自社サイトを作りたいと考えている法人・企業でも、作成経験がない場合、作り方や記載すべき項目などわからないことも多いでしょう。この記事では、法人・企業に向けた自社サイトの作り方や記載すべき項目、サイト作りで失敗しないためのポイントなどをご紹介します。
企業が商品を販売するならメルカリShopsがおすすめ
メルカリShopsは、法人・個人問わずに、フリマアプリ「メルカリ」内にネットショップを出店できるサービスです。
フリマアプリ「メルカリ」は、法人名義での利用はできませんが、メルカリShopsで商品を販売することで、企業でもフリマアプリ「メルカリ」上のお客さまに向けて商品を販売できます。
また商品数が多い企業の方でも、効率的にショップ運営ができる機能が揃っています。運営しやすいECサイトを作成したい企業や、販路を拡大したい企業の方は、ぜひメルカリShopsへの出店を検討してみてください。
企業が自社サイトを開設するために必要なもの
自社サイトを開設するためには、「ドメイン」「サーバー」が必要になります。
ドメイン
ドメインは、インターネット上に自社サイトがある場所を示すURLのことです。ドメインは、自社の会社名にする表記にするのがおすすめです。
ドメイン取得にかかる費用は、ドメインの種類や契約期間などによって異なりますが、年間1,000円から10,000円程度が相場です。
レンタルサーバー
サーバーは、ホームページを置くための土地です。レンタルサーバーと契約することで利用でき、費用としては、月に100円から2,000円程度かかります。
レンタルサーバーには数多くのサービスがあるので、価格や機能などを比較してから、予算や使い方に合ったものを選んで契約しましょう。
代表的な自社サイトの作り方
ここでは、代表的な自社サイトの作り方をご紹介します。
WordPressで自作する
WordPressは、多くの企業や個人に選ばれている人気のサイト作成システムです。無料で利用でき、SEOに関する機能が充実しているのが特徴です。
HTMLやCSSといったサイト作成スキルは必要なく、簡単にサイトが作れます。WordPressを使っている方は数多く、インターネットを検索すれば、サイトの作成方法などさまざまな情報が公開されているので、初心者でも調べながら進めていけば作成可能です。
HTMLやCSSで自作する
HTMLやCSSで自作する場合は、ゼロからサイトを作れるため、自由度が高いのが魅力です。その反面、Web制作スキルが必要になります。
社内にWeb制作スキルがある社員がいるなら、HTMLやCSSで自作して自社サイトを制作してもいいでしょう。
ホームページ作成ツールで自作する
ホームページ作成ツールは、ホームページにドメインとサーバーがあらかじめついているサービスです。代表的なものとしては、Wixやペライチ、Jimdoなどがあります。HTMLやCSSなどのスキルがなくても、直感的にサイトが作成できます。
しかし、独自ドメインやメールアドレスの取得をすると、WordPressよりも維持費が高くなることもあります。さらにサービスが終了すると、サイトが使えなくなります。
自社サイトなど本格的に運用するにはおすすめできない作成方法です。
Web制作会社に外注する
デザインにこだわりたい場合や本格的なサイトを作成したいならWeb制作会社に外注するのがおすすめです。プロが作成してくれるので、デザイン性の高いサイトが作れます。
しかし、サイトを作るだけでも10万円から100万円ほどの大きな費用がかかります。そこから記事コンテンツの作成費や更新費などのランニングコストが発生するので、ある程度の予算が取れないと難しいでしょう。
企業の自社サイトに記載すべき項目
自社サイトに記載すべき項目は数多くありますが、最低限記載しておいた方が良い項目があります。
ここでは、企業の自社サイトに記載すべき項目を6つご紹介します。
会社概要
会社概要は、自社サイトにおいて名刺のような役割を担うもので、非常に重要な項目です。
記載する内容は特に決まりはありませんが、一般的には以下のような内容を記載します。
- 会社名
- 代表名
- 所在地
- 電話番号
- 創立
- 事業内容
- 資本金
- 従業員数
- 主要取引先
- 取引銀行
- 許可・登録・免許
事業紹介
事業紹介では、会社が取り扱っている商品やサービスについての内容を記載します。お客さまは事業紹介を見て、購入を検討するため、ただ商品やサービスの紹介にとどまらず、メリットやサービスの導入事例などを記載しましょう。
よくあるお問い合わせ内容のQ&A
お客さまが疑問に思うことの答えを「よくある質問」などにまとめて、自社サイト上に公開しておけば、お客さまはわざわざ問い合わせすることなく疑問を解決できます。
また会社側としても、対応の手間を削減できます。
