雑貨販売を考えている方で、販売に必要な許可はあるのか気になっている方も多いでしょう。そこでここでは雑貨販売に必要な許可、雑貨販売にともない注意しなければならないことなどを解説します。不安を取り除いて安心して雑貨販売を始めてもらえると幸いです。
雑貨販売ならメルカリShopsがおすすめ
雑貨販売を始めるならメルカリShopsでネットショップを開くのがおすすめです。
メルカリShopsはスマホひとつでかんたんにネットショップを作成できるサービスです。個人の方でも、フリマアプリ「メルカリ」と同じような画面で、手軽に自分のショップで雑貨販売を始められます。
またフリマアプリ「メルカリ」は、月間2,000万人以上のお客さまがお買い物を楽しんでいるので、商品をかんたんにアピールできます。特別な集客活動をしなくても、はじめてすぐに売上を伸ばせる可能性が十分にあります。
たくさんのハンドメイド作家の方が出店中!
メルカリShopsでは、多くのハンドメイド作家の方が、雑貨やアクセサリー、洋服などさまざまなジャンルの商品を販売中です。
メルカリShopsならフリマアプリ「メルカリ」のお客さまが「メルカリの売上金があるから雑貨でも買おうかな」と、メルカリShopsのお店の中から雑貨を探してくれる可能性も十分に期待できます。
たくさんの雑貨やハンドメイド作品が販売・購入されているメルカリShopsで、雑貨の販売をぜひ始めてみましょう。
雑貨の販売に許可は必要?
ここからは雑貨販売に必要な許可について解説していきます。
雑貨の販売といっても、自分でいちから作った雑貨を売るのか、仕入れた雑貨を売るのかなどの違いがあります。どのような場合に許可申請が必要になってくるのか確認していきましょう。
ハンドメイド品を売るだけなら基本的に必要ない
自分でいちから作った雑貨を売る場合においては、原則として必要な許可はありません。例えば手芸店などで購入した材料を使って、自分で作った雑貨をネットショップで販売するという場合は、許可申請は必要なくかんたんに販売できます。
しかし一部のハンドメイド品や、自分で作ったものではなく仕入れたものを販売するときなどは、許可が必要な場合があります。次の章で許可が必要なケースについて解説します。
許可は必要なくても安全面に配慮して販売しよう
許可が必要となるケースについて確認する前に、どんな雑貨を販売するときでも注意が必要な事柄について解説しておきます。
原則として、ハンドメイド品を販売するときに許可は必要ありませんが、自分が作った商品を誰かに販売するときは、作る側としての責任を持って販売しなければなりません。
例えば、手作りのアクセサリーの金具の部分が不自然に飛び出していて、購入したお客さまがケガをしてしまったということにならないよう、安全面に十分に注意する必要があります。
実際、PL法(製造物責任法)という法律で「製品の欠陥によって被害を被った場合は製造業者に対して損害賠償を求めることができる」と定められています。これは事業者の方だけでなく、ハンドメイド品を繰り返し販売する個人の方にも適用されるケースがあります。
特別な許可が必要ないハンドメイド品の販売であっても、購入してくれたお客さまにケガをさせないよう、安全面にも配慮した作品を作るようにしましょう。
雑貨販売に許可等が必要なケース
雑貨販売に許可が必要となるケースについて解説します。
必要な許可をとらずに販売すると罰金を科せられることもあります。以下のケースに当てはまらないか確認し、必要な許可をとったうえで販売を開始しましょう。
アンティーク雑貨を売るとき
アンティーク雑貨のように一度人の手に渡ったもの(古物)を販売するときは、「古物商許可申請」が必要です。
「古物」には、すでに誰かが使用した中古品だけでなく、新品未開封であっても一度誰かの手に渡ったものも含まれます。例えば、フリマアプリ「メルカリ」で購入した新品の雑貨であっても、一度人の手に渡っているため、原則古物の扱いとなります。
上記のようなアンティーク雑貨を販売するときは「古物商許可申請」を行いましょう。
【古物商許可申請の取り方】
まず営業を行う場所を管轄する警察署に電話予約をして、申請に必要な用紙一式を受け取ります。次に住民票など必要な書類を集め、申請書を記入します。
すべての書類の準備ができたら警察署へ提出しましょう。提出後30日から40日前後で許可の通知が届きます。
書類の準備や提出後に実際に許可が下りるまでは時間がかかるため、早目に申請しておきましょう。また、申請に不安のある方は行政書士などの専門家に依頼することもできます。
中古の材料を使うとき
