フリマアプリ「メルカリ」の市場でお酒を販売したいと考えている法人・事業主の方へ。メルカリShopsなら、フリマアプリ「メルカリ」の市場にネットショップをかんたんに出店でき、全国のお客さまへお酒を販売できます。この記事では、メルカリShopsでお酒を販売するための方法やメリットに加え、ネットでお酒を販売する際に知っておきたいポイントや注意点などもわかりやすく解説していきます。
フリマアプリ「メルカリ」でお酒は販売できる?
「お酒をメルカリで販売したい!」そう考える事業者の方も多いのではないでしょうか。結論、法人・事業主の方であれば、メルカリShopsへ出店することでフリマアプリ「メルカリ」の市場でお酒を販売いただけます。
フリマアプリ「メルカリ」は多くのお客さまが集まる魅力的な販売の場ですが、出店者・お客さま両方に安心して取引いただけるよう、お酒を扱う際のルールが定められています。
お酒は法律によって取り扱いが厳しく定められており、誰でも自由に継続して販売できるわけではありません。同様に、メルカリShopsにおいても、個人のお客さまが家庭で飲みきれないお酒を一時的に出品するのとは異なり、事業として販売するには国からの許可が必要です。
では、法人や個人事業主がメルカリShopsを通じてフリマアプリ「メルカリ」の市場でお酒を販売するにはどうすればよいのでしょうか。詳しくご紹介していきます。
法人・事業主であればメルカリShopsに出店することでメルカリ市場へお酒の販売が可能!
法人や個人事業主の方が、継続的に、そしてお客さまにも安心してご購入いただける形で、フリマアプリ「メルカリ」の市場でお酒を販売する場合は、メルカリShopsへの出店がおすすめです。
なお、お酒を販売するには、国が定める「酒類販売業免許」という特別な許可が必要です。
出店を検討される際は、まずこの免許を取得してから販売を始めましょう。
個人が不用品として出品する形とは異なり、メルカリShopsなら、免許を持つ事業者として安心・安全にお酒を販売でき、全国のお客さまへ自信を持って商品を届けられます。
メルカリShopsは、フリマアプリ「メルカリ」を利用するお客さまとあなたをつなぎ、ビジネスを大きく広げるためのパートナーとなります。
メルカリShopsでお酒を販売する際に必要な許認可

メルカリShopsで法人・事業主の方がお酒を販売する際に必要な許認可は具体的に何なのか、ここから詳しくご説明していきます。
通販に必要な免許を有していることを証する許可証画像を提出する必要あり
メルカリShopsお酒を販売するには、「通信販売酒類小売業免許」等通販に必要な免許を有していることを証する許可証画像を提出する必要があります。
「通信販売酒類小売業免許」「酒類製造免許」「1989年以前に取得した酒類販売業免許」などの許可証が必須
メルカリShopsでお酒を販売する場合、例として通信販売酒類小売業免許、酒類製造免許、1989年以前に取得した酒類販売業免許などの許可証画像が出店申込時に必要となります。
まだ酒類販売に必要な資格を取得されていない場合、国税庁へ必要な書類を提出することで資格取得の申請が可能となります。直接持参または送付することに加え、パソコンからe-Taxソフトで申請書を作成の上、提出することも可能です。
詳しくは国税庁による「酒類の販売業免許の申請」案内ページをご覧ください。
参考:国税庁「酒類の販売業免許の申請」
「一般酒類小売業免許(”通信販売を除く”と記載があるもの)」「酒類卸売業免許」「期限付酒類小売業免許(令和3年3月31日をもって有効期限が満了しているもの)」での申請は販売不可
以下許認可証ではメルカリShopsおいて酒類を販売することはできません。
- 一般酒類小売業免許(”通信販売を除く”と記載があるもの)
- 酒類卸売業免許
- 期限付酒類小売業免許(令和3年3月31日をもって有効期限が満了しているもの)
恐れ入りますが、上記資格のみをお持ちの場合は、先のブロックでご紹介している必要資格の取得をお願いします。
年間販売量が品目合計で3,000klを超える国産の酒類販売には注意が必要
通信販売酒類小売業免許を保持している場合、年間販売量が品目合計で3,000klを超える国産の酒類を販売することができません。
詳細は各地域の税務署にお問い合わせください。
未成年への注意喚起表記も必須
