昔からファンの多いレコードですが、音楽のサブスクリプションも定着し、「そろそろレコードプレーヤーを手放そうかな」と考える人も少なくありません。今回は、レコードプレーヤーの処分方法について解説します。処分方法を判断するポイントも紹介するので、合わせてご確認ください。
費用を抑えたい場合の処分方法
レコードプレーヤーに限らず、何かを処分する際はなるべくお金をかけずに手放したいものです。大きな廃棄物は予想外の処分費用がかかる可能性もあるため、注意が必要です。まずは費用をかけずレコードプレーヤーを処分する方法をご紹介します。
自治体のごみとして処分する方法
最も安価な処分方法として、自治体のごみ回収に出す方法が考えられます。レコードプレーヤーの大きさによっては不燃ごみとして処分できますが、大きいものは粗大ごみとして処分することになります。
大きさの基準は自治体によって変わるため、お住まいの地域の基準を事前に確認してください。粗大ごみは処分費用が発生する場合があり、目安としては300円~700円ほどです。自治体への申し込みが必要になるので、その際に処分費用を確認すると良いでしょう。
ただし、自治体のごみ回収は処分までに時間がかかることもあります。引っ越しなど、片付けの期限が迫っている場合は、余裕を持った処分が必要です。
手間なく処分したい場合の方法2選
次に、自分の都合に合わせて手間なく処分する方法を確認していきましょう。自分から足を運ぶ方法と、取りに来てもらう方法の2つをご紹介します。
小型家電の回収ボックスを利用する方法
レコードプレーヤーを小型家電として回収できる自治体もあります。回収ボックスが近くに設置されていれば、手軽に処分できるでしょう。
例えば名古屋市の場合、「回収ボックスが利用できない場合は、不燃ごみ(30センチ角を超えるものは粗大ごみ)」という基準があります。レコードプレーヤーの大きさを確認すれば、適切な処分方法がわかるはずです。
回収業者に回収を依頼する方法
手間をかけたくない場合は、廃品回収業者に処分を依頼するのもおすすめです。自治体などの公的サービスと比べると料金は割高になりますが、搬出から回収まで一連の作業を任せることができます。
回収業者を選定するときは、3社以上の会社から見積もりを取ることがポイントです。そうすることで適正価格を確認でき、また値引き交渉にもつながります。業者によっては買取に転じる場合があるかもしれません。
できるだけおトクに処分したい場合の方法3選
続いて、売却などできるだけおトクにレコードプレーヤーを手放したい場合の方法を確認します。いずれの方法も、レコードプレーヤーの状態の良さが大きく影響するので、できるだけ綺麗にクリーニングをしておきましょう。
リサイクルショップに持ち込み売却する方法
レコードプレーヤーを店頭に持ちこみ、リサイクルショップに売却する方法があります。ショップによっては出張買取を行っているところもあるので、大きなレコードプレーヤーの場合は事前に確認しておきましょう。
ただし、リサイクルショップにはさまざまなタイプが存在し、多種多様な商品を取り扱っているお店から、音響機器専門のお店まであります。一般的なリサイクルショップへ買取に出す場合は、レコードプレーヤーの価値を見誤れないように注意してください。
専門の買取サービスを利用する方法
レコードプレーヤーを売却したい場合は、まず専門店に査定を依頼すると良いでしょう。オーディオ機器の専門店などで査定サービスが行われている可能性があります。
近くに専門店がない場合は、宅配買取に対応しているかを確認します。宅配買取を依頼するときはネットや電話で申し込みを行い、店頭にレコードプレーヤーを郵送します。故障することがないように、緩衝材などでしっかりと梱包しましょう。
フリマアプリやネットオークションに出品する方法
レコードプレーヤーは、音にこだわりを持つ人やコレクターに一定の需要があります。そのため、動作に問題がなく状態も良い場合はフリマアプリやネットオークションに出品する方法がおすすめです。
また、動かない場合でも、製造が終了した商品であればコレクションとして売れる可能性があります。壊れたレコードプレーヤーを買い取ってくれる業者はほとんどいませんが、自ら出品することで買取手が見つかるかもしれません。
お得にレコードプレーヤーを手放すならメルカリがおすすめ
フリマアプリ『メルカリ』では、数多くのレコードプレーヤーが出品され、そして買取につながっています。ここからは、レコードプレーヤーの相場や『メルカリ』で売れるコツをご紹介していきます。
レコードプレーヤーの出品相場とは
レコードプレーヤーの出品相場は3,000円~18,000円ほどと幅があります。状態が良いものでも、メーカーや希少品かどうかによって金額が異なるためです。
お手持ちのレコードプレーヤーの相場がわからない場合は、中古品を扱うレコードプレーヤー専門店の商品を確認したり、『メルカリ』で同じ商品がいくらで出品されているかを確認したりすると良いでしょう。
また、レアなレコードプレーヤーはプロに査定してもらうこともおすすめです。高価なレコードプレーヤーは100,000円を超える商品もあります。相場を見誤って安く売りすぎることのないように注意してください。
どんなレコードプレーヤーが売れるのか?
レコードプレーヤーをフリマアプリで売却するためには、状態がわかる丁寧な説明やわかりやすい写真が必要です。「良品」といった曖昧な表現は避け、傷の具合や音の様子などを具体的に記載しましょう。
必ず記載しておくべき内容として、メーカーや使用年数、サイズ・重さなどがあります。また、故障しているレコードプレーヤーをコレクター向けに出品する場合は、必ず動かないことを記載し、その上でどのような見た目(状態)であるかを記してください。
フリマアプリは一般人同士での取引となるため、「思っていた商品と違った」といったトラブルが起こらないよう、出品から梱包、郵送まで責任を持って行いましょう。
メルカリの出品方法については下記の記事で解説しています。
自分に合った処分方法で、レコードプレーヤーをおトクに手放そう
今回は、レコードプレーヤーの処分方法をご紹介してきました。「なるべく費用を抑えたい」「手間をかけたくない」「できれば売却したい」など、それぞれのニーズに応じて処分方法を選択しましょう。
希少価値の高いレコードプレーヤーの場合は、専門店でプロに査定してもらうことで高額買取につながる場合もありますが、一般的なレコードプレーヤーの場合はフリマアプリやネットオークションがおすすめです。
フリマアプリ『メルカリ』では多数のレコードプレーヤーが出品され、買取につながっています。
自分に合った処分方法を検討して、おトクにレコードプレーヤーを手放しましょう。