すでに実店舗で事業を始めている法人の方の中には、通販サイトでの販売に興味がある方も多いと思います。通販サイトは多くのメリットがあり、実店舗と併用して運営している法人の方も増えています。本記事では、法人で通販サイトを開設するまでの流れや、おすすめの開設サービスをご紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。
法人もOK!メルカリShopsで集客に強い通販サイトが開設できる
メルカリShopsは、個人・法人問わずにネットショップが開設できるネットショップ作成サービスです。
多くのお客さまがお買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」内で商品を販売することができるため、集客に苦戦することなく通販サイトを運営できます。
また、多くのショップから操作のしやすさについても評価いただいており、かんたんに通販サイトを開設・運営することができるのも、メルカリShopsの嬉しいメリットです。
通販サイトの開設を検討している方は、ぜひメルカリShopsで出店してみてください。
法人で通販サイトを開設するメリット・注意点
通販サイトを開設しようと考えている方の中には、「通販サイト運営の労力が増える分、メリットはしっかりあるのか?」「通販サイトを開設する際はどのような点に注意点すれば良いか?」といった点が気になる方もいらっしゃるでしょう。
ここでは、通販サイトを作成する主なメリットと注意点を解説します。
メリット
まずは法人で通販サイトを開設するメリットについて見ていきましょう。
BtoC-ECは市場規模が大きく今後も拡大予測
ここ数年、国内のBtoC-EC市場規模は拡大を続けており、EC事業に参入する法人も増えています。
さらに、野村総合研究所によると、令和3年時点の国内BtoC-EC市場規模20.7兆円が、2026年には29兆円に増加すると予測されており、今後も引き続き拡大する見込みです。(参考:ITナビゲーター2021年版)
そのため、通販サイトの開設は将来性のある選択と言えるでしょう。
一部の業務負担を軽減できる
通販サイトの活用で、業務量を減らすことが期待できます。
もし、今まで電話やFAXで受注を行っていた企業なら、通販サイトでの受注を始めることで、注文内容を伝票に書き起こす作業を無くすことができます。
在庫もデータ化されるため、在庫管理が簡単になります。
こういったデータ化・システム化は、作業量を減らすだけでなく、伝票の書き間違い、無在庫での受注といった人為的なミスを減らすことにも繋がるでしょう。
販路を拡大できる
通販サイトは、インターネットの検索流入から新規顧客の獲得が狙えます。営業に出向できる範囲にとどまらず、全国のお客さまを相手に販売できることは大きなメリットです。
また、海外への販売に対応した通販サイトであれば、海外からの購入も期待できます。海外へ向けた通販は「越境EC」と呼ばれ、近年成長している市場です。うまく集客できれば、顧客数をぐんと伸ばすことが期待できるでしょう。
インターネットを利用した販促ができる
ほとんどの人がスマホを持つようになった現代では、インターネットを利用した販促は必須とも言えます。
通販サイトがあれば、Web広告やSNSの投稿を見た人が、そのままスマホから通販サイトで購入するという流れを作ることができます。
また、インターネットの検索流入を狙うSEOの強化を意識した通販サイトを作れば、低予算で大きな集客効果が見込めます。
注意点
つぎは、通販サイトを開設するにあたって、注意が必要な点を見ていきましょう。
通販サイトの運用業務が増える
通販サイトの運用を始めると、商品登録や梱包・発送業務などの新たな業務が増えます。
減らせる業務がある一方で、新しく増える業務もあるため、スタッフの配置やマニュアルの更新が必要となります。
また、通販サイトの運営で意外と作業負担が大きいのが、商品登録です。お客さまが実物を確認できない分、詳しくわかりやすい商品説明を書く必要があります。
価格競争に巻き込まれやすい
通販サイトは、同じような他社商品と比較されやすい環境です。そのため、どうしても価格競争が起きやすいといった特徴があります。
価格競争を回避するには、価格以外の面でアピールポイントを作り、差別化を図ることが大切です。
集客しなければお客さまに来店されない
通販サイトで苦労することが多いのが集客です。通販サイトは店舗と違い、お店の前を通ったお客さまに認知してもらえる訳ではありません。積極的に通販サイトの存在をアピールする必要があります。
費用はかかりますがWeb広告を使って宣伝したり、地道にSNS運用を続ける、SEOの強化を行うなどの、集客面のアプローチが必須となります。
集客に不安がある方は、メルカリShopsのような、多数のネットショップが集まるモール型のサービスに出店することが、おすすめしたいひとつの集客対策です。モール内にいるお客さまの来店が狙えるため、集客力に期待できます。