メルカリShops上でお酒を販売する場合、20歳未満購入不可商品の表示義務が課せられます。
「20歳未満の飲酒は法律で禁止されている」または「20歳未満に対しては酒類を販売しない」旨の記載を忘れないようお願いします。
そのほか注意事項など、詳しい内容については、以下のガイドページをご覧ください。
💡:酒類を販売する際の注意事項
メルカリShopsで酒類販売を始めるメリット
酒類販売でネット市場への販路拡大や売上アップを目指す方には、メルカリShopsへの出店がおすすめです。
ここからは、メルカリShopsお酒の販売を始めることで得られるメリットについて、詳しく紹介していきます。
月間約2,300万人が利用するフリマアプリ「メルカリ」上にネットショップを出店できる
メルカリShopsは、月間約2,300万人が利用する国内最大級のフリマアプリ「メルカリ」内に、自分のネットショップを開設できるサービスです。
これにより、ECを始める際にゼロから集客を行う必要がなく、販売開始後から多くの潜在顧客に商品を見てもらえるチャンスが広がります。
フリマアプリ「メルカリ」を利用するお客さまは、日常的に買い物を楽しんでいるため、商品を目にしてもらいやすく、購買にもつながりやすい環境が整っています。
食品・飲料・酒カテゴリーの流通総額は前年比約1.25倍に成長!はじめてのEC市場挑戦でも売れやすい
メルカリShopsでは、食品・飲料・酒カテゴリーの流通総額が前年比で約1.25倍に拡大しており、食品分野への需要が着実に高まっています。(※調査詳細:2024年3月月間と2025年3月月間の売上比較)
出店は無料!商品が売れるまで手数料の発生はなし
メルカリShopsは、初期費用や月額のシステム利用料などがかからず、無料で出店いただけます。
費用が発生するのは、商品が実際に売れた際に発生する10%の販売手数料と、売上金を口座に移動する際にかかる振込手数料(200円/回)のみです。
種類と在庫を設定可能!ひとつの商品に対してバリエーション・販売数の設定ができる
フリマアプリ「メルカリ」では、基本的に1商品につき1出品で、色違いやサイズ違いなどのバリエーションをまとめて管理することが難しい仕様でした。
これに対し、メルカリShopsには1つの商品に対し「種類(バリエーション)」と「在庫数」を設定できる機能が備わっています。また、同一の商品詳細画面で複数商品をバリエーションとして表示することができます。
例えば、同じTシャツでも、「Sサイズ・白」「Mサイズ・黒」といった異なる種類を1つの商品情報にまとめられるため、購入するお客さまは選びやすく、利便性も高まります。
主要なEC一元管理システムとのAPI連携が可能!販路拡大もスムーズに実現
EC事業を本格的に展開している法人や個人事業主の多くは、複数のECモールや自社サイトを運営しており、在庫管理や受注処理の一元化が業務効率化の鍵となります。
メルカリShopsは主要なEC一元管理システムとのAPI連携に対応しているため、システムを利用することで既存の運営体制にスムーズに組み込めます。
これにより、メルカリShopsと他チャネルの在庫情報を自動で同期し、在庫の二重計上や販売機会の損失を防止できます。
さらに、受注情報も一元管理システム上でまとめて処理できるため、出荷作業や伝票作成といった日常業務が大幅に効率化されます。
スタッフアカウント機能で複数人に権限を割り当てショップの運営が可能
事業としてECサイトを運営する際には、複数人で作業を分担するのが一般的ですが、フリマアプリ「メルカリ」の個人アカウントではアカウント共有や権限設定ができず、効率的な運営が難しい状況でした。
これに対し、メルカリShopsでは「スタッフアカウント機能」が用意されており、従業員や担当者ごとに権限を割り当ててショップ運営を分担できます。
スタッフごとに業務を振り分けたい場合でも、簡単に権限を割り当てられるため、役割に応じて柔軟に設定できます。この仕組みにより、情報漏洩リスクなども抑えながら作業効率を高められ、安定的な運営体制を築けます。
海外のお客さまも商圏の対象に!越境販売も無料で参入できる
メルカリShopsなら、フリマアプリ「メルカリ」と公式連携した越境EC事業者を介して、越境販売を無料で実現いただけます。
