さまざまなショップやブランドが出店しているECモールは、ECショップを始めたいときに便利なサービスです。とはいえ、ECモールの種類は多くあり、どのモールを利用しようか悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そこで、人気のECモールを機能や特徴、料金などで比較しています。ECモールの種類やメリット、注意点もおさらいしているので、ぜひ参考にしてみてください。
メルカリShopsはリーズナブルに利用できるECモール型のネットショップサービス!
メルカリShopsは、ECモール型のネットショップ作成サービスの中でも、特にリーズナブルに利用できるサービスです。
初期費用や月額費用といった固定費は一切かからず、ローコストでネットショップを運営できます。発生するのは、購入時に商品価格の10%に相当する販売手数料、売上を受け取る際にかかる振込手数料のみです。
コストが低いだけではなく、サービスの質も高くなっています。集客力や使いやすさなどに優れており、売上を高めるチャンスがあるのも魅力です。後述でサービスの詳細を解説しているので、ぜひ参考にしてみてください。
ECモールとは?種類と特徴
ECモールとは、メルカリShopsやAmazonのように、複数のショップが集まったインターネット上のショッピングモールのことです。自社の商品のみを扱う自社ECサイトとは、区別されます。
ECモールは、以下の3タイプに大きく分けられます。
- テナント型
- マーケットプレイス型
- 統合管理型
同じECモールでも、特徴はさまざまです。ネットショップをどのように運営したいかによっても相性があるので、タイプの特徴をしっかり理解しましょう。
テナント型
テナント型は、大型商業施設のように、モール上にさまざまなショップが構えられている形態です。メルカリShopsや楽天市場、Yahoo!ショッピングのように、商品ページに加えてショップページを持つことができるECモールとなっています。
マーケットプレイス型に比べて、ショップの独自性を出しやすく、より良いページを作成できれば、お客さまにアピールしやすくなります。
マーケットプレイス型
マーケットプレイス型とは、インターネット上の大きな市場で商品を販売する形式を指します。例えば、Amazonのように、さまざまなショップの商品が、ECモール内で出品されているイメージです。
ショップページがそれぞれあるというよりも、サイトに商品を登録するという側面が強く、独自のショップを運営するのは難しいです。
統合管理型
統合管理型は、マーケットプレイス型やテナント型とは異なり、自社内で構築するECモールです。複数のブランドや商品を持っている企業であれば、自社サイト内にブランド別のページを作り、一元管理が可能になります。
ブランドや商品によって、ターゲットやビジョンが異なる場合に、個別にブランディングできるのが特徴です。
ECモールのメリット
ECモールは、ゼロからネットショップを作成する場合に比べて、ショップを始めやすい環境が整っているのが特徴です。モールならではのメリットを活かすことは、ショップの成長につながっていきます。
ここでは、以下の4つのメリットを詳しく解説していきます。
- 簡単に商品を販売できる
- モールの集客力を活かせる
- モールのサポート・支援を利用できる
- 購入率が高い
簡単に商品を販売できる
ECモールは、ネットショップをすぐに始めたい方に嬉しいサービスです。利用を申し込み、商品を登録するといった簡単な手順で始められるので、初心者の方にも向いています。
例えば、メルカリShopsでは、以下のステップを踏むだけでかんたんに商品を販売できます。申し込みは10分程度で完了できるので、すきま時間でも気軽に登録できるのが魅力です。
- メルカリアカウントの登録またはログイン
- ショップ開設に必要な情報の入力、必要書類の提出
- 審査通過後、管理画面から商品を登録する
商品登録の際は、説明文の入力、画像のアップロード、その他設定など、いくつかの作業があります。初めは時間がかかるかもしれませんが、説明文や画像の作り方、各種操作に慣れれば、スムーズに出品できるようになるはずです。
モールの集客力を活かせる
ECモールには、すでに集客力を持っているサービスが多いです。メルカリShopsをはじめ、Amazonや楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモールは知名度が高く、ネットショッピングをしたいときにまず利用を考えるサービスではないでしょうか。
