お刺身は生ものなので、販売には保健所を通した申請が必要です。そこで必要な申請とその申請方法を詳しく解説します。さらにお刺身を販売する具体的な方法・手順についても解説しているため、お刺身の販売を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
メルカリShopsでネットショップを開いてかんたんにお刺身を販売できる!
メルカリShopsでは、魚介類などの生鮮食品も販売が可能です。もちろんお刺身も販売できます。
漁師の方や鮮魚店を営む方など多くの方が、お刺身をはじめとした魚介類を、メルカリShopsで販売しています。
「クールメルカリ便」が使えるから冷凍・冷蔵品をあんしんして送れる
メルカリShopsは「クールメルカリ便」が使えるため、冷凍・冷蔵が必要なお刺身も、あんぜんに販売しお客さまへお届けできます。
「クールメルカリ便」とは、ヤマト運輸の提供するクール宅急便を利用した、メルカリShops独自の配送サービスです。
対応サイズは、60サイズから120サイズと幅広い展開。全国一律送料のため、おトクな料金で発送が可能です。
また、万が一配送トラブルが起きた際は、メルカリShopsが適切にサポートするため、あんしんしてご利用いただけます。
ネットの難しい知識は不要!スマホひとつでネット販売できるから始めやすい
「ネット販売は難しそう」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、メルカリShopsならネットの専門的な知識は不要で、かんたんにネット販売が始められます。
スマホひとつあれば、商品の登録から発送の手続きまでかんたんに完了。誰でも使いやすい仕様になっています。
実際にメルカリShopsで出店されている方からは、「かんたんに販売できた」「作業の合間に操作できるので、メインの仕事に集中できた」というお声もいただいています。
かんたんにネットショップが開設できるメルカリShopsで、ぜひお刺身の販売を始めてみてください。
お刺身の販売に必要な資格はあるか?
一般的に魚介類の販売には、食品衛生法に基づく営業許可が必要です。もちろん、お刺身の販売も許可が必要となります。
許可なく販売を行うと、営業を停止されるだけでなく、処罰の対象となる場合も。
どこまで魚介類を加工するかによっても、必要な許可が異なるため、下記で詳しく解説します。
お刺身の販売には「魚介類販売業許可」が必要
お刺身を販売するには「魚介類販売業許可」が必要です。
「魚介類販売業許可」とは、鮮魚介類(冷凍したものも含む)を販売するときに、必要な許可。
ここで言う鮮魚介類には、切り身やむき身なども含まれるため、お刺身を販売するときも「魚介類販売業許可」を取得する必要があります。
【魚介類販売業の定義】
”店舗を設け、鮮魚介類(冷凍したものを含む。)を販売する営業をいい、魚介類を生きているまま販売する営業、鮮魚介類を専ら容器包装に入れられた状態で仕入れ、そのままの状態で販売する営業及び魚介類競り売り業を除く”
※魚介類を生きたままの状態で販売する場合、「魚介類販売業許可」は不要。誰でも販売できます。
※包装容器に入った状態で仕入れた場合、仕入れたままの状態で販売するなら「魚介類販売業許可」は不要です。代わりに許可よりも簡易的な「届け出」が必要になります。
加工や冷凍する場合は他にも許可が必要
魚介類を切る、貝類の殻をむくなどのかんたんな調理ではなく、魚介類に加工をほどこす場合は、「水産製品製造業」の許可が必要です。
例えば、イクラのしょうゆ漬け、明太子などをつくる場合は「水産製品製造業」の許可が必要です。
ただし、上記のような加工した魚介類を、冷凍する工程がある場合は「複合型冷凍食品製造業」の許可を取得すると良いでしょう。
「複合型冷凍食品製造業」の許可があれば、「水産製品製造業」の許可取得が免除されます。(※一定の基準を満たす施設に限る)
つまり、「複合型冷凍食品製造業」の許可ひとつで、イクラのしょうゆ漬けなどの加工品を製造することと、冷凍品を製造することが可能になります。
ネットショップでも実店舗でも基本的に必要な許可は同じ
基本的に、ネットショップで販売する場合も、実店舗で販売する場合も、必要な許可は変わりません。
そのため、上記で解説したとおり、ネットショップで刺身を販売する場合も「魚介類販売業許可」が必要です。
お刺身の販売に必要な「魚介類販売業許可」の取得方法
お刺身の販売には「魚介類販売業許可」の取得が必要です。許可を取得するには、営業場所の地域を管轄する保健所に対して、申請を行います。
申請にあたって具体的に行うことは、主に以下の3つです。
- 食品衛生責任者の資格を取得する
- 着工前に施設の図面を持って保健所へ相談
- 必要な書類を提出する
書類の提出が終われば、あとは保健所の調査を受けるだけです。詳しく見ていきましょう。
食品衛生責任者の資格を取る
「魚介類販売業」を行う営業所には、食品衛生責任者を配置する必要があります。
