インターネットで商品を販売するお店のことをECサイトと呼びます。ECサイトと似た言葉にネットショップがありますが、それぞれの違いについてよく分からないという方も少なくないでしょう。この記事では、ECサイトとネットショップの違いやECサイト(ネットショップ)の仕組みやメリット、注意点などについて解説します。
メルカリShopsなら商品が売れやすいネットショップを低コストで作れる
商品が売れるECサイトを開設・運営したいと考えているなら、メルカリShopsの利用がおすすめです。
メルカリShopsは、集客力の高いフリマアプリ最大手の「メルカリ」市場を活かして商品が販売できるサービスです。商品の販売をスタートすると、月間2,300万人以上のお客さまが集まるフリマアプリ「メルカリ」上にも掲載されるため、商品の認知・売上アップが狙えます。
また販売手数料と振込手数料のみで利用できるため、低コストでネットショップが運営できるのも魅力です。
ECサイトとネットショップの違い
まずはECサイトとネットショップの違いから見ていきましょう。
ECサイトとネットショップは同じ意味だが立場によって呼び方が異なる
実はECサイトとネットショップは、どちらも電子商取引を行うサイトを指す言葉なので、意味としては同じです。ただしこの2つの言葉は、立場によって呼び方が異なります。
作る側は他のWebサイトと区別するために「ECサイト」と呼ぶ
ECサイトのECは、「Electronic Commerce(電子商取引)」の略で、電子商取引を行うWebサイトのこと。Webサイトの開発者や製作者が他のWebサイトと区別する目的で使う言葉です。
使う側は実店舗での買い物と区別するために「ネットショップ」と呼ぶ
ネットショップは、消費者が実店舗とインターネット上での買い物を区別する目的で使う言葉です。
ECサイト(ネットショップ)の種類
ECサイト(ネットショップ)には大きく分けて「モール型」「ASP型」「自社型」「SaaS型」の4種類に分けられます。それぞれの特徴やメリット、注意点を見ていきましょう。
モール型
モール型とは、複数のショップがひとつのプラットフォームに出店して商品を販売する、オンライン上のショッピングモールのようなものです。モール型は、プラットフォーム自体の知名度でお客さまが集まるため、集客なしでも商品が売れる可能性が高いのがメリットです。
またショップページや商品ページ、必要な機能はすべて揃っているので、自分でサイトを作る必要がなく、簡単に始められます。
ただしフォーマットやルールなどが決められているので、独自性が出しにくく競合との差別化が図りにくい点には注意が必要です。
ASP型
ASP型とは、ショッピングカートシステムのことで、開設・運営に必要な機能をサービス側から借りてECサイト(ネットショップ)を構築する方法です。デザインテンプレートが用意されていることが多く、Webデザインの知識がなくても簡単にECサイト(ネットショップ)が作れるようになっています。
またモール型に比べるとデザインや機能の自由度が高いため、自分好みのECサイト(ネットショップ)が作りやすいのもメリットです。
ただしASP型はECサイト(ネットショップ)が独立しているため、自分でいちから集客をしなければいけない点には注意が必要です。
自社型
自社型ECサイト(ネットショップ)は、独自ドメインを使ってオリジナルのECサイトを運営する構築方法です。自社型は自分でいちからサイトを構築していくため、自由度が高くオリジナルのECサイト(ネットショップ)が作れるのがメリットです。
ただし自分でいちからECサイト(ネットショップ)を構築しないといけないため、高度な知識とスキルが必要になります。自分で作れない場合は、作成代行サービスなどに外注することも可能ですが、その際は高額な費用がかかる点には注意が必要です。
SaaS型
SaaS型は、クラウドECとも呼ばれる構築方法で、クラウドサーバーを使ってECサイト(ネットショップ)を作ります。クラウド上ですべてのデータが管理されるため、常に最新のシステムで自動でアップデートされるのがメリットです。
ただし、システムや通信に障害が起こった場合、利用することができない点には注意が必要です。
ECサイト(ネットショップ)の仕組み
ECサイト(ネットショップ)の基本的な仕組みは、非常にシンプルです。
サイトを構築して画像や文章で商品を紹介する
