ネットショップとして人気の高い楽天市場。通販市場において高いシェアを獲得しており、ネットショップ市場へ出店を検討している方の中では候補として考えている方も多いでしょう。この記事では、楽天市場へ出店する際に発生する費用について、出店プラン別にわかりやすく解説していきます。ネットショップ出店をお考えの方はぜひご参考ください。
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ネットショップ運営がはじめての方や、リスクを抑えてネットショップを開設したい方におすすめです。
楽天市場への出店にかかる費用|まずはその仕組みをご紹介
楽天市場への出店には費用がかかります。
出店にかかる費用は、初期登録費用+月額費用+オプションサービス費用です。
まずは、それぞれの費用の概要についてご紹介します。(金額については次のブロックで詳しくご紹介しています。)
初期登録費用
楽天市場へ出店する際に必要な費用が、初期登録費用です。
月額費用
月額費用は毎月かかるランニングコストです。楽天サービス利用の有無にかかわらず、楽天市場へ出店している限りは毎月発生します。詳細は次の通りです。
出店料
毎月支払う費用のひとつが「出店料」です。楽天市場には初期登録費用とは別に3つのプランに応じた料金が別途必要となります。
ネットショップ運営者が目指す月商や、作りたいサイトのイメージ、規模拡大のペースに合わせてプランを選べます。
システム利用料など
毎月支払う費用のもうひとつが「システム利用料など」です。詳しくは後ほど説明しますが、楽天市場のプラットフォームを利用するために必要な費用となります。月間の売上金に応じて数%から数10%を支払うため、ショップの売上金によって変動します。
オプションサービス費用
オプションサービスを利用すれば、ショップ運営をさらに充実させることができます。SNSやメールマガジンを使って集客活動をしたい方におすすめです。
楽天市場への出店に発生する費用の詳細
それでは具体的に、楽天市場へ出店する際に発生する費用の詳細をご説明します。
初期登録費用
楽天市場へ出店する際に必要なのが税別60,000円の初期登録費用です。
契約時点での支払いとなり、1度払えば以降支払う必要はありません。
月額費用その1|3つのプランから選べる出店料
楽天市場には「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」の3つのプランがあり、それぞれ月額費用やシステム利用料が異なります。プランは目標とする月商やお店の規模に応じて選べます。
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | |
---|---|---|---|
このような方におすすめ | EC初心者の方 | 目標月商約140万円以上の方 | 商品数や画像量の制限をなくしたい方 |
月額費用 | 19,500円(年間一括払い) | 50,000円(半年ごとの2回分割払い) | 100,000円(半年ごとの2回分割払い) |
契約期間 | 1年 | 1年 | 1年 |
登録可能商品数 | ~5,000商品 | ~20,000商品 | 無制限 |
画像容量 | ~500MB | ~5GB | 無制限 |
システム手数料 (パソコン) (モバイル) | 3.5%から6.5% 4.0%から7.0% | 2.0%から4.0% 2.5%から4.5% | 2.0%から4.0% 2.5%から4.5% |
※2024年2月時点での情報です。
がんばれ!プラン
最も安いプランが「がんばれ!プラン」です。月額費用が安いため、EC初心者の方におすすめです。
一方で、月額費用が安い分、月間売上金に応じたシステム利用料は高めです。よく比較されるスタンダードプランのシステム利用料は月間売上金の2.0%から4.5%なのに対し、がんばれ!プランは3.5%から7.0%です。
月商が140万円以上になると手数料の合計がスタンダードプランを超えてしまうため、月商が140万円未満で、ショップの仕様が5,000商品未満、画像容量500MB以下であれば「がんばれ!プラン」がおすすめです。
スタンダードプラン
