自分にぴったりの最初のクレジットカードを見つけたい方へ。この記事では、初めてのクレジットカードの選び方や申し込み時のポイント、届いた後の初期設定までご紹介します。最初の1枚におすすめのクレジットカードも見ていきましょう。
最初のクレジットカードの選び方。重要ポイントは5つ
クレジットカードはさまざまな会社が発行しており、その特徴も多様です。いざ申し込み先を決めるときに、なにをどう比較すれば良いのか迷ってしまいがち。
しかし、最初のクレジットカードを選ぶ際に、本当に意識すべきポイントはそう多くありません。大きく以下の5点を押さえることで、自分にぴったりの1枚を選びやすくなります。
- 発行条件
- 年会費
- 国際ブランド
- ポイント還元率
- そのほかの優待の有無
早速、それぞれ順番に見ていきましょう。
発行条件
前提として、クレジットカードにはそれぞれ発行条件(審査申し込み条件)が設定されており、この条件が自分に適したカードを探す必要があります。
たとえば、「25歳以上で安定した継続収入があること」のような発行条件を持つクレジットカードに、これを満たさない方が申し込みをしても審査で落ちてしまいます。
ご自身が学生や新社会人で、1枚目のクレジットカードを探す際「18歳以上で国内在住の方」など発行条件が厳しくないカードを選ぶのが良いでしょう。
クレジットカードの発行条件は、通常、各カードの公式サイトで公表されています。申し込み前に一読してみましょう。
年会費
クレジットカードによっては保有するだけで年会費がかかります。金額は年間数千円程度から数万円を超えるものまであります。
クレジットカードをどれくらい使うかわからない、これから初めて持つという方の最初のクレジットカードには、年会費が無料のものをおすすめします。
年会費が無料のクレジットカードであれば、持っていることで損をする心配がありません。
国際ブランド
クレジットカードによっては、発行申し込み時に「国際ブランド」を任意に選択できることがあります。
国際ブランドとは、クレジットカードが使えるお店を定めた世界的な仕組みです。たとえば、国際ブランドAのカードは同じ国際ブランドAに加盟する店舗でしか決済できません。
代表的な国際ブランドは以下の通りです。
【クレジットカードの代表的な国際ブランド】
- JCB
- Visa
- Mastercard
- American Express
- Diners Club
ポイント還元率
クレジットカードの大きな魅力にポイント還元があります。
多くのクレジットカードは、クレジットカードで買い物をするとポイントが貯まる仕組みを採用しており、還元率は0.5〜1.0%ほどが主流です。
例として、還元率が1.0%のクレジットカードであれば、年間10万円の買い物に利用すると1,000円相当のポイントがもらえる計算となります。同じ金額の買い物をする場合でも、現金ではポイントがつかないことを考えると、クレジットカードで支払った方がおトクだと言えるでしょう。
年会費との兼ね合いはありますが、できるだけポイント還元率の良いクレジットカードを選ぶようにしましょう。
特別な優待の有無
クレジットカードには、ポイント還元以外にも特別な優待が設定されているケースがあります。以下はその一例です。
【クレジットカードの特別な優待の一例】
- 個人賠償責任保険や海外旅行保険などが付帯する
- 空港のラウンジに無料で入場できる
- 特定の飲食店やレジャー施設で割引が受けられる
自分のライフスタイルに適した優待のあるカードを選ぶのが、クレジットカードを上手に使いこなすコツです。
たとえば「よく飛行機に乗るから、空港ラウンジを無料で利用できるカードを選ぶ」といった形が考えられます。
最初のクレジットカードの申し込み時に意識したいこと
続いて、クレジットカードを選んだ後の発行申し込み時に意識しておきたいポイントも確認していきましょう。クレジットカードの申し込みをする場合、大きく以下の3点が大切です。
- 自分の希望に合った利用限度額を設定する
- 入力内容に嘘はつかない
- 在籍確認ができる電話番号を記載する
自分の希望に合った利用限度額を設定する
最初のクレジットカードの発行申し込み時には、あらかじめ自分に適した利用限度額を検討し、その金額を申し出ましょう。
前提として、クレジットカードは同じ発行先のカードであっても、一人ひとり(1枚1枚)利用限度額は異なります。自分の収入や貯蓄、ライフスタイルに応じた利用限度額を設定できると、発行後の使い勝手が良くなります。
入力内容に嘘はつかない
クレジットカードの発行審査申し込み時には、入力内容には嘘をつかないようにしましょう。
審査申し込み時には年収や勤務先など多くの情報を入力しますが、このなかに虚偽の内容を混ぜることは重大な規約違反です。
嘘が発覚した場合は審査に落ちるだけでなく、発行後のクレジットカードが利用停止となったり、申し込み先企業やそのグループ会社のブラックリストに載ってしまうかもしれません。
将来的に別のローンを組む際にも、悪影響が生じるおそれがあります。
虚偽の申告は、決して行わないようにご注意ください。
在籍確認ができる電話番号を記載する
クレジットカードの発行審査を申し込んだ際には、勤務先や自身に電話確認が行われるケースがあります。
この電話は、入力内容が虚偽ではないことや不明点を確認するためのものです。必ず在籍確認ができる電話番号を記載しておきましょう。
【初期設定】クレジットカードが届いて最初にすることは?
