「学生でもクレジットカードを持てるの?」「収入がなくても審査は通過できるの?」と悩んでいる学生の方へ。この記事では、学生がクレジットカードを作る場合の審査や利用限度額、カード選びのポイントなどを解説します。学生におすすめの「メルカード」もご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。
学生でもクレジットカードは作れる?
ネットショッピングや街のお店でのお買い物を手軽に済ませられる便利なクレジットカード。
現金を持ち歩く必要のないスマートなカードライフに憧れてはいるものの、「そもそも学生でもクレジットカードを持てるの?」と疑問に思っている方も多いでしょう。
結論から言えば、学生でもクレジットカードは問題なく作れます。
18歳以上なら学生でもクレジットカードを持てる
クレジットカードは安定収入のある社会人が持っているイメージがあるかもしれません。実は、成人の年齢が変わったことにより学生でも18歳以上なら親権者の同意なしでクレジットカードを作成できるようになりました。
申し込みをして審査を通過すれば、クレジットカードが発行されます。
ただし、高校生の場合は、18歳以上であってもクレジットカードを作れない場合が多いので注意しましょう。
学生でも作れるクレジットカードには、次の3種類があります。
- 学生向けカード:学生限定のクレジットカード
- 若年者向けカード:「18~39歳まで」など年齢制限が設けられたクレジットカード
- 一般カード:18歳以上であれば誰でも申し込めるクレジットカード(高校生を除く)
大学生のクレジットカード所有率は約60%
実際にクレジットカードを持っている学生はどのくらいいるのでしょうか?
一般社団法人 日本クレジット協会の調査によると、大学生のうち約60%がクレジットカードを所有所持していることが分かりました。
さらに、クレジットカードを所有所持する学生のうち約80%は、自分名義のクレジットカードを持っていることも示されています。
半数以上の大学生が、便利なクレジットカードライフをすでにスタートさせています。
クレジットカードを作ろうか迷っているなら、この機会にぜひ1枚作ってみてはいかがでしょうか?
出典:「大学生に対するクレジットカードに関するアンケート(令和元年度)」結果報告書|一般社団法人日本クレジット協会
学生でも審査は通る?
クレジットカードを作る際には、カード会社の審査を通過する必要があります。
「審査に通るのか不安」という学生の方も多いかもしれませんが、学生でもクレジットカードの審査は通過できます。
学生で収入なしの場合でも審査は通過できる
クレジットカードの審査基準はカード会社によって異なりますが、各社とも重点的にチェックするのが「属性情報」と「信用情報」です。
- ・属性情報とは
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申し込み者の支払い能力を推察するための情報です。
例えば、会社員であれば勤め先や勤続年数、役職、年収などの情報が対象となります。その他にも、家族構成や住居形態(持ち家/賃貸)なども属性情報に含まれます。
学生の場合は、会社人のように安定した収入がありませんが、収入以外にもさまざまな情報を総合的に判断するため、収入がない学生でも審査を通過することは可能です。
- ・信用情報とは
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クレジットカードの利用履歴や金融機関からの借り入れ状況などが該当します。
携帯電話料金の滞納などがある場合は審査に通らない可能性もあるため注意しましょう。
審査に落ちるのはどんなケース?
学生がクレジットカードの審査に落ちる原因としては、信用情報等のほかにも次のようなことが挙げられます。
- 20歳以下は申し込み不可のカードだった
- 学生が申し込めないカードに申し込んでいた
- 申し込み内容に不備があった
まずは、申し込みたいクレジットカードが学生を対象にしているかどうか、自分がカードの年齢制限に引っかからないかどうかを、あらかじめしっかりチェックしましょう。
学生向けカードの利用限度額はどれくらい?