目標月商が約140万円以上の方におすすめなのがスタンダードプランです。システム利用料はメガショッププランと同じなのに対して、月額出店料が安いのが特徴です。
ランニングコストを抑えながら、本格的なショップを運営できるでしょう。
メガショッププラン
登録商品数と画像容量が無制限になるのがメガショッププランです。大規模にショップ運営をしたい方におすすめです。
スタンダードプランの商品登録数が20,000商品までのため、それ以上の商品数のネットショップを運営したい場合や、商品登録数は20,000商品以下であっても、アパレル商品などのように、ひとつの商品に対して複数の画像を掲載する必要がある場合は、こちらのメガショッププランがおすすめです。
※初期値は50,000商品と5GBに設定されているため、上限変更を希望の場合は申請が必要です。
月額費用その2|システム利用料
システム利用料は、月間の売上金に対してかかります。出店プランごとに、そして売上がパソコン経由で発生したか、モバイル経由で発生したかによっても適用料率が異なります。
料率に幅があるのは、売上金に応じて細かく料率が変わるためです。
たとえば、がんばれ!プランの場合は売上金によって以下のように料率が変わります。
<がんばれ!プランの適用料率>
適用料率 | ~50万円 | ~100万円 | ~500万円 | ~1,000万円 | 1,000万円~ |
---|---|---|---|---|---|
パソコン経由 | 6.5% | 6.0% | 5.5% | 4.5% | 3.5% |
モバイル経由 | 7.0% | 6.5% | 6.0% | 5.0% | 4.0% |
適用料率の計算は複雑ですので、詳細は下記URLをご参考ください。
参考:適用料率の計算
※2024年2月時点での情報です。
月額費用その3|システムサービス利用料
毎月支払う費用として、システムサービス利用料があります。どの出店プランを利用しても、共通で以下で説明する利用料金が発生します。
楽天ポイント
楽天会員に提供するポイントである「楽天ポイント」。楽天会員が商品を購入するとポイントが付与されます。
ネットショップ運営者は、そのポイントの原資を負担しなければなりません。
楽天ポイント原資の負担分=楽天会員の購入代金(税別)×付与率(通常1.0%)
商品に送料や代金引換手数料が含まれている場合(「込み」を設定している場合)は、それらに対しても付与率が課金されます。一方、商品にこれら代金が含まれない場合は、送料や代金引換手数料に対して付与率の課金は発生しません。
また、楽天会員登録していない方からの購入には適用されません。
モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料
楽天市場では安心・安全・便利に楽天市場を使用してもらうためのシステム開発やお客さま窓口の運用などの環境整備は、楽天市場が行います。
そのため、ネットショップ運営者はそのための費用を「モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料」として支払います。
月間売上金の0.1%(税別)が請求されます。
楽天スーパーアフィリエイト
アフィリエイトとは、成果報酬型広告のこと。商品をSNSなどを通じて紹介し、そのリンクを通して商品が購入された場合に、紹介者(アフィリエイター)に一定額の報酬を支払う仕組みを言います。
楽天スーパーアフィリエイトも同様で、パートナー(アフィリエイター)サイトに掲載されたリンクを経由した売上について、購入された商品のジャンルに応じて、パートナーに成果報酬を支払います。
アフィリエイターが持つブログやサイトなどで商品を紹介してもらうことで、店舗や商品の認知度アップにつながるのが特徴です。ネットショップ運営者にとっては、手間をかけずに商品を拡散してもらえ、さらに売上が上がるメリットが期待できます。
楽天市場では、商品のジャンルに応じて2%から4%のアフィリエイト料率が設定されており、パートナーへは、アフィリエイト経由の売上×アフィリエイト料率が支払われます。
なお、ネットショップ運営者は、上記パートナーへ支払う金額+「楽天スーパーアフィリエイトシステム利用料」を支払います。