ECサイト(ネットショップ)で商品を販売するためには、まず土台となるサイトを構築して商品を登録していきます。商品登録では、宣材商品や文章を使って商品を魅力的に見えるように紹介します。
お客さまに商品を購入してもらう
お客さまはECサイト(ネットショップ)で販売されている商品の画像や文章を見て、購入するかを決めます。商品を購入することが決まったら、購入手続きをして商品代金を支払うと注文が確定します。
商品を梱包してお客さまの元へ配送する
商品の購入が入ったら、該当商品を梱包して配送サービスを利用してお客さまの元へ届けます。
ECサイト(ネットショップ)のメリット
ECサイト(ネットショップ)を運営する主なメリットは、以下の3つが挙げられます。
- 全国のお客さまに向けて商品を販売できるため販路拡大ができる
- 直接的な接客がないため24時間営業できる
- 開設・運営にかかるコストを抑えられる
全国のお客さまに向けて商品を販売できるため販路拡大ができる
ECサイト(ネットショップ)は、インターネット上にショップを開設して商品を販売できるため、販売元が日本のどこであっても全国のお客さまに商品を届けることができます。
実店舗の場合、来店してくれたお客さまにしか商品を購入してもらうことはできませんが、ECサイト(ネットショップ)の場合は全国のお客さまをターゲットにできるため、販路を拡大しやすいのがメリットです。
直接的な接客がないため24時間営業できる
ECサイト(ネットショップ)では、お客さまが来店しても都度スタッフが接客をする必要がないため、営業時間がありません。購入手続きもシステムが自動的に行ってくれるため、24時間いつでも商品を購入してもらえます。
お客さまとしても、日中や寝る前など好きなタイミングで買い物ができるので、商品が売れやすいのもECサイト(ネットショップ)ならではのメリットと言えるでしょう。
開設・運営にかかるコストを抑えられる
実店舗の場合お店を持つためには、テナントの契約に必要な礼金や敷金などの初期費用や毎月の家賃、電気光熱費、店舗の設備を整えるための備品など、さまざまな費用がかかるため、ランニングコストが高くなりがちです。またスタッフを雇うと人件費が発生します。
一方ECサイト(ネットショップ)の場合、初期費用や月額費用などの固定費が無料のサービスもあり、一人での運営も可能なので、コストを抑えられます。仕入れ費や梱包資材など最低限のものだけを揃えば、ショップを開設できるので、数万円程度の初期費用のみでも始められます。
ECサイト(ネットショップ)は実店舗に比べると開設・運営コストが大幅に抑えられるので、気軽に始めやすいのがメリットです。
ECサイト(ネットショップ)の注意点
ECサイト(ネットショップ)の注意点は、主に以下の3つです。
- サイト運営に関する知識が必要になる
- 集客をしてお客さまをサイトに呼び込む必要がある
- ライバルが多いため競争が起きやすい
サイト運営に関する知識が必要になる
ECサイト(ネットショップ)を運営するためには、商品企画力やマーケティングスキル、クリエイティブスキルなどさまざまな知識が必要になります。実際にECサイト(ネットショップ)を運営しながら学ぶことも可能ですが、事前にある程度は知っておかなければスムーズなショップ運営は難しいでしょう。
集客をしてお客さまをサイトに呼び込む必要がある
ECサイト(ネットショップ)は実店舗と違い、何もせずにいるとお客さまに認識してもらうのが難しいです。そのため、自分のサイトに多くのお客さまを呼び込むための集客を積極的に行う必要があります。
Web広告の出稿やSNS・ブログ運用などさまざまな集客方法がありますが、より多くのお客さまに届けるためには、複数の方法で集客するのがおすすめです。
ライバルが多いため競争が起きやすい
メリットでもご紹介した通り、ECサイト(ネットショップ)はショップの開設・運営にかかるコストを抑えられるので、始めるまでのハードルが低く、多くの個人や法人がECサイト(ネットショップ)で商品を販売しています。
そのため自分が取り扱う商品と同じ商品や類似品を販売するライバルも多いため、価格競争に巻き込まれる可能性が高い点には注意が必要です。
ECサイト(ネットショップ)で必要な主な機能
ここでは、ECサイト(ネットショップ)を運営する際に必要となる主な機能をご紹介します。
ショッピングカート機能
