「結局、クレジットカードと現金のどっちがお得なの?」と疑問をお持ちの方へ。この記事では、現金と比べたクレジットカードのメリット・デメリットや上手な使い方をご紹介します。嬉しいメリットや魅力が多い、おすすめのクレジットカードについても見ていきましょう。
結論:クレジットカードは現金よりもお得なケースが多い
現金とクレジットカードを比較した場合、結論から言えば、多くのケースでクレジットカードの方がお得です。なぜなら大多数のクレジットカードには「ポイント還元」の仕組みが採用されているためです。
ポイント還元のあるクレジットカードは、クレジットカードで買い物をすると一定の割合のポイントを獲得できます。たとえば還元率1.0%のクレジットカードで、年に30万円の買い物をすれば、3,000ポイントがもらえる計算に。これらのポイントは多くの場合、現金と同様に買い物や各種支払いに利用することができます。
このように、クレジットカードを使って買い物をすると現金よりもお得です。
ただし、年会費や分割手数料などの知っておきたい注意点もあるため、この記事でクレジットカードのメリット・デメリットをおさらいしておきましょう。
【現金と比較】クレジットカードで支払いをするメリット
現金ではなく、クレジットカードで買い物をするメリットは大きく以下の4点が挙げられます。
- 手元にお金がなくてもお買い物ができる
- 買い物をするとポイントが貯まる
- ATM手数料がかからない
- 使った金額を把握しやすい
- インターネットショッピングとの相性が良い
手元にお金がなくてもお買い物ができる
クレジットカードで買い物をする最大のメリットは、やはり、手元にお金がなくても買い物ができる点でしょう。
クレジットカードの支払いは後払いが基本。その時点で現金の持ち合わせがなくても、買い物を楽しむことができます。急に大きな出費が発生した際も、クレジットカード決済であれば負担を軽減できるでしょう。
また、お金を持たずにお買い物できるので、会計がスムーズになるのもメリットの一つ。近年は実店舗でもキャッシュレス化が進んでおり、ちょっとした買い物でもクレジットカード決済が可能に。財布から現金を取り出して……といった時間が短縮され、スムーズに会計を済ませることができます。
買い物をするとポイントが貯まる
前述の通り、ポイント還元のあるクレジットカードで買い物をすると現金よりもお得になるケースが多いです。
ポイントの還元率はクレジットカードごとに異なりますが、一般的には0.5〜1.0%ほどが主流です。
なかには、特定の店舗や通販サイトでの決済時には還元率がさらに上昇し、よりお得になるカードもあります。
ATM手数料がかからない
クレジットカードを積極的に活用する場合、現金を引き出すためのATM手数料がかからない点も魅力です。
通常、コンビニなどにあるATMで現金を引き出す際には、数百円程度の手数料がかかる場合があります。1回1回は少額ですが、年間を通してみれば無視できない金額です。
たとえば、月に500円だけATM手数料を払っているとしても、年間にすれば6,000円と大きな額になります。手数料をなくすことができれば、浮いたお金で豪華なランチも楽しめるでしょう。
使った金額を把握しやすい
いつ・何を・どれだけ購入したのかを把握しやすく、不要な出費をなくしやすいのもクレジットカードのメリットです。
「この間現金を下ろしたばかりなのに、もう財布にお金がない……」
こういった経験は、多くの方に共通しているのではないでしょうか?
現金で買い物をしていると、レシートなどを自分で管理しなければならないので、支出を完全に管理するのは大変です。
一方、クレジットカードであれば、決済の履歴が利用明細として自動で記録されます。支出を一覧として確認できるため、不必要な出費にも気が付きやすく、使った金額を把握しやすいというメリットがあります。
インターネットショッピングとの相性が良い
クレジットカードは、インターネットショッピングとの相性が良いといえます。。
現金でネット通販を利用する際には、商品代金のほかに「代引き費用」や「振り込み手数料」が必要になる場合が多いです。銀行振り込みの場合は、入金確認に時間がかかり発送が遅れてしまうケースも考えられるでしょう。
クレジットカードなら利用者側に手数料はかからず、通常は入金の確認も即時に行われます。
また多くのショッピングサイトでは、ユーザー情報とクレジットカード情報が紐づけられています。2回目の買い物をするときは、クレジットカード情報を都度入力する必要がなく、注文完了までの流れがスムーズになるというメリットも挙げられるでしょう。
インターネットショッピングをよく利用される方にとって、クレジットカードは便利なアイテムと言えるでしょう。
【現金と比較】クレジットカードで支払いをするデメリット
ポイント還元や支出の管理がしやすいなど、クレジットカードには現金にはない多くのメリットがあります。一方で、以下のデメリットがあることもおさえておきましょう。
- 分割払いやリボ払いは手数料がかかる
- 年会費がかかるカードもある
- 使いすぎないように注意が必要
- 不正利用や詐欺被害に遭うリスクもある
分割払いやリボ払いは手数料がかかる
特に注意しておきたいのが、分割払いやリボ払い時の手数料の存在です。
クレジットカードの利用分を分割払いやリボ払いで返済する場合、年率15.0〜18.0%程度(※)の手数料がかかります。