法人が通販サイトを設立するまでの流れ
ECへ参入する企業が増えたこともあり、法人でも簡単に通販サイトを開設できるサービスが増えています。ここでは、法人で通販サイトを設立するまでの流れをご紹介します。
1:通販サイトのコンセプトを決定する
まず、実際に通販サイトを作成する前に、通販サイトのコンセプトを固めます。誰に対してどのような商品を販売するのかを考えると良いでしょう。
ショップを運営するにあたり、コンセプトは重要です。特に競合ショップの多いECの世界では、明確なコンセプトが他社との差別化につながります。
2:通販サイトに必要な機能を洗い出す
コンセプトが決まったら、それを軸に通販サイトのデザインや搭載したい機能を考えます。
基本的なショッピングカート機能や受注管理機能は、多くの通販サイト作成サービスで装備できますが、サービスによって高度なアクセス解析機能などを搭載することもできます。
ただし、機能を充実させればそれだけ費用も高くなるため、必要な機能の中に自社で補えるものはないか、洗い出しておくことも大切です。
3:どのサービスで通販サイトを開設するか決めて申し込む
通販サイトはほとんどの場合、作成サービスを使って開設します。数ある作成サービスの中から、どのサービスを使って通販サイトを作るか決めましょう。
サービスを選ぶ際は、必要な機能が使えるか、運営コストは事業規模に合っているか、運用のしやすさはどうか、といった点を確認することが大切です。
サービスを決めたら、さっそく開設申込をしましょう。大規模な作成サービスの場合は、制作会社に見積もりを依頼する流れになります。
4:通販サイトを制作する
開設申込後は、通販サイトのデザイン設計や、機能の導入を進めていきます。事業計画を実現できるような通販サイトを制作しましょう。
通販サイトの完成までに、どのくらいの労力がかかるかはサービスによって異なります。ショップ情報を入力するだけで簡単に完成するところもあれば、自分で決済手段を導入したり、セキュリティ環境を整える必要があるサービスもあります。
5:商品登録をしたら通販サイトをオープン!
通販サイトを構築したら、あとは商品登録をするだけです。商品登録は重要な作業で、写真の撮り方や商品説明の書き方が売上に大きく影響します。戦略的なものを考えておきましょう。
商品登録が終わったら、通販サイトをオープンできます。オープン後は店舗やSNSで通販サイトを開設したことを告知し、集客活動もしっかり行いましょう
開設前に知っておきたい通販サイトの種類
通販サイトには種類があり、それぞれ構築の仕方や特徴が異なります。どの種類の通販サイトを作成するか決めておくことで、サイト作成サービスも選びやすくなります。
ここでは、通販サイトの主な3種類について解説します。自社に合った種類の通販サイトを開設しましょう。
集客に強い「モール型」
モール型とは、メルカリShopsをはじめ、Amazonや楽天市場など、複数のネットショップが集まるインターネット上のショッピングモールに出店する方法のことです。
最大のメリットは、集客に強いこと。すでにショッピングモールを利用しているお客さまを呼び込むことができるので、いちから集客する必要がありません。知名度の低いショップでも、ある程度の集客が見込めます。
気になる点は、ショップ独自のオリジナル性を出しにくいことです。モール側で用意されたショップデザインを使うため、どのショップも似たようなデザインになります。
簡単に自社ECが作れる「ASP型」
ASP型とは、通販サイトを運用するために必要な機能をレンタルしてネットショップを開く方法です。
サービスにもよりますが、ある程度デザインと機能を自由に設定することができ、簡単に自社の通販サイトを保有できます。
注意点は、集客を一から自社で行う必要がある点です。モール型のように、はじめからお客さまがいる市場に出店するわけではないため、広告やSNSを使って積極的に集客する必要があります。
大規模法人向け「オープンソース・パッケージ・フルスクラッチ型」
オープンソース型・パッケージ型・フルスクラッチ型と呼ばれるタイプは、上記でご紹介した方法とは異なり、ベースの部分までカスタマイズすることができる自由度の高い方法です。
自社の希望に応じた機能やデザインを実現できる代わりに、高額な費用が必要となるため、ある程度規模の大きな企業向けの方法と言えます。
また、システムメンテナンスなども自社で行う場合が多いため、ランニングコストが多くかかる点も注意が必要です。
法人で通販サイトを開設できるおすすめサービス
ここからは、法人で通販サイトを作成できる具体的なサービスをいくつか紹介します。(記載情報は2023年6月時点のものです。)
メルカリShops
初期費用 | 月額費用 | 販売手数料 | その他 |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 商品価格の10% | 振込手数料:200円/1回 |