集客力のあるECモールに出品することによって、独自のネットショップをいちから開くよりも、お客さまに商品を見つけてもらいやすくなります。商品やブランドの認知度が高まれば、ECモールの集客力がさらに発揮され、より多くの方に選ばれる商品に成長するでしょう。
モールのサポート・支援を利用できる
ECモールサービスの多くは、お客さまに向けてサポートサービスやコンテンツを提供しています。初心者で何から始めていいかわからないとき、運営している間に困りごとが生まれたときなどに、相談窓口やチャットサポートなどで問い合わせでき、迅速に解決できるのがメリットです。
また、ECモールの使い方やネットショップ運営のノウハウなどを、ブログやオウンドメディアで発信している場合もあります。
購入率が高い
メルカリShopsをはじめとしたECモールへの出店は、自社ECサイトと比べて購入率が高いと言われます。ECモールの購入率が高い理由はいくつかあります。
ひとつは、ECモール自体に信頼感があること。ECモールに出店している各ショップに対しても安心感を持っていただくことができ、購入へつながりやすくなります。ECモールの操作に慣れているため、購入のハードルが低いというのも、理由に含まれるでしょう。
また、ECモールを訪れるお客さまは、そもそも購入を前提に商品を検索していることが多いため、購入される確率が高いと言えます。
ECモールの注意点
ECモールは、嬉しいメリットが多い反面、気を付けたいポイントもあります。特に注意したいのは、以下の3つです。
- 独自のショップを作りにくい
- ランニングコストがかかりやすい
- 価格競争に巻き込まれやすい
ショップの方向性によっては相性が悪く、他のショップとの戦い方を間違えると利益を生み出しにくくなります。注意点を理解した上で、ECモールの利用を検討しましょう。
独自のショップを作りにくい
ECモールは、種類によって形態は異なるものの、基本的にはモールの形式に沿ったショップを出店しなければいけません。ページのデザインやレイアウトなどに制限があるため、オリジナリティのあるショップを作るのは難しいです。
販売する商品や掲げているビジョンによっては、ショップの世界観を重視したい方も多いでしょう。まずは、ECモールで思い描いているショップを開けるかを確認し、実現が難しければECモール以外の方法を考えることもおすすめです。
ランニングコストがかかりやすい
ECモールに出店するためには、月額費用や各種手数料など固定費がかかる場合が多いです。モールによって料金が異なり、提供しているプランによっても変わります。
ランニングコストが大きくなると、その分だけ利益を圧迫してしまいます。自社でECサイトを立ち上げる場合にもコストはかかりますが、ランニングコストがかからないことを考えると、トータルの費用は自社ECの方が抑えやすい場合もあります。
どのくらいの固定費であれば利益が出るかを考え、何にどのくらいのコストがかかるかをECモールごとに比較しましょう。
価格競争に巻き込まれやすい
ECモールには、さまざまなブランドや個人が商品を出品しています。お客さまは、商品の人気、価格、口コミなどを比較できるので、他社との競争は避けられません。
特に価格競争は起きやすく、安くて良い商品が売れやすいです。他社に負けじと安易に価格を下げてしまうと、利益が減ったり、ブランドイメージが変わったりするため、慎重に対応する必要があります。
ECモールを選ぶ際のポイント
ECモールは数多くあるため、サービス選びに失敗しないために選ぶ際にはいくつかのポイントを押さえて比較することが大切です。ECモールを選ぶ際に注目すべきポイントは、以下の5つです。
- ECモールの種類
- 集客面
- ランニングコスト
- 機能の充実さ
- サポート体制
ECモールの種類
ECモールの種類には、マーケットプレイス型とテナント型、総合管理型の3種類があります。
総合管理型は自社内でECモールを構築する方法なので、複数のブランドや商品を持っている大手企業向きです。自社で一元管理ができるのが特徴ですが、その分コストも高額になります。
一方、既存のモール市場を活かして商品を販売する場合は、出品する形で商品を登録するマーケットプレイス型または、ECモール内にショップを開設するテナント型から選ぶことになります。
独自にショップを構築したいなら、メルカリShopsのように、個別のショップ内で商品を販売できるテナント型がおすすめです。
集客面
ECモールの集客力は、利用するサービスの市場規模によって異なります。集客力の強さで選ぶなら、利用するお客さまの多いECモールを選びましょう。
ただし利用者が多いECモールだと出店しているショップも多いため、価格競争が起こりやすい点に注意しなければいけません。競合ライバルに負けないようなショップを作りたいなら、売れやすい環境が整っていたり、数多くの集客機能が利用できるモールを選ぶのがおすすめです。
