使用頻度が少ないプリンターを処分したい方へ。今回はプリンターの捨て方と費用についてご紹介します。おすすめの手放し方もあわせて解説するので、自分の納得のいく捨て方を見つけてください。
プリンターの捨て方と処分費用
プリンターの処分方法は、主に5つあります。それぞれ捨て方や費用が異なるので、以下を参考にしながら処分方法を選びましょう。
小型家電としてリサイクル
壊れて使えなくなったプリンターの捨て方として国が推奨しているのが、小型家電をリサイクル回収に出す方法です。
小型家電のリサイクルとは、家電リサイクル法に該当する製品(テレビ、冷蔵庫、冷凍庫、エアコン、洗濯機、乾燥機)を除く、ほぼすべての家電を対象にしているリサイクル法のことを指します。
この小型家電リサイクルは国が認定した業者(認定事業者)が回収を行い、それを処理することでレアメタルや貴金属などの有用な資源を再利用します。
自治体が設置している回収ボックスは大きさに制限があるので、プリンターの場合は国からの認定をうけた小売店や家電量販店などを利用すると良いでしょう。
また、小型家電リサイクルを利用してプリンターを捨てる場合は、リサイクル料金がかかります。料金は1,000円程度に設定しているところが多いようですが、気になる方は利用を検討している事業者に確認をしてみてください。
ごみとして処分する
プリンターは小型家電リサイクル法の対象になっていますが、自治体の家庭用ごみでも捨てることができます。
ただし、プリンターは自治体によって粗大ごみ・不燃ごみ・可燃ごみと扱いが異なるので、事前に確認しておきましょう。
例えば横浜市の場合、50㎝未満のプリンターは「燃やすごみ」、50㎝以上のプリンターは「粗大ごみ」に分類されます。
不燃ごみ・可燃ごみとして処分可能なら費用はかかりませんが、粗大ごみとして回収・処分する場合は有料になります。
プリンターを粗大ごみとして回収・処分するときは「粗大ごみ処理券」の事前購入が必要なので、粗大ごみ処理券を販売している店舗にて事前購入しましょう。
なお、粗大ごみ処理券の費用は自治体ごとに設定されています。料金はだいたい300円~1,000円程度ですが、品目や製品の大きさによって変わるため、詳しい料金は自治体のホームページを確認すると良いです。
自治体のクリーンセンターに自ら持ち込んで処分する場合は、手数料が免除されるところもあります。
家電量販店での下取り回収
新しいプリンターを買い替えるために古いプリンターを処分する場合、新しいプリンターを購入する際に下取り回収してもらえることがあります。ただし、すべての家電量販店が下取り回収してくれるわけではないので、事前に確認をしておくほうが無難でしょう。
家電量販店の下取り回収では処分費用は取られませんが、持ち込む手間がかかってしまいます。
回収業者に依頼する
まだ使えるプリンターの場合、回収業者に依頼する方法もあります。回収業者はごみ分別の細かいルールがないので、プリンター以外にも処分したいものがあるならこの処分方法が便利です。
ただし、処分費用は他と比べて高くなります。処分費用は業者や処分する品物の量によって異なりますが、プリンターのみならだいたい8,000円程度です。
リサイクルショップやフリマアプリを利用する
処分したいプリンターが正常に動く場合は、リサイクルショップやフリマアプリを利用して手放せます。リサイクルショップやフリマアプリは、処分しつつお金も得ることができるのがメリットです。
製造年が近い、新しいプリンターは高く売れやすいのでぜひ検討してみてください。
ただし、リサイクルショップの場合だと買取りの査定額が想像よりも低くなることがあり、不満が残ってしまうケースもあるようです。
さらに引き取り不可のときは再び自宅に持ち帰らなくてはいけなくなったり、処分費用を払って引き取ってもらったりしなくてはいけない場合もあります。
フリマアプリなら自分で価格設定できるので、納得した価格で手放したい方にはフリマアプリがおすすめです。
プリンターをフリマアプリで処分するならメルカリ!
プリンターにはさまざまな捨て方がありますが、フリマアプリでの処分を検討している方は「メルカリ」を利用してみてはいかがでしょうか。
メルカリはフリーマーケット形式で出品できるアプリで、価格を自分で設定することができます。出品はアプリの案内に従って情報を記入すればOKになっており、難しい操作はほとんどありません。
また、発送方法が1つではなく、複数から選べるのも嬉しいポイントです。コンビニエンスストアを利用する発送方法もあるので、自分がより利用しやすい方法を選べます。
メルカリは2021年9月に月間利用者数が2,000万人を超え、累計出品数も同年12月に25億品を突破しました。買い手が見つかりやすく、さらに求めている品物も見つかりやすいのでぜひ利用してみてください。
プリンターを処分する際の注意点
プリンターを手放す際には、3つの注意点があります。とても大切なことなので、処分する前にしっかりと押さえておきましょう。
原本やUSBメモリの取り忘れに注意する
プリンターを処分するまえに、読み込み部分に書類が挟まったままになっていないか確認をしましょう。あわせて、SDカードやUSBメモリがささったままになっていないかもチェックしておいてください。
データは完全に削除する
本体にハードディスクが内蔵されているプリンターは、スキャンした際にデータが記憶されます。手放すときにこのデータが残っていると、仕事や個人の情報が漏れてしまう可能性もあるので、処分前にしっかりと初期化してデータを完全に削除しましょう。
インクカートリッジやトナーカートリッジを外しておく
インクカートリッジやトナーカートリッジは、必ずプリンター本体と分けて処分しなくてはいけません。
使用していたインクカートリッジやトナーカートリッジが純正品なら、メーカーへ引き取り依頼をしての処分か、家電量販店にある回収ボックスに入れて処分することができます。
また、インクカートリッジは自治体を利用し、ごみとして処分することも可能です。しかし、トナーカートリッジは産業廃棄物に分類されるため、一般ごみとして処分できないので注意しましょう。
純正品に限らず汎用品の回収を行っている業者もいます。汎用品のトナーカートリッジを処分したい方は、トナーカートリッジを回収している業者をネットなどで調べてみてください。
プリンターはお得な捨て方を選んで処分しよう
プリンターの捨て方はいくつかありますが、まだ正常に動くプリンターを費用をかけず、なおかつお得に処分したいならフリマアプリを活用するのがおすすめです。
とくにメルカリなら、必要としている人に自分の希望価格で売ることができるかもしれません。
メルカリに出品して、プリンターを上手く手放しましょう。