学生向けカードは一般カードより利用限度額が低く設定されることが多いです。
一般カードの限度額は10万~100万円程度なのに対して、学生向けカードの限度額は5万円~30万円程度が目安となります。
クレジットカードを初めて持つ学生の場合、カードの利用実績がなく信用度を図るのが難しいため、一般カードよりも限度額が低く設定されます。
そのため、学生の場合はクレジットカードでそこまで高額な買い物はできないケースが多いことは留意しておきましょう。
ただし、限度額が低い分、使いすぎ防止には役立ちます。
学生向けクレジットカードの作り方
学生向けクレジットカードを作る際の一般的な手順をご紹介します。
- ①申し込み時に必要な書類と銀行口座を用意する
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クレジットカードを申し込む際には、本人確認書類と自分名義の銀行口座が必要です。
必要書類はカード会社によって異なるのであらかじめ確認しておきましょう。
※本人確認書類の例:運転免許証・マイナンバーカード・パスポートなど
- ②オンライン/店頭/郵送で申し込む
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必要書類と口座の準備ができたら、オンライン・店頭・郵送のいずれかの方法で申し込みましょう。
申し込みの際には、氏名・年齢・住所・電話番号・メールアドレスなどの個人情報の他、学生の場合は学校名や学年、卒業予定年月の記入が必要です。
また、学生向けカードを申し込む場合は、学生証のコピーの提出を求められることもあります。
- ③審査を通過したらカードが発行される
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申し込み後、カード会社の審査を通過すればクレジットカードが発行されます。
カードによっては、審査が数分程度で完了するものもあります。
手元にクレジットカードが届くまでの期間は1~3週間程度が目安。申込者本人でないと受け取れない場合もあるので注意しましょう。
クレジットカードを受け取ったら、刻印されている氏名が正しいか確認しましょう。
学生がクレジットカードを作るメリット
学生がクレジットカードを作るメリットには次の5つがあります。
- キャッシュレス決済で手軽に買い物できる
- 生活費などの支払いでおトクにポイントが貯まる
- お金を管理する習慣が身に付く
- 海外旅行や留学の際に便利
- 学生生活における急な出費にも対応できる
キャッシュレス決済で手軽に買い物できる
街のお店で買い物をする際、クレジットカードがあれば、キャッシュレス決済でスピーディーに支払いを済ませられます。
ネットショッピングでもクレジットカード決済を利用できるようになるため、ネットでの買い物をより手軽に楽しめるのも◎。
普段の支払いをクレジットカード中心にすれば、持ち歩く現金は必要最小限で済むので、外出時の手荷物を減らせるメリットもあります。
生活費などの支払いでおトクにポイントが貯まる
クレジットカードは利用した金額に応じてポイントが還元されるのも、現金にはない大きなメリットです。
一人暮らしの学生なら、毎月支払う家賃や公共料金などの生活費をクレジットカード払いにすると、ポイントを効率良く貯められるのでおすすめです。
還元されたポイントはギフトカードや他のポイントに交換できるほか、電子マネーにチャージしたり、カードの支払いに充てたりできる場合もあります。
お金を管理する習慣が身に付く
支払い方法に関わらず、お金の使いすぎを防ぐためには、何にどれくらい使ったのかをきちんと把握しておく必要があります。
クレジットカードの場合、現金と違って利用履歴が残るので、いつどのような支出をしたのか把握しやすいのが嬉しいポイント。
カードの利用履歴は専用のアプリやWebサイトで簡単にチェックできる場合が多いため、支出管理の習慣を無理なく身に付けられます。
また、クレジットカードは支払い日が決まっているため、お金を計画的に使う習慣が身に付くのもメリットです。
海外旅行や留学の際に便利
友達との海外旅行やゼミの海外研修、留学、卒業旅行など、在学中に海外に行く機会がある場合もあるでしょう。
アジア・欧米などの多くの国ではクレジットカード払いが主流のため、カードを1枚持っておくと滞在中のお買い物をスムーズに済ませられます。
海外での支払いをクレジットカード中心にすれば、多額の現金を持ち歩く必要がなくなるので、スリなどの被害にあうリスクも減らせます。
学生生活における急な出費にも対応できる
サークルや友人同士の集まりでの飲食代、テキストや参考書などの学用品の購入など、学生生活では急な出費が発生することもあります。
クレジットカードがあれば、必要な現金が手元になくてもお買い物できるので安心です。
学生がクレジットカードを持つ際の注意点
学生生活に役立つさまざまなメリットがあるクレジットカードですが、学生の場合は次の2点に注意する必要があります。
使いすぎには気を付ける必要がある
手元に現金がなくても買い物ができることがクレジットカードのメリットですが、その反面、使いすぎには気を付ける必要があります。
クレジットカードの支払いを滞納してしまうと、信用情報が傷つく恐れがあるので注意しなければなりません。