「楽天スーパーアフィリエイトシステム利用料」は、パートナーに支払う成果報酬の合計額に応じて適用料率が決められた、ネットショップ運営者が支払うシステム利用料のこと。
楽天がネットショップ運営者に一括して請求し、パートナーへの支払いは楽天側が代行してくれます。
月額費用その4|R-Messe利用料
R-Messe(アールメッセ)は、お客さまとネットショップ運営者とのコミュニケーションツール。お客さまからの問い合わせを一元管理し、効率的に対応できるお問合せ管理ツールです。
2024年2月現在、以下の月額固定費が設定されていますが、現在無料期間中(終了時期未定)です。
メガショップ/スタンダードプラン | がんばれ!プラン | |
---|---|---|
月額固定費(税別) | 5,000円 | 3,000円 |
月額費用その5|楽天ペイ(楽天市場決済)利用料
楽天市場ではさまざまな支払い方法が用意されています。支払い方法のひとつが「楽天ペイ」です。楽天ペイとは、楽天が提供する電子決済サービスのことです。
楽天ペイで決済された場合は、この楽天ペイ利用料が月額費用としてかかってきます。平均決済単価と月額の決済高に応じて2.5%から3.5%の楽天ペイ利用料が発生します。
楽天ペイを導入することにより、以下の支払い方法を楽天市場共通の支払い方法としてお客さまへ提供できます。
- クレジットカード決済
- Apple Pay
- 銀行振込
- 後払い決済
- コンビニ決済
- 主に海外のお客さまが利用する決済(PayPal決済、Alipay決済)
- 楽天ポイント
- 楽天キャッシュ
また、楽天ペイを導入したショップには、不正利用のモニタリング機能やチャージバック補償制度などが自動付帯されます。
不正利用のモニタリングは、不正注文に対するネットショップ運営者の対応コスト削減につながり、チャージバック補償制度は、第三者によるクレジットカード不正利用によりチャージバックが発生した際に、ネットショップ運営者が被る損失額を補償してくれます。万が一のときにも安心です。
楽天市場への出店時にオプション費用で利用できるサービス
ここまでネットショップ運営者が必ず支払わなければいけない費用について説明しましたが、楽天市場はオプションで選べるサービスも提供しています。
SNSからの新規顧客を獲得したい場合や、メールマガジンなどで情報を発信して既存顧客のリピート購入を増やしたい場合には、オプションサービスの利用がおすすめです。
R-SNS
R-SNS(アール・エス・エヌ・エス)は、LINE公式アカウント、Facebook、Instagram、ROOMなど、複数のSNSを店舗運営に活用したい方向けのサービスです。
楽天市場の店舗ページを通じて各SNSの友達などを集め、投稿機能なども活用して、情報をタイムリーに発信できます。
商品の紹介やキャンペーン案内、お友達追加のクーポン配信など積極的に発信することでファンの拡大、売上アップにつながるでしょう。
SNSを通じてお店や商品の認知度を高めたい方におすすめです。
月額固定費3,000円で契約は1年単位。なお、契約すれば利用の有無にかかわらずこの金額が発生します。
R-Mail
R-Mailは、メールマガジンを配信できるサービス。過去に購入したお客さまをフォローするのに有効なツールです。
基本料金は無料ですが、メール配信料として1通あたり1円かかります。
なお、条件はありますが、楽天提供の送信リストを使うことで、週1回無料でメールを配信することができます。
RMS商品一括編集機能
「RMS」はRakuten Merchant Server(楽天マーチャントサーバ)の略で、楽天市場の店舗運営に必要なシステムです。
商品数が多いネットショップには、RMS商品一括編集機能がおすすめです。商品データのCSVファイルをFTPでRMSにアップロードすることで、商品画面を一括して編集、登録、削除できます。
2024年2月現在、月額固定費は10,000円です。
R-Cabinet 容量追加オプション
「R-Cabinet」は、R-Mail(HTMLメール)や商品画面などで使用する画像や動画を登録・管理できるシステム。登録された画像の検索や縮小、一括登録や削除などが可能で、以下の容量であれば無料で利用できます。