ランニングコスト
ECモールはサービスによって、初期費用や月額費用といった固定費や各種手数料などがかかることが多いです。料金はモールやプランによって異なるため、事前にランニングコストの試算をしておくことが大切です。
ランニングコストがかかると、当然その分が利益に影響するため、1ヶ月に売れる商品数の目安や目指す月商などから、どのくらいのランニングコストがかかるのかを各モールごとに計算して比較しましょう。
機能の充実さ
サービスによって、利用できる機能や決済方法などが異なるため、できるだけ数多くの機能が用意されているECモールを選ぶのがおすすめです。基本的な機能に加えて、独自の機能が搭載されているサービスもあるので、事前に利用したい機能があるかを確認しておきましょう。
また商品登録や受発注、在庫管理、売上管理などに役立つ機能、アクセス解析機能などがあると、ショップ運営に関する業務の効率化が図れるので便利です。
サポート体制
ECモールを選ぶ際は、サポート体制の充実さも確認しておくことが大切です。特にショップの構築や運営が初めての場合、分からないことが数多くあるはず。その時のために、初心者にも分かりやすいように解説してくれているガイドやマニュアルがあると安心です。
またサービスによって、メールや電話での問い合わせだけでなく、コンサルティングが受けられたり、運営ノウハウが学べる環境が整っていたりします。
初心者でも安心してECモールを構築・運営したいなら、できるだけサポート体制が充実しているサービスを選ぶのがおすすめです。
【比較表】人気ECモールの料金を比較
ECモールは、ネットショップを出店するうえで人気の方法です。しかし、どのECモールに出店するかも重要なので、どこに出店すべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
ここからは、人気のECモールを比較していきます。
まずは各ECモールの出店・運営に必要な料金を見てみましょう。(掲載情報は2024年3月時点の情報です)
初期費用 | 月額費用 | 販売手数料 | その他 | |
---|---|---|---|---|
メルカリShops | 無料 | 無料 | 10% | 振込手数料:200円/1回 |
Amazon | 無料 | ●小口出品プラン:無料 ●大口出品プラン:5,390円 | 最大45% | 基本成約料:110円/1商品※小口出品プランのみ |
楽天市場 | 66,000円 | ●がんばれ!プラン:21,450円 ●スタンダードプラン:55,000円 ●メガショッププラン:110,000円 | ●がんばれ!プラン:3.5%から7% ●スタンダード・メガショッププラン:2%から4.5% | ●ポイント資源:1.0%●安全性・利便性向上のためのシステム利用料:0.1% ●楽天スーパーアフィリエイトシステム利用料:2.6%から5.2% ●R-Messe利用料:3,300円から |
Yahoo!ショッピング | 無料 | 無料 | 3%から4.48%または150円から300円/件※決済手数料として | ●ストアポイント原資負担:1%から15% ●キャンペーン原資負担:1.5% ●アフィリエイトパートナー報酬原資:1%から50% ●アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30% |
au PAY マーケット | 無料 | 5,280円 | 4.5%から9% | ●ポイント原資:1% ●auスマートパスプレミアム手数料:0.5% ●アフィリエイト手数料:1.5%から8% |
Qoo10 | 無料 | 無料 | 6%から10% | ●追加手数料:1%から2% ●振込手数料:150円/1回 |
ZOZOTOWN | ー | ー | ー | ー |
SHOPLIST | ー | ー | ー | ー |
eBay | 無料 | ●無料プラン:無料●スターターストアプラン:4.95ドルから ●ベーシックストアプラン:21.95ドルから ●プレミアムストアプラン:59.95ドルから ●アンカーストアプラン:299.95ドルから ●エンタープライズストアプラン:2,999.95ドルから | ●無料プラン・スターターストアプラン:12.35%から15% ●ベーシックストアプラン・プレミアムストアプラン・アンカーストアプラン・エンタープライズストアプラン:11.50%から14.55% | ●海外決済手数料:0.4%から1.35% |
Shopee | 無料 | 無料 | 3.21%から5% | ●決済手数料:2%から3.21% ●為替手数料:約2% |
2024年版|人気のECモールを徹底比較!
