あまり使わなくなったシュレッダーは、場所をとるのみです。「廃棄したいけれど、費用はどのくらいかかるのか?」など、シュレッダーの廃棄についてわからないことがある人もいるのではないでしょうか。この記事では、シュレッダーを廃棄する際の費用や注意点、おすすめの処分方法をご紹介します。
シュレッダーの廃棄方法と処分費用は?
手動と電動で分かれる家庭用のシュレッダーは、大きさによっても処分方法や費用が異なります。ここでは、業務用を除く家庭用シュレッダーのおすすめの処分方法を4つご紹介します。
粗大ゴミ・不燃ゴミとして廃棄する
シュレッダーは、手動も電動も大きさによって捨て方が異なります。確実にルールをチェックしていきましょう。縦・横・奥行き、それぞれの長さのいずれかが30㎝以上の場合は、粗大ゴミで処分します。処分費用は500円〜1,200円前後です。
30㎝以下の場合は不燃ゴミとして処分することができます。基本的には、手動のシュレッダーは小さいものが多いので、3辺のいちばん長いところが30㎝以下の物がほとんどです。そういったものは、自治体の不燃ゴミに出して処分することができます。
ちなみにシュレッダーした紙は、再利用できない紙が含まれていても見分けることができないので、資源ゴミに出すことは推奨されていません。シュレッダーした紙を捨てる際には、可燃ゴミに出しましょう。
なお、廃棄方法は区や市町村で違いがあるので、わからないことがあれば自治体へ確認を取りましょう。自治体の分別指示に従ってシュレッダーを処分することが大切です。
小型家電回収ボックスへ持参する
ゴミとして処分することだけがシュレッダーの廃棄方法ではありません。ご家庭のシュレッダーが電動式の場合、小型家電回収ボックスを利用して処分することができます。
小型家電回収ボックスは、使用済みの家電を回収するためのもので、小型家電リサイクル法に従って設置されています。回収された小型家電から、まだ使うことができる希少な金属部分を採取して再利用するリサイクルをおこなっています。
30cm未満のシュレッダーであれば、小型家電回収ボックスは利用可能です。
この方法で処分する場合、シュレッダーの機能が使えなくなっていても問題はありませんが、破損が大きく、リサイクルされる金属部分までもが破損している場合は、回収対象にはなりません。
また、電動シュレッダーでも30cm以上のものや、大型の業務用シュレッダー等は小型回収ボックスでは処分することができないため注意しましょう。
回収ボックスは、地域の自治体の施設や家電量販店のほか、大型ショッピングセンターにも設置されています。利用する際は、回収ボックスの設置場所をご確認ください。
回収業者に依頼する
シュレッダーを廃棄する際に、持ち運びの負担が大きいと感じる方は、回収業者の出張買取や回収を利用すると良いでしょう。
ただしコスト面を考えると、業者を利用する場合は、シュレッダーの他に何か処分したいものがあるときにまとめて回収してもらった方が無難です。
回収業者を使う際の注意点として、市区町村から「一般廃棄物処理業」の許可や委託を受けている業者を選んでください。無認可の業者は適正な処理を行ったかどうかの確認が取れないためです。違法な処理や不法投棄等を増やさないようにしていきましょう。
また業者によっては、査定の結果、買い取りができない場合でも出張費がかかるケースがあるので、あらかじめ費用をチェックしておくことが大切です。
リサイクルショップやフリマアプリを利用して処分する
シュレッダーは必要なくなってしまったけど、見た目も機能的にもまだまだ十分使える場合、フリマアプリやリサイクルショップなどで販売してみましょう。
回収業者に依頼する場合、出張費や引き取り費用がかかりますが、フリマアプリなどで売却できればお小遣いにもなり、実質的に無料で処分することができます。
売りに出す前に、シュレッダーが壊れているところがなく、きちんと機能しているかをチェックしておきましょう。壊れてしまっていては、買い取ってもらえないので注意が必要です。
また、説明書やコードなどの付属品もそろっていると、買い取り価格が上がるかもしれないので、揃えておくことをおすすめします。
リサイクルショップは、特に週末が混み合う傾向にあります。せっかく来店しても、査定に時間がかかる可能性があります。
持ち運ぶ負担や時間を有効に使いたいと感じる方は、フリマアプリを利用すると良いでしょう。
フリマアプリを利用する際の利益となる金額は、手数料を差し引いた金額なので、手数料がいくらかかるか事前に確認しておきましょう。
ちなみにネットオークションを利用する際は、販売手数料、会員費がかかることが一般的です。送料も出品者側が負担すればその分を差し引いた金額が利益となります。
シュレッダーを廃棄する際の注意点
シュレッダーを廃棄する際は、中に入っている紙を取り出して、紙は燃えるゴミに分別してください。これは、小型家電回収ボックスに持っていく際も同様です。
電池がアルカリマンガン乾電池の場合、必ず外して不燃ゴミとして分別しましょう。
付属しているコード類は、燃えないゴミに出すことも可能ですが、小型家電回収ボックスで回収してもらえることがあります。本体と一緒に処分できるので、手間が省けます。
フリマアプリでシュレッダーを処分するならメルカリがおすすめ
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メルカリに出店する際の経費としては、販売手数料が商品価格の10%と、売上金の振込手数料の200円がかかります。
売上金はメルペイという電子マネーとして使うことができます。
使わなくなったシュレッダーは廃棄せずメルカリに出品しよう
壊れていないシュレッダーは、廃棄するのではなく、フリマアプリでお小遣いに変えましょう。
少しでも高値でシュレッダーを手放したいなら、メルカリに出品することをおすすめします。古くても壊れていなければ、売れる可能性があります。
また自分で値段設定ができるので、リサイクルショップでの買取価格より、高い値段で売れる可能性があります。