毎年のように新作が登場するiPhoneですが、買い替えると以前使用していた端末が手元に残ってしまうことがあります。端末を処分する際、買取を考える方も多いでしょう。この記事では、iPhoneの買取についてまとめ、より高く売れる方法をご紹介します。
iPhoneを売る4つの方法
iPhoneは以下のような方法で売れます。
それぞれのメリットとデメリットについても、あわせて紹介します。
店頭買取をしている店に持っていく
リサイクルショップや電子機器を専門的に取り扱っている中古品買取店へ持っていって売る方法です。
機種がある程度新しいものであれば、高めの金額で売れることもあります。ただし、故障端末や古い機種、人気のない色などのマイナス要素があると、値段が下がりやすくなります。
スマホ買い替えの際に下取りに出す
各携帯キャリアでは、スマホ本体を買い替える際にこれまで使っていた端末を下取りに出せるサービスを実施している場合があります。
端末交換時にスマホを手元に残すこともできますが、不要という人はこのサービスを利用することもできます。
下取りサービスを利用すると、簡単に端末が手放せるというメリットがあります。
一方で、下取り金額は決して高いとは言えず、故障端末の場合は下取り金額も大幅に下がるかもしれません。
オンライン買取のサービスを利用する
オンラインでの買取を専門に行っている買取業者もいます。
古い機種でもそれなりの金額で買い取ってもらいやすいというメリットがあります。
反面、ネットでの申し込みやサービスへの登録など、手間になることも多く、故障端末が大幅な安値で買い取られてしまう可能性もあります。
メルカリで売買する
フリマサービスのメルカリを使って売買することもできます。
メルカリはスマホやiPhoneに特化した売買プラットフォームではありませんが、ユーザーが多く需要が常にあるため、故障の有無や機種によらず買い手が付きやすいのが大きなメリットです。
デメリットとしては、買い手がつかない場合もある、という点です。
買い手が付かない場合には、価格調整や、より商品が魅力的に見えるような画像・説明欄の工夫が必要です。
メルカリで高く売れやすいiPhoneの特徴
次のような端末は高値で売れやすい傾向にあります。
新しい端末
iPhoneはほとんど毎年新作が出ていますが、端末の寿命は3~4年程度と言われています。
そのため、できるだけ新しい端末を使いたいユーザーは、新作購入と同時に、まだ使える端末を手放すことになります。
一方で、新作であることには興味はなく、iPhoneをできるだけ安く購入したいと考えているユーザーにとっては、型落ちのiPhoneは非常に魅力的な商品です。最新のモデルでなくとも、機種が新しければ新しいほど高値が付きやすい傾向にあります。
また、古い端末は一定の期間を過ぎるとiOSのアップデートに関するサポートが切れてしまう点も、新しい機種の方が高値が付きやすい理由のひとつと言えるでしょう。
人気のカラー
iPhoneでは、白や黒など、ベーシックな色が人気になりやすい傾向にあります。
また、そのシリーズでしか販売されていない特徴的なカラーも人気が出やすいです。
購入する際は、万人受けしやすい色合いの端末を選ぶと、高く売れやすくなります。
付属品もセットで販売
充電器や有線イヤホンなどもセットで売っていると、より購買意欲が高まります。
iPhoneを購入すると充電ケーブル一式が合わせて手に入りますが、充電器は紛失しやすいアイテムでもあるので、複数持っていても良いでしょう。
継続してiPhoneを利用する見込みのないときには、まとめて売ってしまうことをおすすめします。
また、iPhoneの付属品として人気の高いAirPodsですが、これはAirPodsのみでも非常に高値で売れるアイテムなので、セット売りにせず、それぞれで売った方が利益は大きくなりやすいかもしれません。
iPhoneを売る際に気を付けたいこと
iPhoneを売る際には、以下の点に注意しましょう。
個人情報の取り扱い
iPhoneを売る際には、個人情報を自分で処理してから引き渡す必要があります。
メルカリで売る場合は、
- 残債(端末のローン)が払い終わっていること
- 端末が初期化されていること
- SIMカードが抜かれていること
の3つが必要です。
ほかのお店に売る際には、もしやっていなかったとしてもお店で消去してくれるはずですが、「必ずそうしてもらえる」とは限りません。
自分に関係のある人の連絡先も流出するリスクがあるため、必ず自己責任でデータを処理してから売るようにしましょう。
メルカリでiPhoneを売る際の情報処理方法については、以下の内容を参考にしてください。
データの事前移行
端末内に残っているデータを削除しておくのはもちろんですが、大事なデータをiCloudやほかのデバイスに移しておくことも忘れないようにしましょう。
アプリの引き継ぎコード発行や連絡先連携など、忘れると大きなダメージになるデータも少なくありません。
また、スマホでオートコレクト設定にして自動ログインしていたアプリのIDとパスワードについても、手元に控えておきましょう。
端末のキズを把握、汚れは可能な限り落としておく
端末は、きれいなほうがより高値で買ってもらいやすくなります。
指紋や手垢などはなるべく落とし、きれいな状態にしておきましょう。
端末のキズは簡単には消せませんが、キズの位置を適切に把握し、売るときに明示しておくことも大切です。
購入者の手元に届いてから、思っていたよりも傷が多いと感じられてしまうと、クレームやトラブルの原因になります。
まだ使えるiPhoneはメルカリで売ってみよう
メルカリでは、ジャンク品よりも比較的新しい端末が売れやすい傾向にあります。
キャリアショップではジャンク品でも下取り対応はしてくれますが、下取り価格が大幅に下がりやすいため、注意が必要です。
一方で、ジャンク品であっても、ほかのリサイクルショップで売るよりも高値が付く可能性があります。
さまざまなものが高値で売れやすいメルカリを活用して、ぜひ不要になったiPhoneを売ってみましょう。