本屋を開業したいと考える人の中には、「どのように自分のお店をオープンしたら良いのだろう」と悩む方も少なくないでしょう。本屋を開業するには、大きくふたつの方法があります。この記事では、本屋の開業方法や、開業するのに必要な資金や資格・許可・手続き、本屋を開業する手順をご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。
ネット販売するならメルカリShopsがおすすめ!
「自分で本屋を開業したい」と考えている方の中には、ネットショップでの販売を考えている方も多いのではないでしょうか。
ネットショップで本屋を開業すれば、全国各地のお客さまに本を届けることができます。
ネットショップを開設する方法はさまざまですが、なかでもおすすめしたいのがメルカリShopsです。メルカリShopsは、使い慣れたスマホやパソコンからかんたんにショップを開設でき、ファンを増やし販路を拡大する機能や、運営に役立つ機能がしっかり備わっています。
また、サイズ別全国一律料金の「らくらくメルカリ便」の利用も可能なので、お客さまのお住まいの地域を気にせず価格設定できるのも魅力です。
ネットショップの開設がはじめての方でもかんたんにショップを出店でき、ファンを増やし販路を拡大する機能や、快適に運営できる機能がしっかり備わっています。
本屋の開業方法は?主に2つの方法がある
本屋を開業するには、主に2つの方法があります。
- 実店舗の本屋を開業する
- ネット上で本屋を開業する
実店舗の本屋を開業する
本屋と言ってイメージするのは、実店舗の本屋でしょう。
実店舗の本屋と言うと、多ジャンルの本を扱うイメージがありますが、あらかじめ店舗のコンセプトを設定し、それに合った本を仕入れ販売することも可能です。
街では多くの本屋が姿を消す一方で、小規模ながらも店主のこだわりの詰まった「独立系」書店が注目を集めています。
「自分の本屋をオープンしたい」と思う人の中には、この独立系書店がきっかけとなった方も多いかもしれません。
ネット上で本屋を開業する
実店舗を持たず、ネット上で本屋を開業する方法もあります。
ネットショップを開設する方法はさまざまですが、実店舗よりもコストを抑えて誰でも気軽に始めることができます。
最近は、新型コロナウィルスの影響で、これまでよりもネットで買い物をする人が増え、本をネットで購入することもポピュラーになりつつあります。
実店舗で本屋を開業するメリット
実店舗で本屋を開業するメリットは、以下の4つです。
- 自分のこだわりを反映できる
- 本を直接手にとってもらえる
- 直接お客さまと交流できる
- ファンになってもらいやすい
自分のこだわりを反映できる
実店舗で本屋を開業する場合、内装や本の配置、BGMなど空間にこだわる、イベントを開催するなど、オーナーのこだわりを反映できることが大きな特徴です。
また、カフェや宿泊施設を併設するなど、アイデア次第で+αの仕事をすることができます。自分のこだわりを形にできるという点は、実店舗の大きな魅力だと言えるでしょう。
本を直接手にとってもらえる
オンラインと実店舗の大きな違いは、本を直接手に取れるか否かということです。実店舗であれば、お客さまに直接本を手に取ってもらうことができます。
直接本を手に取ることができないネットショップの場合、基本的に自分が興味のあるものしか見ませんが、実店舗の場合、陳列棚を眺めていると思いもよらなかった本が気になったりするもの。
このように、実店舗の本屋は、目的の本以外にも目を留めてもらいやすいメリットがあります。
ファンになってもらいやすい
実店舗の本屋の場合、お店を訪れたお客さまと直接交流ができるためファンになってもらいやすい傾向があります。
さらに、原画展やトークショーを開催したり、お店のコンセプトと合った映画の上映などイベントを開催することで、お店のコンセプトに共感した根強いファンを獲得することができるでしょう。
ネット上で本屋を開業するメリット
ネット上で本屋を開業するメリットは、以下の4つです。
- コストを抑えられる
- 全国各地のお客さまに販売できる
- 販売スペースを考えなくて良い
- 24時間365日販売できる
コストを抑えられる
ネットショップを開設する大きなメリットは、実店舗よりもコストがかからない点でしょう。
実店舗を開業するとなると、数百万円ものコストがかかることが予想されますが、ネットショップであれば、スマホやパソコン、本の購入費用、ネットショップのシステム利用料など、数万円の予算でも開業することができ、大幅なコスト削減が可能です。
全国各地のお客さまに販売できる
実店舗の場合、お店に足を運ぶ必要があるため集客に限界があります。
その点、ネットショップであれば、ネットを介して全国各地のお客さまに自分のお店の商品を届けることが可能です。
本屋を開業したいけど、「田舎すぎて集客が心配」という方もネットショップであれば、お住まいの地域に関係なく本を販売することができます。
販売スペースを考えなくて良い
実店舗の場合、お店を用意して陳列棚に本を並べるなど、販売スペースを用意しなければなりません。
その点、ネットショップであればネット上で閲覧・購入できるため、販売スペースを考える手間を省けます。
24時間365日販売できる
実店舗で本を販売する際は、お店の営業時間が決まっているため、営業時間外は本を販売することができません。
しかし、ネットショップであれば24時間365日いつでも販売することができます。このように、時間に縛られないところもネットショップの大きな強みです。
本屋を開業するのに資格・許可・手続きは必要?