フリマアプリ「メルカリ」と公式連携した越境EC事業者が、メルカリを利用できない海外在住のお客さまの購入依頼を受け、メルカリShopsの出店者から商品を購入のうえ、海外に販売及び発送を行うため、出店者側は日本国内のお客さまを相手に取引をするのと同様に越境EC事業者相手に取引を行うだけでOKです。
メルカリShops独自の配送サービス「メルカリBiz配送」を活用できる
メルカリShopsの出店者様は、お得な配送料と発送業務効率化を叶えるメルカリShops独自の配送サービス「メルカリBiz配送」をご利用いただけます。
メルカリShopsの主な特徴は以下の通りです。
- 管理画面上で送り状を一括発行できるため複数注文もスムーズに対応できる
- 地帯別のメルカリ特別料金で配送コストを抑えられる
- 送料を「購入者負担」に設定することも可能
- 〜180/200の大きいサイズまで対応可能
- クール便(60~120サイズ)も利用可能
- 全サイズ集荷対象(ネコポスも集荷可能)
メルカリBiz配送を利用すると、従来のらくらくメルカリ便と比較しても、地帯別の配送料金でコスト削減が可能です。
※配送料金は発送元と発送先のエリアによって異なります
※メルカリBiz配送利用時の最大梱包サイズは200cm以内となります
もちろん、これまで通りのらくらくメルカリ便(全国サイズ別送料一律)を選択いただくことも可能です。
メルカリBiz配送の利用申込みは、ショップ管理画面>設定>メルカリBiz配送の利用開始申し込みから行えます。
より売上を伸ばすために!お客さまの信頼を得るための販売・梱包・配送のポイント

お酒はデリケートな商品だからこそ、ネット販売ではただ商品を並べるだけでは十分ではありません。法律をきちんと守ることはもちろんのこと、商品の魅力を伝える工夫や、安全にお客さまのもとへ届けるための丁寧な対応がとても大切です。
こうした一つひとつの心配りが、お客さまの満足につながり、「このショップでまた買いたい」と思ってもらえる信頼を生み出します。
結果的に、それがショップの成長を後押しする力にもなります。
ここでは、お客さまに安心してお買い物を楽しんでもらい、売上につなげるために、出店者として知っておきたい・押さえておきたい大切なポイントをわかりやすく紹介します。
必須表示事項の徹底:未成年飲酒防止表示の記載
お酒を販売する事業者として、最も大切なルールの一つが「20歳未満の飲酒を防ぐこと」です。これは法律で定められた事業者としての義務であり、これを怠ることは絶対に許されません。
ネットショップの場合、実店舗のように「対面」でお客さまの年齢確認ができないため、商品ページやショップの目立つ場所に、定められた注意書きを確実に、目立つように表示することが特に重要になります。
この表示を徹底することで、お店としても「社会的な責任をしっかり果たす、信頼できるショップなのだ」ということを、すべてのお客さまに示すことができます。
「20歳未満の飲酒は法律で禁止されている」旨の記載義務
酒類を販売する際、事業者は「20歳未満の飲酒は法律で禁止されている」という文言、または「20歳未満のお客さまには酒類を販売しない」という文言を、商品を紹介するページや、カタログなど、お客さまに提供する情報にはっきりと記載することが義務付けられています。
酒類を販売する際は、商品や商品ページにこの注意書きを必ず入れるようお願いします。
購入者の年齢確認を確実に行うための工夫
注意書きの表示と合わせて、購入者が本当に20歳以上であることを確実に確認するための工夫も必要です。ネット販売では直接確認ができないため、ご注文時に入力フォームに「私は20歳以上です」といったチェックボックスを必須にしたり、商品を購入するページの目立つ場所に「20歳未満の方の購入は固くお断りします」という強いメッセージとともに、「購入完了をもって年齢確認に同意したものとみなします」という内容を明記したりすることが有効です。
※メルカリShopsでは酒類の購入時に、購入者に対して成人しているか確認する画面が表示されます
万が一、未成年者による購入が疑われる場合は、販売を取り消すなどの対応をためらわない姿勢も大切です。これらの対策を徹底することで、事業者としての責任を果たし、「安心して取引できるショップ」としてお客さまからの信頼をしっかりと得ていきましょう。
商品の魅力を伝えるための工夫
