漁業者や魚屋の方のなかには、魚をネットで販売しようと考えている人もいるでしょう。本記事では、魚をネットで販売するメリットや注意点、必要な資格、販売する流れをご紹介します。おすすめのサービスも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
魚をネットで販売するならメルカリShopsがおすすめ!
魚をネットで販売するなら、メルカリShopsの活用をおすすめします。メルカリShopsとは、月間2,000万人以上のお客さまにご利用いただいている、フリマアプリ「メルカリ」内に自分のお店が持てるサービスです。
ショップの出店から運営に関わるすべての作業が、フリマアプリ「メルカリ」アプリ上から行えるため、スマホひとつでかんたんに魚のネット販売が行えます。
またメルカリShopsは、初期費用や月額費用は一切かからないので、固定コストを抑えて魚をネットで販売できるのが特徴です。「ネットショップを試してみたい」という方でも、お試し感覚で始めていただけます。
ちなみに、EC初出店でメルカリShopsを始めた方も多くいらっしゃいますが、現在も多くの方が継続して運営しています。ネットショップの運営経験がある方はもちろん、はじめてネットで魚を販売する方や、できるだけコストを抑えて魚を販売したい方にもおすすめです。
魚をネットで販売するメリット
魚をネットで販売するメリットは、以下の3つです。
- 好きなタイミングで商品を出品できる
- 規格外の魚も販売できる
- ストーリーや想いを伝えやすい
それぞれひとつずつ見ていきましょう。
好きなタイミングで商品を出品できる
ネットで魚を販売しようと思ったら、その場でいつでも出品できます。好きなタイミングで商品を出品できるのは、ネットで販売するメリットです。
またネットショップの機能を利用することで、いつでも注文を受け付けられます。
規格外の魚も販売できる
水揚げの際に傷付いた魚介類や、サイズが大きすぎたり小さすぎたりする魚介類は、規格外として卸売りできずに捨てられることがほとんどです。食べられるのに関わらず、廃棄するのは非常にもったいないです。
ストーリーや想いを伝えやすい
ショップの特徴や世界観、コンセプトなどをお客さまに伝えることで、売上アップが期待できます。従来までは商品そのものの魅力などで購入を判断するお客さまが多かったですが、近年ではストーリーの注目度が高まっています。
魚をネットで販売する際の注意点
魚をネットで販売する際には、注意すべき点がいくつかあります。魚をトラブルなく販売するためにも覚えておきましょう。
配送方法に注意が必要
魚は生ものになるため、配送方法に注意が必要です。どんだけ新鮮な魚でも、不適切な配送方法だと、傷んだ状態や腐った状態でお客さまの元に届いてしまう恐れがあります。不良品を送ってしまうと、お客さまの満足度が下がるうえに、信頼を失いクレームにもつながりかねません。
集客活動に力を入れなければいけない
ネットで魚を販売するためには、ネットショップにお客さまを集めるための集客活動を積極的に行うことが大切です。集客活動には、SNSでの告知やメルマガの配信など、さまざまな方法があります。
ネットショップは実店舗と比べると、お客さまから存在を認知されにくいため、集客活動に力を入れなければお店や商品をお客さまに知っていただくことが難しいです。競合ショップを分析して差別化を図ったり、集客について学んだりする必要があるでしょう。
フリマアプリでは販売できない
フリマアプリでは、魚などの生鮮食品は安全・衛生面の観点から、出品が禁止されています。
魚をネットで販売したいなら、ネットショップを自分で作るか、ネットショップ出店サービスを利用しましょう。
魚をネットで販売するために必要な資格・許可
魚をネットで販売するために必要な資格・許可は、以下の4つです。
- 食品衛生責任者
- 魚介類販売業
- 水産製品製造業
- 冷凍食品製造業
それぞれ詳しく見ていきましょう。
食品衛生責任者
食品衛生責任者の資格は、魚に限らず、食品を製造・販売する際に、必要となる資格です。食品衛生法に基づいて、食中毒などが発生しないように、現場を管理する責任者で、すべての食品事業者や飲食店に設置が義務付けられています。
食品衛生責任者の資格は、施設内に1名以上を責任者として設置する必要があります。必ずしも、すべての従業員が持っている必要はなく、また経営者本人である必要もありません。
魚介類販売業の許可
魚や魚介類をネットで販売する際に、「魚介類販売業」の許可が必要になる場合があります。
魚介類販売業の定義では、次のようになっています。
“店舗を設け、鮮魚介類(冷凍したものを含む。)を販売する営業をいい、魚介類を生きているまま販売する営業、鮮魚介類を専ら容器包装に入れられた状態で仕入れ、そのままの状態で販売する営業及び魚介類競り売り業を除く”
”本号の対象となる魚介類には、魚介類を活〆、放血、頭・内蔵・鱗除去等したもの、切り身又はむき身、生干し等にしたものを含む。”
店舗でなくネットで魚を販売する場合は、魚介類販売業の許可は必要とされていません。ただし、ほとんどの業種で保健所への届け出は必要となるため、所轄の保健所に確認しましょう。
水産製品製造業の許可
魚や魚介類を加工して販売する際には、「水産製品製造業」許可の取得が必要です。水産製品製造業では、あじの開きや明太子、かまぼこ、ちくわ、魚介類の卵を主原料とする食品や惣菜などの製造が該当します。
水産製品製造業の範囲は広く、魚や魚介類以外にも、クジラやカメ、カエルなども含まれます。どこまで該当するのか詳しく知りたい場合は、所轄の保健所に確認しておくと安心です。
冷凍食品製造業の許可