本屋を開業するとなると、どのような資格・許可・手続きが必要かは気になるところです。
新刊を仕入れて販売するだけであれば、特に資格などは必要ありません。ただし、本屋を開業する際は、実店舗・ネットショップいずれの場合も、開業届は提出した方が良いでしょう。
開業届とは、正式には「個人事業の開業・廃業等届出書」といい、個人が事業開始、事業廃止などをする際に税務署へ提出する書類のことです。
開業届は、所得税法によって「事業開始から1ヶ月以内に提出すること」と定められています。開業届を出さなくても特に罰則はありませんが、「これから事業をスタートする」という気持ちの区切りをつけるためにも、開業届を出しておいた方が良いでしょう。
開業届を提出すると、所得税の優遇措置が受けられる、銀行口座を屋号で開設できるといったメリットもあります。
中古本の場合は「実店舗・ネット」どちらにおいても資格が必要
店舗として中古本を販売する場合は、「古物商許可」の取得が必要です。
古物商許可とは、個人や法人にかかわらず、古物営業法で定められている古物を売買または交換する際に必要な許可のこと。
許可が必要にもかかわらず取得していない場合は、「3年以下の懲役または100万円以下の罰金」が科せられる可能性があります。
あくまで中古品が対象となりますが、1度使用したものや新品であっても1度取引された物は古物に該当します。
本屋を開業するのに必要な資金
本屋を開業するのに、「どの程度の資金が必要か?」というところは気になるところですよね。
ここでは、実店舗とネット上で本屋を開業する場合に分けて、必要な資金について解説します。
実店舗の本屋を開業する場合
実店舗の本屋を開業する場合にかかる費用の内訳は、以下の通りです。
- 店舗補償金:テナント料の6から10ヶ月分
- 書棚+什器備品:坪当り100~150千円
- 内装費用:坪当り約10万円
- 看板:約100万円
- 空調一式:坪当たり約20万円
- POSレジ:(買取り)約100万円、(リース)約20万円
- 事務用品(電話、机、椅子、ロッカーなど):約10万円
本屋を開業すると、上記の費用に加えて毎月テナント料がかかります。
さらには、本の仕入れ代や包装代、本屋オープンを知らせるための広告宣伝費用なども必要です。
ネット上で本屋を開業する場合
ネット上で本屋を開業する場合は、実店舗を開業する際に必要な毎月のテナント料や店舗補償金、本を並べるための棚や内装などは必要ありません。
必要な費用は、サービスごとに異なりますが、メルカリShopsで本屋を運営する際に必要な費用は、以下のとおりです。
- 販売手数料:10%
- 振込手数料:200円/回
メルカリShopsは、初期費用や月額費用が無料で、商品が売れるまで費用が発生しないため、ローリスクで出店できます。資金の少ないことの多い、初心者の方はこのような少ないリスクでショップを開設・運営できるプラットフォームからスタートするのがおすすめです。
システム利用料などの他、本の仕入れ代や、発送時の梱包代や送料などは発生しますが、ネットショップは実店舗と比べると、かかる費用を大きく削減できます。
また、InstagramやTwitter、FacebookなどのSNSを活用すると、無料でショップの宣伝・広告をすることも可能です。
実店舗の本屋を開業する手順
本屋を開業する際は、どのような手順で進めていったら良いのでしょうか?