ショッピングカート機能は、お客さまが商品を注文する際に必要な機能です。ショッピングカートに入れた商品はそのまますぐに購入することもできますが、購入を検討している商品や購入前の商品を一時的に入れておくという使われ方もされることがあります。
ショッピングカートはスマホからでもタップしやすく、分かりやすい場所に設置することが重要です。
決済機能
決済機能は、お客さまが商品の代金を支払うために必要な機能です。決済方法にはクレジットカードやスマホ決済、銀行振込などさまざまなものがありますが、お客さまによって使いたい決済方法が異なるため、できるだけ多くの種類を用意しておくのがベターです。
通常決済機能は、ショップを開設する際に自分で導入する決済方法を決めるサービスが多いです。しかしモール型ではあらかじめプラットフォームが用意した決済方法しか利用できないため、事前にどの決済方法に対応しているのかを確認しておきましょう。
受注管理システム機能
受注管理システム機能とは、注文の受付や受注管理、出荷管理、在庫管理、顧客対応などの業務を効率化するために便利な機能です。さまざまなデータをひとつのシステム上に集められるので、効率的に管理することができます。
ショップデザイン機能
ECサイト(ネットショップ)は、お客さまが買い物をしやすいデザインにこだわることが大切なので、ショップデザイン機能は欠かせません。ショップデザイン機能を使って、商品が探しやすいページづくり、読みやすい文字、ボタンの押しやすさ、購入手続きまでのシンプルな導線などを意識してショップデザインを編集しましょう。
セキュリティ機能
ECサイト(ネットショップ)では商品を購入するために、氏名や住所、クレジットカード情報、銀行口座情報などを登録します。お客さまの大切な個人情報を扱うことになるため、セキュリティ機能は妥協できません。
最低限データを暗号化して通信するための「SSL」、クレジットカードを本人以外が使えなくするための「3Dセキュア」の導入は押さえておきましょう。
集客機能
ECサイト(ネットショップ)の売上を伸ばすためには、集客がかかせません。広告やSNSなど外部のサービスを利用する方法もありますが、ECサイト(ネットショップ)に販促機能が備わっているとよりプロモーションしやすくなるでしょう。
主な集客方法には、クーポンの発行、タイムセールの実施、メルマガ配信、レコメンド機能などが挙げられます。利用できる集客方法はサービスによって異なるので、必要な集客機能があるのかを事前に確認しておきましょう。
分析機能
分析機能は、ECサイトをより良くするために必要な分析・改善業務に便利な機能です。サイトのアクセス数や時間帯、商品を購入してくれたお客さまの割合など、できるだけ多くのデータが見られると、ショップ改善を効率よく行えるでしょう。
ECサイト(ネットショップ)を作成するならフリマアプリ最大手の市場を活かせるメルカリShopsがおすすめ
ECサイト(ネットショップ)運営で売上を伸ばすためには、利用するサービス選びが非常に重要です。低コストながら、しっかりと成果を上げられるネットショップサービスを利用したいなら、メルカリShopsがおすすめです。
ここでは、数多くあるメリットのなかから特に魅力的なメルカリShopsのメリットをご紹介します。
スマホからのかんたんな操作で開設・運営ができる!最短即日から商品販売が始められる
ECサイト(ネットショップ)は構築方法によって、ショップの開設や運営に知識やスキルが必要になることがあります。
メルカリShopsなら、かんたんな操作のみで全ての対応が可能なため、誰でも迷うことなくショップの開設・運営ができます。スマホでフリマアプリ「メルカリ」アプリを使って、空いた時間を活用しながら使い慣れた画面上でショップを運営していけるのも嬉しいポイントです。
メルカリShopsに出店するためには、まずかんたんな審査を通過する必要があります。まずは審査申込から始めましょう。
月間2,300万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」市場を活かせるので商品が売れやすい
ECサイト(ネットショップ)運営での売上を伸ばすためには、集客をしてサイトにお客さまを集めながら、リピーターを増やしていく必要があります。しかし、集客に苦労するショップは多く、集客を行っているのにアクセス数を伸ばせなかったり、成果を得られるまでに時間がかかったりすることも少なくありません。