ECモールにはそれぞれ特徴があります。ここでは、上記で取り上げた人気ECモールのそれぞれの特徴や注意点について解説します。
ECモールそれぞれの特徴を理解し、自分に合ったECモールを選びましょう。
メルカリShops
初期費用 | 月額費用 | 販売手数料 | その他 |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 商品価格の10% | 振込手数料:200円/1回 |
メルカリShopsは、初期費用・月額費用無料で利用できるサービスです。販売手数料と振込手数料は発生しますが、どちらも固定費ではないため、コストを抑えてネットショップを開設できます。
注文一覧や売上明細のダウンロード、CSVファイルによる商品一括登録、タイムセール機能など、便利な機能が豊富です。
出品した商品はフリマアプリ「メルカリ」上に掲載されるため、最低限の集客でもお客さまに見つけてもらえるチャンスがあります。
特徴
- 月間2,300万人以上のお客さまに向けて販売できる
- 毎月の固定費がかからない
- フリマアプリ「メルカリ」のお客さま層にアプローチできる
- スマホひとつでショップ運営が可能
注意点
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」をお使いのお客さまに向けて、商品を販売します。そのため商品によっては相性が良いものもあれば、相性が合わないジャンルも出てきます。
フリマアプリ「メルカリ」を利用するお客さま層に需要がある商品かどうかを見極める必要があります。
Amazon
初期費用 | 月額費用 | 販売手数料 | その他 |
---|---|---|---|
0円 | ●0円(小口出品プラン)●5,390円(大口出品プラン) | 最大45% | 基本成約料:110円/1商品※小口出品プランのみ |
Amazonは、認知度の高さが特徴です。出店しているショップも多く、商品数が多いため、ネットショップの買い物ではAmazonを最初にチェックするというお客さまもいます。
小口出品プランの場合は商品1点あたり110円の基本成約料、大口出品プランの場合は月額5,390円の運営コストがかかります。販売手数料は、どちらのプランも必要です。
1ヶ月に49点以上の商品を販売する場合は、大口出品プランの方が運営コストが抑えられます。
特徴
- 認知度が高い
- 販売する商品数に応じてプランが選べる
- 小口出品プランなら固定費が発生しない
- Amazonに在庫管理・発送が任せられる「FBA」の利用が可能
注意点
Amazonでは、Amazon公式も商品を販売しています。信頼度の高いAmazon公式ショップは、強力なライバル店となることに注意が必要です。
楽天市場
初期費用 | 月額費用 | システム手数料 | その他 |
---|---|---|---|
66,000円 | ●21,450円(がんばれ!プラン) ●55,000円(スタンダードプラン) ●110,000円(メガショッププラン) | ●3.5%から7%(がんばれ!プラン) ●2%から4.5%(スタンダードプラン・メガショッププラン) | ●ポイント資源:1.0% ●安全性・利便性向上のためのシステム利用料:0.1% ●楽天スーパーアフィリエイトシステム利用料:2.6%から5.2% ●R-Messe利用料:3,300円から |
楽天市場も、規模の大きいECモールのひとつです。がんばれ!プラン、スタンダードプラン、メガショッププランの3つを用意し、登録可能商品数や容量が異なります。
運営コストが高額である代わりに、サポート面が充実しています。ショップごとにECコンサルタントがついたり、ノウハウを学べる講座などが用意されています。
特徴
- ある程度規模が大きいECモール
- 商品登録数や容量に応じてプランを選べる
- 運営コストが比較的高額
- コンサルタントがつくなどサポート面が手厚い
注意点
楽天市場は、開設申込から実際に販売を開始できるまで2ヶ月近くかかることもあり、すぐに販売を開始できない点に注意が必要です。
また、固定費が高額なため、まとまった資金を用意しておくか、ある程度売上を見込める状態にしておく必要があります。
