枯れてしまった観葉植物の処分。土や植木鉢などもあるため、どうやって処分したら良いかわからないとお困りの方も多いでしょう。本記事では観葉植物の処分方法を詳しくご紹介します。正しい処分方法と注意点を知って、観葉植物を気持ちよく手放しましょう。
本当に枯れてる?観葉植物を捨てる前に確認したいこと
観葉植物を処分するきっかけで多いのは、植物が枯れてしまったときなのではないでしょうか。実は枯れたと思っていた植物でも、後から復活することがあります。植物が枯れたと思った際に、チェックしておきたいポイントについて解説します。
植物の休眠期間ではないか
植物は気温が低くなると休眠期に入ることがあります。休眠期に入ると一時的に成長が止まるため、枯れてしまったように見えるかもしれません。
休眠期がどうかを見分けるには「根」と「枝」の状態を確認してみてください。
・根
休眠期の根はみずみずしさを保っていますが、枯れている場合は根が乾燥して黒ずみ、悪臭がします。
・枝
簡単にポキッと折れるようであれば、枯れている可能性が高いです。枯れると枝の中まで乾燥が広がります。休眠期かもしれないと思う場合は、乾燥に注意しながらお世話を続け、暖かい時期にまた元気になるのを待ちましょう。
元気がない植物の復活方法
元気がない植物でも、状態によっては復活できる場合があります。復活が見込める方法として、以下の手段が挙げられます。
・根詰まりや根腐れを取り除く
根が植木鉢いっぱいに広がって根詰まりを起こしている場合、栄養が植物全体に行き渡っていない可能性がありますので、大きな植木鉢に植え替えましょう。水のやりすぎなどで根腐れをおこしている場合は、その部分を切り落としてから植え替えると、復活する可能性があります。
・日当たりや室温を変えてみる
植物によって、直射日光を好むかどうかや、成長しやすい気温などが異なります。そのため、置き場所を変えるだけでも元気になる可能性があります。それぞれの植物に適した生育環境を調べて、植物が成長しやすい環境を整えると良いでしょう。
・元気な部分だけ挿し木や葉挿しをする
一部だけ枯れているのであれば、元気な茎や葉を使って、挿し木や葉挿しをして楽しむことも可能です。茎を水や土に植えて挿し木をすると、新しく根が生えてくることがあります。多肉植物など葉挿しができる場合は、葉を土に植えて根が生えるのを待ちましょう。
観葉植物を処分する方法
「観葉植物が枯れてしまった」「引っ越し先に置き場所がない」などの理由で、観葉植物を処分しなければならない場面が出てくることもあるでしょう。ここでは観葉植物の適切な処分方法について解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
家庭ゴミとして捨てる
観葉植物は、一般の家庭ゴミと同様に捨てることができます。捨てる場合は、物・植木鉢・土に分けて、それぞれ自治体で決められたルールに従って処分します。
・植物
植物は燃えるゴミとして処分できます。大きいサイズになると粗大ゴミ扱いになるケースもあります。小さくカットして燃えるゴミにすることもできますが、正確な捨て方は自治体のゴミルールを確認してください。
・植木鉢
植木鉢の素材に合わせて処分します。プラスチックや陶器など素材ごとに自治体で分別の仕方が定まっているため、地域のゴミルールに従って捨てます。
・土
土の分別区分は自治体によってさまざまです。燃えるゴミや燃えないゴミで回収しているところもあれば、自治体で回収していないところもあります。以下の「土の処分は要注意」の章もご参考ください。
燃えるゴミや燃えないゴミで捨てる場合は、一般の家庭ゴミと同様、無料で捨てることができます。ただし粗大ゴミ扱いとなった場合は、自治体ごとに決められた料金が必要です。
回収業者へ依頼する
電話やインターネットで回収業者に依頼して、観葉植物を処分する方法もあります。植木鉢に入れたままの状態で引き取ってもらえるのは嬉しいメリットです。
ただし観葉植物1点のみの回収だと、費用は数千円と割高になる点に注意が必要です。回収してもらいたいものが複数ある場合に向いている方法と言えます。
知人や友人に譲る
元気だけれども引っ越しや模様替えで観葉植物を手放したいと考えている人は、知り合いに譲るのもひとつの方法です。
お花や植物好きの人なら、喜んで受け取ってくれるでしょう。大切に育てた観葉植物を、顔見知りの人に引き続き育ててもらえると安心できるでしょう。
フリマアプリやオークションで売る
植物が枯れていないなら、フリマアプリやオークションで売るという手段もあります。観葉植物はインテリアアイテムとして人気が高いので売れる可能性があります。
上記のように処分に費用がかかるケースもある一方で、フリマアプリやオークションで購入されれば売上金を手に入れられるのが大きなメリット。また植物と土を分けて捨てるなどの手間がかからず、自宅から簡単に出品できる点も嬉しいところです。
土の処分は要注意
観葉植物を自分で捨てる際、「土の部分は他の植物に使えるかもしれない」と、取っておく方もいらっしゃるかもしれません。
しかし一度使った土は栄養素が無くなっているため、実は再利用には向いていません。土はなるべく処分するのがおすすめです。土の処分にはいくつか注意点があります。
マンションの敷地内や公園に捨ててはダメ
お住いのマンションやアパートの敷地にある花壇や近所の公園の植え込みなどに土を捨てるのはNGです。
公共の場所に土をまく行為は不法投棄とみなされ、厳しい罰則を科せられる可能性があります。自宅以外の場所に土を捨てるのは、絶対に止めましょう。
土は自治体で回収してもらえない場合も
土は燃えるゴミや燃えないゴミで処分できる自治体もありますが、一部の自治体では土の回収を行っていないところがあります。
自治体で回収してもらえない場合、ホームセンターや回収業者を利用することもできますが、回収に対応しているホームセンターは多くなく、回収業者への依頼は割高な費用がかかるといった点が気になるところです。
元気な観葉植物はメルカリで売るのが簡単!
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良いものを安く手に入れたい人が多く、需要がある
メルカリでは「欲しいものをできるだけ安く手に入れたい」というニーズが高い傾向にあります。観葉植物はインテリアアイテムとして人気がありますが、できるだけ費用を抑えて買いたいという人もいるでしょう。
また古い植木鉢は骨董品となっている場合もあります。骨董品として高値がつく場合もあるため、植木鉢の特徴から同じ植木鉢を見つけて、いくらで売られているか確認してみるのもおすすめです。
スマホからさくっと出品できる!
メルカリは登録費や年会費が無料で、スマートフォンのアプリから簡単に出品することが可能です。メルカリアプリをインストールしたら、商品の写真を撮って、商品説明を入力し、「出品する」をタッチするだけで簡単に出品できます。
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観葉植物は正しい処分方法で気持ちよく手放そう
観葉植物を処分するには、自治体で回収してもらうか回収業者に依頼する方法があります。まだ元気な観葉植物なら、知人に譲ったりフリマアプリで売るという選択もできます。
メルカリなら、利用者数が多いため売れやすく、簡単に出品が完了するのでおすすめです。
観葉植物の処分を考えている方は、メルカリでの出品も検討してみてください。