インテリアとして配置することが多い陶器の置物。いらなくなった場合、どのように処分すれば良いのでしょうか。この記事では陶器の置物を処分するための簡単な方法と、高値で売れる方法について解説します。また、売る際の注意点についてもまとめていますので、ぜひ参考にしてみてください。
陶器を処分する際に気を付けたいこと
陶器を処分する際には、以下の点に注意しましょう。
縁起物は供養してもらうことも検討
陶器でできたものの中には、干支の置物や故人が利用していた湯吞みなどの縁起物が含まれることもあります。
縁起物については、お寺や神社で供養を行ってもらえるケースがありますので、懇意にしているお寺や神社に相談してみてください。
供養してもらう場合は、寺社に置物を奉納すれば終わりです。
もちろん、気にしないのであればそのまま処分することも可能です。
捨てる時は燃えないごみか粗大ごみ
陶器は、粘土や石をこねて焼き上げて作られます。
そのため、材質的には土や石と同じものなので、燃えないごみに分類されます。
“最も長い辺が30cm以下のもの”、”指定のゴミ袋に入る大きさのもの”など、燃えないごみとして処分できる大きさが自治体によって異なります。
自治体によって捨て方も異なる場合があるため、HPなどで事前に処分方法を確認しましょう。
燃えないゴミとして処分可と確認できたら、袋(指定があれば指定のもの)に入れて処分します。
このとき、割れていない陶器であっても、捨てる時には古新聞に包んだ上で、『陶器』や『割れ物』などの張り紙をしてから処分しましょう。
割ればかさが小さくなってゴミ袋に収まるケースもありますが、陶器の割れた破片でケガをするリスクもあるため、そのような処分方法は避けた方が無難です。
また、自治体の規定で燃えないごみとして処分できないものに関しては、粗大ごみとして処分しましょう。
陶器の置物には需要がある!売る方法3選
陶器の置物を処分する前に検討してほしいのが、「売る」という選択です。
陶器の置物には一定の需要があるため、状態が良いものは売れやすいアイテムでもあります。
陶器の置物を売るのには、以下のような方法があります。
リサイクルショップ
一般的な街のリサイクルショップに持ち込んで売るという方法です。
リサイクルショップはなんでも買い取ってもらいやすい傾向にありますが、高い値が付くとは限らないというデメリットもあります。
骨董品専門店
骨董品を専門的に扱っているお店の場合、陶芸品として陶器の置物を買い取ってもらえることがあります。
ただし、希少価値の高いものであれば高値で買い取ってもらえる可能性もありますが、それ以外は買取にならないこともあります。
特に多数流通しているお土産品の場合は、無償引き取り、もしくは引き取り拒否されてしまうことも多いです。
オンラインフリマ
オンラインフリマサービスを活用して売る方法なら、自分の希望する価格で販売が可能です。
買い手が付かないかもしれないというデメリットはありますが、ユーザー数の多いメルカリであれば、需要も大きいため売れやすくなるでしょう。
メルカリの出品方法は下記の記事で解説しています。
メルカリで陶器の置物を高く売るためのコツ
それでは、具体的にメルカリで陶器の置物をより高く売るコツについて紹介します。
実際に使っている写真を用意
メルカリで商品を売るときに重視したいのが、印象的な写真です。
ユーザーは文章と写真からでのみ商品の様子を確認するため、さまざまな写真があることで具体的に置いた時のイメージを付けやすくなります。
特に陶器の置物の場合は、具体的なサイズ感が分かりにくくなりやすいというデメリットがあります。
メジャーなどで大きさが分かるようにして撮影するほか、実際に庭やデスクに置いて使用しているときのイメージ図を用意しておきましょう。
こうすることで、購入者が実際にその商品を買っておいてみた時のイメージが付けやすくなります。
使用感やキズ、汚れについて明記
大きな陶器の置物の場合、外に置いて使うこともあります。
しかし、屋外に長期的に飾っていたものは、キズや汚れが多くついている可能性が高いです。
陶器は磨くことで大半の汚れを落とすことはできますが、キズが付いてしまうとなかなか取れません。
使用感については、写真を撮ったり商品詳細欄に記述したりして、購入希望者が分かるようにしっかりと伝える必要があります。
お土産品などの場合は明記
お土産品など、新品を簡単に入手できるようなものの場合は、「どこで、いつ頃に買った」などの情報も記述しておくことが望ましいです。
ひとつは、購入者が「現地に行って新品を買う」という選択ができるように配慮するためです。
もうひとつは、その置物自体のたどってきた足跡を感じられることで、購入希望者に納得感や満足感を与えられる情報になるためです。
メルカリアプリの出品画面で「梱包・配送、まるわかり♪ 商品どうやって包むの?」もご覧いただけます。
メルカリで陶器の置物を売るときに気を付けたいこと
メルカリで陶器の置物を売るときには、汚れを落とすなど、基本的なことはもちろんですが、特に梱包に気を付ける必要があります。
陶器は非常に割れやすいため、梱包の状態が悪いと簡単に割れてしまう恐れがあります。
割れないよう丁寧に梱包したうえで、割れ物注意として発送するように心がけましょう。
また、大きいものであればメルカリの『梱包・発送たのメル便』を活用することも検討してみてください。
陶器の置物はメルカリで売ってお金に換えよう
陶器の置物は、メルカリを使えば高値で売れる可能性があるアイテムです。
細かいキズなどについては、商品詳細の欄でしっかりと記述しておくことで、クレームや返品などのトラブルを回避できます。
売れた後の発送では、梱包をかなり丁寧に行わないと割れやすいというリスクがあるため、注意しましょう。
ある程度大きい置物の場合は、『梱包・発送たのメル便』に任せると、より安心です。
メルカリアプリの出品画面で「梱包・配送、まるわかり♪ 商品どうやって包むの?」もご覧いただけます。