ネットショップでは、お客さまは実際に商品を手に取ったり、匂いをかいだりすることができません。だからこそ、写真と文字で、商品の魅力を最大限に伝える努力が重要になります。
特にお酒は、種類によって味や香りが大きく異なるため、単に「おいしい」と書くだけでは、お客さまには何も伝わりません。そのお酒の持つ物語や個性、こだわりを、具体的でわかりやすい言葉で丁寧に説明することが、お客さまの「買ってみたい」という気持ちを刺激する鍵となります。
具体的な情報を惜しみなく提供することで、他のショップとの差別化を図り、購入へと繋げましょう。
商品情報を詳細に記載するポイント(特定名称、製造日、内容量など)
お客さまに「このお酒が欲しい!」と選んでもらうためには、商品の詳細情報をしっかりと記載することが不可欠です。
例えば、日本酒なら「特定名称」(例:純米大吟醸、特別純米酒など)、ワインなら「ブドウの品種」や「生産年(ヴィンテージ)」といった専門的な情報を必ず盛り込みましょう。また、すべてのお酒に共通して、「製造年月(または製造日)」「内容量」「アルコール度数」「保存方法」などの基本情報は欠かせません。
さらに、そのお酒の「香りや味わいの特徴」「蔵元のこだわり」「おすすめの飲み方」や「このお酒に合う料理」といった、お客さまが具体的にイメージできる情報を加えることで、商品の魅力は何倍にも膨らみます。
これらの詳細情報は、お客さまの不安を解消し、信頼感を高める大切な要素となります。
安全な配送のための割れ物対策
ネットでお酒を販売する場合は、梱包に気をつけていないと、配送時に商品が破損してしまうリスクがあります。
お酒は瓶に入っているものも多いため、割れ物としての対策は、お客さま満足度を左右する非常に重要なポイントになります。もし商品が割れてお客さまの元に届いてしまったら、お客さまはがっかりしてしまい、ショップへの評価も下がってしまいます。
そのため、梱包と配送における「割れ物対策」は、単なる作業ではなく、お客さまへの心遣いを示す大切なサービスだと考えましょう。
丁寧で頑丈な梱包は、お客さまからの高評価とリピート購入に繋がる確かな一手です。
割れ物としての対策!丁寧な梱包と配送時の注意喚起
お酒を安全に届けるための梱包は、「少しやりすぎかな」と思うくらい丁寧に行うのが基本です。
まず、瓶は1本ずつエアキャップ(プチプチ)などの緩衝材でしっかり包みましょう。そのうえで、ダンボール箱に入れたときに瓶が動かないよう、隙間には緩衝材をしっかり詰めて固定します。
複数本をまとめて送る場合は、瓶同士がぶつからないように、厚手の仕切りや緩衝材を挟むことが大切です。
使用する箱も、中身の重さに耐えられる丈夫なものを選びましょう。
最後に、「ワレモノ注意」「ビン類」「天地無用」などのシールを箱の見やすい位置に貼ることで、配送業者の方にも丁寧に扱ってもらいやすくなります。
ネットでお酒を販売するメリット

実店舗でお酒を販売するのも魅力的ですが、ネットショップという舞台を選ぶことで、新たな可能性を手にすることができます。
これまで店舗の場所や時間的な制約で諦めていたこと、多くのお客さまに届けたかった想いなど、ネット販売特有の強みがそれらを解決してくれるチャンスがあります。ここでは、メルカリShopsをはじめとしたネット市場を販路に選ぶことで得られる、特に嬉しいメリットを具体的に見ていきましょう。
地理的な制限がない広範囲なお客さまへのアプローチが可能
ネットショップでお酒を販売する最大の魅力は、全国どこに住むお客さまにも、あなたの自慢のお酒を届けられることです。
実店舗では、どうしてもお店の近くに住むお客さまが中心になりますが、メルカリShopsをはじめとするネット販売なら、全国のお客さまを対象に販売できます。
たとえば、地方の小さな蔵元が造る希少な地酒や、地域限定のワインなど、「探していたけれど手に入らなかった」というお客さまにとって、あなたのショップがやっと見つけた理想のお店になるかもしれません。
このように、全国のお客さまへアプローチできることは、販売のチャンスを大きく広げ、あなたの事業を成長させる大きな力になります。
実店舗と異なり初期投資や固定費を抑えやすい
実店舗を持つ場合、お店の契約金、内装工事、毎月の家賃など、最初にかかる費用や毎月かかる固定費が非常に高くなります。