容量 | |
---|---|
がんばれ!プラン | 500MB |
スタンダードプラン | 5GBまで |
メガショッププラン | 無制限 |
無料で利用できる容量が決められているため、既定の容量に達すると利用制限がかけられてしまいます。
オプションで容量追加ができるので、容量を確保しようと必要な画像を消してしまった…ということがないように、容量上限に達した場合は容量を追加しましょう。
<R-Cabinet 容量追加オプション>
1GB追加プラン(月額) | 5,000円(税別) |
10GB追加プラン(月額) | 10,000円(税別) |
月半ばからの利用開始でも、日割り計算はできません。また、いずれかひとつのプランのみの申し込みが可能なので、10GBに2つ申し込んで20GB容量を追加することはできません。
定期購入・頒布会サービス
「定期購入」とは、同じ商品を定期的にお届けするサービス。買い忘れると困る消耗品などの販売におすすめのサービスです。
一方「頒布会」とは、毎回異なる商品を定期的にお届けするサービス。決まったサイクルでおすすめの商品や旬のグルメなどを販売するときに便利です。
お客さまにとっては、1回の注文で定期的な商品の購入が可能なので、「都度注文する手間が省ける」「注文忘れが防げる」といったメリットがあります。
ネットショップ運営側にとっても、「売上や利益、在庫の予測が立てやすい」「リピート率が向上しやすい」などのメリットがあります。
定期購入・頒布会サービスを利用したい場合は、こちらのサービスを利用しましょう。
2024年2月現在、以下の月額利用料とシステム利用料が必要です。
- 月額利用料:5,000円※
- システム利用料:プランごとのシステム利用料+2.0%
(※定期購入・頒布会の両方のサービス利用の場合も、1サービス利用の場合も同額)
楽天市場への出店にかかる費用|料金シミュレーション
このように、楽天市場への出店にかかる費用は多岐にわたり、複雑です。
特に、EC初心者の方は、どの出店プランにすれば良いか悩まれると思います。以下に、単価~3,000円のファッションを販売した場合の、月商50万と300万の2024年2月現在での料金シミュレーション結果を記載します。
<月商50万円の場合>
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | ||
月額出店料 | 19,500円 | 50,000円 | 100,000円 | |
システム利用料(パソコン) | 13,000円 | 8,000円 | 8,000円 | |
システム利用料(モバイル) | 21,000円 | 13,500円 | 13,500円 | |
システムサービス利用料 | 楽天ポイント | 4,750円 | 4,750円 | 4,750円 |
モールにおける取引の安全性・利便性 | 500円 | 500円 | 500円 | |
楽天スーパーアフィリエイト | 3,900円 | 3,900円 | 3,900円 | |
R-Messe利用料(無料期間中) | 0円 | 0円 | 0円 | |
楽天ペイ(楽天市場決済)利用料 | 17,500円 | 17,500円 | 17,500円 | |
合計 | 80,150円 | 98,150円 | 148,150円 |
<月商300万円の場合>
がんばれ!プラン | スタンダードプラン | メガショッププラン | ||
月額出店料 | 19,500円 | 50,000円 | 100,000円 | |
システム利用料(パソコン) | 73,500円 | 46,000円 | 46,000円 | |
システム利用料(モバイル) | 115,500円 | 73,000円 | 73,000円 | |
システムサービス利用料 | 楽天ポイント | 28,500円 | 28,500円 | 28,500円 |
モールにおける取引の安全性・利便性 | 3,000円 | 3,000円 | 3,000円 | |
楽天スーパーアフィリエイト | 23,400円 | 23,400円 | 23,400円 | |