食品衛生責任者の資格は、講習を受講することで誰でも取得が可能です。約6時間の講習で受講料は1万円程度。
食品衛生責任者の資格を持っていない場合は、申請前に取得しておきましょう。
着工前に施設の図面を保健所に確認してもらう
営業施設の工事前に、図面を保健所の方に確認してもらう必要があります。
管轄の保健所に図面を持参して、営業施設の基準についての説明を受けましょう。
必要な書類を提出する
開業の2週間前までに、以下の必要書類を提出します。
- 営業許可申請書
- 営業施設の大要・配置図
- 食品衛生責任者の資格を証明するもの
- 許可申請手数料
- 登記事項証明書(※法人の場合)
- 水質検査成績書(※貯水槽使用水、井戸水使用の場合)
- 書類提出後、保健所の担当者が営業施設を確認しに来ます。
営業施設が基準をクリアしていると判断された場合、後日、許可書を受け取ることができます。
お刺身を販売する方法1:ネットで販売する
お刺身をかんたんに販売するなら、ネット販売がおすすめです。
インターネットでお買い物を楽しむ人は近年増えており、お刺身もクール便を使えばネット上で販売することができます。
ネットでお刺身を販売する方法を、順を追って解説します。
STEP1:3種類のネット販売方法から選ぶ
お刺身をネットで販売するには、以下の3つのやり方があります。
- ネット上のショッピングモールにお店を出す(モール型)
- お店のURLを取得して自分でネットショップを開く(ASP型)
- 産地直送販売のプラットフォームで売る
この3つの中から、自分にあったやり方を選びましょう。
【ネット上のショッピングモールにお店を出す】
インターネット上のショッピングモールのなかに、テナントとして自分のお店を出す方法です。
「モール型」と呼ばれ、メルカリShopsやAmazonなどでネットショップを開く方法を指します。
メリットは集客に強いところ。ショッピングモール自体に集客力があるので、自分で集客をしなくてもお客さまが商品を見に来てくれます。
ネット販売にはじめて挑戦する方におすすめの方法です。
メルカリShopsであれば、初期費用・月額固定費が無料なので、コストを抑えることもできます。
【お店のURLを取得して自分でネットショップを開く】
ネットショップ運営に必要な機能をレンタルしているサービスを使って、独自にネットショップを開く方法です。
一般的にそれらのサービスの総称は「ASP型」とも呼ばれ、BASEやカラーミーショップなどのサービスを使う方法を指します。
メリットはデザインや機能を、ある程度自由にできるので、オリジナリティのあるショップにできることです。
ただし集客は自分で行う必要があるため、実店舗などである程度知名度があるショップ向けと言えます。
【産地直送販売のプラットフォームで売る】
「食べチョク」のような、インターネット上で生産者と消費者をつなぐプラットフォームを利用して、お刺身を販売する方法です。
ネットショップを開くというよりは、商品を出品するというスタイル。インターネット上の直売所というイメージです。
メリットは、販売方法や商品の掲載方法などが、食品販売に特化していてわかりやすいという点です。
ただし利便性が高い代わりに、販売手数料が8%から18%と、他の方法よりも負担が大きくなることに注意が必要です。
STEP2:商品の写真撮影・説明文を登録して販売を始める
上記の3つの方法から出店方法を決めたら、好みのネットショップ作成サービスに開設申請をして、さっそく販売を始めます。
どのサービスでも基本は、商品の写真を撮影して、写真と商品の説明文を登録したら、販売を開始できます。
販売価格も自分で決めることができるので、相場などをチェックしながら決定しましょう。
STEP3:商品が売れたら梱包・発送する
販売している商品が売れたら、商品の梱包と発送を自分で行います。
お刺身が傷まないような梱包をして、クール便を選びましょう。
お客さまのもとへ無事商品が届いたら完了です。
お刺身を販売する方法2:刺身用の魚として魚市場や魚を買取してくれるお店へ売る
ネットで販売する以外の方法では、魚市場などで、お刺身用として魚ごと売る方法があります。
具体的には、「魚市場に卸す」または「魚を買取しているお店へ持ち込む」ことで、お魚を売ることができます。詳しく解説していきます。
STEP1:近くの魚市場や買取店の持ち込みルールを確認する
魚市場に卸す場合も、買取してくれるお店へ持ち込む場合も、魚の処理方法や持ち込みについてルールが定められています。
血抜きの処理や氷じめをするように定めているケースが多いです。
事前に連絡をして確認しておくことをおすすめします。
STEP2:セリや入札で売るまたは買取してもらう
魚市場や買取店に持ち込んだら、まずは魚の鮮度や大きさがチェックされます。
チェックが終わると、買取店の場合は独自の価格表で買取が行われます。
魚市場の場合は、セリや入札にかけられて、卸業者などに買い取られます。
お刺身をネット販売するなら売れやすいメルカリShopsがおすすめ!