お問い合わせフォーム
「お問い合わせフォーム」を用意しておけば、不明点がある方や購入を検討している方からの連絡を受け付けられます。電話とは違い、24時間受け付けられるため、機会損失を減らせるのがメリットです。
プライバシーポリシー
個人情報を取り扱う場合、サイト上に個人情報の取扱いについての記載が必要になります。
採用情報
自社サイトにアクセスする人の中には、就職や転職を希望している方も少なくありません。そのため、採用を行っているなら「採用情報」をまとめた上、自社サイトに公開しておきましょう。
「採用情報」には、条件だけでなく社員インタビューや社内の環境などを記載しておくのもおすすめです。より詳しい情報を記載しておくことで、就職したもののイメージと違ったなどの理由による採用事態や早期退職を減らすことにつながります。
企業の自社サイトにあるといい項目
掲載することで自社の魅力をより伝えることができる項目についてご紹介します。
代表者メッセージ
代表者の考えや信念などを言葉にした情報を「代表者メッセージ」として、自社サイトに公開するのもいいでしょう。代表者の顔写真があると、会社の信頼度アップにつながります。
社員紹介
実際に会社で働いている社員の写真や人柄が分かるような情報があると、会社の雰囲気が伝わりやすくなるため、お客さまに親近感を与えられます。
また就職を検討している方にとっても、実際に働く写真がどのような人なのか知れると、親近感がわきやすいので就職希望者が増える可能性があります。
記事コンテンツ
自社サイトは、自社商品やサービスの紹介や関連する情報、会社情報だけでなく、記事コンテンツを作成するのもおすすめです。自社商品のターゲット層の悩みを解決できるような有益な情報を得られる記事コンテンツを記載しておくことで、SEOからの流入も期待できます。
自社のターゲット層が検索しそうなキーワードを狙い、記事コンテンツなどを作成しましょう。
メディア掲載実績
テレビや新聞、ネットニュースなどのメディアに、自社や自社商品が取り上げられた実績があるなら、その情報を自社サイトに掲載しましょう。メディア掲載実績の情報があると、注目されている商品であることをお客さまにアピールできます。
また過去の受賞歴などある場合は記載すると良いでしょう。
ニュース
会社のことや商品に関するニュースを掲載すれば、お客さまは「定期的にサイトを更新している会社だ」と安心感を与えられます。
新商品の発売時やキャンペーン実施時には、ニュースとして最新情報を更新・公開しましょう。最新情報がない場合は、社長や社員からの挨拶や感謝メッセージを公開するのもいいかもしれません。
企業の自社サイトの作り方
ここでは、自社サイトの基本的なつくり方をご紹介します。
1.目的を決める
まずなぜ自社サイトを作成するのか目的を明確にしましょう。
企業が自社サイトを立ち上げる主な目的としては、以下のようなものがあります。
- 商品やサービスの情報を配信して新規顧客を獲得したい
- 企業情報を公開してお客さまからの信頼度を高めたい
- 会社の魅力を伝えて採用につなげたい
自社サイトではさまざまな情報を記載することになります。目的を決めずにあれもこれもと情報を詰め込み過ぎると、何を伝えたいサイトなのか分からなくなるため、お客さまの印象に残りづらいです。
2.サイトの構成を決める
自社サイトを作成する目的を決めたら、その目的にはどの情報が必要なのかを考えて、サイトの構成を考えます。サイトの構成を考える際は、記載する情報を洗い出してサイトマップに落とし込むとイメージしやすくなります。
自社サイトは複数の情報を網羅的に記載することになるので、お客さまが見たいページにたどり着きやすくするためにシンプルにするのがおすすめです。
3.デザインを決める
自社サイトのデザインは、背景色や文字の色・フォント、画像の大きさ、形などを含めた上で決めていきます。デザインの組み合わせによって、サイトの雰囲気や印象が大きく異なるため、企業イメージに合わせたデザインにしましょう。
4.サイトを制作する
サイトの構成とデザインが決まったら、実際にサイトを作成します。記載する情報をすべて作成し終わったら、コンテンツ内に誤字脱字がないか・誤った情報がないかなどを確認しましょう。
見落としのないよう、複数人で確認するのがおすすめです。
企業が自社サイトづくりで失敗しないポイント
自社サイトづくりで失敗しないためには、いくつかのポイントを押さえておくことがコツです。
ここでは、自社サイトづくりで失敗しないためのポイントを3つご紹介します。
制作会社に丸投げするのではなく自社で運営をしてみる
自社サイトは、制作会社に依頼して制作することもできますが、高額な費用がかかります。
高額な費用をかけて自社サイトを作っても、集客に成功するとは限らないので失敗するリスクも大きいです。
