新しく食器棚を買い替えたときに、これまで使っていたものの処分方法に悩む方も少なくないでしょう。
また食器棚を処分する際は、できるだけ費用をかけない方法を選びたいところ。
この記事では、食器棚を処分する具体的な方法と、お得な手放し方をご紹介します。
食器棚処分の前に知っておきたい基礎知識
食器棚が古くなったり、新しいものに買い替えたい時、処分することが必要になります。
食器棚を処分する際には、知っておきたい基礎知識があります。
食器棚の処分にかかる平均的な費用
まず、食器棚の処分にかかる平均的な費用ですが、食器棚のサイズや材質、処分方法などによって異なります。
粗大ごみとして処分する場合の費用は、自治体によって異なりますが、数百円〜数千円程度が相場となります。
具体的な費用は、事前に各自治体のホームページを確認するか、直接問い合わせてみるとよいでしょう。
民間の回収業者に依頼することになる場合、費用は高くなりがちで、数千円から数万円程度になるケースが多いです。
まだ使える食器棚なら、リサイクルショップに引き取ってもらったり、フリマアプリで売却することで、無料で処分することも可能です。
処分時に気をつけるべきポイント
処分時に気をつけるべきポイントですが、まずは食器棚に残された食器や調味料などの中身をきちんと取り出し、食器棚自体が綺麗な状態になるように掃除することが重要です。
壊れている部分や鋭利な箇所があれば、安全のために事前に修理するか、適切に処理をしましょう。
また、食器棚を粗大ゴミとして出す場合、自治体のルールに従い、指定された方法で申し込みをする必要があります。
申し込み手順や収集日を事前に確認しておくことが大切です。
食器棚の寿命と処分のタイミング
一般的に食器棚は約10年から15年が寿命の目安とされています。
しかし、実際にはメンテナンスの状況や使用環境によって変わります。
たとえば、扉の開閉が困難になったり、棚板がたわんで物が安定しなくなったりした場合は、安全性の観点から処分を考えるべきでしょう。
また、リフォームや引越しでインテリアが変わるタイミングも、新しい食器棚に替える好機です。
無料で食器棚を処分する方法
壊れていなくてもまだ使える食器棚は、無料で処分できます。
無料どころか、買取や売却でお金に替えることも可能です。
食器棚を無料で処分する方法としては、以下の3点があります。
- 解体して「可燃ごみ」や「不燃ごみ」として廃棄する
- リサイクルショップに買い取ってもらう
- ネットオークション・フリマサービスに出品する
解体して「可燃ごみ」や「不燃ごみ」として廃棄する
解体・分解した状態で自治体が指定するサイズに収まるようなら、一般ごみとして食器棚を処分できます。
燃えるごみと不燃ごみに細かく分別をする必要がありますが、一般ごみとして捨てられるなら費用はかかりません。
ただ、サイズが大きい食器棚だと、分解するのも手間がかかり、ケガをするリスクもあるため注意が必要です。
リサイクルショップに買い取ってもらう
食器棚は、家具などを扱っているリサイクルショップで買い取ってもらうことができます。
リサイクルショップで売却できれば、不要品をお金に替えられます。
ただし、リサイクルショップで売却する場合、人気ブランド、かつ、使用感が少ないものでないと値段が付きにくい点には注意しなければいけません。
また、もし値段が付いたとしても、買取価格はショップ側に提示された金額になります。
ネットオークション・フリマサービスに出品する
食器棚は新品を購入しようとするとそれなりの金額がかかります。
そのため、中古でもいいからできるだけ安く買いたいという需要も一定数あり、フリマサービスやネットオークションなどで食器棚を探している方もいます。
ネットオークションの場合は、最低金額のみしか出品側は決められず、実際の購入金額はオークションで決まるため、コントロールすることはできません。
一方のフリマサービスでは、出品者が好きな販売価格を決められるため、納得のいく価格で手放すことができるのが魅力です。
有料で食器棚を処分する方法
有料で食器棚を処分する方法は、大きく分けて以下の2つあります。
- 粗大ゴミとして廃棄する
- 回収業者に依頼をする
それぞれの具体的な処分方法と、費用について解説していきます。
粗大ごみとして廃棄する
自治体の粗大ゴミ処分サービスを利用する方法です。
この場合は、自治体ごとに定められたルールに従い、処分を申し込む必要があります。
粗大ごみとして捨てる場合は、事前に自治体の粗大ごみ受付センターで予約を入れて、回収を依頼します。
その後、スーパーや郵便局、コンビニなどで粗大ごみ処理券を購入して、食器棚の見える場所に貼りつけます。
そして、指定の収集日時までに玄関先などの指定された場所に出しておけば、回収に来てくれます。
費用は自治体によって差がありますが、一般的には数百円から数千円程度で処分可能です。
ちなみに大阪府大阪市の場合、粗大ごみの回収にかかる費用は、以下の通りです。
