家に保管してある植木鉢の処分方法に困っている方も多いでしょう。この記事では植木鉢の正しい処分方法について解説します。お得に手放せる方法もご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
植木鉢の処分方法
植木鉢の処分方法には、主に以下の4つの種類があります。
- 家庭ごみとして捨てる
- 粗大ごみとして捨てる
- 回収業者へ依頼する
- 花屋の回収サービスを利用する
それぞれ詳しく解説します。
家庭ごみとして捨てる
もっとも一般的な捨て方は、家庭ごみと同様に、可燃ごみや不燃ごみとして捨てる方法です。
陶器やプラスチックなど植木鉢の素材ごとに、ごみの分類区分が異なります。
例)
- 木製、プラスチック製:可燃ごみ
- ガラス鉢、金属製、陶器製:不燃ごみ
上記はあくまでも一例であり、ごみの分類区分は自治体ごとに定められています。お住いの地域のごみルールに従って捨てましょう。
なお、家庭ごみとして捨てる場合、費用はかかりません。手軽に無料で捨てられるのが大きなメリットです。
粗大ごみとして捨てる
一辺の長さが30cmを超えるような大きいサイズの植木鉢の場合、多くの自治体では粗大ごみに分類されます。
粗大ごみは、可燃ごみ・不燃ごみとは捨て方が異なります。
【粗大ごみの捨て方】
- インターネットか電話で粗大ごみ受付センターへ申し込みをする
- コンビニなどで指定金額のゴミ処理券を買う
- ゴミ処理券に必要事項を記入し植木鉢に貼り付ける
- 指定日に決められた場所へ植木鉢を持っていく
粗大ごみはゴミ処理券分の費用が必要です。自治体によって異なりますが、相場は300円~1,500円ほど。サイズによっても異なります。
もし、どうしても費用をかけずに処分したいという場合は、植木鉢を叩いて砕き、小さくして可燃ごみや不燃ごみで捨てることもできます。
ただし、陶器など硬い素材の場合はケガをする恐れもあるため、必ず軍手をして作業しましょう。大きな袋の中に植木鉢を入れて粉砕すれば、破片が飛び散ることを防げます。
回収業者へ依頼する
要らなくなった家具などを引き取る回収業者へ引き取ってもらうという手段もあります。インターネットや電話で予約ができ、比較的スピーディーに対応してもらえるのが嬉しいところ。
ただし費用は比較的高額になります。回収業者は「トラック1台で〇〇円」という料金設定のところが多いため、植木鉢1点のみの場合は割高になります。相場は1,500円~3,000円ほどです。
回収業者は、処分したい植木鉢が何個もある場合や、引っ越しなどのタイミングで他にも捨てたいものがある場合に向いている方法と言えます。
花屋の回収サービスを利用する
一部のお花屋さんでは、植木鉢の回収サービスを行っているところがあります。特に胡蝶蘭の植木鉢は、比較的多くの店舗で回収に対応しています。
費用は、店舗や植木鉢の種類によって異なりますが、相場は1,000円~2,000円です。
近所で回収サービスを行っている店舗がなければ使えない方法ですが、店舗があればすぐに引き取ってもらうことができ、回収業者よりも安く抑えられます。
土の処分はどうする?
植木鉢に土が入ったままの場合、土と植木鉢は分けて処分する必要があります。
植木鉢の処分方法は上記で解説しましたが、土はどのように処分したら良いのでしょうか?ここでは土の処分方法について解説します。
公園などに勝手に捨てるのはNG
はじめにお伝えしたいのが、公園やアパートの共用部分の植え込みなどに、土を捨ててはいけないということです。
自分で使った土を自宅以外の場所に捨てることは「不法投棄」と見なされ、厳しい罰則が科されることがあります。
土は下記でご紹介するような適切な方法で処分しましょう。
不燃ごみやホームセンターで処分
土の処分方法は自治体ごとに定められています。可燃ごみ、あるいは不燃ごみのどちらに分類されるのか、お住まいのごみルールを確認してから捨てましょう。
ただし一部の自治体では、土の回収を受け付けていないところがあります。その場合は、回収業者やお近くのホームセンターで、土の回収に対応しているところがないかチェックしてみましょう。
また植物が入ったままの植木鉢を処分したい場合、植物が枯れてなければ、植物ごとフリマアプリで売るという手段もあります。観葉植物はインテリアとして人気があるため、売れる可能性があります。
植木鉢は売ることもできる!
植木鉢のなかには意外と価値があるものがあり、捨てるのは勿体ないという場合も。捨てるには費用がかかるケースがありますが、植木鉢が売れればお金を得ることができます。
ここでは、どのような植木鉢に価値がつきやすいかについて解説します。
古いものは骨董品として価値があることも
古い陶器の植木鉢の中には、骨董品として価値がつくものがあります。
特に、底に刻印がある植木鉢、作者の名前が入っている植木鉢は、骨董品として扱われる可能性があります。
このような古い植木鉢であれば、一度鑑定士に見てもらうと良いでしょう。適切に価値を判断してもらうため、骨董品に詳しい専門家がいるところに依頼することをおすすめします。
デザイン性が高いものも需要がある
骨董品でなくても、デザイン性が高くおしゃれな植木鉢は需要があります。
変わったデザインの植木鉢や、アンティーク調のデザインは人気があり、ガーデン雑貨としてフリマアプリなどで実際に取引されています。
フリマアプリであれば自分で価格設定ができるため、意外と高値で売れる可能性があるでしょう。
植木鉢を売るならメルカリがおすすめ
植木鉢を売るなら、フリマアプリのなかでも「メルカリ」がおすすめです。
ここではメルカリを使うメリットを詳しくご紹介します。
利用者が多いから売れやすい
メルカリは日本最大のフリマアプリです。利用者数が多いため、他のフリマアプリを使うよりも、売れるチャンスが多いと言えます。
またメルカリは20代から60代以上と幅広い世代の方に利用されているのも特徴です。ガーデニングを楽しむ世代の方にも、あなたが出品した植木鉢を見つけてもらえるでしょう。
大きいサイズでも簡単に発送できる
大きいサイズの植木鉢の場合、売れても梱包や発送に困りそうと思っている方もいるかもしれません。メルカリでは、そのような大きなサイズの商品でも簡単に送れる「梱包・発送たのメル便」をご用意しています。
梱包・発送たのメル便とは、文字通り、梱包と発送をプロにお任せできる配送サービスです。出品者の指定日にスタッフが自宅まで伺い、商品を梱包します。そしてそのままトラックに積んで発送まで行います。
ヤマト運輸と連携したサービスなので、配送のプロであるヤマトのスタッフが、商品を安全に配送してくれます。
植木鉢は正しい方法で処分しよう
植木鉢を処分するには、自治体あるいは回収業者やお花屋で回収してもらう方法があります。
しかし、ただただ処分するのは勿体無いので、フリマアプリなどで売るのもおすすめです。古い陶器の植木鉢であれば骨董品として価値がついたり、おしゃれなデザインの植木鉢も人気があり売値がつくことがあります。
売れそうな植木鉢はぜひメルカリに出品してみてください。