冷凍食品を製造・販売する際には、「冷凍食品製造業」の許可が必要です。切り身やむき身にした生食用や煮物や焼き物、揚げ物などのそうざい製造業に該当するものを製造して冷凍したものを販売する際には許可を取得しなければいけません。
魚をネットで販売する流れ
魚をネットで販売しようと考えても、具体的な手順が分からないと販売を開始するのは難しいでしょう。そこでここでは、ネットで魚を販売する主な流れを4段階に分けてご紹介します。
ネットショップのコンセプト・名前・ターゲットを決める
ネットショップを出店する前に、ショップ名やコンセプト、ターゲットを決めます。ショップに込めた想いやキャッチーなフレーズをショップ名に盛り込むことで、覚えてもらいやすい名前になります。また誰に何を売り、どんな価値を提供するのか、コンセプトやターゲットを明確にしましょう。
ネットショップを出店するサービスを選ぶ
続いて、どこのサービスでネットショップを出店するのかを決めます。複数あるサービスを比較して、使いやすい場所を選択しましょう。
アカウントを開設しネットショップを出店する
ネットショップを出店するサービスが決まったら、アカウントを開設して、ショップ出店を行います。出店する手順は、サービスによって異なるので、それぞれのガイドなどを参考にして出店しましょう。
競合ショップを分析し集客活動を行う
無事にネットショップを出店できたら、次は競合ショップを分析しながら、集客活動を行っていきます。ネットショップで成功するためには、成功している競合ショップを調査して分析することが大切です。
メルカリShopsのおすすめポイント
魚をネットで販売するなら、メルカリShopsを利用するのがおすすめです。
メルカリShopsがおすすめな理由には、以下の6つがあります。
- フードロス削減に貢献できる
- 価格設定を自分で決められる
- 「クールメルカリ便」であんぜんに魚をお届けできる
- 集客の手間を抑えて利益をあげられる
- 初心者にも大きなチャンスがある
- 初期費用や月額費用が無料
それぞれ詳しくご紹介します。
フードロス削減に貢献できる
水揚げのときに傷が付いた魚や大きすぎたり小さすぎたりする魚、マイナーで一般家庭でなじみが少ない魚などは、食べられる魚であっても破棄される場合が多いです。
しかし、メルカリShopsなら、それらの規格外の魚も「訳あり」商品などとして販売できます。食べられるのに、流通の都合など理不尽な理由で捨てられてしまう魚も、無駄にすることなくフードロス削減にも貢献できます。
「クールメルカリ便」であんぜんに魚をお届けできる
メルカリShopsで購入された魚を配送する際は、「クールメルカリ便」を利用するのがおすすめです。「クールメルカリ便」とは、クロネコヤマトのクール便を利用したメルカリShops限定のサービスです。
60サイズから120サイズまでの幅広いサイズに対応していて、サイズ別で全国一律の配送料金で配送することができます。魚が購入されると配送コードが生成されるので、宛名書きも不要となり、配送状況も取引画面でかんたんに確認できます。
集客の手間を抑えて利益をあげられる
ネットショップを始めたばかりでつまずきやすいのが、集客問題です。ネットで商品を販売するには、数多くのお客さまに自分のショップを認知してもらい、ショップに訪れて商品を見てもらう必要があります。
そのため、集客活動が非常に大事になってくるのですが、始めたばかりの頃はなかなか集客できず利益が思うように出ない場合がほとんどです。
しかし、メルカリShopsで商品の販売を開始すると、月間2,000万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」のトップ画面や検索画面に表示されます。
初心者にも大きなチャンスがある
大手企業や強い競合ショップが参入しているネットショップ出店サービスだと、初心者が挑戦しても成功するのは難しいことがあります。
しかしメルカリShopsは、トップ画面や検索画面に新着順に表示されるため、ネットショップ運営の経験に関係なく多くのお客さまに見てもらえる確率が高いです。
2021年10月から本格的にスタートしたメルカリShopsですが、サービス提供前の2021年7月からはプレオープンを実施しました。
プレオープンに参加した方のなかには、ネットショップがはじめてにもかかわらず、出店初月で月商1,000万円超の売上を達成した方もいます。
メルカリShopsのプレオープンでは、先行申し込み者のうち57%がEC初出店者で、本格スタートした後でも多くの初心者が出店しています。
初期費用や月額費用が無料
メルカリShopsは、初期費用や月額費用がかからないのも大きなメリットです。商品が売れるまでは一切の費用が発生しないので、コストをかけずにネットショップを開業できます。
メルカリShopsでかかる費用は、商品が売れたときの10%の販売手数料と、売上金を銀行口座に振り込むときの振込手数料のみです。
【まとめ】魚をネットで販売して利益を得よう!
メルカリShopsでは、魚の販売に必要な資格や許可を持っていて、ルールを守れば、魚の販売ができます。ネットショップなら販売場所は関係なく、全国のお客さまに魚を届けられ、売上を伸ばせるチかもしれません。
ショップの名前やコンセプト、ターゲットを決めて、メルカリShopsで運営すれば、ネットショップ運営初心者でも、大きな利益を得られるチャンスがあります。本記事でご紹介した内容を参考にして、ぜひメルカリShopsで魚の販売にチャレンジしてみてください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
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