ハンドメイド品であっても中古品の材料を使う場合は、アンティーク雑貨と同じく「古物商許可申請」が必要です。
先述した通り、新品で購入した材料から雑貨を作るときは、基本的に許可は必要ありません。しかし、例えば材料の一部に中古で仕入れたアンティークの飾りを入れる場合には「古物商許可申請」が必要となります。
古物に該当するものを材料として使わないようにするか、使う可能性がある場合は「古物商許可申請」を行いましょう。
【古物商許可申請の取り方】
「アンティーク雑貨を売るとき」の章で解説しています。
輸入した雑貨を売るとき
海外から輸入した雑貨は、「自分で直接海外のお店から仕入れる場合」と「他の人が海外から買い付けた商品を仕入れる場合」に分けられます。
「自分で直接海外のお店から仕入れる場合」は基本的に許可は必要ありません。海外から仕入れたものが古物であっても、海外での取引は古物商についての法律が適用されないため、古物商許可申請も不要です。
一方、「他の人が海外から買い付けた商品を仕入れる場合」は「古物商許可申請」が必要です。海外から商品を買い付けた人や輸入業者が日本国内にいれば、古物商の法律が適用されます。
海外から輸入した雑貨を売る場合は、上記のどちらに該当するか確認し、必要な場合は申請を行いましょう。
【古物商許可申請の取り方】
「アンティーク雑貨を売るとき」の章で解説しています。
ハンドメイドの洋服を売るとき
上記でご紹介したケースと違い、ハンドメイドの洋服(※材料が古物に含まれない場合)の販売は許可申請は不要ですが、「家庭用品品質表示表」に基づいた表示が義務付けられています。
「家庭用品品質表示表」に基づいた表示とは、洋服に使用されている繊維とその割合、洗濯方法、さらに表示者名とその連絡先などを指します。
自分で作った洋服についても、市販の洋服のタグのように、上記情報の記載が必要となります。ハンドメイドの洋服を販売するときは、「家庭用品品質表示表」に基づいた表示を忘れないようにしましょう。
実店舗で雑貨を販売するときに必要な許可は?
実店舗で雑貨販売を行うときは、雑貨以外の商品を提供する場合もあるでしょう。その場合は提供する商品に応じた許可が必要となります。
ここでは実店舗での雑貨販売で必要になりやすい許可について解説していきます。
カフェと併設するなら「飲食店営業許可」が必要
雑貨販売とカフェ運営は相性が良く、カフェの併設を考えている方も多いと思います。雑貨販売だけでなくカフェを併設する場合は「飲食店営業許可」が必要です。
「飲食店営業許可」の申請には、食品衛生責任者の資格を持った人がいること、店舗設備が要件を満たしていることなどが必要になります。
カフェを併設するために必要な「飲食店営業許可」の申請要件は、お店の内装に関わってくるため、内装の着工前に申請しておきましょう。
【飲食店営業許可の取り方】
まず飲食店営業許可を申請するには、食品衛生責任者の設置が必要です。食品衛生責任者の資格は、食品衛生協会が実施している講習を受けることで取得できます。資格保有者がいない場合は、受講しておきましょう。
次に店舗設備を申請要件を満たすようにする必要があります。検査基準は業種や地区ごとで異なるため、あらかじめ管轄の保健所に相談しておきましょう。図面を持って設計士と一緒に保健所へ同行できるとスムーズです。
店舗の図面が完成したら、食品衛生責任者の証明書や申請書と一緒に、保健所へ提出します。その後、保健所の担当者による検査があり、クリアできれば「飲食店営業許可」が取得できます。
手作りのお菓子なども提供するなら「菓子製造業許可」が必要
パン屋やお菓子などを雑貨と一緒に販売する場合は「菓子製造業許可」が必要です。
「菓子製造業許可」も食品を扱うため、食品衛生責任者の設置や、基準を満たした店内設備が必要となってきます。
さらに、パンやお菓子を持ち帰り用として販売するだけでなく、店内で飲食もできるようにする場合は、上記でご紹介したカフェと同じような扱いになるため、「飲食店営業許可」もあわせて必要です。
【菓子製造業許可の取り方】
「飲食店営業許可」と同様、食品衛生責任者の設置が必要なため、資格保有者がいない場合は、あらかじめ食品衛生責任者の講習会を受講して資格をとっておきましょう。
次に店舗設備が基準をクリアしているか確認する必要があります。実際の着工前に、図面を持って管轄の保健所へ相談しておきましょう。
図面に問題がなければ、保健所に申請書類や必要書類を提出します。その後、施設検査を受けてクリアできれば、営業許可書を受け取ることができます。
雑貨販売はネットショップがおすすめ!