その点メルカリShopsなら、月間2,300万人以上のお客さまが集まる、集客力の高いフリマアプリ「メルカリ」上ですぐに商品の販売が開始できるので、独自の集客なしでも商品が売れやすいのが魅力です。
初期費用・固定コストが一切不要!ローコストで運用できるからリスクが少ない
メルカリShopsは、ネットショップ運営にかかる費用を抑えながらローコストで運用できるため、赤字のリスクを軽減できるのが魅力です。
メルカリShopsは、初期費用や固定費が一切かからず、必要となるコストは一律の販売手数料と振込手数料の2点のみ。
「通知機能」を通じてお客さまに直接アプローチできるので売り時を逃しにくい
フリマアプリ「メルカリ」では、自分宛ての新着メッセージを知らせてくれる通知機能が備わっています。メルカリShopsで販売中の商品やショップに関する通知も届き、ショップが新商品の発売やセール開催、値下げなどを行うと、お客さまへ自動的にプッシュ通知が届くようになっています。
「タイムセール機能」で露出を増やして新規顧客を呼び込める
新規のお客さまを集客したいときに活用していただきたいのが、タイムセール機能です。タイムセール機能を使えば、販売中の商品を指定した期限内で値引きして販売できます。
セールを開催すると、商品ページにラベルや値引き後の価格がわかりやすく表示されるので、一目でお得な商品であることがお客さまに伝えられます。
「ショップクーポン」や「メールマガジン」を活用すればリピート購入を促せる
メルカリShopsでのリピーターを増やしたいときに便利なのが、「ショップクーポン」や「メールマガジン」です。
ショップクーポン機能は、ショップをフォローしてくれているお客さまに向けてクーポンを発行できる機能です。お得なクーポンを発行することで、お客さまの購買意欲を高めて、リピート購入につなげられます。
またクーポンは、商品購入前までにショップをフォローすると適用可能なので、クーポンから新たなフォロワーの獲得にも期待できます。
運営に役立つ機能が充実しているので商品数が多くても効率的に登録や売上管理ができる
メルカリShopsでは、取り扱う商品数が多くても業務を効率よく行うのに便利な機能を揃えています。
例えば商品一括登録機能では、一度に複数商品(最大1,000個まで)が登録できるため、商品登録にかかる手間が削減できます。使い方もかんたんで、フォーマットが登録されたCSVファイルをショップ管理画面から入手して、商品画像や説明文、販売価格などを登録していくだけ。
スタッフアカウントを活用すればチームでの運用を実現できる
メルカリShopsでは、スタッフアカウントを活用して、ひとつのショップをチームで運営することができます。操作可能な範囲が異なる権限レベルを使い分けて、必要な数のスタッフアカウントを作成可能です。
一律送料の「らくらくメルカリ便」を利用すれば配送コストも抑えられる
ECサイト(ネットショップ)で売れた商品をお客さまに届ける際の配送料は、利益に影響を与えるコストなので、できるだけ安く抑えたいと思う方が多いでしょう。メルカリShopsでは、サイズ別一律送料で利用でき配送コストを安く抑える「らくらくメルカリ便」がご利用いただけます。
サポートが充実しているので困りごとが発生してもあんしん
メルカリShopsは、サポート体制が充実しているため、万が一のトラブルが発生した際もあんしんです。
お客さまとの間にトラブルが発生した場合でも、問い合わせフォームから連絡することで、事務局によるサポートを受けられます。
メルカリShopsでECサイトを開設して販路拡大を狙おう
ECサイト(ネットショップ)にはいくつかの種類がありますが、これから開設・運営をしたいと考えているなら、モール型を利用するのがおすすめ。プラットフォーム自体に集客力があるため、認知度の低いショップであっても少ない集客で商品が売れる可能性が高まります。
数多くのECサイト(ネットショップ)のなかでも特におすすめしたいのが、メルカリShopsです。メルカリShopsなら、フリマアプリ最大手の市場を活かせるので商品が売れやすく、売上アップに役立つ機能やショップ運営を効率化できる機能が充実しています。
ぜひメルカリShopsを活用して、販路を拡大しましょう。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
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