R-Messe利用料(無料期間中) | 0円 | 0円 | 0円 | |
楽天ペイ(楽天市場決済)利用料 | 103,000円 | 103,000円 | 103,000円 | |
合計 | 366,400円 | 326,900円 | 376,900円 |
月商50万円の場合、最も安い出店プランは「がんばれ!プラン」。一方、月商300万円の場合、最も安いプランは「スタンダードプラン」になります。
なお、楽天市場の出店案内のページに、料金シミュレーターがあるので使ってみましょう。
参考:料金シミュレーター
月商約140万円が分岐点
楽天市場の試算による出店プラン選択の分岐点は「月商140万円」です。
月商140万円未満の場合は「がんばれ!プラン」がおすすめですが、画像容量や掲載商品数が限られます。十分な情報を掲載できなければ売上が伸びない可能性があるため、アピール面で考えれば「スタンダードプラン」の方が有利かもしれません。
一方、月商140万円を超える場合はスタンダードプランがお得です。月間売上金に対するシステム利用料が「がんばれ!プラン」よりも割安になるためです。
出店費用支払い時の注意点
楽天市場への出店費用の支払い時には以下の点に注意しましょう。
出店料は年間一括払いか2回分割
月額費用のひとつ、出店料は年間一括払いか2回分割払いしか選べません。
月額費用が最も安い「がんばれ!プラン」の出店料は年間一括払いになるため、契約期間が1年の場合、初回に支払うべき費用は294,000円です。
<がんばれ!プラン>
月額出店料(年間一括払い) | 初期登録費用 | 初回に支払うべき費用 |
---|---|---|
19,500円(税別)×12ヶ月分 | 60,000円 | 294,000円 |
スタンダードプランとメガショッププランは2回分割が選べるため、契約期間が1年の場合、初回に支払うべき費用は以下になります。
<スタンダードプラン>
月額出店料(年間一括払い) | 初期登録費用 | 初回に支払うべき費用 |
---|---|---|
50,00円(税別)×6ヶ月分 | 60,000円 | 360,000円 |
<メガショッププラン>
月額出店料(年間一括払い) | 初期登録費用 | 初回に支払うべき費用 |
---|---|---|
月額出店料(年間一括払い) | 初期登録費用 | 初回に支払うべき費用 |
100,00円(税別)×6ヶ月分 | 60,000円 | 660,000円 |
月額費用が最も安い「がんばれ!プラン」であっても、初回支払い費用は約30万円となるため注意が必要です。
なお、がんばれ!プランとスタンダードプランについては、10回分割払いが可能な場合もあります。詳細は新規出店コンサルタントへ相談してみてください。
楽天市場への出店のメリット
楽天市場への出店には初期費用や月額利用料が必要ですが、利用料を支払ってでも楽天市場に出店するメリットがあります。
集客力が高い
楽天市場の最大のメリットとも言えるのが「集客力が高い」ことです。
楽天のインターネット通販市場におけるシェアは29.0%。生活雑貨においては、38.8%と、実に4割近いシェアを誇っています。
(株式会社富士経済「通販・コマース ビジネスの実態と今後2023」より)
この数値は、多くのお客さまが楽天市場でお買い物をしている証拠。このように楽天市場は高い集客力が魅力です。
販促ツールが充実
楽天市場には、商品の魅力を伝えるための販促ツールが充実しています。
店舗ページを自由にデザインできる機能や、メルマガ配信機能やクーポン作成機能もついています。
商品をアピールして新規顧客の呼び込みはもちろん、リピーターを増やすこともできる、これらの販促ツール。ライバルに差をつけて売上を伸ばしたいときにおすすめです。
サポートが手厚い
楽天市場はサポートも充実しています。
気軽に、簡単にネットショップ成功のための販売ノウハウを学びたい場合は「楽天大学」がおすすめです。「月商100万円突破のコツ」「iPhoneで撮る商品写真講座」など、多数の無料のeラーニング講座を視聴できます。
具体的な販売戦略を相談したいのであれば、ECコンサルタントに相談しましょう。1店舗につき、ひとりの専任ECコンサルタントがつきます。
