※本ページのコラム内容は掲載当時の内容のため、現在の内容と 異なる可能性がございます。
【メルカリ】発送方法の変更を解説!頼む・頼まれた時の例文と対応法

メルカリで「発送方法を変更したい」「この発送方法に変更してほしい」…そんな悩みはありませんか?
この記事では、出品者として発送方法を変更する手順はもちろん、購入者として変更をお願いする方法まで、それぞれの立場から詳しく解説します。
「購入後にお願いされたけど、どう返信する?」「匿名配送はどうなるの?」といった疑問にも完全対応。承諾・断り方まで網羅した【コピペOK】の依頼・返信例文集も用意しているので、もうコメントに悩むことはありません。
この記事を読めば、発送方法の変更に関するあらゆる疑問がスッキリ解決します。
目次
メルカリで発送方法を変更できるのはどんなとき?


メルカリでは、取引開始前(出品中で、まだ購入者がいない状態)の場合、送料の負担区分を含めて、発送方法の変更が行えます。
取引開始後(購入ボタンが押されたあと)の場合は、発送方法の変更のみ可能であり、送料の負担者は変更できません。
さらに発送伝票の発行後になると、発送方法の変更も不可能になります。
このように、取引の状況によって変更可能かどうかが変わることに注意が必要です。
また、選んでいた配送方法によっては変更できない場合もあります。梱包・発送たのメル便では、取引開始後に発送方法を変更できませんので、注意しましょう。
あわせて読みたい




梱包・発送たのメル便とは?メリット・対応サイズ・料金・利用方法を解説
メルカリで大きな荷物を送るのに便利な配送方法の一つに、「梱包発送たのメル便」があります。「どのようなアイテムが送れるのかや、配送料金などについて知りたい。」…
発送方法の変更で「本人確認」が必要なケースとは?
2024年9月12日から、メルカリでは安全対策の強化のため、一部の配送方法を利用する際に「アプリでかんたん本人確認」が必須となりました。これは発送方法を変更する場合にも関わる重要なルールです。
ポイントは、「変更するという行為」ではなく「どの配送方法を利用するか」で本人確認の要否が決まる、という点です。
【結論】「メルカリ便以外の方法」を使うなら本人確認が必須
- 本人確認が不要な変更
「らくらくメルカリ便」と「ゆうゆうメルカリ便」の間での変更。メルカリ便同士なので本人確認は不要です。 - 本人確認が必要な変更
「メルカリ便」から「普通郵便」など、メルカリ便以外の配送方法へ変更する場合。
なぜ本人確認が必要なの?
これはメルカリを使った不正行為を防ぐための対策強化の一環です。一度「アプリでかんたん本人確認」を完了させておけば、その後はスムーズに全ての配送方法を利用できます。
本人確認の方法
まだ本人確認が済んでいない場合は、マイナンバーカードや運転免許証を使って「アプリでかんたん本人確認」を行いましょう。詳しい手順は、下記のメルカリガイドをご確認ください。
発送方法を変更する方法