クレジットカードサービスは、お客さまの信用に関する情報(支払い能力、支払い意思等)に基づいて商品を後払いで購入できるようにしたり、キャッシング枠の利用がある場合にはお金を貸し付ける信用サービスです。万が一、信用情報に傷が付けば、アパートやマンションを借りる際や、将来的に車や家を購入する際のローン審査に落ちてしまう可能性があります。
リボ払いやキャッシングを利用する際は手数料・金利に注意
クレジットカードによっては、利用金額を分けて支払う「リボ払い」や「分割払い」、現金を借入できる「キャッシング機能」を利用できる場合があります。
生活資金が足りないときなどに便利なサービスですが、いずれも利用する際には手数料・金利がかかるので注意しましょう。
リボ払いやキャッシングでは、手数料や金利が発生する分、実際に使った(借入した)金額よりも総支払額が多くなります。
安定収入のない学生の場合、リボ払いやキャッシングを利用しすぎると返済困難に陥る恐れがあるため注意が必要です。
学生がクレジットカードを選ぶ際のポイント
学生がクレジットカードを選ぶ際には、次の3つのポイントをチェックしましょう。
- 年会費
- ポイント還元率
- 管理の手軽さ
年会費:学生なら無料のカードがおすすめ
クレジットカードには年会費が有料のものと無料のものがありますが、安定収入のない学生の場合は、維持費がかからない年会費無料のカードがおすすめです。
なお、年会費無料のパターンには「永年無料」「初年度無料」「条件付き無料」の3種類があります。
【年会費無料の3つのパターン】
- ・永年無料
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申し込みから解約まで年会費が一切かからないパターン。
- ・初年度無料
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初年度のみ年会費が無料で、翌年度以降は年会費が発生するパターン。
- ・条件付き無料
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クレジットカードの利用回数や利用金額などの条件を満たした場合に年会費が無料になるパターン。
アルバイトをしていなくて収入がない場合や、カードの利用頻度がそこまで多くない場合は、年会費が永年無料のクレジットカードを選んでおくと安心です。
還元率:おトクにポイントを貯めるなら高還元率が◎
クレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率もしっかりチェックしておきたいところです。
ポイント還元率はお店やサービスによっても異なります。
おトクにポイントを貯めるには、自分が普段よく利用するお店・サービスでの還元率が高いクレジットカードを選びましょう。
一般的には1.0%以上が高還元率のカードといわれているので、クレジットカードを選ぶ際の目安にしてみてください。
管理の手軽さ:使いすぎ防止にも役立つ重要ポイント
クレジットカード初心者の学生なら、利用履歴がアプリで手軽にチェックできるなど、簡単に管理できるカードがおすすめです。
いつ・どこで・どれだけ使ったかを把握しやすいので、金銭管理の習慣が身に付くだけでなく、使いすぎの防止にも役立ちます。
クレジットカード初心者の学生にはメルカードがおすすめ!
クレジットカードを初めて作る学生の場合、どのカードを選べば良いのか迷ってしまうことも多いですよね。
ここからは、クレジットカード初心者の学生にもおすすめのクレジットカード「メルカード」の特徴と魅力をご紹介します。
株式会社メルペイが提供するメルカードは、全てのお客さまへの提供開始から1年足らずで発行枚数が200万枚を突破した(2023年11月時点)、今話題のクレジットカードです。
カードブランドはJCBで、国内外約4,600万ヶ所(2023年9月末時点)のJCB加盟店で利用できます。
普段からメルカリをよく利用する方ほどおトクに使えるメルカード。その魅力をもう少し深堀りしてみましょう。
メルカードのメリットとは?学生に嬉しい6つの魅力
メルカードが学生におすすめな理由としては、次の6つが挙げられます。
- 年会費が永年無料
- ポイント還元率は1.0~4.0%
- カードの管理がメルカリアプリで完結する
- 支払い方法・支払い日を柔軟に選べる
- スタイリッシュなナンバーレスデザイン
- メルカリアプリから簡単に申し込める
年会費が永年無料
メルカードの年会費は永年無料です。利用回数や利用金額、利用年数などに関わらず、年会費は一切かかりません。
「安定した収入がなくて心配」という学生の方も、「クレジットカードはそこまで使わないかもしれないけど、とりあえず1枚持っておきたい」という方も、安心して気軽にお申し込みいただけます。
ポイント還元率は1.0~4.0%
ポイント還元率の高さはメルカードの大きな魅力です。
メルカリでの商品購入に利用する場合は1.0~4.0%、メルカリ以外でのお買い物に利用する場合は常時1.0%のポイント還元が受けられます。
加えて、毎月8日は当初の還元率に8%(上限300ポイント)が加算されるため、さらにおトクにお買い物を楽しんでいただけます。