ネット販売のプロが、購買動向やお店のアクセス、売上データに基づいた販売戦略を提案。ネットショップ運営者の身近なパートナーとして、運営についての悩みも相談できます。
楽天市場への出店の注意点
楽天市場の出店にはメリットもありますが注意点もあります。以下の点に注意しましょう。
出店コストがかかる
出店コストがかかることは注意すべき点として挙げられます。
しかも、出店料は年間一括払いか2回分割しか選択できないため、初回費用として数十万円必要です。
その分販促ツールが充実している、サポートが手厚いなどのメリットもあるため、単純に費用のみでは判断できませんが、出店時の費用面でのハードルは高いと言えるでしょう。
審査に時間がかかる
楽天市場に出店する際には出店申し込みが必要です。出店申込書や審査書類、その他商材の写真や必要な営業許可書などを用意して出店審査を受けます。
審査内容の確認には2週間から1ヶ月程度かかります。その後RMSアカウントがオープンとなり、開店準備に入ります。開店前審査を通過すれば、晴れてネットショップを開店できます。
RMSアカウントオープンから開店までには2週間から1ヶ月程度、出店申し込みから開店までは最長2ヶ月程度かかります。
すぐにネットショップを開きたい方にとってはもどかしいかもしれません。
規約が厳しめ
楽天市場で出店する際には、楽天市場独自のルールを守る必要があります。
規約やガイドラインで禁止商材や禁止行為は定められており、違反した場合は違反点数がつけられ、年間の累積違反点数ごとに違反レベルが決まります。
違反レベルがIであれば、ランキング掲載制限や検索表示順位ダウンなどの措置が7日間とられ、講習が義務付けられます。最も厳しい違反レベルVとなると、契約解除となり、違約金が300万円になる場合もあります。
薬物や銃刀類など、法律で所持や販売が禁止されている商品を販売したり、
「必ず〇Kg痩せます」など、商品の品質についてお客さまに誤認させるような表示をしたりすると違反点数がつけられます。
また、楽天市場の買い物かごを通さずに、電話・ファックス、メール、SNSなどでお客さまと取引を行ったり、楽天市場のサイト内に、外部サイトに繋がるリンクを貼ったりする行為もNG。これら行為は楽天にとっては不利益となるためです。
詳しくは「02. 安心・安全なショッピング環境をつくるためのガイドライン」に記載されていますので、気になる方は下記サイトを参考にしてみてください。
楽天市場への出店手順
楽天市場への出店には時間がかかることは先ほどご説明しました。具体的にはどのようなステップを踏んで出店するのか、詳細をご説明します。
出店申し込み
楽天出店案内のサイトの「出店申込」ボタンから申し込みが可能です。会社情報や運営の責任者情報を入力します。
その他以下の資料が必要です。
- 取扱予定商材の販売に必要な許可書(古物商、酒類販売、医薬品販売など)
- 商材の写真
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
- 住民票・印鑑証明書、実店舗の写真(個人事業主の方)
出店審査
提出された書類をもとに出店審査がされます。審査には手続き開始から2週間から1ヶ月程度かかります。
RMSアカウントオープン
審査に通ると、RMSアカウントが開設されます。RMSアカウントで管理画面にログインし、ショップを作成します。
操作方法で不明な点があれば、コールセンターに確認できます。
開店前審査
RMSを利用して楽天市場にショップを作り、決済や配送の準備を整えます。準備ができたら開店前審査を受けます。できあがったページの内容が審査され、出店規約などに違反していないかチェックされます。
開店準備から開店審査に通るまでにかかる時間は、2週間から1ヶ月程度です。
店舗オープン
開店前審査に通れば、晴れて店舗オープンです。
メルカリShopsなら、楽天市場よりも費用を抑えて出店できる!
楽天市場よりも費用を抑えて出店したいならメルカリShopsがおすすめです。初期費用0円、固定費0円で、初心者でも売上を伸ばしやすいのがポイントです。
ここでは、メルカリShopsの魅力を8つご紹介します。
- 売上が出しやすい|EC未経験でも初月売上約1,000万円超達成事例も!