※手数料はカード会社ごとに異なります
「ポイント還元があるから」と分割払いやリボ払いを多く利用していると、手数料が高額となり、現金よりも損をしてしまうことがあります。
なお、翌月一括払いなど、手数料がかからない返済方法ももちろんあります。クレジットカードを最大限にお得に利用するために、自分が持っているカードの返済方法やその際の手数料についてよく知っておくことが重要です。
年会費がかかるカードもある
クレジットカードには、保有しているだけで年会費がかかるカードもあります。年会費のかかるカードは、自分の使い方で元が取れるのかどうかを計算しておくことが重要です。
例えば、年会費が3,000円でポイント還元率が0.5%のクレジットカードの場合。年間で60万円以上の決済をしないと、還元されるポイントが3,000円分以上にならず、損をしてしまいます。(※60万円×0.5%=3,000円)
もちろん、クレジットカードにはポイント還元以外のメリットもあるため、自分が納得しているのであれば問題ありません。
しかし、ポイントによるお得さを期待して発行する場合は注意が必要です。
使いすぎないように注意が必要
クレジットカードは使いすぎないように意識することも重要です。「現金よりも手軽に、お得に買い物ができるから」と不要な出費が増えてしまう場合も考えられます。
クレジットカードをお得に活用するためには、計画的に使うことが重要です。
不正利用や詐欺被害に遭うリスクもある
クレジットカードを利用する際、念頭におかなければならないのが、不正利用や詐欺被害のリスクです。
近年、クレジットカード会社を装ってそっくりな偽サイト(フィッシングサイト)に誘導し、メールアドレスやパスワードを入力させようとする不審なメール・SMSが確認されています。
攻撃手法の巧妙化に伴い、これらの不審なメール・SMSを本物かどうか判断することは困難です。
ネットショッピングなど、オンラインでクレジット決済をする場合、購入するサイトが問題ないかを確認し、フィッシング詐欺やそれに伴うカードの不正利用に十分注意する必要があります。
クレジットカードを現金よりもお得に使う方法
ここではメリット・デメリットを踏まえたうえで、クレジットカードを現金よりもお得に使うための方法をご紹介します。
クレジットカードを使いこなすためには、以下の3点を意識してみてください。
- 固定費をできるだけクレジットカード支払いにまとめる
- 実店舗よりもお得な場合、オンラインで積極的に決済する
- 定期的に利用明細を確認する
固定費をできるだけクレジットカード支払いにまとめる
家賃・携帯代・ネット代・水道光熱費など、固定費はできるだけクレジットカード支払いにまとめましょう。
毎月発生する固定費は現金であれ、クレジットカードであれ支払う必要があるものです。
「クレジットカードだから使いすぎた」という失敗が起きず、ポイント還元や利用明細による確認のしやすさなどのメリットだけを享受できます。
実店舗よりもお得な場合、オンラインで積極的に決済する
クレジットカードはオンライン決済が簡単なことも魅力です。欲しいものがオンラインでも購入可能かつ、実店舗よりもお得である場合積極的にオンライン決済を活用しましょう。
例えば毎月購入する日用品をクレジットカードでの通販購入に変えると、「実店舗とネットショップの値段差額+クレジットカードのポイント」の分だけお得になります。
定期的に利用明細を確認する
不要な出費を防ぐ工夫として、定期的にクレジットカードの利用明細を確認することも大切です。
前述の通り、クレジットカードは「お得だから」とたくさん買い物をして、現金よりも損をしてしまうことがあります。
2週間に1回、月に1回など利用明細を確認するタイミングを作り、使いすぎていないか確認してみてください。
現金よりもお得なクレジットカードなら「メルカード」
もし、現金よりもお得なクレジットカードを探しているのなら、メリットの多い「メルカード」の発行もご検討ください。
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メルカードはメルカリ以外でのポイント還元も常に1.0%。また、年会費は永年無料で、2枚目以降のサブカードとして所有いただく際にも負担になりません。メルカードの還元率の詳細については下記のガイドもご確認ください。
※1:メルカリでのお買い物の還元率は、メルカリやメルペイの利用実績に応じて変動します。また、メルカリ・メルカリストア・メルカリShopsでのお買い物によるポイント還元は、1ヶ月ごとに上限が設けられています(メルカリ・メルカリストア:P5,000、メルカリShops:P5,000)
メルカードの詳細や発行のお申し込み方法は、以下のページをご確認ください。
ポイントを押さえてクレジットカードを賢く使いこなそう
この記事ではクレジットカードと現金のどちらがお得なのかについて、メリット・デメリットや上手な使い方と一緒にご紹介しました。
クレジットカードにはポイント還元があるため、通常は現金よりもお得です。ただし、分割払い・リボ払いの手数料や年会費など注意すべきデメリットもあります。
ご紹介した内容を参考に、ぜひクレジットカードを上手に使いこなしてください。より大きな節約を目指したい方には、メルカードの発行とメルカリの活用がおすすめです。