Yahoo!ショッピング
初期費用 | 月額費用 | 決済手数料 | その他 |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 3%から4.48%または150円から300円 | ●ストアポイント原資負担:1%から15% ●キャンペーン原資負担:1.5% ●アフィリエイトパートナー報酬原資:1%から50% ●アフィリエイト手数料:アフィリエイトパートナー報酬原資の30% |
Yahoo!ショッピングは、初期費用や月額費用、売上ロイヤルティが無料です。各種手数料は発生するものの、基本無料でネットショップを開設できます。
Amazonや楽天市場に規模は劣るものの、グループ企業の強固な顧客基盤を持っているのが特徴です。LINEやPayPay、Softbankなどのサービスと連携した集客施策を行っています。
特徴
- 毎月の固定費が不要
- PayPayなどSoftbank系列のサービスと連携した集客をしている
- 検索エンジンYahoo! Japanからの流入が狙える
注意点
毎月の固定費は必要ないものの、売上に応じた各種手数料が複数かかるため、運営コストの試算が少し複雑になる点に注意が必要です。
au PAY マーケット
初期費用 | 月額費用 | 成約手数料 | その他 |
---|---|---|---|
0円 | 5,280円 | 4.5%から9% | ●ポイント原資:1% ●auスマートパスプレミアム手数料:0.5% ●アフィリエイト手数料:1.5%から8% |
au PAY マーケットは、KDDIグループが提供するサービスです。全国のauショップでau PAY マーケットの利用促進や、新規会員の獲得に取り組んでいます。
また、決済手数料込みのプランを業界ではじめて提供しています。クレジットカード決済やコンビニ決済などの各種決済の手数料が含まれているため、充実した決済手段をローコストで実装可能です。
売上に対して発生する成約手数料は、売上が高いほどパーセンテージが低くなる仕組み。売上が高くなるほど成約手数料が減り、利益を得やすくなります。
特徴
- 大手キャリアであるauを利用するユーザーにアプローチできる
- 決済手数料込みのプランを展開
- 成約手数料が売上に応じて変動する
注意点
ネットショップの運営でよく使われる一部の機能が、有料のオプションとなっていることに注意が必要です。例えば、CSVファイルを使った商品の一括登録はオプションとなっています。
Qoo10
初期費用 | 月額費用 | 販売手数料 | その他 |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 6%から10% | ●追加手数料:1%から2% ●振込手数料:150円/1回 |
Qoo10は、お客さまの69%を30代以下が占めるECモールです。男女比は男性24%、女性76%であり、女性向け商品を販売したいショップに向いています。
料金体系は、販売手数料・追加手数料・振込手数料の3種とシンプルです。予約商品や日本国外に発送する場合、または最安値コーナー経由で購入された場合は、追加手数料が発生します。
物流代行サービスの提供、決済代行などでショップの負担を減らし、在庫管理ツールでの一元管理も可能です。
特徴
- 10代から30代の女性のお客さまが多い
- 毎月の固定費が不要
- 予約商品など特別な場合は追加手数料が発生
注意点
約7割のお客さまが若い女性と、お客さま層の偏りが大きいサービスです。そのため、ターゲット層が若い女性でないショップの場合は、売上を伸ばしにくい点に注意が必要です。
ZOZOTOWN
ZOZOTOWNは、ファッション系の大手ECモールです。受託ショップという形態で出店でき、商品をZOZOTOWNに預けることで、在庫の保管や商品の撮影、梱包などを任せることができます。
出店手数料は、他のECモールに比べると割高と言われていますが、アパレル系に強いこと、各種業務の負担を軽減できることが特徴です。
特徴
- ファッション系メインのECモール