発送方法を変更する場合は、以下のように修正を行います。
取引開始前
購入者がまだいない場合は、出品者が自由に配送料を変更することができます。
以下のステップで変更を行いましょう。
- アプリ、もしくはWEBからメルカリを開く
- 『マイページ』から『出品した商品』を開き、発送方法を変更する商品を選択
- 『商品の編集』を選択
- 『配送料の負担』『配送の方法』の項目を修正
- 情報を編集し終えたら、下部の『変更する』を選択して完了
5ステップ目の『変更する』を選択し忘れると、変更した内容が反映されませんので、注意しましょう。
取引開始後
取引を開始した後(購入者がいる場合)は、原則として発送方法の変更のみ可能です。配送料の負担区分は変更できませんので、注意しましょう。
まず、発送方法変更について、購入者に了解を取り付ける必要があります。
メッセージ機能を使って、発送方法を変更したい旨を伝えます。
購入者から承諾を得られたら、取引画面の発送のページ下部にある「指定の発送方法を使わない」という項目を選択します。
もし事前にらくらくメルカリ便を使うものとして登録している場合、『らくらくメルカリ便を使わない』と表示されます。
ここを選択すると、ほかの発送方法を選べるようになります。
あとは、新しく選択した発送方法に合わせて発送手続きを行えばOKです。
購入検討者・購入者から発送方法の変更をお願いされた場合の対処法
商品の購入を検討している方や、すでに購入されたお客さまから「発送方法を変更してほしい」とお願いされるケースは少なくありません。ここでは「購入前」と「購入後」、それぞれの状況に応じた対応方法を詳しく解説します。
▼状況に合わせてお選びください
ケース1:出品中(購入前)にコメントで依頼された場合
購入を検討している段階で、商品のコメント欄を通じて発送方法の変更を依頼されるパターンです。この時点では、送料の負担区分や販売価格の変更も柔軟に行えます。
具体的な返信例文は、こちらをクリックしてご確認ください。
<対応フロー>
- 変更が可能かどうかを判断し、コメントで返信します。
- 送料が変わる場合は、販売価格の見直しが必要なことを伝えます。
- 合意が取れたら、商品の編集画面から発送方法や価格を変更します。
- 変更が完了したことをコメントで伝え、購入を促します。
ケース2:取引開始後(購入後)にメッセージで依頼された場合
商品が購入された後は、変更できる条件が限られます。まずはご自身の状況が変更可能か確認しましょう。
状況に応じた具体的な返信例文は、こちらをクリックしてご確認ください。
まず確認!購入後に発送方法を変更できる条件
公式のメルカリでは、購入後に発送方法を変更できるのは以下の条件を満たす場合に限られます。
- 配送料の負担が「送料込み(出品者負担)」であること
- ヤマト運輸の営業所やコンビニ等で発送伝票を発行していないこと
- 集荷依頼をしていないこと
- まだ発送通知を送っていないこと
注意:
「着払い」設定の取引や、「梱包・発送たのメル便」「エコメルカリ便」が関わる変更はできません。
変更パターン別の注意点
依頼された変更がどのパターンに当てはまるかによって、特に「匿名配送」の扱いが変わるため注意が必要です。
① メルカリ便 ⇔ メルカリ便の変更(らくらく⇔ゆうゆう)
→ 匿名配送は維持されます。安心して変更できます。
② メルカリ便 → その他の配送方法への変更
→ 匿名配送ではなくなります。購入者の住所・氏名が表示されないため、取引メッセージで送付先を確認する必要があります。
③ その他の配送方法 → メルカリ便への変更
→ 後から変更しても匿名配送は利用できません。
購入者への返信と変更手順
上記の注意点を伝えた上で、購入者と合意が取れたら変更手続きに進みます。
<対応手順>
- 取引メッセージで、変更の可否や注意点(特に匿名配送について)を伝えます。
- 合意が取れたら、取引画面を開き、発送方法の変更操作を行います。
- メルカリ便から変更する場合:「らくらくメルカリ便を使わない」等のボタンをタップします。
- メルカリ便へ変更する場合:「発送方法を変更する」等のボタンをタップします。
- 変更後の方法で商品を発送します。
【コピペOK】発送方法変更の依頼・返信に使えるコメント例文集
発送方法の変更をお願いしたい時、または依頼に返信する時に、そのまま使えるコメント例文を立場別にまとめました。ご自身の状況に最も近いものをコピーしてご活用ください。
▼状況に合わせて例文を探す
- お願いしたい側(購入者・購入検討者)
- お願いされた側(出品者)
ケース1:購入者・購入検討者が変更をお願いする場合
出品者に失礼なく、スムーズに変更を依頼するための例文です。
◎ 匿名配送への変更をお願いしたい
普通郵便などで出品されている商品を、プライバシーを守れる「らくらくメルカリ便」や「ゆうゆうメルカリ便」に変更してほしい場合の例文です。
はじめまして、コメント失礼いたします。
こちらの商品ですが、匿名配送(らくらくメルカリ便など)で発送していただくことは可能でしょうか?
送料の差額で価格が上がるようでしたら、おいくらになるか教えていただけますと幸いです。
ご検討のほど、よろしくお願いいたします。
◎ コンビニ受け取りのため変更をお願いしたい
コンビニや郵便局での受け取りを希望しており、「ゆうゆうメルカリ便」への変更を依頼する場合の例文です。
はじめまして、コメント失礼いたします。
こちらの商品、購入を検討しているのですが、コンビニで受け取りたいため、発送方法を「ゆうゆうメルカリ便」に変更していただくことは可能でしょうか?
お手数ですが、ご検討いただけますと幸いです。
ケース2:出品者が依頼に返信する場合
依頼された際の、状況に応じた丁寧な返信例文です。
◎ 購入前にコメントで返信する場合
【承諾する場合】
コメントありがとうございます。発送方法の件、承知いたしました。「ゆうゆうメルカリ便」に変更可能です。送料に変更がないため、このままご購入いただけます。設定を変更しましたので、よろしければお手続きにお進みください。
【送料が上がり、価格変更を提案する場合】
コメントありがとうございます。ご希望の発送方法への変更は可能ですが、送料が200円高くなるため、販売価格を1,200円に変更させていただいてもよろしいでしょうか。ご検討いただき、よろしければ再度コメントいただけますと幸いです。
【断る場合】
コメントありがとうございます。大変申し訳ございませんが、こちらの商品は梱包サイズの都合上、他の発送方法への変更は難しい状況です。現在の発送方法のままご検討いただけますと幸いです。
◎ 購入後にメッセージで返信する場合
【承諾する場合(匿名配送は維持)】
ご連絡ありがとうございます。発送方法の変更の件、承知いたしました。「らくらくメルカリ便」から「ゆうゆうメルカリ便」に変更いたしますね。この場合、匿名配送は維持されますのでご安心ください。引き続きよろしくお願いいたします。
【承諾する場合(匿名でなくなる)】
ご連絡ありがとうございます。発送方法の変更は可能です。ただ、メルカリの仕様上、当初「メルカリ便」だった取引を他の発送方法へ変更すると、匿名配送がご利用いただけなくなります。つきましては、発送のために取引メッセージにてご住所とお名前をお伺いしてもよろしいでしょうか。ご了承いただけるようでしたら、変更手続きを進めさせていただきます。
【断る場合】
ご連絡ありがとうございます。発送方法の変更についてですが、大変申し訳ございません。すでに梱包を済ませており、ご希望の発送方法ですとサイズが超過してしまうため、変更は難しい状況です。ご希望に添えず申し訳ありませんが、当初の予定通り「らくらくメルカリ便」にて発送させていただいてもよろしいでしょうか。何卒ご理解いただけますと幸いです。
発送方法が変更できないときの対応方法


