「メルカリShops」では、法律上、一部の出店者情報を開示しなければなりません。そこで今回はどんな情報が開示されるのか?開示しない方法はあるのか?について解説します。またショップ開設時に必要となる情報についても解説しているので、ぜひ参考にしてください。
ネットショップを開くならメルカリShopsがおすすめ
「メルカリShops」は、ものづくりの事業者の皆さまとメルカリのお客さまをつなげる場として誕生しました。ネットショップの運営を考えている方に、「メルカリShops」がおすすめな理由を紹介します。
先行出店申込者のうち57%がEC初出店
「メルカリShops」はスマホひとつでかんたんに運営できます。そのため「メルカリShops」ではじめてネットショップを開設したという方が多くいらっしゃいます。ネットショップを運営したことがない方でも始めやすい手軽さが特徴です。
月間利用者2,000万人以上のメルカリのお客さまに届けられる
「メルカリShops」で出店すれば、フリマアプリ「メルカリ」を利用する月間2,000万人以上のお客さまに、自分のショップの商品をアピールすることができます。「メルカリShops」は皆さまの商品をより多くのお客さまの目に触れる機会を提供します。
EC初挑戦で初月から月商1,000万円超を達成したショップも登場!
「メルカリShops」ではじめてネットショップを開いた事業者の方のなかには、初月から売り上げが1,000万円を超えた方もいます。実績のある「メルカリShops」であんしんしてネットショップを始めましょう。
メルカリShopsでは出店者情報が開示されるの?
ここからは「メルカリShops」の出店者情報について解説します。
フリマアプリ「メルカリ」では「メルカリ便」を使うと匿名配送ができるため、出品者の情報が必ず開示されるわけではありません。「メルカリShops」の場合はどうなるのか見ていきましょう。
一部の出店者情報がメルカリのお客さまに開示される
「メルカリShops」ではフリマアプリ「メルカリ」と異なり、氏名や住所などの出店者情報を、情報開示を希望するお客さまに開示する必要があります。
開示される情報
下記の4つの出店者情報が、メルカリのお客さまに公開されます。
【個人・個人事業主の場合】
- 運営者名(屋号)
- 代表者氏名
- 運営者住所
- 運営者電話番号
「代表者氏名」は本人情報の氏名が自動的に入力されます。「運営者住所」と「運営者電話番号」は個別に入力できますが、「現に活動している」正式な情報である必要があります。
【法人の場合】
- 運営者名(屋号)
- 代表者氏名
- 事業者住所
- 事業者電話番号
開示されるまでの流れ
上記の出店者情報は、「メルカリShops」のアプリ上で公開されているわけではありません。開示請求を行ったお客さまにのみ、個別に情報開示を行っています。
開示請求は、自分のお店の商品を購入した人に限らず、メルカリを利用するすべてのお客さまが可能です。
開示の流れは以下のとおりです。
- 出店者情報の開示を希望するお客さま(開示請求者)が、ショップページから「ショップ運営者情報を請求する」リンクをタッチ
- 開示請求者のメールアドレス宛に出店者情報が送信される
以上が開示の流れです。
どんなお客さまがいつ開示請求をしたかといった情報は、出店者に連携されませんので注意しましょう。
なぜメルカリShopsでは出店者情報が開示されるの?
「メルカリShops」は特定商取引法に基づいた運営を行っています。
特定商取引法とは消費者の利益を守るための法律です。特定商取引法では、通信販売事業者に氏名(名称)や住所などの表示を義務づけています。
特定商取引法に基づいた運営のため、「メルカリShops」では出店者の皆さまに、氏名や住所などの表示を行っていただいております。
出店者情報の開示は停止できる?
「メルカリShops」では出店者情報を開示する必要がありますが、開示を止めることはできるのでしょうか?
ここでは出店者情報の公表を停止する方法と、お客さまとのやり取りに出店者情報が使われるのかについて解説します。
メルカリShops運営の住所と電話番号を表示できる
ショップの商品を公開しながら、出店者情報を非表示にすることはできません。先ほど解説したように、特定商取引法により商品を販売している間は出店者情報の開示が必要です。
しかし、希望すれば運営者情報のうち、住所・電話番号を非公開にすることが可能です。この場合、代わりにメルカリShops運営(株式会社ソウゾウ)の住所・電話番号が表示されます。
個人情報を開示したくない場合は、メルカリShops運営の情報表示を利用するようにしましょう。
電話番号を使わず、取引画面でやり取りできる
お客さまとのやり取りは、公開している出店者情報を使わずに行えます。「メルカリShops」のアプリ上の取引画面で、お客さまとやり取りすることが可能です。
もし直接電話やショートメールでお客さまから問い合わせが入った場合でも、対応は必須ではありませんのであんしんしてください。
ショップ開設に必要な情報は?開設手順とともに確認
ここでは「メルカリShops」の開設に必要な情報を紹介します。
具体的な必要情報は「個人利用・個人事業主・法人」の事業種別によって異なります。まずはどの事業種別を選べば良いのかを確認しましょう。
事業種別を選び終わったら、開設手順に沿って必要情報を見ていきましょう。
「個人・個人事業主・法人」のどれに該当するか?
