国内最大モールのひとつである楽天市場は、知名度・集客力ともに高いため、出店を検討している法人の方も多いのではないでしょうか?ここでは、そのような法人向けに楽天市場に出店するメリット・注意点、料金、出店方法などをご紹介します。
メルカリShopsなら固定費が発生しないので低コストでショップ運営ができる
ネットショップを開設して、販路を拡大させたいと考えているなら、メルカリShopsに出店するのがおすすめです。
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」内にネットショップを持てるサービスです。個人・個人事業主・法人に関わらず誰でも出店可能。現在多くの法人が利用していて、利益を伸ばしています。
メルカリShopsは、月間2,300万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」の集客力を活かせるので、商品が売れやすいのが魅力です。またセールやクーポン、メルマガといった販促機能を活用すれば、無理なく売上を伸ばしていけます。
法人名義で楽天市場に出店するメリット
法人名義で楽天市場に出店するメリットは、以下の3つです。
- ショップの認知度アップ・販路拡大が狙える
- 手厚いサポートが受けられる
- 販促機能が豊富に揃っている
ショップの認知度アップ・販路拡大が狙える
楽天市場はAmazonに次ぐ国内最大級のECモールで、集客面に強いのが特徴です。モール自体の集客を活かしてショップを運営できるので、ショップの認知度アップと販路拡大が狙えます。
また楽天市場に出店できるのは、個人事業主または法人のみで、そもそも個人での販売は不可なので個人出店のライバルがいません。
ちなみにメルカリShopsでは、中古品・訳あり品に強いフリマアプリ「メルカリ」の市場で商品を販売できるため、楽天市場とは違うお客さま層にアプローチできます。
手厚いサポートが受けられる
楽天市場で出店すると、ECコンサルタントのサポートを受けられます。商品ジャンルごとに担当者がいて、ジャンルに特化した提案や売上アップにつながる運営のアドバイス、企画の提案、相談などに対応しています。
またショップ運営のノウハウを学べる「楽天大学」というWeb講座も用意されています。無料eラーニング講座「RUx」を開催していて、写真撮影やデザインの基礎、商品ページの作成、集客方法など900本以上の動画が視聴可能です。
販促機能が豊富に揃っている
楽天市場では、ショップの売上アップに役立つ販促機能が豊富に揃っています。
楽天市場で利用できる販促機能には、以下のようなものがあります。
- R-SNS:ソーシャルメディアに企業ページを開設して、ショップページを運営できる機能
- RaCoupon(ラ・クーポン):自店舗だけで使用できるクーポンを発行できる機能
- 定期購入:同じ商品を継続的に届ける販売方法。自動延長機能がある
- 頒布会:毎回異なる商品を指定した間隔と回数で届ける販売方法
法人名義で楽天市場に出店する際の注意点
法人名義で楽天市場に出店する際には、主に以下の4つに注意が必要です。
- 開店までに2回の審査を通過する必要がある
- 他のサービスに比べてコストが高い
- 一部のプロモーションが自由に利用できない
- 外部リンクとの連携ができない
開店までに2回の審査を通過する必要がある
楽天市場では、出店申込から実際に出店できるまでに2回の審査を受ける必要があります。1回目の審査に通過してから、2回目の審査を受ける間に開店準備を自分で行わなければいけないこともあり、出店までに時間がかかります。
出店申込から開店まで約1ヶ月から2ヵ月程度かかるので、すぐに商品の販売をスタートできないことは覚えておきましょう。
他のサービスに比べてコストが高い
楽天市場は他のサービスに比べて、出店・運営コストが高い点に注意が必要です。初期費用と月額出店料、システム利用料だけでなく、その他各種利用料や手数料が発生します。
プラン料金と利用料などをあわせると、毎月のランニングコストが高額になるので、ネットショップ運営のコストを抑えて商品を販売していきたい法人の方には向いていません。
一部のプロモーションが自由に利用できない
楽天市場に限った話ではありませんが、ECモールでは個人情報保護の観点から、一部のプロモーションが自由に利用できません。
例えば、ショップ管理画面からお客さまのメールアドレスをダウンロードできないようになっています。これはお客さまの漏洩防止のためはもちろん、楽天市場全体の信頼性を守るためでもあります。