- 食器棚(幅・奥行・高さの合計が2メートル未満):400円
- 食器棚(幅・奥行・高さの合計が2メートル以上2.5メートル未満):700円
- 食器棚(幅・奥行・高さの合計が2.5メートル以上):1,000円
費用や処分方法については、お住まいの自治体のホームページなどで確認しましょう。
この方法のメリットは、回収業者を利用するよりも安価であること、そして自治体が定めたルールに従う限り確実に処分してもらえることです。
デメリットは自分で食器棚を搬出場所まで運ぶ必要があるため、体力や時間が必要になることと、収集日が限られているため、計画的に処分する必要があることでしょう。
回収業者に依頼をする
専門の回収業者に依頼する方法です。
この場合、インターネットで検索するか、地域の情報誌などで業者を探し、直接連絡を取ります。
業者によっては、見積もりを無料で出してくれるところもありますので、事前に料金の目安を知ることができるでしょう。
一般的な食器棚の処分費用は、サイズや材質、搬出の難易度によって異なりますが、数千円から数万円程度が相場です。
この方法のメリットは、自宅まで来てくれて搬出から処分までを一手に引き受けてくれるため、手間が少ない点が挙げられます。
一方で、デメリットは費用がかかることと、事前に予約が必要な場合が多く、急ぎの処分には不向きなことがあります。
費用は依頼する業者によって異なりますので、複数社に見積もりを出してもらったうえで比較するのがおすすめです。
食器棚の処分ならメルカリに出品するのがおすすめ!
まだ使える食器棚を売りたいと考えているなら、「メルカリ」を利用するのがおすすめです。メルカリは、自宅にある不要品を簡単に出品できるフリマサービスです。
ここでは、メルカリを利用するメリットをご紹介します。
利用者が多いため早い段階で売れるかも
メルカリは、月間2,000万人以上のユーザーが集まる国内最大のフリマサービスです。
利用者が多いため、食器棚を探している方ともマッチングしやすく、買い手が見つかりやすいのが魅力です。
出品して早い段階で売れることも珍しくないので、不要になった食器棚をスピーディーに処分できる可能性が大いにあります。
販売価格を自分で決められる
メルカリでは、販売価格を出店者が自由に決められるため、納得のいく価格で買い取ってもらうことができます。
ただ、食器棚には適正価格があるため、適正価格に近い金額で出品した方が売れやすくなります。送料を出品者が負担する場合は、送料のことも忘れないようにして価格設定をしましょう。
梱包〜発送までお任せの「梱包・発送たのメル便」が利用できる
メルカリで売れた食器棚は、購入者に郵送で発送することになりますが、食器棚はサイズが大きいため、「梱包・発送たのメル便」を利用するのがおすすめです。
梱包・発送たのメル便は、メルカリとヤマトホームコンビニエンスが共同で提供している配送サービスです。送料は全国一律です。
自分で梱包や搬送をする必要がなく、プロの配送スタッフが自宅に来てくれて、食器棚の梱包から搬出、配送まで代行してくれます。
さらに梱包・発送たのメル便では、以下のような嬉しいメリットがあります。
【梱包・発送たのメル便のメリット】
- メルカリ公式の配送サービスなので安心して利用できる
- 宛名書き不要の匿名配送に対応している
- 80~450サイズまで幅広いサイズに対応している
- 万が一の配送トラブルが発生した際は、メルカリ運営局がサポートしてくれる
使い方がシンプルで簡単!初心者でもOK
メルカリは操作がシンプルで、初めて利用する人でも簡単に出品できるフリマアプリです。
メルカリで出品するときは、たったの3ステップで完了します。
写真を準備し、商品説明文を入力、出品するボタンを押したら完了です。使い方がとてもシンプルで簡単なので、誰でも気軽に利用することができる点が魅力です。
メルカリの出品方法は下記の記事でわかりやすく解説していますので、出品が初めての方はぜひ参考にしてみてください。
まとめ:食器棚の処分は計画的に
今回は、食器棚を処分する方法とお得な手放し方をご紹介しました。
食器棚の処分方法にはいくつかの選択肢が存在しますが、効率的、かつ、経済的な方法を選択できるよう、計画的に進めることが重要です。
食器棚の処分方法で一般的なのは、自治体の粗大ごみ回収を利用する方法です。しかし、これには手数料が発生することもあり、また日にちを指定される場合もあるため、計画的にスケジュールを立てる必要があります。
一方で、回収業者に依頼する方法もありますが、コストがかかる上に、悪質な業者に遭遇するリスクも考慮する必要があります。
こうした処分方法と比較して、最後に考えられるのが、メルカリなどのフリマアプリを使って売る方法です。この方法なら、不要な食器棚が誰かの役に立つ可能性があり、無駄なくリサイクルできます。
メルカリに出品すれば、自分が納得のいく価格で販売できます。
食器棚の処分には、ぜひメルカリをご活用ください。