ここでは、発行審査を無事に通過してクレジットカードが手元に届いた後、最初にすることをご紹介します。以下の4点を覚えておきましょう。
- 利用限度額を確認する
- 署名欄に名前を記入する(ある場合のみ)
- リボ払いの設定状況をチェックする
- 「利用通知」などの便利機能があれば設定する
利用限度額を確認する
はじめに、届いたクレジットカードの利用限度額を確認しておきましょう。申し込み時の希望限度額と、発行後の実際の利用限度額は違うことがあります。
クレジットカードの利用限度額は、通常はカードが届く封筒に同封されている書類に記載されています。カードによっては専用アプリや会員サイトからの確認も可能です。
署名欄に名前を記入する(ある場合のみ)
カード盤面に署名欄(サインを記載する欄)のあるクレジットカードの場合は、忘れずに名前を記入しておきましょう。
署名欄のあるクレジットカードの場合、通常はサインの記入が義務付けられています。
サインをしていないと、カード会社が定める不正利用や盗難の補償対象から外れる可能性があるため注意が必要です。
また、実店舗での決済時に署名欄が空白の場合は、その場でカードにサインするよう店員から求められることもあります。
不要なトラブルを避けるためにも、事前に名前を記入しておきましょう。
リボ払いの設定状況をチェックする
クレジットカードによっては、初期設定が自動的にリボ払いとなっていることがあります。
リボ払いとは、カードの利用金額を一括で返済せず、毎月一定の金額+手数料(利息)を払っていく仕組みです。
月々の支出を安定させやすく便利ではありますが、利息がかかるため不要であれば解除しておきましょう。
リボ払いの解除は、自分のクレジットカードが提供しているアプリや会員サイトから手続きを行います。手順が見当たらない場合は、カード会社に問い合わせをして確認しましょう。
「利用通知」などの便利機能があれば設定する
発行したクレジットカードに「決済利用通知」やあらかじめユーザーが金額を設定できる「使いすぎの防止のための通知」などの便利機能がある場合は、必要に応じて同じくアプリや会員サイトから設定しておきましょう。
なお、クレジットカードによっては、初期設定としてあらためて支払い口座の登録や暗証番号の設定が求められるケースもあります。
実際の初期設定時には、クレジットカード同封の書類などに記載されている指示に従ってください。
最初のクレジットカードには「メルカード」がおすすめ!
ここまでにご紹介した通り、最初のクレジットカードを選ぶ際には、ポイント還元率の高さや年会費が無料であること、特別な特典の有無などが重要となります。
それらを満たした1枚として「メルカード」の発行もぜひご検討ください。
メルカードは株式会社メルペイが提供するクレジットカード。以下の魅力を備えており、最初の1枚として便利にご活用いただけます。
【最初のクレジットカードとして嬉しいメルカードの魅力】
- 年会費永年無料
- フリマアプリ「メルカリ」でのご利用で、ポイント還元が高倍率(メルカリでは1.0〜4.0%、メルカリ以外でも1.0%。※1)
- 利用通知機能あり
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※1:メルカリでのお買い物の還元率は、メルカリやメルペイの利用実績に応じて変動します。また、メルカリ・メルカリストア・メルカリShopsでのお買い物によるポイント還元は、1ヶ月ごとに上限が設けられています(メルカリ・メルカリストア:P5,000、メルカリShops:P5,000)。還元率の詳細については下記のガイドもご確認ください。
メルカードは、「メルカリの利用実績等にもとづく独自の仕組み」により審査を行うクレジットカードです。その詳細や申し込み方法は、以下の記事をご確認ください。
ポイントを押さえて最初のクレジットカードを手に入れよう
この記事では、最初のクレジットカードの選び方や審査申し込み時のポイント、届いた後の初期設定についてご紹介しました。
候補が多く、どれが良いのかと迷いがちなクレジットカードですが、最初の1枚を選ぶ際に意識するべきポイントは多くありません。ご紹介した内容を参考にしつつ、自分にぴったりなカードを探してみてください。
メルカリをよく使う方には、ポイント還元率が高く年会費も無料なメルカードの発行もおすすめです。