システム上で発送方法が変更できなくなった場合は、以下のいずれかで対応してください。
すでに決定されている方法で送る
事前に登録した発送方法で送るという手段です。
箱のサイズの見積もりが甘かったときなど、送料が不必要に高くなってしまうケースもあるかもしれません。
その代わり、取引自体はスムーズに行えます。
購入者の同意を得たうえで取引をキャンセル
購入者とメッセージでやり取りしたうえで、一度取引をすべてキャンセルし、希望する発送方法に修正して再度出品するという方法です。
購入者との合意が別途必要なうえ、再出品にかかる手続きなどは面倒ですが、より最適な発送方法で送ることができます。
注意!変更を忘れると取引キャンセルに


出品後も、だれも購入していない商品であれば、発送方法を変更することは可能です。また購入者がいた場合でも、発送伝票を出す前であれば、購入者の同意を得たうえで発送方法を変更できます。
しかし、最初に指定した発送方法から変更できない場合や、購入者が発送方法変更に同意してくれなかった場合は、取引自体がキャンセルになってしまう場合もあります。
そういった事態を避けるためにも、事前に発送方法はできるだけ確定させておくのが重要です。
もし発送方法の変更以外にも、メルカリについて何かわからないことがある場合は、下記のメルカリガイドもご活用ください。
メルカリ 日本最大のフリマサービ…




ヘルプセンター メルカリ 日本最大のフリマサービス
メルカリは誰でも安心して簡単に売り買いが楽しめる日本最大のフリマサービスです。新品/未使用品も多数、支払いはクレジットカード・キャリア決済・コンビニ・銀行ATMが利…