壊れたテレビを処分する際、買取を検討する方も多いでしょう。結論、壊れているテレビは状態に応じて買取ってもらうことが可能です。この記事では、買取の際の売れる条件や注意点、さらに買取以外のお得な処分方法をご紹介します。
壊れたテレビ、買い取ってもらえるかは状態による
テレビ番組が映らず画面にエラーコードが表示される場合、テレビ本体にトラブルはないケースが多いです。
これらの場合、テレビの設定やアンテナの向き、ケーブルなどに原因がある可能性があります。
本体に故障がなければ、より高値で売れやすくなります。
一方、電源が入らない、ディスプレイが映らないなどの場合、テレビ本体の故障である可能性が高いです。
画面が割れているようなケースでは、破損のレベル次第で、どの程度の額で売れるかも変わってきます。
壊れたテレビをどう売るか
壊れたテレビを売る方法は、大きく分けて2つあります。
1つはお店に買い取ってもらう方法、もう1つは個人間での売買です。
持ち込み買取・訪問買取などの方法を考える
中古家電を買い取ってくれるお店には、
- 総合的なリサイクルショップ
- 家電専門のリサイクルショップ
- 訪問買取型の中古品買取業者
などがあります。
いずれのお店も、まだ使える比較的新しいテレビであれば、それなりの価格で買い取ってもらえます。
一方、買い取りにならないケースも多く、
- 液晶が割れている
- 型式が10年以上前
などの場合は、無償引き取り扱いになる可能性が高いです。
また、廃棄が必要なテレビであれば、家電リサイクル料を請求される可能性もあります。
店には売れなかったテレビでも売る方法はある
お店で売れなかった(無償引き取りと査定された)テレビであっても、メルカリであれば売れるかもしれません。
例えば、室内のディスプレイとして『テレビの形のもの』が欲しい場合、そのテレビが映る必要はなく、ここにジャンク品としての需要があります。
型式が10年以上前のものであっても、「テレビとして使えれば気にしない」という人もいます。
もちろん、まだ使えるテレビの場合もメルカリで販売可能です。
中間手数料が安く済む分だけ、メルカリで売った方が大きな利幅になることもあり得ます。
ぜひ、メルカリでの出品を検討してみてください。
壊れたテレビを売る前に気を付けたいこと
メルカリで壊れたテレビを売るなら、以下の点に注意が必要です。
破損の度合いを確認しておく
出品・発送時の破損の程度を確認しておきましょう。
特に液晶割れなどの場合、輸送過程でさらに破損が進んでしまう恐れがあるためです。
できるだけ丁寧に梱包する必要があるのはもちろんですが、輸送によって破損の度合いが進むリスクについても提示することで、クレームトラブルが防げます。
ホコリなどは落としておく
ジャンク品として買い取られた場合でも、何らかの理由で希望者はそれを「ほしい」と思って購入してくれています。
購入者から特別な希望を伝えられない限り、ディスプレイや本体についたホコリや、簡単に拭いて取れる程度の汚れは落としておきましょう。
付属品一式を用意しておく
電源コードやテレビ用ケーブルはもちろん、保管しているのであれば取扱説明書や外箱などもセットで売ることをおすすめします。
保管していない付属品等については「○○なし」など、説明文に明記しておきましょう。
また、購入時にこれまで使っていたテレビの廃棄に伴って「家電リサイクル券」を購入しているはずですので、それも合わせて送りましょう。
こちらについても、紛失している場合は「家電リサイクル券なし」と明記します。
B-CASカードの取り扱いについて
地上デジタル放送を流せるテレビには、B-CASというカードが付いています。
少し前の型のテレビでは、テレビ本体にB-CASカードを刺して利用していました。
現在では、テレビに最初からカードが内蔵されているタイプのものが主流です。
B-CASカードには使用者の契約情報が記録されているため、登録している人は内容変更のための申請を出しておきましょう。
また、B-CASカードは利用者とB-CASとして個別に契約を結んでいる状態となっていますが、テレビ本体を売却・譲渡・処分した場合、その契約は自動的に終了します。
そのため、内蔵されている場合にはそのまま、取り外しが可能なB-CASカードであれば抜き取って売ります。
B-CASカードに関する契約終了の手続きは不要です。
また、取り外せるタイプのB-CASカードを使用している場合、B-CASカードが付属していないことも明記する必要があります。
故障していてもお金に換えるチャンスはある!
映らなくなったテレビは廃棄処分するしかないと考える人も多いですが、実際にはそうではありません。
メルカリであれば、ジャンク品として値が付くケースがあります。
売る際には、必ず故障していることを明記するとともに、どのような故障か、どの程度使えるテレビなのかも分かるようにしておきましょう。