メールアドレスの取り扱い以外にも、楽天市場ではいくつかの制限があることを覚えておきましょう。
外部リンクとの連携ができない
楽天市場では、外部リンクとの連携が原則禁止されています。楽天市場に出店しているショップから、他ECサイトやサービスなどに誘導したり、楽天市場外での取引は禁止です。
またアンケートや投票に関するものやYouTube動画の投稿など、申請して許可を受ければ掲載ができる例外の外部リンクもあります。禁止や許可なしで外部リンクを掲載すると、検索表示や各種ランキングに影響する処置を行われることになるので注意が必要です。
楽天市場は3つの料金プランから選べる
楽天市場では、「がんばれ!プラン」「スタンダードプラン」「メガショッププラン」の3種類の料金プランが用意されています。ここでは、それぞれの料金プランの特徴や費用についてご紹介します。
がんばれ!プラン
初期登録費用(税込) | 66,000円 |
月額出店料(税込) | 21,450円 ※年間一括払いの場合 |
システム利用料 | ・パソコン:3.5%から6.5% ・モバイル:4.0%から7.0% |
登録可能商品数 | 5,000商品まで |
画像容量 | 500MBまで |
出典:楽天市場|プラン・費用
がんばれ!プランは、ネットショップ運営に慣れていない方向けのプランです。3つのプランのうち月額登録料が最も安いので、コストを抑えてショップの運営ができます。
ただし月間の売上高に対して発生するシステム手数料が、他の料金プランに比べて割高になっている点には注意が必要です。
スタンダードプラン
初期登録費用(税込) | 66,000円 |
月額出店料(税込) | 55,000円 ※半年ごとの2回分割払いの場合 |
システム利用料 | ・パソコン:2.0%から4.0% ・モバイル:2.5%から4.5% |
登録可能商品数 | 20,000商品まで |
画像容量 | 5GBまで |
出典:楽天市場|プラン・費用
スタンダードプランは、月商140万円以上を目標とする事業者向けの料金プランです。がんばれ!プランよりも月額出店料が高くなっていますが、システム利用料のパーセンテージが低くなっています。
メガショッププラン
初期登録費用(税込) | 66,000円 |
月額出店料(税込) | 110,000円 ※半年ごとの2回分割払いの場合 |
システム利用料 | ・パソコン:2.0%から4.0% ・モバイル:2.5%から4.5% |
登録可能商品数 | 無制限 |
画像容量 | 無制限 |
出典:楽天市場|プラン・費用
メガショッププランは、月額出店料が3つのプランのなかで最も高額な料金プランです。
登録可能商品と画像容量ともに無制限なので、取り扱う商品数や商品画像の量が多い大規模な法人に向いています。
プラン料金以外で必要となる費用・手数料
楽天市場では、固定コスト以外にも複数の利用料や手数料が発生します。ここでは、プラン料金以外で必要となる費用をご紹介します。
楽天ポイント
楽天市場では、会員のお客さまが商品を購入するとポイントが付与されます。出店者はお客さまに付与されるポイントの原資を負担することになります。
楽天ポイント原資は、税別の購入価格の1%からです。
楽天スーパーアフィリエイト
楽天市場では、商品を紹介してその商品が購入されると紹介者に報酬を支払うアフィリエイトを導入しています。楽天スーパーアフィリエイトの計算方法は、以下の通りです。
- 楽天スーパーアフィリエイト経由の売上×アフィリエイト料率(2.0%から4.0%)
- パートナーへの成果報酬合計×適用料率(15%から30%)=楽天スーパーアフィリエイト利用料
楽天スーパーアフィリエイトでは、商品ジャンルに応じて料率が異なり、成果報酬の合計額に応じたシステム利用料も発生します。
例えば、アフィリエイト料率が3.0%の商品がアフィリエイト経由の売上が合計11,000円だった場合、以下のように計算されます。
- 11,000円×3.0%=330円
- 330円×30%=99円
- 1+2=429円
モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料
楽天市場では、安心・安全・便利に使うためのシステム開発やユーザー向け窓口の運用などの環境を整えるための費用として、システム利用料がかかります。
「モールにおける取引の安全性・利便性向上のためのシステム利用料」は、月間の売上高の0.1%(税別)です。
R-Messe