- 初期費用も毎月の固定費も0円なので、コスパ◎
- 初心者でもOK!かんたん操作でお店を開設できる
- 月間2,300万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」のお客さまに商品をアピールできる
- タイムセール機能やクーポン機能で、リピーターを増やせる
- まとめて出品・在庫管理ができるのでバックヤード業務の手間を減らせる
- スタッフアカウント機能を使えば、複数人でショップ運営できる
- サポート体制も万全なので、万が一のときでもあんしん
売上が出しやすい|EC未経験でも初月売上約1,000万円超達成事例も!
メルカリShopsは初期費用もかからず、販促につなげやすい環境が整っているため、売上を出しやすいのがポイントです。
EC未経験の方で、初月売上約1,000万円超を達成した事例もあります。
他にも、販売開始後2ヶ月で月商約2,400万円超を達成した食品ショップや、販売開始後約3ヶ月で月商約1,800万円超を達成したハイブランド・家電用品リユースショップの実績もございます。
初期費用も毎月の固定費も0円なので、コスパ◎
「売れなかったらどうしよう」
常に付きまとうその不安を一蹴してくれるのがメルカリShopsです。
メルカリShopsは初期費用0円。毎月の固定費も0円なので、万が一商品が思うように売れなかった場合でもあんしんです。
必要な経費は、商品が売れたときに発生する販売手数料と、売上金を金融機関に振り込むための振込手数料(1回に付き200円)のみ。
初心者でもOK!かんたん操作でお店を開設できる
メルカリShopsを開設する方法は非常にかんたんです。スマホ又はパソコンから必要事項を入力し、審査に通ればお店を開設できます。
審査に要する時間は最長2営業日。早ければ即日お店を開くことも可能です。
月間2,300万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」のお客さまに商品をアピールできる
ECサイトで売上を伸ばしていくためには集客力がポイントです。特にEC初心者の方はどのように集客すれば良いのか悩む方も多いでしょう。
その点、メルカリShopsは集客力が高いのがポイント。
タイムセール機能やクーポン機能で、リピーターを増やせる
メルカリShopsには、タイムセール機能やクーポン機能など、販促に役立つ機能が充実しています。
タイムセール機能を使えば、期間限定で商品を割引価格で販売できるので、お得に商品を購入したいお客さまに向けて訴求できます。クーポン機能を使えば、商品の露出を増やすことができ、注目を集めるきっかけにもつながります。
どちらもフォロワーに対して発行できます。フォロワーは商品に興味を持っている方であるため、フォロワーに対して特別感のあるクーポンを発行すれば購入やリピート購入にもつながるでしょう。
まとめて出品・在庫管理ができるのでバックヤード業務の手間を減らせる
メルカリShopsなら、出品や在庫管理もかんたんです。
CSVファイルを使えば一度に最大1,000商品まで登録可能。商品登録にかかる手間と時間を減らせます。注文一覧や売上明細もダウンロード可能です。
在庫管理に便利なEC一元管理システムも利用できます。他店舗展開しているショップの在庫管理や受注管理のスマート化に役立ちます。
スタッフアカウント機能を使えば、複数人でショップ運営できる
メルカリShopsなら、ひとつのショップに対して複数のスタッフアカウントを作成できます。
サポート体制も万全なので、万が一のときでもあんしん
メルカリShopsはサポート体制も万全。万が一のときにもあんしんです。
ショップ運営の方法やお困りごとがあれば、まずはメルカリShopsガイドで検索してみましょう。検索窓に質問したいことやキーワードを入力すればかんたんに答えが見つかります。
メルカリShopsガイドを調べても問題が解決できない場合は、事務局への問い合わせが可能です。
出店費用を抑えたいなら、メルカリShopsがおすすめ!
楽天市場への出店は費用がかかります。初期費用はもちろん毎月の固定費など、少なくとも初回時は30万円以上必要です。
その点メルカリShopsであれば、初期費用も固定費も0円。リスクを抑えたネットショップ運営が可能です。さらに、便利機能やサポートも充実。EC未経験の方でも売上を出せるシステムがそろっています。
出店費用を抑えてネットショップ運営をしたいなら、メルカリShopsがおすすめです。ぜひ利用をご検討ください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
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