使わなくなった冷蔵庫をメルカリで売ってみたいけれど、どう梱包すればいいのか分からない……。今回は、難しい冷蔵庫の梱包をプロにお任せして簡単に発送する方法をご紹介。あわせて、自分で冷蔵庫を梱包する手順についても解説します。
メルカリで冷蔵庫を売るなら「梱包・発送たのメル便」が便利
冷蔵庫は重たくて大きいうえに、壊れやすい家電です。素人が見よう見まねで梱包すると、壊れてしまったり、水濡れなどの危険もあるでしょう。
冷蔵庫の梱包が面倒な方は、メルカリの独自サービス「梱包・発送たのメル便」を利用して簡単に発送しませんか?
梱包・発送たのメル便とは、面倒な冷蔵庫の梱包や発送までを、プロにすべてお任せできるサービスのこと。
商品が売れたら、商品と一緒に自宅で待っているだけで、プロが集荷に来てくれます。
万が一、配送時に商品が紛失・破損した場合には、メルカリが適切にサポートしてくれます。
配送時の破損が心配な冷蔵庫も、これなら安心して発送できるでしょう。
匿名配送に対応しているため、お互いの個人情報を知られずに発送できるのもメリットです。
また、宛名書き不要なので、複雑な手続きが不要で簡単に冷蔵庫を出品できます。
「梱包・発送たのメル便」を利用するには?
冷蔵庫を発送するのにぴったりな梱包・発送たのメル便ですが、どうやって利用できるのかが気になりますよね。
ここでは、梱包・発送たのメル便の利用方法を、詳しくご紹介します。
1. 出品のときに配送方法を選択
出品画面の下部に「配送の方法」という項目があります。タップするとさまざまな配送方法が出てくるので、梱包・発送たのメル便を選択しましょう。
2.集荷・お届け日の日時を選択
商品が売れたら、出品者が「集荷希望日」を入力します。お届け日は購入者側が選択します。
3.出品者の自宅にプロが集荷・梱包
設定した集荷希望日にプロが集荷に来ます。配送時の水濡れを防ぐために、冷蔵庫の水抜きは前日までに済ましておきましょう。水抜きのやり方については、記事の後半で解説します。
準備ができたら冷蔵庫と一緒にそのまま自宅で待つだけでOKです。
4.購入者の自宅にプロがお届け・設置
購入者が設定したお届け希望日に、プロがお届けに伺います。開梱・設置※1までをお任せできます。
※1…設置とは「ご希望の配置場所に商品を置くこと」を意味します。家具や家電の取り付けには別途オプション料金がかかります。
「梱包・発送たのメル便」でかかる送料は?
梱包・発送たのメル便でかかる送料は、売りたい冷蔵庫の三辺合計サイズによって異なります。
三辺合計サイズとは、冷蔵庫の高さ・幅・奥行きのこと。出品前に合計サイズを測っておき、送料を事前に把握しておくと便利です。
送料は、三辺合計が~250サイズなら8,600円(税込)になります。大型の家庭用冷蔵庫の場合なら、~350サイズが多いでしょう。その場合、送料は18,500円(税込)です。
冷蔵庫のサイズが想定より少しでもオーバーした場合、ひとつ大きなサイズの送料が適用されます。(例・251cmの場合300サイズが適用)もし、サイズオーバーしてしまうと、想定以上の送料がかかるケースもあることを理解しておきましょう。
送料は全国一律料金であるため、発送元と配送先の距離が離れていても、価格の変動はありません。これも梱包・発送たのメル便のメリットです。
ただ、梱包・発送たのメル便を利用する際に注意したいのが、冷蔵庫の重量です。
冷蔵庫の実重量が100kgを超える場合は、出品者が別途で追加料金を支払わなければいけません。
たとえば、101kg~120kgサイズの冷蔵庫だと、以下の追加料金がかかります。
- 搬出時:11,000円(税込み)
- 搬入時:11,000円(税込み)
- 搬出・搬入の両方:22,000円(税込み)
売りたい冷蔵庫が100kgを超える場合は、追加料金も含めた金額を販売価格に設定しましょう。販売価格が追加料金を下回ってしまうと、売上金がマイナスになってしまいます。
冷蔵庫を自分で梱包・発送する方法