ショップ開設の申込画面を開いたら、事業種別を「個人利用」「個人事業主」「法人」から選択します。事業種別は後から変更ができません。
事業種別の選び方は以下を参考にしてください。
【個人】
税務署へ開業届を提出していない個人の方を指します。
【個人事業主】
法人を設立せず開業届を提出して、自分で事業を行う個人の方を指します。
【法人】
株式会社や有限会社など法律上認められたものを指します。自治体の場合も法人に該当します。
「個人」の方がショップ開設に必要な情報
「個人」の方が開設に必要な情報を、申込手順とともに確認しましょう。
STEP1:販売する商品の情報を入力する
【必要な情報】
- 許認可証の画像
販売する商品のカテゴリーと、許認可が必要かどうかを選択します。許認可が必要な場合は、許認可証の画像を添付します。許認可証が必要な業種は以下を参考にしてください。
(メルカリShopsガイド💡:許認可証が必要な業種を教えてください)
STEP2:本人情報を入力する
【必要な情報】
- 本人の氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス
氏名と生年月日は、フリマアプリ「メルカリ」アカウントの本人情報が自動的に入力されます。修正が必要な場合は「メルカリ」で手続きを行いましょう。
STEP3:ショップの情報を入力する
【必要な情報】
- ショップ名、ショップ説明(任意)
- ショップの運営者情報(事業者名・屋号、代表者氏名、住所、電話番号)
- 購入者へ表示する内容(問い合わせ対応可能時間、役務または商品の引き渡し時期、返品についての特約)
「ショップの運営者情報」は出店者情報として「メルカリ」のお客さまに公開される情報です。
「購入者へ表示する内容」は、お客さまからショップへ問い合わせがあった場合に対応できる時間・曜日や、注文確定から発送までにかかるおおよその日数を入力します。返品の方法についても入力できます。
STEP4:銀行口座情報を入力する
【必要な情報】
- 振込口座の銀行コード、支店コード、口座種別、口座番号、口座名義
売上金を振り込む銀行口座の情報を入力します。口座名義は現姓の本人名義である必要があります。
これで開設申込は完了です。あとは審査結果がメールで届くのを待ちましょう。
「個人事業主」の方がショップ開設に必要な情報
「個人事業主」の方が開設に必要となる情報を、申込手順とともに確認しましょう。
STEP1:販売する商品の情報を入力する
【必要な情報】
- 許認可証の画像
販売する商品のカテゴリーと許認可が必要かどうかを選択します。許認可が必要な場合は、許認可証の画像を添付します。許認可証が必要な業種は以下を参考にしてください。
(メルカリShopsガイド:許認可証が必要な業種を教えてください)
STEP2:本人情報を入力する
【必要な情報】
- 本人の氏名、住所、生年月日、電話番号、メールアドレス
- 本人確認書類の画像(いずれか1点:運転免許証、健康保険証、在留カード、住民基本台帳カード、住民票、特別永住者証明書)
氏名と生年月日は、フリマアプリ「メルカリ」アカウントの本人情報が自動的に入力されます。修正が必要な場合はメルカリで手続きを行いましょう。
STEP3:ショップの情報を入力する
【必要な情報】
- ショップ名、ショップ説明(任意)
- ショップの運営者情報(事業者名・屋号、代表者氏名、住所、電話番号)
- 購入者へ表示する内容(問い合わせ対応可能時間、役務または商品の引き渡し時期、返品についての特約)
「ショップの運営者情報」は出店者情報として「メルカリ」のお客さまに公開される情報です。
「購入者へ表示する内容」は、お客さまからショップへ問い合わせがあった場合に対応できる時間・曜日や、注文確定から発送までにかかるおおよその日数を入力します。返品の方法についても入力できます。
STEP4:銀行口座情報を入力する
【必要な情報】
- 振込口座の銀行コード、支店コード、口座種別、口座番号、口座名義
売上金を振り込む銀行口座の情報を入力します。口座名義は、個人事業主本人の名義または屋号の名義である必要があります。
これで開設申込は完了です。あとは審査結果がメールで届くのを待ちましょう。
「法人」の方がショップ開設に必要な情報
「法人」の方が開設に必要となる情報を、申込手順とともに確認しましょう。
STEP1:販売する商品の情報を入力する
【必要な情報】
- 許認可証の画像
販売する商品のカテゴリーと許認可が必要かどうかを選択します。許認可が必要な場合は、許認可証の画像を添付します。許認可証が必要な業種は以下を参考にしてください。
(メルカリShopsガイド:許認可証が必要な業種を教えてください)
STEP2:事業者情報と代表者情報を入力する
【必要な情報】
- 事業者情報(法人番号、事業者名、事業者所在地、設立年月日、代表電話番号、資本金
年商、従業員数、事業内容、ホームページURL)
- 登記簿に記載された代表者情報(代表者氏名、代表者住所、代表者生年月日、代表者電話番号、代表者メールアドレス)
事業者情報については、事業者名と郵便番号を入力することで、国税庁に登録されている法人情報が表示されます。
STEP3:ショップの情報を入力する
【必要な情報】
- ショップ名、ショップ説明(任意)
- 購入者へ表示する内容(問い合わせ対応可能時間、役務または商品の引き渡し時期、返品についての特約)
「購入者へ表示する内容」は、お客さまからショップへ問い合わせがあった場合に対応できる時間・曜日や、注文確定から発送までにかかるおおよその日数を入力します。返品の方法についても入力できます。
STEP4:銀行口座情報を入力する
【必要な情報】
- 振込口座の銀行コード、支店コード、口座種別、口座番号、口座名義
売上金を振り込む銀行口座の情報を入力します。口座名義は、法人名が含まれている名義である必要があります。
これで開設申込は完了です。あとは審査結果がメールで届くのを待ちましょう。
メルカリShopsでネットショップをはじめましょう
「メルカリShops」では特定商取引法に基づき、出店者情報を開示する必要があります。しかし、個人情報を開示したくない・抵抗がある場合には、代わりにメルカリShops運営(株式会社ソウゾウ)の住所・電話番号を表示することが可能です。
「メルカリShops」の開設申込はかんたんです。本人情報や口座情報、ショップ名を入力したら申し込み完了です。ネットショップを開くなら、かんたん操作の「メルカリShops」を使ってみましょう。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!