- 在庫保管・商品撮影・梱包と配送をZOZOTOWNに任せることができる
- 販売手数料は高めの設定
注意点
ZOZOTOWNへの出店は、ある程度の実績が必要と言われます。知名度やショップの規模などが、一定の水準に達していなければ出店審査に通らない可能性もあることに注意が必要です。
SHOPLIST
SHOPLISTは、10代から20代に人気のファストファッションに特化したECモールです。商品登録をして商品をSHOPLISTに預けるだけで、サイト構築や商品発送、プロモーションなどはSHOPLISTは丸投げできます。
特徴
- 800以上のファストファッションアイテムを販売できる
- サイト構築や商品発送、プロモーションなどはSHOPLISTに任せられる
- 初期費用はかからないが、販売手数料が高い
注意点
SHOPLISTでは販売価格を他のECモールと合わせることがルールで決められています。販売手数料が高めなので、商品によっては利益が見込めない場合があるので注意が必要です。
eBay
初期費用 | 月額費用 | 落札手数料 | その他 |
---|---|---|---|
無料 | ●無料プラン:0ドル ●スターターストアプラン:4.95ドルから ●ベーシックストアプラン:21.95ドルから ●プレミアムストアプラン:59.95ドルから ●アンカーストアプラン:299.95ドルから ●エンタープライズストアプラン:2,999.95ドルから | ●無料プラン・スターターストアプラン:12.35%から15% ●ベーシックストアプラン・プレミアムストアプラン・アンカーストアプラン・エンタープライズストアプラン:11.50%から14.55% | ●海外決済手数料:0.4%から1.35% |
eBayは、世界に向けて商品を販売できるアメリカ初のプラットフォームです。eBay販売サポートを利用して商品を出品することで、国内だけでなく海外向けにも商品を販売できます。
特徴
190ヵ国に向けて商品を販売できる
日本語でのサポートが受けられる
プランの種類が多いのでショップ規模に合わせて選びやすい
注意点
eBayでは、日本独自のサポートプログラムが確立されているため、日本語でサポートを受けられますが、購入者とのやり取りなど一部では英語が必要になります。ビジネス英語ができないと、苦戦するかもしれません。
また落札手数料が他のサービスに比べて高めなうえに、海外の方に商品が購入された場合、海外決済手数料が発生するので、コストがかかる点には注意が必要です。
Shopee
初期費用 | 月額費用 | 販売手数料 | その他 |
---|---|---|---|
0円 | 0円 | 3.21%から5% | ●決済手数料:2%から3.21% ●為替手数料:約2% |
Shopeeは、シンガポール生まれの東南アジア・台湾最大のECサイトです。初期費用・月額費用がかからないので、手軽に越境ECが始められます。
日本語に対応しているサポート体制が用意されているので、もしものときも安心です。
特徴
- シンガポール・台湾・マレーシア・フィリピン・タイの4つのマーケットから販売先を選べる ※新規出店時はタイは選択不可
- 日本語対応のサポートが用意されている
- 送料の一部をShopeeが負担してくれるので配送料の負担を軽減できる
注意点
お客さまとのやり取りは基本的に英語で行うため、英語力が求められます。また売上金の受取は、グローバル決済サービスの「Payoneer」を経由して、日本の銀行口座へ出金する必要があるため、手間がかかる点には注意が必要です。
ECモールへの出店ならメルカリShopsがおすすめ!選んで嬉しいポイントを解説
ECモールの出店を考えるなら、メルカリShopsがおすすめです!始めやすさ、集客力、使いやすさ、サポートなど必要な機能やサービスが整っています。
ここでは、メルカリShopsで特記すべき魅力をご紹介します。
初期費用・固定費ゼロ円!低コストでショップを出店・運営できる
メルカリShopsでは、月額費用や年会費といった固定費は一切かかりません。発生するのは、商品価格から10%の手数料が差し引かれる販売手数料と、1回200円の振込手数料のみです。