家庭用の大型冷蔵庫は、梱包・発送たのメル便を利用して発送するのがベターです。一方で、単身者用の小型冷蔵庫であれば、場合によっては自分で梱包して発送できます。
どうやって自分で梱包するの?梱包に必要な資材は?発送はどうするの?など、気になる疑問を、この項目で解説します。
ただし、自分で梱包・発送できる冷蔵庫は、三辺合計が160cm以内、重量が最大25kg以内のものに限られます。
サイズオーバーをしている場合は、梱包・発送たのメル便を利用して発送しましょう。
冷蔵庫の発送に必要な梱包資材
冷蔵庫の梱包には、以下の梱包資材が必要になります。
・気泡緩衝材(プチプチ)
冷蔵庫の表面を傷付けないために必要です。冷蔵庫の全体を包めるように、なるべく大きいものを用意しましょう。
・ダンボール
カットして冷蔵庫の保護に使います。冷蔵庫の全体を覆えるように、大きめのものを4~5枚用意しておきましょう。
・巻きダンボール
冷蔵庫の梱包に使います。気泡緩衝材とダンボールで保護した冷蔵庫を、さらに巻きダンボールで包んで梱包します。
・ガムテープや養生テープ
緩衝材やダンボールを留めたり、コンセントのコードをまとめたりする際に使います。
上記の梱包資材は、ホームセンターや100均などで購入できます。冷蔵庫を傷つけず安全に発送するためにも、梱包資材はしっかり揃えておきましょう。
冷蔵庫の梱包手順
冷蔵庫は梱包前に「水抜き」をしておきましょう。
【水抜きとは】
庫内に水がある場合、水の重さで運ぶのが大変になったり、水が漏れてしまったりとトラブルが起こります。配送当日に困らないように、きちんと水抜きをしておきましょう。
まず、製氷機がついている冷蔵庫は、給水タンクを外して製氷機能を停止させます。できれば発送の2~3日前にやっておくのがベストです。
発送の前日には、冷蔵庫のコンセントやアース線を抜いて完全に電源を切ります。冷蔵庫の中身を空にしたら準備完了です。
水抜きのやり方は冷蔵庫によってさまざまですが、蒸発皿がついている製品はそっと外して水をこぼすだけでOKです。水抜きの詳しい方法は、冷蔵庫の説明書などをご覧ください。
【小型冷蔵庫の梱包のやり方】
1.緩衝材で保護する
コンセントのコードはひとつにまとめ、養生テープなどで冷蔵庫本体に固定しておきます。その後、冷蔵庫の前・横・後ろを緩衝材で包みましょう。
2.ダンボールで補強する
緩衝材で包んだ冷蔵庫を、さらにカットしたダンボールで覆って保護します。これでさらに頑丈に梱包できます。
3.巻きダンボールで全体を梱包する
全体的に保護ができたら、巻きダンボールで全体を覆って梱包完了です。正面・背面だけでなく、側面や天井部分もしっかりと覆います。梱包材が外れないように、テープでしっかり留めるのも忘れないようにしましょう。
冷蔵庫の発送方法と送料
冷蔵庫を自分で発送する場合は、らくらくメルカリ便が便利です。
らくらくメルカリ便とは、メルカリとヤマト運輸が提携するサービスのこと。冷蔵庫を発送する場合は、らくらくメルカリ便の宅急便で送ることになります。
梱包・発送たのメル便と同じく、らくらくメルカリ便は匿名配送に対応しています。お互いの個人情報を知られずに安心して取引ができます。
さらに、あんしん配送サポートつきで、配送中の万が一の事故もメルカリが適切にサポートします。
送料は冷蔵庫のサイズによって異なります。
たとえば、一番大きな160サイズ(25kg以内)ですと、送料は1,700円(税込)です。
発送場所は、ヤマト営業所やセブンイレブン、ファミリーマートなどから選択できます。
さらに、送料にプラス100円すると、自宅集荷にも来てくれます。
持ち込み発送が大変な冷蔵庫は、自宅へ集荷してもらうのが便利でしょう。
メルカリのサービスも活用して賢く冷蔵庫を手放そう
冷蔵庫をメルカリで出品するのなら、梱包や発送までをプロにお任せできる「梱包・発送たのメル便」が便利です。
梱包・発送たのメル便も活用しながら、ぜひメルカリに冷蔵庫を出品してみてください。