雑貨を販売するなら、中古品の取り扱いなどに注意すれば、簡単に始められるネットショップを活用するのがおすすめです。雑貨販売にネットショップをおすすめする理由は、以下の3つです。
- 初期費用を抑えて始められる
- 販路を拡大できる
- 営業時間に縛られない
それぞれについて見ていきましょう。
初期費用を抑えて始められる
実店舗で雑貨を販売する場合、店舗を借りる際の初期費用や毎月の家賃、店舗改装費、水道・光熱費などがかかります。さらに、お店で販売する雑貨の仕入在庫費や消耗品費などの経費も必要になり、スタッフを雇えば人件費もかかるでしょう。
お店をオープンさせる前に、ある程度まとまった金額がないと、お店を持つことはできません。
一方、ネットショップの場合は、インターネット利用料とネットショップにかかる初期費用、月額利用料、仕入れ在庫費があれば始められます。実店舗に比べると、コストを抑えられるので、低資金でも始められるのがメリットです。
またネットショップ作成サービスによっては、ネットショップ運営に必要な様々な機能が揃っていて、初期費用や月額料金が無料のサービスもあります。それらのサービスを利用すれば、さらに初期費用を抑えてネットショップが始められます。
販路を拡大できる
ネットショップの場合、ネット上で商品を販売できるため、全国のお客さまにアピールできます。また日本国内に限らず、海外に向けて発信できることも可能なので、販路を拡大することができます。
実店舗と違い、販売できるエリアが限定されないため、より多くのお客さまにアプローチでき、売上を大きく伸ばせる可能性が高いです。
営業時間に縛られない
ネットショップは、営業時間に縛られることなく、いつでも商品が販売できるのがメリットです。お客さまは店に来店する必要がないので、24時間いつでも好きなタイミングで、ショップにアクセスして、商品を購入できます。
またネットショップは対面での接客がないため、スタッフが常にショップにいなければいけないという状況を作る必要がありません。
雑貨販売をネットショップでするならメルカリShopsがおすすめ!
特にネットショップがはじめてという方は、手軽に雑貨販売のネットショップが開業・運営できるメルカリShopsをおすすめします。
メルカリShopsには、出店者にとって嬉しいメリットがあるのですが、その中でも特に魅力的なのが、以下の6点です。
- たったの6ステップで申し込み完了!スマホひとつでかんたんにショップ運営できる
- 初期費用・月額固定費がゼロだからリスクが少ない
- 集客しやすい!フリマアプリ「メルカリ」でお買い物を楽しむお客さまに商品をアピールできる
- EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
- 「らくらくメルカリ便」を利用すれば送料が全国一律になる
- 売れやすくなる機能やサービスが充実している
それぞれ詳しくご紹介します。
たったの6ステップで申し込み完了!スマホひとつでかんたんにショップ運営できる
メルカリShopsはネットショップの開設も運営もスマホひとつでかんたんに行えます。フリマアプリ「メルカリ」と同じような画面で操作しやすく、初心者の方やパソコンの操作が不安な方でもかんたんにショップ運営が始められます。
ショップ開設は、フリマアプリ「メルカリ」の登録をすでに完了している人なら、最短3分でお申し込みが可能です。以下を参考にぜひショップ開設を行ってみましょう。
【ショップ開設申し込み方法】
- 個人/個人事業主/法人から事業種別を選択する
- 販売する商品情報を設定する
- 各規約に同意する
- 事業者情報を入力する
- ショップ情報を入力する
- 銀行口座情報を入力する
上記の6ステップで、ショップ開設の申し込みは完了します。申し込みしていただいたら、即日から2営業日以内に審査結果をメールでお知らせいたします。
初期費用・月額固定費がゼロだからリスクが少ない
メルカリShopsでは初期費用と月額固定費がかかりません。そのため、実店舗を構えるときのようなまとまった初期投資は必要なく、リスクを抑えてショップ販売を始められます。
メルカリShopsで必要となる費用は、販売手数料と振込手数料の2種類のみ。販売手数料は商品が売れた後に売上金額から差し引かれ、振込手数料は売上金の振込申請の際に差し引かれる形なので、商品が売れるまでの手数料は一切かからない仕様となっています。
スタート資金がないという方でも気軽に、かつコストを抑えてネットショップ運営に挑戦することができます。
集客しやすい!フリマアプリ「メルカリ」でお買い物を楽しむお客さまに商品をアピールできる