開業する手順は、実店舗とネット上で本屋を開業する場合で異なりますので、それぞれ分けて説明させていただきます。
実店舗の本屋を開業する場合
実店舗の本屋を開業する場合の手順は、以下のとおりです。
- 運営スタイルやコンセプトを決める
- 物件を探す
- 販売する本を仕入れる
- 各種手続きや許可申請をする
- 改装・商品搬入・備品発注
- 告知・集客する
(1)運営スタイルやコンセプトを決める
「本屋を開業する」と決めたら、まず本屋のコンセプトを決めていきましょう。新刊と古本のどちらを扱うのか、幅広いジャンルの本を扱うのか、あるジャンルに特化した本のみを扱うのか、外観などを検討してみてください。
次に、実店舗とネット販売、どちらで出店するのか決めます。実店舗の場合は、本屋のみにするのか、カフェや宿泊施設の併設など+αで営業するのか、イベントはするのか、など運営スタイルも考えます。
本屋として生き残っていくためには、本だけではなく他にはない個性や魅力を打ち出していくことが重要です。
(2)物件(テナント)を探す
次に、本屋を開くための物件を探します。漠然と探していても、良い物件と出会うことはできませんので、あらかじめ条件を決めて候補を絞っていきましょう。
具体的には、次のような条件を考えます。
- 出店するエリア
- どの程度の広さが必要か
- 家賃の上限
- 駐車場の有無
条件がある程度決まったら、不動産紹介サイトをチェックするだけでなく、実際に近くの不動産屋まで足を運んでみることをおすすめします。
良い物件が見つかったら契約手続きを進めていきます。お店を出す場所が決まれば、本の仕入れ先や備品発注業者とも契約していきましょう。
(3)各種手続きや許可申請をする
古本を扱う場合は、古物商の資格取得もしておかなくてはなりません。古物商の許可の申請をすると、警察で審査が行われますが、申請から取得まで2ヶ月ほどかかりますので、余裕を持って申請しておくと安心です。
カフェを併設する場合は「飲食店営業許可」、宿泊施設を併設する場合は「旅館業営業許可」など、本屋開業にあたり必要な許可申請をします。
その他に、税務署への開業届の提出も必要です。開業日から1ヶ月までに提出することが推奨されていますので、早めに用意しておきましょう。
(4)販売する本を仕入れる
お店のコンセプトに合った本を仕入れていきます。
新刊は出版社または取次店から、中古本を扱う場合は、専門の業者などから仕入れます。
(5)改装・商品搬入・備品発注
物件の契約が完了すれば、改装や本棚を設置したり、商品を並べてお店として仕立てていきましょう。
(6)告知・集客する
改装・商品搬入・備品発注と並行して、近隣の方に挨拶をしたり、地域住民に本屋オープンのチラシやポスターを配布したりします。
InstagramやTwitter、Facebookなどお店のSNSアカウントを作成するのもおすすめです。お店のオープン前にどんどん周知しておきましょう。
ネット上で本屋を開業する場合
ネット上で本屋を開業する場合の手順は、以下のとおりです。
- 運営スタイルやコンセプトを決める
- ネットショップを開設する
- 販売する本を仕入れる
- 各種手続きや許可申請をする
- 告知・集客する
(1)運営スタイルやコンセプトを決める
ネットショップで本屋を開業する場合も、実店舗と同じように最初にお店の運営スタイルやコンセプトを決めていきましょう。
コンセプトを明確にしてショップの強みを明確にすると、お客さまの幅は狭くなりますが、自分のお店で購入する理由がお客さまに伝わりやすくなります。
(2)ネットショップを開設する
ネットショップを開設する方法は複数ありますが、モール型かASP型のいずれかが一般的です。
モール型ネットショップはメルカリShopsをはじめとしたショッピングモール内にネットショップを開設する形式、ASP型は、共通のサービス機能を利用して、ネット上にショップを一から構築する形式です。
はじめてネットショップを開設する方や、手軽にネットショップを出店したい方には、モール型ネットショップをおすすめします。
(3)販売する本を仕入れる
ネットショップを開設したら、新刊は出版社または取次店から、中古本を扱う場合は、専門の業者などから本を仕入れていきましょう。
(4)各種手続きや許可申請をする
古本を扱う場合は、古物商の資格取得をしておきましょう。税務署への開業届の提出も必要です。どちらも余裕を持って申請しておくことをおすすめします。
(5)告知・集客する
ネットショップの場合は、InstagramやTwitter、Facebookなどお店のSNSアカウントを作り、オープン前から告知・集客をしましょう。
SNSを活用することで、お店の存在を多くのお客さまに知ってもらうことができます。
儲かる本屋を開業するならメルカリShopsがおすすめ!