月間2,300万人以上が利用する日本最大のフリマアプリ「メルカリ」の集客力を活かせるから売れやすい
メルカリShopsで出品した商品は、フリマアプリ「メルカリ」にも掲載されます。フリマアプリ「メルカリ」は月間2,300万人以上のお客さまが利用しており、ECモールの中でも集客力は強力です。
お客さまが多いプラットフォームで販売することによって、集客のハードルを低くできます。
「クーポン」や「セール」で独自の集客施策もできる
メルカリShopsでは、ショップ独自に「クーポン」を発行できます。「クーポン」発行時にはフォロワーに通知が届くため、再来店のきっかけが作れます。同時に、「クーポン」が利用できるのはフォロワー限定となるため、フォロワー数を増やせる可能性もあります。
通知機能でお客さまに新着情報を届けられるので売れ時を逃がしにくい
メルカリShopsでは、「いいね!」やフォローをすると、アプリのプッシュ通知を通じてショップの新着情報が自動で届きます。ショップ側が新商品を販売したり、セールを実施したり、クーポンを発行したりと、特定のアクションを起こすと新着情報が届く仕様。
質問機能で購入前に商品についての疑問点を解決できるので購入の後押しができる
メルカリShopsでは、お客さまがショップに対して、購入前に質問ができる「質問機能」が搭載されています。例えば、商品の詳細やギフト設定や配送日時の指定の有無など、お客さまの疑問に対する答えを直接伝えられます。
また値下げ交渉をされると困るという場合には、値下げ交渉は受け付けていないという旨のメッセージを質問画面上に表示させて、値下げ交渉はしないというショップ側の意思を示すことが可能です。
「らくらくメルカリ便」「クールメルカリ便」で発送コストと手間を抑えられる
メルカリShopsでは、「らくらくメルカリ便」と「クールメルカリ便」を配送に利用できます。どちらも、サイズ別の全国一律配送料でお得に配送でき、宛名書きが不要でかんたんに配送できるといった、嬉しいメリットがついてきます。
「クールメルカリ便」は、要冷蔵・要冷凍商品に対応。肉や魚、野菜などを良い状態で送りたいときに便利です。(※「クールメルカリ便」は匿名配送に対応していません。)
かんたん操作でショップページを見やすく編集できる
売上を上げるためには、商品がより良く見える工夫が必要です。
ショップページのデザインは見た目を良くするポイントのひとつ。商品が見やすくなったり、人気商品をすぐ見つけられたりすると、お客さまは商品を購入しやすくなります。
商品管理や注文管理に便利な機能を搭載
Web版メルカリShopsでは、注文一覧や売上明細をダウンロードできます。注文状況を一目で把握できるため、スムーズな対応ができるようになります。売上明細は、売上の管理や分析に利用でき、ショップの運営状況を把握しやすくなるツールです。
スタッフアカウントでショップを効率よく運営できる
ネットショップをチームで運営したいときには、スタッフアカウントが便利です。
ひとつのショップに対して複数のスタッフアカウントを作成でき、それぞれのアカウントから、ショップにアクセスできるようになります。
「メルカリShopsガイド」などのサポート体制が充実しているのであんしん
ショップ運営に困ったときは、「メルカリShopsガイド」をぜひご活用ください。メルカリShopsガイドでは、機能の使い方やトラブルの対処法など、ショップ運営に関するよくある質問と答えをまとめて掲載しています。
メルカリShopsでECショップを始めよう!
さまざまなECモールがありますが、なかでもおすすめしたいのがメルカリShopsです。フリマアプリ「メルカリ」に商品が掲載される集客力、各種管理や配送に便利なサービス、困ったときに心強いサポートなど、ショップの成功を後押しする環境が整っています。
数あるサービスの中でも、コストが低いのも魅力的です。固定費が一切かからないので、ローコストでショップを運営でき、効率よく収益を上げられます。ぜひメルカリShopsを活用し、ECショップをはじめてみましょう。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!