ネットショップを開いても、数ある雑貨店のなかで自分のショップをお客さまに見に来てもらえるか不安という方もいるでしょう。
しかしメルカリShopsなら、月間2,000万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」の中にショップを開けるため、集客の心配は不要です。商品登録を行えば、フリマアプリ「メルカリ」を利用するたくさんのお客さまに向けて商品をアピールできます。
ハンドメイドの作品なら、集客に時間をかけなくてよいため、作品制作に集中することもできるでしょう。
EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
メルカリShopsは手軽に始めながら、本業として事業を営んでいける収入も得ることができます。実際メルカリShopsではじめてネットショップを開いた方のなかには、初月の月商が1,000万円超を達成した方もいらっしゃいました。
将来的に雑貨販売を本業にしてみたいと考えている人も、ぜひメルカリShopsでネットショップ販売を始めてみましょう。
「らくらくメルカリ便」を利用すれば送料が全国一律になる
メルカリShopsでは、売れた商品をお客さまのもとに届ける際に、サイズ別で全国一律送料の「らくらくメルカリ便」が利用できます。
配送するエリアに関わらず、送料が変わらないので、コストを抑えられるだけでなく、送料を気にすることなく販売価格が決められるので手間がかかりません。
また送料以外にも、「らくらくメルカリ便」には、以下のようなメリットもあります。
【「らくらくメルカリ便」を利用するメリット】
- 宛名書きと送料の支払いがいらない
- 対応サイズが幅広い
- 匿名配送に対応している
- アプリでかんたんに配送状況が確認できる
- 配送中に万が一トラブルが発生しても保障してくれる「あんしん配送サポート」付き
「らくらくメルカリ便」の利用は、売上から自動的に送料が差し引かれるため、発送時に料金を支払う必要がありません。メルカリShopsで売れた雑貨を配送する際は、上手に活用することで配送料を抑えられます。
売れやすくなる機能やサービスが充実している
メルカリShopsでは、ネットショップ運営に役立つ機能や、売れやすくなる機能が充実しています。その中でも、売れやすくなる機能としておすすめしたいのが、「タイムセール機能」と「フォロー機能」、「通知機能」です。
「タイムセール機能」では、期間限定で特定の商品を割引価格で販売できます。売り出したい商品を、セール価格でお客さまに提供していただけます。タイムセール機能を設定することで、商品画面や詳細画面にラベルが表示されたり、「タイムセール商品一覧ページ」に表示されたりします。
またフォロー機能では、お客さまが気に入った商品を「いいね!」で管理できたり、お気に入りの出店者をフォローできます。出店者側は「通知機能」が利用でき、フォローしていただいたお客さまに向けて、ショップや商品の最新情報などを発信できます。
「タイムセール機能」や「通知機能」は、新規のお客さまを獲得できたり、リピーターをきっかけになる便利な機能なので、積極的に活用してみてください。
メルカリShopsで気軽に雑貨販売をはじめてみよう
自分でいちから作った雑貨を販売する場合、基本的に許可は必要ありません。しかしアンティーク雑貨など中古品を販売する場合や、中古品の材料で作った雑貨を販売する場合は「古物商許可申請」が必要です。必要な許可申請を行ったうえで雑貨販売を始めましょう。
雑貨販売ならメルカリShopsでネットショップを開くのがおすすめです。はじめての人でもスマホから手軽に運営でき、初期投資をできるだけ抑えることができます。本格的な収入も狙っていけるメルカリShopsでぜひ雑貨販売を始めてみましょう。
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メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
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ショップ開設申請時に準備するもの
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※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
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