しかし、メルカリShopsのようなネットショップなら、このような費用を大幅に節約できます。高額な家賃や水道光熱費の負担がなく、必要なのはパソコンやスマートフォン、商品の在庫、そして梱包材くらいです。初期費用やランニングコストを低く抑えられる分、その資金を新しいお酒の仕入れや魅力的な商品写真の撮影など、お客さまに喜んでもらうための活動に集中して使うことができます。
リスクを抑えながら、自分のペースで効率よく事業を立ち上げ、育てていくことができるのは大きな強みです。
在庫リスクの管理と販売機会の最大化が可能
ネットショップは、実店舗と比べて在庫のリスクをより柔軟に管理できるというメリットがあります。
実店舗では、商品を陳列できるスペースに限りがあるため、どうしても置ける種類が限られてしまいます。しかし、メルカリShopsなら、「棚」にあらゆるお酒を登録しておけます。これにより、たくさんの種類を少しずつ仕入れる「多品種少量販売」など、在庫を抱えすぎない販売方法も取りやすくなります。
また、販売データを見て、売れ筋を強化したり、動きの鈍い商品をキャンペーンで売り切ったりするなど、販売戦略を迅速に調整しやすい点も魅力です。これにより、古い在庫を抱えるリスクを減らしながら、常にお客さまの求める商品を最適なタイミングで提供し、販売のチャンスを最大限に活かすことができます。
ネット市場でお酒を売る際の必ず守るべき注意点と規制

ネット市場でのお酒販売は、大きなチャンスであると同時に、事業者として守るべき責任と義務も伴います。特に酒類は、未成年者の飲酒を防ぐことや、販売許可制度など、法律による厳しいルールが設けられています。
これらの規制を「知らなかった」では済まされず、もし違反してしまうと、事業の停止や重い罰則に繋がる可能性があります。
大切なビジネスを長く、そして安心して続けるために、ここでは必ず押さえておくべき注意点と規制について確認していきましょう。
必要免許を必ず取得する
お酒を継続的に販売する事業を始めるにあたって、絶対に欠かせないのが、販売に必要な免許を事前に取得することです。
先ほどもお伝えした通り、ネット販売には「通信販売酒類小売業免許」などが必要です。この免許は、「お酒を売っていいですよ」という許可だけでなく、国が定める酒類販売業者としての責任と義務を負うことの証明でもあります。
免許の申請手続きには時間がかかるため、オンライン市場への出店を決めたら、酒類販売の免許申請を最優先で進めましょう。免許がない状態で販売を始めることは、法律で罰せられることになりますので、絶対に避けてください。
無免許販売は「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」の対象に
酒税法では、免許を持たずに継続的にお酒を販売する行為を重大な違反としており、違反した場合には「1年以下の懲役または50万円以下の罰金」という重い罰則が科せられる可能性があります。
これは、趣味でたまに売るのとは違い、利益を得る目的で定期的に販売するすべての行為に当てはまります。無免許での販売が発覚すれば、事業の継続は不可能となり、何よりも社会的な信用を完全に失ってしまいます。安全に、そして長く事業を続けるためにも、正規の手続きで必ず免許を取得することが最も重要です。
国産酒類販売における年間販売量の制限(3,000kl)について
通信販売酒類小売業免許を取得して国産の酒類を販売する場合、年間で販売できる量には「3,000キロリットル(kl)」という上限が設定されています。これは、国内で製造されたお酒(大手メーカーの日本酒やビールなど)に適用される制限です。
ただし、海外から輸入したお酒についてはこの制限はありません。この3,000klという量は、一般のネットショップにとっては非常に大きな量で、すぐに超えることは考えにくいですが、事業が大きく成長した際には関わってくる可能性があります。
この制限の詳しい内容は少し複雑なので、具体的な販売計画を立てる際は、一度、税務署に確認してみると安心です。
未成年飲酒防止対策と表示義務
お酒を販売する事業者として、20歳未満の方の飲酒を絶対に防ぐことは、社会に対する最も重要な責任です。法律によって、20歳未満の方への販売は厳しく禁止されており、この対策をしっかり行っているかが常に問われます。
ネット販売では、直接顔を見て年齢確認ができないからこそ、より厳重で徹底した対策が求められます。
