて販売できるというメリットがあります。モール型ネットショップ同様、集客力に期待できるでしょう。
手順
食品専門の販売サイトで農産物を売るには、以下のような手順が必要です。
- 必要情報を入力して、出品の申請をする
- 審査結果を待つ
- 審査を通過したら、出品ページを作り販売開始
ネットショップを開く前の準備について
初期費用がかかる販売方法を選んだ場合は、費用の準備が必要です。あとはインターネット上の売買なので、スマホかパソコンが必要になります。ここでは、ネットショップを開く前の準備について詳しく解説します。
初期費用はどのくらいかかるか?
無料で始められるネットショップも多いので、初期費用が不要なケースも多いです。
有料のネットショップの初期費用は、数千円から数万円と幅があります。事業規模が大きい場合や、販売する商品が多い、ある程度の利益が見込める場合は、有料のネットショップが向いているケースもあります。
長期的なランニングコストを試算するなどして、無料のネットショップか有料のネットショップかを選ぶと良いでしょう。
用意するものは何が必要か?
開設申込時に、免許書などの身分証、許認可が必要な商品を販売する場合は証明書などが必要になります。
特に、食品衛生法に基づく許可や届け出が必要な商品を販売する場合は、すぐに証明書が発行されるわけではないため、前もって準備を進めておきましょう。
また、ネット販売にはスマホかパソコンが必要です。スマホを持っている人は多いと思いますが、パソコンは必須というわけではありません。サービスによってはスマホでほとんどの機能を使えるので、パソコンが無くても問題ないところもあります。
ただし効率よく運営するためには、パソコンがあった方が良いケースもあります。特にASP型ショップはパソコンがある方が使える機能が多くなり便利になるケースが多いです。
パソコンを持っていない方やパソコン操作が不安な方は、メルカリShopsのようなスマホひとつでほとんどの機能が使えるサービスを選ぶと良いでしょう。
ネットショップを開いた後の流れ
店頭販売で商品を並べて値札をつけて売るように、ネット販売でも商品説明や価格を提示して商品の販売を始めます。また売れた後は、自分で商品を梱包・発送する作業が必要になってきます。
ここではネットショップを開いた後、どのような作業が必要になってくるのかご紹介します。
商品を登録する
商品を販売するためには、商品の写真と商品情報を登録する必要があります。商品の写真はスマホで撮ったもので十分なことが多いです。商品情報には、味や見た目の特徴、内容量などを記入するほか、商品価格なども記載します。
実際に手に取って確認できないネット販売なので、お客さまが気になりそうな点はあらかじめ商品説明で記載しておいた方があんしんして購入していただけるでしょう。
商品が売れたら梱包・発送する
商品が売れたら、店頭販売と違い、自分たちで梱包・発送する必要があります。商品を傷めない梱包資材の準備、商品にあった配送方法の選定が必要です。食品であれば、暑い季節などは、冷凍・冷蔵便(クール便)を選ぶ必要も出てくるでしょう。
発送した商品が、お客さまのもとに無事到着したら完了です。
農産物のネット販売はメルカリShopsがおすすめ!
農作物のネット販売を始めるなら、メルカリShopsでネットショップを開くのがおすすめです。集客面に強く、低コストで始められるので、コストパフォーマンスが良いサービスです。メルカリShopsがおすすめな理由を詳しく解説していきます。
月間2,300万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」で販売するから売れやすい
メルカリShopsで登録した商品はフリマアプリ「メルカリ」内で販売されます。「メルカリ」を利用するお客さまの数は月間2,300万人以上。多くのお客さまに商品がアピールできるので、売れやすいのがメルカリShopsの特徴です。
初期費用・月額料金が無料!低コストで運営できる
メルカリShopsは初期費用・月額費用が無料なので、まとまった資金がなくてもすぐに始められます。さらに商品が売れるまで手数料はかからないので、運用コストを抑えてネット販売できます。
個人でネット販売を始めてみたい人、はじめてのネットショップでできるだけコストを抑えながら運用したい人におすすめです。
便利でおトクな「らくらくメルカリ便」があるから発送方法に困らない
メルカリShopsならサイズ展開が豊富で、さまざまな商品の発送に使える「らくらくメルカリ便」という配送サービスが利用できます。
宛名書き不要で、バーコードを読み取らせるだけで、かんたんに発送手続きができます。追跡サービス、万が一の配送時トラブルに対する補償もあるので、あんしんです。
さらに全国一律送料なのでおトクに配送できます。冷蔵・冷凍品の発送に使える「クールメルカリ便」も全国一律送料です。
スマホひとつでかんたんにネットショップの開設・運営ができる
メルカリShopsはスマホひとつで、ネットショップの運営ができます。操作もかんたんなので、はじめてのネットショップ運営でもつまずくことが少ないでしょう。スムーズにネットショップの運営ができます。
またスマホからかんたんに運営できるため、忙しい農作業のすき間時間にネットショップの仕事ができるのも嬉しいポイントです。メインの農業に集中できます。
EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
始めやすく集客にも強いメルカリShopsは、初心者でも成果を出しやすいサービスです。
実際メルカリShopsで、はじめてネットショップを開いた人のなかには、初月から月商1,000万円超を達成した人も登場しています。
大切に育てた野菜や果物を、多くの人に味わっていただけるメルカリShopsで、ぜひネットショップを始めてみてください。
農産物のネット販売はメルカリShopsで始めよう
ネット販売は農協や卸業者を仲介するよりも利益が大きく、認知度も上がりやすいメリットがあります。許認可が必要な商品ジャンルであれば申請を行い、ネットショップを開くことで、誰でもネット販売が始められます。
ネットショップを開設するなら、集客に強くスマホから手軽に始められるメルカリShopsがおすすめです。農産物のネット販売はぜひメルカリShopsで始めてみてください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!