さらに多くの制作会社では、ホームページの作成費用と、その後の内容や更新には別途費用が発生するため、維持費の経費もかかります。
ホームページは作って終わりではなく、試行錯誤を繰り返しながら更新して育てていきます。そのため、まずはできるところは自社で行って費用を抑えつつ、自社で対応できないほどの規模になった場合には制作会社に依頼するといった流れがおすすめです。
コンテンツは自社で作成する
自社の魅力を一番知っているのは、やはりその会社で働く社員でしょう。自社の魅力をお客さまに伝えるためには、コンテンツは自社で考えて作成する形がおすすめです。これは制作会社に依頼する場合でも同じことが言えます。
自社サイトにアクセスを集めるためには、有益な情報発信を数多く行う必要があります。自社のことを一番理解しているのは社員です。コンテンツ作成は簡単にできるものではありませんが、全てを制作会社に任せるのではなくある程度のコンテンツは自社でも作成するよう心がけましょう。
定期的に更新する
自社サイトを作ったまま放置しているようであれば、自社サイトを作成する意味がありません。自社サイトは、常に新情報を更新することが大切です。
更新が行われていないサイトは、SEOでも不利になるだけでなく、ファンが離れる原因にもなります。定期的な更新を心がけましょう。
サイト内で商品を売りたいならオンラインショップを開設するのが最適
自社サイトで商品を売りたいなら、オンラインショップを別途開設するのがおすすめです。インターネット作成サービスを利用すれば、商品販売を販売するための機能が揃っているため、自分で準備をする必要がありません。
また初期費用や固定費用といったコストが無料で利用できるサービスも多いので、初期費用を抑えてネット販売が始められます。
オンラインショップを開設する方法
オンラインショップを開設する方法としては、大きく分けてECモールを作成できるプラットフォームを利用する方法と、自社でECサイトを作成する方法があります。
ここでは、ECモールと自社ECモールのそれぞれのメリットと注意点をご紹介します。
ECモール
ECモールとは、複数のショップが集まったネット上のショッピングモールのようなプラットフォームに出店する構築方法です。代表的なものには、メルカリShopsをはじめ、Amazonや楽天市場などがあります。楽天市場で考えると、楽天市場というプラットフォーム内に多くのショップが出店して、販売した商品は楽天市場上に掲載されます。
メリット
ECモールの最も大きな魅力は、モール自体の集客力を活かして商品を販売できることです。ECモールには、毎日数多くのお客さまが買い物をするためにアクセスしているため、商品を販売するだけでお客さまから見つけてもらいやすくなり、購入機会も増えます。
注意点
ECモールは、出店しているショップが多いため、どうしても出店者同士の価格競争は避けられない点には注意が必要です。自社が販売している商品の類似品も数多く販売されているので、価格競争に巻き込まれやすくなります。
購入してもらうためには値下げせざるを得ないケースも少なくなく、値下げして販売すると利益が上がりにくくなります。
またECサイトで運営していると、月額費用や販売手数料、振込手数料などの各種コストが発生するため、ランニングコストがかかる点も理解しておかなければいけません。
自社ECサイト
自社ECサイトとは、独自ドメインを取得してゼロからネットショップを立ち上げる構築方法です。作成するには、ECサイト構築の知識が必要になるため、モール型よりも難易度が高くなります。
メリット
自社ECサイトは、デザインや機能を自由に組み合わせられるので、自社の世界観やビジョンにあったサイトが作れます。
また構築した後も、柔軟に変更や更新ができるのもメリットです。サイト運営しながら、必要に応じて対応できます。
注意点
自社ECサイトでの注意点としては、膨大なコストがかかる点と高い知識やスキルが求められる点に注意が必要です。費用や時間をかえて自社ECサイトを作ったとしても、思うように売上を伸ばせるとは限りません。
自社ECサイトで成功するためには、Web広告に出稿したりSNSなどを運用したりなどと、集客活動も必須です。
オンラインショップを開設するならメルカリShopsがおすすめ
自社の商品を販売するオンラインショップを作成できるサービスは数多くありますが、その中でも特におすすめしたいのがメルカリShopsです。ショップ運営に役立つ機能や、利益を上げやすいサービスが充実しています。
ここでは、メルカリShopsの魅力を8つご紹介します。
月間2,000万人以上のお客さまが利用するフリマアプリ「メルカリ」上で販売できるから集客に強い
メルカリShopsで商品を販売すると、フリマアプリ「メルカリ」上に掲載されるため、フリマアプリ「メルカリ」を利用する数多くのお客さまに商品を見つけてもらいやすくなります。