「20歳未満の飲酒は法律で禁止されている」旨の記載義務の徹底
再度お伝えしますが、酒類の販売に関わる情報には「20歳未満の飲酒は法律で禁止されている」という文言を、必ず、そして目立つように記載しなければなりません。お客さまが必ず目にする場所に、他の情報に紛れてしまわないよう、ハッキリと表示しましょう。
この表示を怠ると、法令違反となり、未成年飲酒を容認していると見なされる恐れがあります。細かい部分にまで気を配り、表示義務を完全に果たしてください。
購入者の年齢確認を確実に行うための工夫
ネット通販では、商品購入の際に、お客さまに「購入をもって20歳以上であることに同意したものとみなします」といった明確な同意を得る仕組みを設けることが重要です。自己申告による年齢確認のプロセスを商品ページにしっかりと組み込みましょう。
もし、購入されたお客さまが20歳未満だと疑われる場合や、年齢確認が不十分であると判断した場合は、ためらわずに取引をキャンセルするなどの対応をとることが必要です。これらの対策を厳格に行うことで、20歳未満飲酒防止への真剣な姿勢を示し、事業者としての信頼を確固たるものにすることができます。
メルカリShopsへ出店して自慢のお酒を全国のお客さまへ届けましょう

インターネットの世界には、あなたが心を込めて選び、造り上げたお酒を全国のお客さまに届けられる、大きなチャンスが広がっています。
初期費用を抑えながら、地域の枠を超えて販路を広げられるメルカリShopsは、ビジネスを次のステージへ導く最適な場所です。
この記事で紹介したポイントを参考に準備を進め、ぜひメルカリShopsに出店してみてください。
あなたの自慢のお酒を、全国のお客さまへと届ける第一歩を踏み出しましょう。
メルカリShops法人開設まるわかりガイド

- 月額・年額無料
- 手数料は販売価格の10%と売上金を振り込む際の振込手数料のみ
- 最短2日で審査完了
ショップ開設申請時に準備するもの(※2025年10月時点)
メルカリShopsでは、「個人事業主」と「法人」の2つの種別でご登録いただけます。ご自身の状況に合わせて、必要な準備をご確認ください。

<法人の方>
- 事業者情報
- 登記簿に記載された代表者情報
- 売上金の振込口座情報※1
- 許認可証・許認可証画像※2
- ブランド審査手続きに必要な情報・書類※3
- 法人についての情報(登記簿住所もしくは本店の外観がわかる写真)※4
- メルカリShops登録情報・運営者情報
- 購入者へ表示する内容
<個人事業主の方>
- 許認可証・許認可証画像※2
- ブランド審査手続きに必要な情報・書類※3
- 売上金の振込口座情報※5
- 本人情報/本人確認書類の画像
- 個人事業主についての情報※6
- メルカリShops登録情報・運営者情報
- 購入者へ表示する内容
※1:法人名義の口座が必要です
※2: 許認可証が必要な商品を販売するには、ショップ開設時・情報変更時・許認可が必要な商品の出品時に許認可証の両提出と必要情報の入力が必要です
※3:当社定のブランド商品を販売する場合、必要事項の入力や書類の提出が必要です
※4:2025/10/22以降順次
※5:口座名義は個人事業主本人の名義または屋号を指定してください
※6:過去2年以内の所得税青色申告決算書・確定申告を税務署に提出したことを証明するためのスクリーンショット・メルカリShops以外の販路情報・ECサイト未運営の場合、実店舗の外観/住所がわかる写真のアップロードする必要があります
最新情報はメルカリShopsガイドをご確認ください。
審査は最短2日!スマホ・PCから申し込みが可能
リンク先より、申し込みから利用開始までは3ステップ!


また、食品・酒・中古品・化粧品・弊社指定ブランドなどをお取り扱いの場合は、以下が必要な場合があります。
事業者向けの便利な機能が充実!
2,300万人以上が毎月お買い物を楽しむフリマアプリ「メルカリ」市場に出店できるメルカリShopsでネットショップ運営に挑戦しましょう!


![[V77_MS_811]メルカリShopsでお酒を販売したい!必須資格や注意点・売上を伸ばすポイントを徹底解説](https://jp-news.mercari.com/contents/wp-content/uploads/2025/12/お酒のボトル.jpg)