お刺身をネット販売するなら、集客に強いモール型ショップが開ける「メルカリShops」がおすすめです。
低コストで始めることができ、売れやすい環境が整っているため、はじめてのネット販売でも成功しやすいと言えます。
【実例】メルカリShopsで小樽の商店街の活気を再現する「おたる夢市場」さん
北海道の小樽市で生鮮市場を営む「おたる夢市場」さん。
コロナ禍で小樽を訪れる観光客が少なくなり、「もっとお店を知ってもらいたい」という気持ちで、お客さまの数が多いメルカリShopsでの出店を決意されました。
実際に出店してみて「メルカリShopsなら店頭で対面しているようにやり取りできる」と感じたそうです。
普段からフリマアプリ「メルカリ」をお使いのお客さまが利用されるため、一般的なECサイトに比べて、メッセージのやりとりが多く「今日送りますよ」「ありがとうございます」というように、コミュニケーションが取りやすかったそうです。
【実例】全国一律送料の「メルカリ便」が決め手!長崎で漁業を営む「天洋丸」さん
長崎県で網業を営む「天洋丸」さん。
自社のネットショップで販売はしていたものの、九州からの発送となるため遠方のお客さまから送料の高さを理由にキャンセルされる方も多かったそうです。
メルカリShopsなら全国一律送料の「らくらくメルカリ便」が使えるということで、出店を決意されました。
出店後は、ヒット商品が誕生しており、販路を全国へ拡大されています。
「クールメルカリ便を使って、売り先に困る少量の魚の販売経路として利用していきたい」とも話されていました。
月間2,000万人以上のお客さまにアピールできるから売れやすい
メルカリShopsなら、月間2,000万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」で商品を販売できます。
多くの人たちの目に触れるので、購入してもらえる機会が数多くあります。
集客の知識がなくても多くのお客さまにアピールできるメルカリShopsなら、はじめてのネット販売でも成功しやすいと言えます。
売れやすい機能が盛りだくさん!
メルカリShopsは売れやすい機能も多数用意してあります。
例えば「タイムセール機能」。自分で指定した期間内に、割引価格で商品を販売することができ、旬のお魚や今売れて欲しい商品に使える、便利な機能です。
さらに、タイムセールラベルの表示、タイムセール商品一覧への掲載もあり、お客さまの関心をひきやすい仕様となっています。
その他にも、お客さまがお気に入りのショップを「フォロー」できる機能など、購入のきっかけとなりやすい嬉しい機能が多数そろえられています。
EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
売れやすい機能が盛りだくさんのメルカリShopsでは、初心者でも利益を出しやすい環境となっています。
実際、メルカリShopsで、はじめてネットショップを開いた人の中には、初月から月商1,000万円超を達成した方も登場。
ネット販売がはじめての人でも成功しやすいサービスと言えます。
お刺身の販売を考えている方は、ぜひメルカリShopsでネット販売を始めてみてください。
メルカリShopsでネットショップを開いてお刺身を販売しよう
お刺身を販売するには「魚介類販売業許可」を取得する必要があります。許可を取得できれば、ネットショップや魚市場を使って、実際に販売を始めることができます。
手軽に販売するならネット販売がおすすめです。さらにメルカリShopsなら初期費用・月額固定費用が無料。低コストで販売ができます。
集客に強く、売れやすい機能がそろっているメルカリShopsで、ぜひお刺身の販売を始めてみてください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!