初期費用・月額費用無料!固定コストを抑えてショップ運営ができる
メルカリShopsでは、ショップを開設する際に必要な初期費用や月々発生する月額費用などの固定費が一切かかりません。商品が売れた後に、販売手数料と振込手数料の2点がかかりますが、どちらも商品が売れるまでは発生しません。
「クーポン機能」や「タイムセール機能」など集客アップを狙える機能が豊富
メルカリShopsには、お客さまの購入につながる機能が豊富に揃っています。
例えば、「クーポン機能」を使えば、フォロワーに向けてショップ独自のクーポンが発行できます。クーポンを発行すると自動的にフォロワーに通知が届くため、何もすることなく情報を届けられます。またクーポンは有効期間内なら、発行後にフォローしても使えるため新たなフォロワー増加にも期待できます。
あらかじめ設定した期間内、お得な価格で商品を販売できる「タイムセール機能」も利用可能です。セール品は、一覧ページに表示されたり、商品ページに目立つラベルが表示されたりするため、お客さまの注目を集められます。
便利な配送サービスでお客さまにあんしん・あんぜんに商品を届けられる
「らくらくメルカリ便」を使えば、送料コストを抑えながら、お客さまの元にあんしん・あんぜんに商品を届けられます。「らくらくメルカリ便」は、ヤマト運輸との提供で誕生した独自の配送サービスで、サイズ別の全国一律料金で利用できます。
送料以外にも、匿名配送対応、宛名書き・支払い不要、追跡・補償サービス付きなど、魅力が豊富です。
さらに、要冷凍・冷蔵が必要な商品を発送する場合も、「クールメルカリ便」がご利用いただけます。匿名配送以外は、「らくらくメルカリ便」と同じ条件です。
ショップの規模が大きくても管理がしやすい便利な機能が充実している
メルカリShopsでは、規模が大きくなっても管理しやすい便利な機能が数多く揃っています。例えば、注文一覧や売上明細はCSVファイルを利用すればダウンロードすることができるので、注文確認や売上管理に便利です。
ショップデザインをかんたんに編集できる
メルカリShopsでは、ショップページに表示される商品の順番や位置を変更できます。デザインの変更は、かんたんに操作できる仕様になっているので、直感的に見やすいページを作成可能です。
また複数の商品をひとつの項目にまとめて表示させることもできます。例えば、おすすめ商品や売れ筋商品、タイムセール商品などをひとつにまとめて上部に表示させれば、ショップページに訪れたお客さまに見つけてもらいやすくなるため販売促進につなげられます。
スタッフアカウントを使えば複数のスタッフで効率的に運営できる
社内のスタッフ複数人でショップを運営する場合は、スタッフアカウントを利用することで効率良くショップ運営ができます。
「メルカリShops 学び場」で困りごとを解決できる
「メルカリShops 学び場」は、メルカリShopsの使い方や機能の活用方法などが学べる、出店者向けのサポートコンテンツです。
コンテンツ教材で疑問を解決できる「ショップ運営まるわかりガイド」では、4ステップに分けて、段階別にショップの開設方法や運営に役立つ情報をまとめています。
動画で学べる「動画で学べるメルカリShops」では、1本数十分の動画が6本公開されていて、メルカリShopsの使い方や売上をアップするコツなどを解説しています。
メルカリShopsで発生する疑問や困りごとの多くをカバーしているので、分からないことがある場合はぜひチェックしてみてください。
自社商品をネット上で売りたいならメルカリShopsのサービスを活用しましょう
企業が自社サイトを作成する際は、制作会社に丸投げするのではなく、自社でコンテンツ作成や運営をすることが失敗しないポイントです。
また自社商品を販売するオンラインショップを開設するなら、自社サイトと同じく、はじめは小規模からスタートするのがおすすめです。
メルカリShopsなら、固定コストがかからないのでローコストでネット販売が始められます。さらにフリマアプリ「メルカリ」の集客力を活かせるので、大きく売上を伸ばすチャンスも秘めています。
これからオンラインショップを始める企業の方は、ぜひメルカリShopsのご利用をご検討ください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
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※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
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