本屋を開業するからには、きちんと収益をあげたいもの。儲かる本屋を開業するのであれば、メルカリShopsの活用がおすすめです。
メルカリShopsで本屋を開業するメリットは、以下の5つです。
- フリマアプリNo.1の「メルカリ」内に自分のお店を持てる
- 固定費がかからず負担を抑えてスタートできる
- 売れやすい環境や機能が充実している
- 事業拡大後もあんしん!複数人での運用もOK
- EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
上記のメリットを踏まえた上で、ぜひメルカリShopsの利用をご検討ください。
フリマアプリNo.1の「メルカリ」内に自分のお店を持てる
本屋に限らずすべての店舗運営に言えることですが、お店をオープンしさえすれば必ず集客できるとは限りません。どれだけ集客できるかが、店舗運営の重要なポイントです。
その点、メルカリShopsで登録した商品は、毎月2,000万人以上が買い物を楽しむ日本最大のフリマアプリ「メルカリ」内にも掲載されます。
そのため、独自の集客なしでも多くのお客さまに自分のお店や商品を周知することが可能。工夫次第で多くのファンを獲得し、大きく売上を伸ばす可能性も十分です。
固定費がかからず負担を抑えてスタートできる
ネットショップを開業する場合、月額利用料やシステム利用料などの固定費が毎月発生することも多く、毎月の固定費が負担になることも考えられます。
しかし、メルカリShopsであれば、発生する費用は、商品が売れたときに必要な販売手数料(10%)と、売上金を振り込む際の振込手数料200円のみです。
商品が売れるまでは費用が発生しないので、資金の少ない初心者の方でも無理なくチャレンジできます。
売れやすい環境や機能が充実している
メルカリShopsには、お店にファンがつきやすい便利が機能が整っています。機能を活用することで、ネットショップ初心者の方でも無理なくファンを増やし、売上を伸ばすことが可能です。
【フォロー機能】
お客さまが、気に入ったお店をフォローできる機能です。フォローすると、お店の新商品の情報がスマートフォンのプッシュ通知で届くようになり、再購入に繋がる可能性が高まります。
【いいね!機能】
お客さまが、閲覧中に気になった商品があれば「いいね!」を押すことができる機能です。「いいね!」を付けた商品は、後から確認することが可能です。「いいね!」から商品のチェックができるため、購入に繋がりやすいメリットがあります。
さらに、メルカリShopsでは、Instagram、Facebook、Twitter、TikTok、YouTube、noteといったSNSとの連携が可能です。
ネットショップをSNSと連携することで、より多くのお客さまに商品を周知することができます。
事業拡大後もあんしん!複数人での運用もOK
メルカリShopsでは、ひとつのショップを複数のスタッフアカウントで運営することも可能です。
お店の人気が出て発送作業が多くなると、商品管理や注文管理などの操作をひとりで行うのは困難ですが、複数のアカウントで操作することができれば、事業拡大後の商品管理や注文管理などの操作も無理なく行えます。
EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
メルカリShopsでは、独自の集客なしでも数多くのお客さまに商品を見てもらうことができるため、新規顧客を獲得しやすい環境が整っています。
そのため、メルカリShopsではじめてネットショップを開いた方の中には、初月から月商1,000万円超を達成した方もいらっしゃいます。
本格的にネットショップで売上を伸ばしたい方にとっても、メルカリShopsはおすすめです。
メルカリShopsで本屋開業の夢を叶えよう!
本屋を開業する場合、「実店舗の本屋を開業する」「ネット上で本屋を開業する」という2つの方法から選択することができます。
いずれの方法で開業する場合も、お店のコンセプトを決め、他とかぶらない個性や魅力を打ち出していくことが重要です。
実店舗・ネットショップどちらで開業する場合も、それぞれのメリットがありますが、コストを抑えて手軽に本屋を開業したい場合は、ネットショップがおすすめ。
特に、日本最大級のフリマアプリ「メルカリ」内に商品を出すことのできるメルカリShopsは、出店してすぐに多くのお客さまに自分のお店を周知できるため、初心者の方でも無理なく集客していただけます。
ぜひ、メルカリShopsで自分の本屋を出店してみてください。
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法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
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