R-Messeは、お客さまとのやり取りに利用するメッセージ機能です。R-Messeには、月額固定費用が発生します。
R-Messeの月額固定費は、以下の通りです。
月額固定費 | |
---|---|
がんばれ!プラン | 3,300円 |
メガプラン・スタンダードプラン | 5,500円 |
楽天ペイ利用料
楽天市場では、お客さまの不安払拭と店舗の決済関連業務の負担軽減を目的として、楽天市場が決済の処理業務を行ってくれます。決済処理業務にかかる費用が楽天ペイ利用料です。
楽天ペイ利用料は、月間決済高と平均決済単価によりますが、2.5%から3.5%です。
法人名義で楽天市場に出店するまでの流れ
ここでは、法人名義で楽天市場に出店するまでの基本的な流れをご紹介します。
1.必要な書類を用意する
楽天市場に出店するなら、まずは出店申込に必要な書類を揃えます。
法人名義で出店申込をする際に必要な書類は、以下の通りです。
【法人名義で出店する際に必要な書類】
- 出店申込書
- 取扱予定商材の販売にあたって必要な営業許可・資格の書類(古物取扱、酒類販売、食品営業、医薬品販売など)
- 商材写真
- 登記簿謄本(履歴事項全部証明書)
楽天市場に出店申込をする際には、いくつかの提出書類に捺印をする箇所があります。捺印には、法務局登記済代表印を使います。
2.出店申込を行う
必要な書類を揃えたら、楽天市場の出店案内サイトにアクセスして、「出店申込ボタン」から出店申込を行いましょう。出店申込をしたら、楽天市場で審査が行われるので、結果を待ちます。
出店申込をすると、2週間から1ヶ月程度で審査結果が出ます。
3.オープン審査に向けての準備をする
出店審査に通過したら、メールで送られてきたログインIDとパスワードを使って、RMSにログインします。
RMSとは、店舗構築と受注管理、メール配信、データ分析をひとつにした店舗運営システムです。
RMSにログインしたら、決済方法や配送方法を設定したり、商品を登録してショップを構築します。
4.オープン審査を受ける
決められている範囲の開店準備ができたら、RMS内から開店前審査の申込をします。開店前審査の結果が出るまで、2週間から1ヶ月程度かかります。
5.審査に受かれば開店完了
出店前審査に通過すれば開店完了です。
低コストながら売上を伸ばしやすいネットショップを構築したいならメルカリShopsがおすすめ!
楽天市場は集客面やサポート面などのメリットがあるものの、他サービスに比べて費用が高いため、出店するのが難しいと感じる法人の方も少なくないでしょう。
メルカリShopsなら、開設・運営コストを抑えながら、商品が売れやすい環境・機能が充実しています。
ここからは、法人のネットショップ出店にメルカリShopsをおすすめするポイントをご紹介します。
開設・運営ともにかんたん操作で行える!最短即日から商品販売が始められる
メルカリShopsでは、開設申込からショップ運営まですべての操作をかんたんに行えます。すべて直感的な操作で進められ、パソコンはもちろんスマートフォンやタブレットなどの端末でもご利用いただけます。
楽天市場では出店申込から実際に出店するまでに2回の審査を通過する必要がありますが、メルカリShopsなら開設申込から審査結果が出るまでも、即日から数営業日と比較的早いのが特徴です。
初期費用・固定コストが一切不要!コストを抑えてネットショップを開設・運営ができる
楽天市場はどのプランを選んでも高額な初期費用や固定費がかかるうえに、システム利用料やポイント原資、アフィリエイト原資などの各種手数料が発生するため、利益を上げるには数多くの商品を売る必要があります。
その点メルカリShopsは、初期費用や月額費用などの固定費が不要なため、最低限のコストのみでショップを運営できます。かかる費用は、売れた商品に対する販売手数料と売上金を振り込む際の振込手数料のみです。
国内最大級のフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるので商品が売れやすい
楽天市場は国内最大規模のECモールなので集客力は高いですが、その分出店者も多く、競合ショップに勝つためには、モール外での集客に力を入れる必要があります。
一方メルカリShopsに出店すれば、フリマアプリ「メルカリ」市場を活かして商品の販売ができます。メルカリShopsで商品の販売を開始すると、フリマアプリ「メルカリ」上にも商品が表示されるので、集客なしでも多くのお客さまに自社商品を訴求することが可能です。