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」内にネットショップを開設できるサービスです。
月間2,000万人以上という多くのお客さまがお買い物を楽しむショッピングモール内で販売できるため、集客に強い点が大きなメリットです。
月額費用が無料と低コストでありながら、クーポン発行やセール機能などの集客機能を利用することもできます。
楽天市場
初期費用 | 月額費用 | 販売手数料 | その他 |
---|---|---|---|
66,000円 | 21,450円(がんばれ!プラン) 55,000円(スタンダードプラン) 110,000円(メガショッププラン) | 3.5%から7%(がんばれ!プラン) 2%から4.5%(スタンダードプラン・メガショッププラン) | R-Messe利用料:3,300円から 上記以外にも各種手数料あり |
楽天市場は、メルカリShopsと同じくモール型のショップ作成サービスです。
専任のコンサルタントがつく楽天市場独自のサポート体制が特徴的です。
その代わり、ある程度の運営コストが必要になります。商品登録数や画像容量を増やすには、高額のプランでの契約が必要となるため、収入が見込めるショップ向けと言えます。
Makeshop
初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | その他 |
---|---|---|---|
11,000円(プレミアムプラン) 110,000円から(エンタープライズ) | 12,100円(プレミアムプラン) 60,500円(エンタープライズ) | クレジットカード決済の場合3.14%から(※プレミアムプランは+月額1,100円) | 有料のオプション料金など |
Makeshopは、デザインテンプレートや必要機能をレンタルしてショップを作成できる、ASP型のサービスです。
他のASP型のサービスと比べてデザインテンプレート数が多い点が特徴的です。100種類以上のテンプレートがあるため、自社のコンセプトに合ったショップ作りが実現できます。
ただし、一部の機能ではネットの専門的な知識を求められることがあります。ある程度の知識を持ったスタッフの配置が必要となるでしょう。
Shopify
初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | その他 |
---|---|---|---|
0円 | 33ドル≒約4,400円(ベーシック) 92ドル≒約12,000円(スタンダード) 399ドル≒約53,000円(プレミアム) | クレジットカード決済の場合 3.4%(ベーシック)3.3%(スタンダード)3.25%(プレミアム) | 有料のオプション料金など |
Shopifyは、カナダ発のASP型のショップ作成サービスです。
170以上の国で使われており、各国の言語や税率にも対応しています。そのため越境ECに挑戦することも可能です。
ただし、海外発のサービスであるため、日本語に対応していない部分もある点に注意が必要です。
コマース21
コマース21は、パッケージ型の作成サービスです。
初期開発から運用保守までを一貫したメンバーがサポートします。柔軟性の高いシステム基盤があり、大規模な通販サイトに強いサービスと言えます。
見積もりを依頼して制作を進める流れとなります。パッケージ型のサービスなので、かなり高額な費用が予想されます。
EC-CUBE
EC-CUBEも、大規模な法人向けの作成サービスのひとつです。
無料でソースコードをダウンロードして自分で構築する方法か、制作会社とともに構築する方法のどちらかを選べます。(※2023年6月時点でクラウド版で構築する方法は新規募集を停止中)
ダウンロードの場合は、無料または有料のプラグインをダウンロードして機能を拡張します。コストを抑えられますが、システムの専門知識が必要となるほか、セキュリティ対策を自社で行う必要があります。
集客に強く使いやすい通販サイトを開設するならメルカリShopsがおすすめ
法人で通販サイトを開設したい人におすすめなのがメルカリShopsです。メルカリShopsは集客に強いので売れやすく、操作方法もかんたんなので、効率的に運用することができます。
ここでは、メルカリShopsのおすすめポイントを詳しくご紹介します。
月間2,000万人以上のお客さまが訪れるフリマアプリ「メルカリ」で商品を販売できるから集客に強い
メルカリShopsは、月間2,000万人以上という多くのお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」内で商品を販売できるサービスです。
フリマアプリ「メルカリ」で商品を探すお客さまに見つけてもらうことができ、一から集客しなくても購入されるチャンスがあります。
実際、多くの法人ショップがメルカリShopsで出店しており、月商2,800万円を達成した企業も登場しています。
「クーポン発行」や「タイムセール」など販促機能も豊富!
