手持ちのVRゴーグルを手放したい場合、適切に廃棄するにはどのようにすれば良いのでしょうか。VRゴーグルの捨て方、さらにお得に手放す方法についてまとめました。
VRゴーグルを処分する前に
VRゴーグルは、元の価格が非常に高いため、中古品としての需要が存在します。
そのため、まだ使えるようであれば売りに出すのがおすすめです。
もちろん、故障したことで動かなくなっている場合は廃棄処分、下取りに出して買い替える予定があるのであれば、それが可能な店舗への持ち込みが必要となります。
VRゴーグルを廃棄処分する方法
故障しているなど、使えなくなったVRゴーグルを廃棄処分したい場合、使われている素材の種類を確認し、廃棄方法を区別していきます。
燃えないゴミ
充電式のVRゴーグルであれば、燃えないゴミで回収できることが多いです。
具体的には、スマホをVRゴーグル内に入れて使用するスマホ連動型ゴーグルであれば、充電池を使用していないものが大半のはずですので、そのままプラスチックと金属などの複合体として廃棄が可能です。
小型家電回収
自治体によっては、小型家電の回収事業を行っているケースがあります。
PC連動型や独立型、ゲーム機連動型などの場合は、内部に充電池や電気部品が含まれますので、これらのVRゴーグルは小型家電の回収対象となります。
小型家電回収を実施している自治体であれば、回収拠点に持ち込めば無料で廃棄可能です。
こうした回収事業を行っていない自治体の場合、バッテリーが含まれるものと含まれないもので処分方法が異なります。
バッテリーが含まれるかどうかを確認したうえで、自治体のゴミ出し規則に則って廃棄しましょう。
家電量販店等での廃棄
自治体が主導して行っている小型家電回収のほかに、家電量販店などで小型家電を回収しているケースがあります。
また、新しいVRゴーグルを買うのであれば、下取りができるケースもあります。
これらに対応しているかどうかは家電量販店次第なので、近所のお店の対応を確認してみましょう。
まだ使えるVRゴーグルはメルカリで売ってみよう
まだ使えるVRゴーグルであれば、廃棄とせずに、中古品としてメルカリで売ってみましょう。
メルカリがおすすめの理由
売りに出す先としてメルカリをおすすめする理由は、大きく3点あります。
一つ目は、気軽に中古品が売れるという点です。
メルカリは中古品を売買するオンラインフリマアプリであり、1人に対して1つのアカウントのみが利用可能です。
購入用で作っているアカウントでそのまま出品が可能なので、複数のアカウントを管理する必要がありません。
また、メルカリでの出品・購入の経験がない場合でも、アカウントはスマホから簡単に作成できます。
具体的なアカウントの作成方法については、下記を参考にしてください。
ニつ目に、納得できる価格で売れやすいという点です。
メルカリでは、出品者が自身で値段を設定して出品できます。
また、購入希望者から値下げ交渉がある場合でも、双方のやり取りで価格を決定するため、希望額を下回る希望者には売らないといった対応も可能です。
三つ目は、メルカリはオンラインフリマの中でもユーザー数が多く、さまざまな需要が集まっているという点です。
ユーザー数が多いため、VRゴーグルを求めているユーザーも増えやすくなります。
また、VRゴーグルに興味がなかったユーザーも「これくらいの価格なら試してみるか」と買ってくれる可能性が高まります。
メルカリで売るときに気を付けたいことは
メルカリでVRゴーグルを売るときには、いくつかの注意点があります。
大前提として、まだ使えるアイテムである必要があります。
作動しないジャンク品も絶対に売れないとは言えませんが、VRゴーグルの需要は、基本的に「VRで遊びたい・楽しみたい」というところにあります。
より確実に買ってもらいたいなら、まだ使えるものを売りに出しましょう。
説明書やケーブルなどの付属品が一式そろっていることも重要です。
USB Type-C同士のコネクタなど、代替可能なケーブルの場合は「付属品なし」でも売れる可能性は高まりますが、充電やPCとの接続に専用ケーブルが必要な場合は、これらのアイテムも必須です。
傷や拭いても取れない汚れなど、商品価値が下がるようなポイントがあるかどうかも確認しましょう。もしそうしたネガティブなポイントがある場合は、事前に購入希望者に提示して、了解してもらう必要があります。
また、使用した感想について、良い点と悪い点の両方を説明できると、なお売れやすくなります。
購入希望者には実際の使用感が分かりませんので、丁寧に解説するようにしましょう。
他にも、サムネイルになる写真は特に見栄えよく撮影したり、価格をメルカリ内における同様商品の相場程度に設定したりといったことも、売れやすくするためには重要となります。
壊れたVRゴーグルは適切に廃棄を
バッテリー非内蔵型・電気部品不使用のVRゴーグルであれば、燃えないゴミにそのまま廃棄するのが良いでしょう。
一方、バッテリー内蔵型のVRゴーグルを不適切に処分してしまうと、火災や爆発といった事故につながりかねません。必ず、自治体の指示に沿った廃棄処理を行うようにしましょう。
まだ使えるものは、メルカリに出品してみることをおすすめします。想像以上に高値で売れることもあるため、メルカリも使用したことが無い方も、ぜひチャレンジしてみてください。