「通知機能」を通じてお客さまに直接アプローチできるので売り時を逃しにくい
メルカリShopsでは、通知機能を通じて「いいね!」やフォローをしてくれたお客さまに、直接アプローチすることができます。新商品の販売やセール開催、クーポン発行などを行うと、アプリのプッシュ通知から自動的に届けられる仕組みです。
「タイムセール機能」で露出を増やして新規顧客を呼び込める
楽天市場のトップページにあるタイムセール「目玉枠」は集客に期待できますが、掲載されるには厳しい審査を通過する必要があります。
一方メルカリShopsは、タイムセールを開催するだけで、一覧ページに掲載されます。
「ショップクーポン」や「メールマガジン」を活用すればリピート購入を促せる
メルカリShopsには、新規顧客の獲得だけでなくリピート購入につなげられる販促機能も充実しています。
ショップクーポンは、フォロワーのみが利用できるクーポンを発行できる機能です。クーポンは発行後にフォローしても利用できるので、新たなフォロワーの獲得にも期待できます。
メールマガジンは、購読を希望してくれたお客さまに対して、新商品やセール開催などを記載したメルマガを発行できる機能です。
運営に役立つ機能が充実しているので商品数が多くても効率的に登録や売上管理ができる
Web版メルカリShopsを活用すれば、ショップで取り扱う商品数が多くても、業務を効率的に進めるのに便利な機能が充実しています。
例えば、商品一括登録機能ではCSVファイルを利用すれば、最大1,000商品までの商品登録を一括で行えます。複数商品を一括で登録できるので、ひとつずつ手作業で行うよりも大幅に手間を削減することが可能です。
スタッフアカウントを活用すればチームでの運用を実現できる
メルカリShopsでは、ひとつのショップを複数人で運営する場合に役立つ機能としてスタッフアカウント機能を用意しています。
一律送料の「らくらくメルカリ便」を利用すれば配送コストも抑えられる
楽天市場では売れた商品を発送するのに、自社で配送業者や配送代行サービスと契約する必要があります。
一方メルカリShopsでは、個別に契約することなく全国一律の送料で発送できる「らくらくメルカリ便」が利用できます。さらに「らくらくメルカリ便」は、通常料金よりもリーズナブルな送料が設定されているので、送料を抑えてお得に商品をお客さまの元へ届けられます。
サポートが充実しているので困りごとが発生してもあんしん
ショップを運営していくなかで発生した困りごとは、「メルカリShopsガイド」を活用することで解決できます。
メルカリShopsガイドでは、ネットショップ運営でよくある質問と答えをまとめて掲載しています。キーワード検索にも対応しているので、即座に困りごとの解決法を調べられます。
低コストかつかんたんに運営できるメルカリShopsで効率よく販路を拡大しよう
楽天市場はモール自体の集客力が高い反面、開店までに2回の審査を通過する必要がある点や、他サービスよりもコストが高い点、外部リンクとの連携ができない点などに注意が必要です。
一方メルカリShopsは、かんたんにショップの開設申請ができ、審査結果が出るまでの期間が短いため、すぐにでも商品の販売を始められます。また初期費用・固定費は無料なので、最低限のコストのみで売上を伸ばせるショップを構築することが可能です。
また商品が売れやすい環境・販促機能やショップ運営に便利な機能も充実しています。販路を拡大したい法人の方は、ぜひメルカリShopsでの出店を検討してみてください。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド
- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短3分で出店可能
ショップ開設申請時に準備するもの
- 登記簿情報
- 売上金の振込口座情
- 許認可証 ※
※許認可証は、出品予定の商品が販売許可が必要な場合のみ、申込時に画像添付する必要があります。
スマホ・PCから最短3分!かんたん3ステップで開設申請が可能
リンク先から3ステップでかんたんに開設申請いただけます!
法人申込みの場合は登記簿情報が必要になります。また、自家製の食品やリユース品、手作りの化粧品や医薬品を販売する場合、許認可証を撮影した画像を添付する必要があります。予め、お手元にご用意ください。
便利な機能やショップ運営サポートも充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!