メルカリShopsには、無料で使える販促機能が多くあります。
例えば、出店ショップはフォロワーに向けてクーポンを発行することが可能です。使用条件や割引価格を自由に設定できます。クーポンをきっかけに、フォロワーが増えることも期待できるおすすめの機能です。
また、多くのショップから好評いただいている「タイムセール機能」というものもあります。ショップ独自でタイムセールを開催することができ、ショップの注目度を上げることができます。
かんたん操作でEC初心者でも開設・運営しやすい
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」と同様の画面でかんたんに操作できる手軽さも特徴のひとつです。
スマホからの運営も可能で、ネットの難しい知識がなくても、ネットショップを開設・運営することができます。
そのため、ネットショップの運営をしながら、仕入れや商品制作に集中することができる点が嬉しいメリットです。
一括商品登録など業務を効率化させる機能も盛りだくさん!
メルカリShopsでは、多くの商品を扱う法人の方でも効率的に運営できるような便利な機能も充実しています。
Web版メルカリShopsでは、CSVファイルを使って最大1,000点の商品を一括登録することが可能です。また、注文一覧や売上明細のダウンロードも行うことができ、商品数が多いショップでも管理がかんたんです。
またメルカリShopsはAPI連携にも対応しているので、他店舗経営を検討している方にもおすすめです。
複数スタッフ体制でショップの運営が可能
メルカリShopsはひとつのショップに複数のスタッフアカウントを作成することができます。
スタッフアカウント作成が有料のオプションとなるサービスもありますが、メルカリShopsは追加料金なしで、スタッフアカウントの作成が可能です。
複数人体制でネットショップを運営できるため、商品登録や発送業務専任のスタッフを配置することも可能。スタッフアカウントには種類があり、スタッフごとに操作権限を分けられるため、あんしんです。
「メルカリShops 学び場」でECサイトの運営方法や売上アップのコツが学べる
はじめてのネットショップで運営方法がわからず不安という方でも、「メルカリShops 学び場」を活用していただくことで、あんしんしてネットショップ運営を始められます。
「メルカリShops 学び場」とは、ネットショップの運営に必要な知識を、動画やテキスト教材でわかりやすく学べる場所です。出店方法から、商品登録の仕方、運用が始まってからの流れや、売上アップのコツまで学べます。
出店者の方へのサポート体制も整っているメルカリShopsで、ぜひネットショップを開設してみてください。
メルカリShopsで集客に強い通販サイトを手軽に開設しよう
通販サイトを開設する企業は増えており、販路を広げられるなど多くのメリットがあります。EC市場の拡大にともない、規模の大きな法人でも、かんたんに通販サイトを作成できるサービスが増えており、サービスによっては低コストで始めることも可能です。
通販サイトの注意点のひとつである集客面にアプローチするなら、メルカリShopsでの出店がおすすめです。メルカリShopsに出店することで、フリマアプリ「メルカリ」でお買い物を楽しむ多くのお客さまが顧客候補となるため、集客に苦戦することなく通販サイトを運用できます。
通販サイトの開設を検討している方は、ぜひメルカリShopsでネットショップを出店してみてください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!