ポイント還元率は、メルカリやメルペイの利用実績に応じて変動するので、メルカリをよく利用する方ほど還元率のメリットを受けやすいのが特徴です。
メルカリでの取引や普段のショッピングを楽しみながら、ぜひ還元率アップを目指してみてください。
ポイント還元については以下のガイドもご確認ください。
カードの管理がメルカリアプリで完結する
利用明細の確認や支払い管理などがすべてメルカリアプリで完結するのも、メルカードのメリットです。
メルカリアプリから過去の利用履歴を簡単にチェックできるので、毎月の支出をきちんと管理するのに役立ちます。
また、メルカードを使ったらすぐに利用通知が届くため、支払い状況をリアルタイムに把握したい方にもおすすめです。
「使いすぎを防ぐためにも、お金の管理はしっかりしたい」という学生の方はぜひご検討ください。
支払い方法・支払い日を柔軟に選べる
支払い方法や支払い日を柔軟に選べるのも、メルカードの注目すべきポイントです。
基本的に、クレジットカードの支払い方法は、設定された支払い日に自動で利用金額が引き落とされるのが一般的です。
一方で、メルカードの場合は、次の3種類からニーズに合わせて支払い方法を選択できます。
【メルカードの支払い方法】
- ①自動引き落とし
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翌月1日から末日までの間で、6日・11日・16日・21日・26日のいずれかの日を選択し支払う方法。
- ②ATM支払い
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コンビニや銀行のATMから支払う方法。※コンビニ/ATMでの支払い時、清算時手数料 (¥220~¥880) がかかります。
- ③メルカリの売上金を充当
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メルカリの売上金(メルペイ残高)を使って好きなタイミングで支払う方法。
メルカリの売上金が入ったタイミングで支払ったり、給料日に合わせて支払ったりと、それぞれのライフスタイルやニーズに合わせた支払いスケジュールを立てられるのがメリットです。
また、一括払いから定額払いへの変更も可能です。
- 定額払いの場合、手数料がかかります
- メルカードにはキャッシング機能はございません
スタイリッシュなナンバーレスデザイン
メルカードは、券面にカード番号や有効期限などの記載がない、スタイリッシュなナンバーレスデザインを採用しています。
カード情報はメルカリアプリで管理するため、不正利用のリスクが少なくセキュリティ面も安心です。
メルカリアプリから簡単に申し込める
メルカードは、本人確認(※1)が完了していれば、メルカリアプリから最短1分(※2)でお申し込みが可能です。
すでにメルカリアプリで本人確認が済んでいる場合、改めて必要書類などを用意していただく必要はありません。
- 1:メルカードのお申し込みには、アプリでかんたん本人確認およびメルペイの定額払いへのお申し込み、審査が必要です
- 2: 弊社所定の本人確認手続きがお済みのお客さまが、入会のお手続きを開始してからお申し込み手続が完了するまでに要する時間の目安です
メルカードの申し込み方法
メルカードを申し込む前に、次の2つの条件を満たしていることを確認しましょう。
【メルカードのお申し込みに必要な条件】
- アプリでかんたん本人確認が完了していること
- メルペイの定額払いの申し込み、および審査が完了していること
- 上記がお済みでない場合は、メルカードと同時に申し込むこともできます
メルカードの申し込み手順は次の通りです。
【メルカードの申し込み方法】
- メルカリアプリの支払い画面を開き、メルカード券面に表示されている「申し込む」をタップする
- 利用規約などを確認し、同意する
- 申し込みに必要な情報を入力し、パスコードを設定したら申し込み完了※SMS認証や、パスコードの設定・入力が必要な場合があります
申し込みが完了したら、1~2日ほどで審査結果が届きます。審査通過後は約4~7日でメルカードをお手元にお届けします。
メルカードは、審査完了後からメルカリ・メルカリshops・ネットショップでのお買い物に利用可能です。
街のお店で利用する場合は、カードがお手元に届いた後、簡単な初期設定を行っていただく必要があります。
初期設定の方法については下記の記事もあわせてご参照ください。
・参照:メルカードの初期設定とは。簡単な設定方法とエラーになる場合の対処法を解説
メルカードを作ってキャンパスライフをおトクに楽しもう!
街のお店でもネットショッピングでも、キャッシュレスで支払いを手軽に済ませられるのが魅力のクレジットカード。
貯めたポイントをカードの支払いに充てて生活費を節約したり、海外旅行や留学の際に役立ったりと、学生のうちにクレジットカードを作ることにはさまざまなメリットがあります。
ポイント還元率が高く、メルカリアプリで簡単に管理できるメルカードは、クレジットカード初心者の学生におすすめのクレジットカードです。
年会費も永年無料で収入のない学生でも安心して持てるので、この機会にぜひ申し込みを検討してみてはいかがでしょうか?
便利でおトクなメルカードを活用して、キャンパスライフをさらに充実させましょう!